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本編(神界大戦編)
第五十二話 楓の策
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まるであの日の出来事が夢のようだ。
否、聖と会ったこと、聖と過ごした日々が・・・・・夢のようだ。
光都ポーリアでは、魔界政府軍を迎え撃つ準備が進んでいる。
レタリアでの闘いは?・・・もう、あの時には遅かった。
時の神殿を出るまで、皆は聖のことばかり考えていた。
だが時の神殿を出た瞬間、そういうわけにはいかなくなったのだ。
魔界政府軍の突然の侵略。どうして、今更・・・・。
「君が何か思いあたることはないかい、リーン?」
聖夜にリーンと呼ばれたのは桃色の髪の女性。
彼女は神界政府軍の指揮を執っていた。将軍・結城 聖夜の代理として。
聖夜の生前は将軍の補佐として働いていた、女だが頭の切れる者だ。
「申し訳ありません・・・私は・・・何も。」
リーンの声は暗い。
「君が気にすることはないんだよ。
レタリア占領はだれも予想しなかったことだろう。」
レタリア近郊での闘いは、
全滅の可能性を感じたリーンが全軍撤退の命令を出し敗戦。
経済都市は奪われたままなので、光都ポーリアもほうっておけば
いずれ機能を停止する。
逆に言えば、ポーリアが弱るまでは
魔界政府軍は襲ってこないだろうと言う判断から、
今はこうやって話し合いをしているわけだが。
聖夜が目覚めてもう半月が経っていた。
神にとってそれは短い短い時間だったが、
その短期間に起きた事件はあまりにも衝撃的だった。
「聖夜さま、あたし達が魔界政府軍を迎え撃つ意味はあるの?」
不意に、楓が言った。
楓だけが、“現在”を感じさせる存在。彼女がいなければ、
今を千年前と錯覚してしまいそうになる。
「楓。それはどういう意味だい?」
聖夜は、興味深い、そんな表情で言った。
「相手が狙ってるのは何?
とにかく、ポーリアの機能が停止したら相手は襲ってくるんでしょ?」
「・・・・・・・おそらく。」
「こっちまで軍を動かす意味はあるの?
こっちが軍を動かしたら、戦争になっちゃうじゃない。」
誰もが楓の顔を見た。何を言い出すのだろう、この娘は。
「相手をおびき出して、どこか狭めの場所に誘い込んで七大神だけで闘うの。
リーン様の話では、優秀な兵はかなりやられちゃったって言うし・・・・。
あたし、ひとつきくらいなら水だけでも闘えるわよ?貧しい村で育ったからね。」
「!!!」
歴史上聞いたこともない無謀な作戦。
「楓様、いくらなんでもそれは・・・!」
リーンが思わず口を挟んだ。
「ええと、反論の前に言わせて貰うと、あたしに“様”は要らないと思うけど・・・・。」
「いいえ!楓様は七大神のおひとりです。
楓様こそ、私などに“様”をつけるのをおやめください。」
リーンのやたらかしこまった態度に楓は頭を掻いた。
「話に乗らせてもらうと、よぅ考えたらわしらにも“様”は要らんな楓。
最初は知らんかったからそのまんまになってたけど、わしらは対等や。」
波人が更に口を挟む。
「わ、わかった!!わかったけど気持ちの整理つかないからその話は後!!
そ、それでね・・・。」
楓は顔を真っ赤にして話を強引に元に戻した。
彼女は七大神と行動を共にしていても、
自分は貧民の村の娘だという意識が強かったのだ。
「あたし、思うの。戦争で護るものは何?名誉?土地?・・・・違うんじゃない?」
楓の意見は、貧民ならでは。
「人よ。広い土地なんて無くたって、人は生きていける。
名誉をかなぐり捨てたって、人は生きていけるよ。
あたしだって、女を捨てて熱気と狂気で気のおかしくなりそうな
闘技場で荒稼ぎしてたし。
・・・でもね。人がいなくちゃ、何にもならないんだよ。
神界七大神って、“神界の護り人”なんでしょ?
