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本編(聖の旅編)
第三十話 罠
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「本当についていっちゃっていいんですか?」
フレアが恥ずかしそうに聞いた。
「いいのよ。」
「でもあの・・・。」
「焼刃はからかわれるといつもああなの。だから平気。」
フレアが気にしていたのは、機嫌を直さない焼刃のことだった。
しかしすばるの方は焼刃をからかって遊んでいるので、どうしようもないのだ。
「・・・・そう・・・なんですか。」
それでもフレアは焼刃を見る。
「なぁすばる。」
焼刃は突然、真面目な顔に戻った。
「何?」
「・・・・俺達がこの魔界に入れた事自体、仕組まれてたらどうするよ?」
「・・・・・・・。」
すばるは焼刃の視線の先を見る。
そこには邪気で張った結界があった。
「・・・・・・そうね・・・・・。やっぱり、
立ち向かって計画をぶちこわすしかないんじゃない?」
うまく魔界に入り込めたと思っていたが、逆だった。
自分たちがうまく魔界におびき寄せられていたのだ。
「海上ルートよりヤバいぞこれは・・・・。」
とりあえず、結界に近寄ってみる。
フレアとリーダは心配そうにふたりを見た。
「・・・・・術者は誰かしら?」
すばるがそう呟くと、フレアが言う。
「・・・・・いないと思います・・・・・!!
その・・・・これ・・・・機械で張られてますから・・・・。」
「・・・・・!?どういうこと?」
そのまますばるは尋ねた。
「・・・神界には殆どありませんけど・・・・
魔界ではこういう単純なことは機械にさせるのが普通なんです。
そしたらあまり人を使ったり雇ったりしなくてすみますし・・・・
疲れないからずっと結界を張り続けるのも可能で・・・。」
「キカイ・・・。」
リーダはフレアの肩を叩く。
「フレア、解除の仕方はわかるね?」
「結界を張っている機械を探して壊せばいいわ。」
「そうだ。」
それだけ話すとリーダは焼刃の隣へ行く。
「詳しい話は機械を探しながらしましょう。ふたてに分かれます。
フレア、神無夫人をご案内しなさい。」
「・・・・神無ふじ・・・・・はいっ、わかりました!!」
焼刃もすばるも状況を飲み込めないままでいたが、
リーダとフレアはそれぞれ彼らの手を引いた。
「お手伝いします!」
「どうしてそこまで・・・・・・。」
「聖様に・・・・“七大神の”聖様にご恩があるからです。恩は返さなければ!」
リーダの言葉は、聖がどれだけ大変なことをしたかを語っているようだった。
「あなたも七大神・・・の奥様だったのですね!」
走りながらフレアは言う。リーダは気付いていたが、
フレアは彼らの正体に気付いていなかったのだ。
「ええ、そうよ。このさい自己紹介しちゃうわね。私は神無 すばる。
お世話になるわ。」
「任せてください!魔界には住んでいないけれど、魔界のことなら結構知ってます!」
フレアはにっこり笑って言った。
「そういえば・・・・・あなたの神絹には見覚えがあるわ。
聖はそんな貴重なものをあなたに譲ったのね。」
すばるが冗談交じりにいうとフレアはまた照れる。
「いえ・・・聖様は神絹がどんなものかさえご存じありませんでした。
これは私がねだって譲って頂いたのです。
・・・・勿論代わりの物はお渡ししましたが。」
彼女は神絹に触れながら言った。
「あら・・・・もうそんな仲?」
「違いますっ!!」
すばるのひやかしにはフレアもまいってしまう。
なごやかな雰囲気の中、フレアは前方に障害を見つけた。
「すばる様・・・どうしましょう?」
渡ろうと思っていた橋が落ちているのだ。
下は川・・・ではなく街が広がっている。
魔界は神界に比べ土地が狭いので、都市は高層化し、
それでも使い切れない高い場所の空間を利用するために
建物と建物の間には橋が架けられている。
「落ちたら死ぬわね。」
「・・・当たり前です・・っ!!」
すばるは意外と余裕である。
「私に掴まってちょうだい。」
フレアは意味を理解せぬまますばるに近寄る。
すると自信満々な神無夫人はフレアを抱き上げた。
「私を離したらあなた・・・死ぬわよ。」
「え・・・!?」
戸惑うフレアを無視して、すばるは橋を飛び降りた。
「え・・・え!?何やってるんですか!!」
「火嵐!」
すばるが呟くとふたりの女は炎に包まれる。
その炎は次第に彼女らの下に集まっていき、爆発した。
「きゃあっ!」
フレアが叫んだのと同時に、すばるは橋の向こう側に着地。
「さぁフレア、案内して。それと、魔界の事も詳しく教えてちょうだい。」
「・・・・・・はい!」
フレアは見かけに似合わぬすばるの大胆な性格に驚きつつも、
自分も強い女になりたいなと思った。
「・・・・・魔界にはわけのわからないものがいっぱいあるけど・・・・
とりあえず今は、キカイについて教えてくれないか。」
走りながら、焼刃はリーダに問う。
「・・・残念ながら、機械がどういう仕組みなのかは私にもわかりませんが・・・、