だったら、命懸けて護ろうよ。神界の人達。
・・・・大丈夫だよ。相手にするのは、能力者とかそんなんじゃなくて、
訓練を受けた兵隊さんなんだからさ。」
「そんな・・・無謀な。それでもし七大神に何かあったら、どうするのです!?
相手が攻め入ってきた時の為の神界政府軍!
私は・・・そんな作戦は反対です!!」
リーンは怒鳴るような、もしくは叫ぶような声で言った。
しばしの、沈黙。
「・・・・・・・聖ならやるだろう。」
シヴァが、ぽつりと言った。
「リーン、俺達は貴族じゃないんだ。お前には感謝してる。
昔と変わらぬ冷静な意見を述べてくれるからな。
神界政府軍には他の仕事を頼もうと思う。」
「・・・・なんでしょう?」
リーンは、唇を噛んでいた。バカにされたわけではないのはわかっている。
だが彼女は、貴族の出。常識を越える彼らの意見に、
今回“も”ついて行けなかったのが悔しい。
「レタリアの奪還だ。主力部隊がこちらに来てから、あそこを取り返して欲しい。
やはりあそこは、神界にとってなくてはならない都市だからな。」
「・・・・・・・わかりました。」
大戦を避ける。避けてみせる。
楓の意見がきっかけで、話はそういう方向にまとまった。
少し前まで、大戦にうち勝つ方法ばかり考えていたというのに。
リーンは作戦を練るため、部屋を出ていった。
空はもう夜になっていた。
楓は、ポーリアの宮殿のバルコニーから澄んだ空と月を眺める。
不思議なことに、この宮殿には誰も住んでいない。
それは、神界に王がいないからだ。
七大神の現れる前の神界は、この宮殿に神界全域を支配する王がいたんだとか。
「楓、ここにいたのか。」
後ろから声を掛けたのはシヴァだった。
「シヴァさま・・・。」
「最近、話し合いの時以外はひとりでいることが多いな。どうした?」
シヴァは楓の隣に来る。
「・・・なんか、あたしが居てもいいのかなー、って思えて。
ここ半月、一日一日が一瞬で終わるように過ぎていったから、
仕方ないと思うけど・・・・。
聖がまるで、最初からいなかったような気がして怖い・・・・。
あたし自身、聖のこと思い出す日が少なくて・・・・それで。」
「ああ、何かおかしいな・・・。」
「・・・・・・・。」
シヴァは、空を見上げた。視線の先は、楓と同じ月。
「聖夜もリーンの上司の手前平然としているが・・・・。
このまま時が過ぎるのが怖いと、いつも言っている。」
・・・・・・・・・・そのうち、あたしもいなくなっちゃうんじゃないかなぁ・・・。
楓は、そんな気がしていた。して当然である。
「・・・・・・楓。お前だけは死ぬな。」
シヴァが低い声で言った。
「運命には抗えないんじゃない?