単純作業の他に人の能力の限界を超えた作業もできるものですね。」
「・・・いや、わかんないって。」
焼刃は頭を掻いた。するとリーダは前方を指さした。
「例えばあれ。」
「・・・・?」
「荷物がたくさん載っているでしょう。
あれはトラックといいまして・・・車という機械です。
人がひとりで運べる荷物はひとつかふたつですが、
あれを使えば五十・・・百でも荷物が運べます。」
焼刃は“トラック”を見る。少し首を傾げながら。
「クルマ・・・?荷物がたくさん運べるって?」
「はい、あれはそういう車です。」
「???」
異文化の話は理解の速度が落ちる。
「人がたくさん乗れる車もあります。」
「・・・・・機械の種類のひとつに“クルマ”があって、
そのクルマにも種類があるってこと?」
「ええ、それはもうたくさんの種類がありますよ。例えば・・・。」
リーダは辺りを見回す。
「いや、いい、いいよクルマは!訳わかんなくなりそうだから!!」
焼刃は慌てて説明を断った。
「・・・そうですね、本題もそこじゃありませんし。」
リーダもあっさり説明をやめる。
「あの光っているのは?前からずっと気になってたんだけど。」
焼刃が次に興味を持ったのは、薄暗い魔界を照らすもの・・・・。
道に等間隔に立っている棒と光である。
「あれは電灯ですね。神界でも夜になったら大きな街は町中の燭台を灯すでしょう?
電灯はいわば、火が無くても明るい燭台ですよ。
火の代わりに電球がはいってますから。」
「あ・・・そうなの。」
はっきり言って焼刃にはちんぷんかんぷんだったが、
それ以上聞くとまた訳のわからない話になりそうだったので
わかったような返事をした。
「でもさ・・・そんな便利そうな物が、どうして神界にないんだろうなぁ・・・。」
独り言のつもりで言った。しかしリーダは聞いていた。
「・・・魔界の機械や文明の産物を神界に持ち出したら、
政府に処刑されちゃいますよ。
魔界の歴史ってはっきりしてなくて私もよく知らないんですけど、
歴史と関係あるみたいですね・・・・。 とにかく重罪です、重罪!」
「・・・・そ、そうなのか?」
長い間神界を統治してきたとはいえ、魔界だけは謎が多い。
「まぁ、私やフレアには関係ありませんけどね。
魔界に住んでいる訳じゃありませんし、機械にもいう程興味はありませんから。」
「そうか・・・・。」
フレアは自分が魔物の端くれだと言った。
彼らは魔族の姿をしているが、正体はまた別なのだろう。
そして魔族ではないということから、魔界に居づらくなってしまったに違いない。
そのくらいは焼刃にも推測できた。
「おいリーダ。そんな嫌な臭いの奴とどこに行くんだ?」
「!!」
リーダを呼び止める声。
「そういやぁお前の妹は、最近神によく近づくって聞いてたが・・・・
なんだ、貴様もそうだったのか。」
声の主は黒髪に黒い革のコート、煙草を銜えた質の悪そうな男だ。
「俺達がお前ら魔物を哀れんで魔界のはしっこに出入りするくらいいいかって
許してやってんの・・・・気付いてない訳じゃあないだろ?」
「ああ、知ってるさ。だからなんだい?ポース。」
リーダは毅然とした態度だ。
「神のお友達をこんな所に連れてくるんだったら・・・
もうこの街に入れてやんねぇぞ?」
「・・・・・そうか。ならもう来ない。文句あるか?」
「なっ!!」
リーダの言動は焼刃も驚かせた。
「別に私は魔界に居たい訳じゃない。
神界で買い物がしにくいからこっちに来てただけだ。
魔界に興味はあまりないから、来るなって言うのならもう来ない。それだけだよ。」
「貴様っ・・・!恩を仇で返す気かぁ!?」
チンピラは・・・いや、ポースと呼ばれる男は
腰にぶら下げていたナイフでリーダに斬りかかった。
リーダは自分の腰の剣で受け止める。
「恩?そんなもの感じていないよ。むしろ恨んでる。」
「言わせておけば・・・・!」
リーダはポースを押し返した。
「私の両親は、君たち魔族に喰い殺されたのだからね!」
フレアが恥ずかしそうに聞いた。
「いいのよ。」
「でもあの・・・。」
「焼刃はからかわれるといつもああなの。だから平気。」
フレアが気にしていたのは、機嫌を直さない焼刃のことだった。
しかしすばるの方は焼刃をからかって遊んでいるので、どうしようもないのだ。
「・・・・そう・・・なんですか。」
それでもフレアは焼刃を見る。
「なぁすばる。」
焼刃は突然、真面目な顔に戻った。
「何?」
「・・・・俺達がこの魔界に入れた事自体、仕組まれてたらどうするよ?」
「・・・・・・・。」
すばるは焼刃の視線の先を見る。
そこには邪気で張った結界があった。
「・・・・・・そうね・・・・・。やっぱり、
立ち向かって計画をぶちこわすしかないんじゃない?」
うまく魔界に入り込めたと思っていたが、逆だった。
自分たちがうまく魔界におびき寄せられていたのだ。
「海上ルートよりヤバいぞこれは・・・・。」
とりあえず、結界に近寄ってみる。
フレアとリーダは心配そうにふたりを見た。
「・・・・・術者は誰かしら?」
すばるがそう呟くと、フレアが言う。
「・・・・・いないと思います・・・・・!!
その・・・・これ・・・・機械で張られてますから・・・・。」
「・・・・・!?どういうこと?」
そのまますばるは尋ねた。
「・・・神界には殆どありませんけど・・・・
魔界ではこういう単純なことは機械にさせるのが普通なんです。
そしたらあまり人を使ったり雇ったりしなくてすみますし・・・・
疲れないからずっと結界を張り続けるのも可能で・・・。」
「キカイ・・・。」
リーダはフレアの肩を叩く。
「フレア、解除の仕方はわかるね?」
「結界を張っている機械を探して壊せばいいわ。」
「そうだ。」
それだけ話すとリーダは焼刃の隣へ行く。
「詳しい話は機械を探しながらしましょう。ふたてに分かれます。
フレア、神無夫人をご案内しなさい。」
「・・・・神無ふじ・・・・・はいっ、わかりました!!」
焼刃もすばるも状況を飲み込めないままでいたが、
リーダとフレアはそれぞれ彼らの手を引いた。
「お手伝いします!」
「どうしてそこまで・・・・・・。」
「聖様に・・・・“七大神の”聖様にご恩があるからです。恩は返さなければ!」
リーダの言葉は、聖がどれだけ大変なことをしたかを語っているようだった。
「あなたも七大神・・・の奥様だったのですね!」
走りながらフレアは言う。リーダは気付いていたが、
フレアは彼らの正体に気付いていなかったのだ。
「ええ、そうよ。このさい自己紹介しちゃうわね。私は神無 すばる。
お世話になるわ。」
「任せてください!魔界には住んでいないけれど、魔界のことなら結構知ってます!」
フレアはにっこり笑って言った。
「そういえば・・・・・あなたの神絹には見覚えがあるわ。
聖はそんな貴重なものをあなたに譲ったのね。」
すばるが冗談交じりにいうとフレアはまた照れる。
「いえ・・・聖様は神絹がどんなものかさえご存じありませんでした。
これは私がねだって譲って頂いたのです。
・・・・勿論代わりの物はお渡ししましたが。」
彼女は神絹に触れながら言った。
「あら・・・・もうそんな仲?」
「違いますっ!!」
すばるのひやかしにはフレアもまいってしまう。
なごやかな雰囲気の中、フレアは前方に障害を見つけた。
「すばる様・・・どうしましょう?」
渡ろうと思っていた橋が落ちているのだ。
下は川・・・ではなく街が広がっている。
魔界は神界に比べ土地が狭いので、都市は高層化し、
それでも使い切れない高い場所の空間を利用するために
建物と建物の間には橋が架けられている。
「落ちたら死ぬわね。」
「・・・当たり前です・・っ!!」
すばるは意外と余裕である。
「私に掴まってちょうだい。」
フレアは意味を理解せぬまますばるに近寄る。
すると自信満々な神無夫人はフレアを抱き上げた。
「私を離したらあなた・・・死ぬわよ。」
「え・・・!?」
戸惑うフレアを無視して、すばるは橋を飛び降りた。
「え・・・え!?何やってるんですか!!」
「火嵐!」
すばるが呟くとふたりの女は炎に包まれる。
その炎は次第に彼女らの下に集まっていき、爆発した。
「きゃあっ!」
フレアが叫んだのと同時に、すばるは橋の向こう側に着地。
「さぁフレア、案内して。それと、魔界の事も詳しく教えてちょうだい。」
「・・・・・・はい!」
フレアは見かけに似合わぬすばるの大胆な性格に驚きつつも、
自分も強い女になりたいなと思った。
「・・・・・魔界にはわけのわからないものがいっぱいあるけど・・・・
とりあえず今は、キカイについて教えてくれないか。」
走りながら、焼刃はリーダに問う。
「・・・残念ながら、機械がどういう仕組みなのかは私にもわかりませんが・・・、
単純作業の他に人の能力の限界を超えた作業もできるものですね。」
「・・・いや、わかんないって。」
焼刃は頭を掻いた。するとリーダは前方を指さした。
「例えばあれ。」
「・・・・?」
「荷物がたくさん載っているでしょう。