それに、あたしよりローザさまのほうが頼りになるんじゃない?」
楓は、わざと挑戦的に反論する。
「そういう問題じゃない。
そういう問題じゃないのに、そういう風に流れていく運命がどうかしてるんだ。」
「・・・・本気でそう思ってくれるの?」
「ああ。・・・・これ以上状況が悪化するようなら・・・・どうしたもんだろうな。
気がおかしくなりそうだ。
三大神が・・・最高神とわかっていても、信じることができない。」
楓は目を見開いた。シヴァの口から、こんな弱気な言葉が出るなんて。
「三大神さまと言えば・・・聖夜さまは・・・魔王討伐を黙って、
引き受けたって話よね?」
「・・・・・・・・近いうちに本人に聞いてもいいな・・・。」
時の神殿に入る前の話し合いを思い出す。
・・・三大神の欲しいもの。聖夜が魔王討伐を黙って引き受けた理由。
狂ったように思えた歯車は思うほど狂ってはなく、恐ろしく正確に回っている。
狂ったと思うのは彼らだけなのだろう。
実際は、全てが三大神の予定通りなのかもしれない・・・。
否、聖と会ったこと、聖と過ごした日々が・・・・・夢のようだ。
光都ポーリアでは、魔界政府軍を迎え撃つ準備が進んでいる。
レタリアでの闘いは?・・・もう、あの時には遅かった。
時の神殿を出るまで、皆は聖のことばかり考えていた。
だが時の神殿を出た瞬間、そういうわけにはいかなくなったのだ。
魔界政府軍の突然の侵略。どうして、今更・・・・。
「君が何か思いあたることはないかい、リーン?」
聖夜にリーンと呼ばれたのは桃色の髪の女性。
彼女は神界政府軍の指揮を執っていた。将軍・結城 聖夜の代理として。
聖夜の生前は将軍の補佐として働いていた、女だが頭の切れる者だ。
「申し訳ありません・・・私は・・・何も。」
リーンの声は暗い。
「君が気にすることはないんだよ。
レタリア占領はだれも予想しなかったことだろう。」
レタリア近郊での闘いは、
全滅の可能性を感じたリーンが全軍撤退の命令を出し敗戦。
経済都市は奪われたままなので、光都ポーリアもほうっておけば
いずれ機能を停止する。
逆に言えば、ポーリアが弱るまでは
魔界政府軍は襲ってこないだろうと言う判断から、
今はこうやって話し合いをしているわけだが。
聖夜が目覚めてもう半月が経っていた。
神にとってそれは短い短い時間だったが、
その短期間に起きた事件はあまりにも衝撃的だった。
「聖夜さま、あたし達が魔界政府軍を迎え撃つ意味はあるの?」
不意に、楓が言った。
楓だけが、“現在”を感じさせる存在。彼女がいなければ、
今を千年前と錯覚してしまいそうになる。
「楓。それはどういう意味だい?」
聖夜は、興味深い、そんな表情で言った。
「相手が狙ってるのは何?
とにかく、ポーリアの機能が停止したら相手は襲ってくるんでしょ?」
「・・・・・・・おそらく。」
「こっちまで軍を動かす意味はあるの?
こっちが軍を動かしたら、戦争になっちゃうじゃない。」
誰もが楓の顔を見た。何を言い出すのだろう、この娘は。
「相手をおびき出して、どこか狭めの場所に誘い込んで七大神だけで闘うの。
リーン様の話では、優秀な兵はかなりやられちゃったって言うし・・・・。
あたし、ひとつきくらいなら水だけでも闘えるわよ?貧しい村で育ったからね。」
「!!!」
歴史上聞いたこともない無謀な作戦。
「楓様、いくらなんでもそれは・・・!」
リーンが思わず口を挟んだ。
「ええと、反論の前に言わせて貰うと、あたしに“様”は要らないと思うけど・・・・。」
「いいえ!楓様は七大神のおひとりです。
楓様こそ、私などに“様”をつけるのをおやめください。」
リーンのやたらかしこまった態度に楓は頭を掻いた。
「話に乗らせてもらうと、よぅ考えたらわしらにも“様”は要らんな楓。
最初は知らんかったからそのまんまになってたけど、わしらは対等や。」
波人が更に口を挟む。
「わ、わかった!!わかったけど気持ちの整理つかないからその話は後!!
そ、それでね・・・。」
楓は顔を真っ赤にして話を強引に元に戻した。
彼女は七大神と行動を共にしていても、
自分は貧民の村の娘だという意識が強かったのだ。
「あたし、思うの。戦争で護るものは何?名誉?土地?・・・・違うんじゃない?」
楓の意見は、貧民ならでは。
「人よ。広い土地なんて無くたって、人は生きていける。
名誉をかなぐり捨てたって、人は生きていけるよ。
あたしだって、女を捨てて熱気と狂気で気のおかしくなりそうな
闘技場で荒稼ぎしてたし。
・・・でもね。人がいなくちゃ、何にもならないんだよ。
神界七大神って、“神界の護り人”なんでしょ?