あれはトラックといいまして・・・車という機械です。
人がひとりで運べる荷物はひとつかふたつですが、
あれを使えば五十・・・百でも荷物が運べます。」
焼刃は“トラック”を見る。少し首を傾げながら。
「クルマ・・・?荷物がたくさん運べるって?」
「はい、あれはそういう車です。」
「???」
異文化の話は理解の速度が落ちる。
「人がたくさん乗れる車もあります。」
「・・・・・機械の種類のひとつに“クルマ”があって、
そのクルマにも種類があるってこと?」
「ええ、それはもうたくさんの種類がありますよ。例えば・・・。」
リーダは辺りを見回す。
「いや、いい、いいよクルマは!訳わかんなくなりそうだから!!」
焼刃は慌てて説明を断った。
「・・・そうですね、本題もそこじゃありませんし。」
リーダもあっさり説明をやめる。
「あの光っているのは?前からずっと気になってたんだけど。」
焼刃が次に興味を持ったのは、薄暗い魔界を照らすもの・・・・。
道に等間隔に立っている棒と光である。
「あれは電灯ですね。神界でも夜になったら大きな街は町中の燭台を灯すでしょう?
電灯はいわば、火が無くても明るい燭台ですよ。
火の代わりに電球がはいってますから。」
「あ・・・そうなの。」
はっきり言って焼刃にはちんぷんかんぷんだったが、
それ以上聞くとまた訳のわからない話になりそうだったので
わかったような返事をした。
「でもさ・・・そんな便利そうな物が、どうして神界にないんだろうなぁ・・・。」
独り言のつもりで言った。しかしリーダは聞いていた。
「・・・魔界の機械や文明の産物を神界に持ち出したら、
政府に処刑されちゃいますよ。
魔界の歴史ってはっきりしてなくて私もよく知らないんですけど、
歴史と関係あるみたいですね・・・・。 とにかく重罪です、重罪!」
「・・・・そ、そうなのか?」
長い間神界を統治してきたとはいえ、魔界だけは謎が多い。
「まぁ、私やフレアには関係ありませんけどね。
魔界に住んでいる訳じゃありませんし、機械にもいう程興味はありませんから。」
「そうか・・・・。」
フレアは自分が魔物の端くれだと言った。
彼らは魔族の姿をしているが、正体はまた別なのだろう。
そして魔族ではないということから、魔界に居づらくなってしまったに違いない。
そのくらいは焼刃にも推測できた。
「おいリーダ。そんな嫌な臭いの奴とどこに行くんだ?」
「!!」
リーダを呼び止める声。
「そういやぁお前の妹は、最近神によく近づくって聞いてたが・・・・
なんだ、貴様もそうだったのか。」
声の主は黒髪に黒い革のコート、煙草を銜えた質の悪そうな男だ。
「俺達がお前ら魔物を哀れんで魔界のはしっこに出入りするくらいいいかって
許してやってんの・・・・気付いてない訳じゃあないだろ?」
「ああ、知ってるさ。だからなんだい?ポース。」
リーダは毅然とした態度だ。
「神のお友達をこんな所に連れてくるんだったら・・・
もうこの街に入れてやんねぇぞ?」
「・・・・・そうか。ならもう来ない。文句あるか?」
「なっ!!」
リーダの言動は焼刃も驚かせた。
「別に私は魔界に居たい訳じゃない。
神界で買い物がしにくいからこっちに来てただけだ。
魔界に興味はあまりないから、来るなって言うのならもう来ない。それだけだよ。」
「貴様っ・・・!恩を仇で返す気かぁ!?」
チンピラは・・・いや、ポースと呼ばれる男は
腰にぶら下げていたナイフでリーダに斬りかかった。
リーダは自分の腰の剣で受け止める。
「恩?そんなもの感じていないよ。むしろ恨んでる。」
「言わせておけば・・・・!」
リーダはポースを押し返した。
「私の両親は、君たち魔族に喰い殺されたのだからね!」
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