だったら、命懸けて護ろうよ。神界の人達。
・・・・大丈夫だよ。相手にするのは、能力者とかそんなんじゃなくて、
訓練を受けた兵隊さんなんだからさ。」
「そんな・・・無謀な。それでもし七大神に何かあったら、どうするのです!?
相手が攻め入ってきた時の為の神界政府軍!
私は・・・そんな作戦は反対です!!」
リーンは怒鳴るような、もしくは叫ぶような声で言った。
しばしの、沈黙。
「・・・・・・・聖ならやるだろう。」
シヴァが、ぽつりと言った。
「リーン、俺達は貴族じゃないんだ。お前には感謝してる。
昔と変わらぬ冷静な意見を述べてくれるからな。
神界政府軍には他の仕事を頼もうと思う。」
「・・・・なんでしょう?」
リーンは、唇を噛んでいた。バカにされたわけではないのはわかっている。
だが彼女は、貴族の出。常識を越える彼らの意見に、
今回“も”ついて行けなかったのが悔しい。
「レタリアの奪還だ。主力部隊がこちらに来てから、あそこを取り返して欲しい。
やはりあそこは、神界にとってなくてはならない都市だからな。」
「・・・・・・・わかりました。」
大戦を避ける。避けてみせる。
楓の意見がきっかけで、話はそういう方向にまとまった。
少し前まで、大戦にうち勝つ方法ばかり考えていたというのに。
リーンは作戦を練るため、部屋を出ていった。
空はもう夜になっていた。
楓は、ポーリアの宮殿のバルコニーから澄んだ空と月を眺める。
不思議なことに、この宮殿には誰も住んでいない。
それは、神界に王がいないからだ。
七大神の現れる前の神界は、この宮殿に神界全域を支配する王がいたんだとか。
「楓、ここにいたのか。」
後ろから声を掛けたのはシヴァだった。
「シヴァさま・・・。」
「最近、話し合いの時以外はひとりでいることが多いな。どうした?」
シヴァは楓の隣に来る。
「・・・なんか、あたしが居てもいいのかなー、って思えて。
ここ半月、一日一日が一瞬で終わるように過ぎていったから、
仕方ないと思うけど・・・・。
聖がまるで、最初からいなかったような気がして怖い・・・・。
あたし自身、聖のこと思い出す日が少なくて・・・・それで。」
「ああ、何かおかしいな・・・。」
「・・・・・・・。」
シヴァは、空を見上げた。視線の先は、楓と同じ月。
「聖夜もリーンの上司の手前平然としているが・・・・。
このまま時が過ぎるのが怖いと、いつも言っている。」
・・・・・・・・・・そのうち、あたしもいなくなっちゃうんじゃないかなぁ・・・。
楓は、そんな気がしていた。して当然である。
「・・・・・・楓。お前だけは死ぬな。」
シヴァが低い声で言った。
「運命には抗えないんじゃない?
それに、あたしよりローザさまのほうが頼りになるんじゃない?」
楓は、わざと挑戦的に反論する。
「そういう問題じゃない。
そういう問題じゃないのに、そういう風に流れていく運命がどうかしてるんだ。」
「・・・・本気でそう思ってくれるの?」
「ああ。・・・・これ以上状況が悪化するようなら・・・・どうしたもんだろうな。
気がおかしくなりそうだ。
三大神が・・・最高神とわかっていても、信じることができない。」
楓は目を見開いた。シヴァの口から、こんな弱気な言葉が出るなんて。
「三大神さまと言えば・・・聖夜さまは・・・魔王討伐を黙って、
引き受けたって話よね?」
「・・・・・・・・近いうちに本人に聞いてもいいな・・・。」
時の神殿に入る前の話し合いを思い出す。
・・・三大神の欲しいもの。聖夜が魔王討伐を黙って引き受けた理由。
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