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本編(神界大戦編)
第五十七話 神界政府軍の救世主
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暗く薄気味悪い地下道。
それは何千年も前、神界王ジャムラが“もしも”レタリアが襲われたときに
当時の首都ポーリアから誰にも気付かれずに
軍をレタリアに送るため作らせたものだった。
地下道掘りは極めてレベルの高い能力者のみで行われたという。
普通なら大事業、大工事になるところを、
誰にも知られず作ってしまったというのが凄いところだ。
結局ジャムラが生きている間に使われることはなかったが、
その後も軍の最高機密とされていたのが幸いした。
「まさか、あの暴君ジャムラに救われることになるなど・・・・誰が想像しただろう。」
リーンの隣を歩いているレンが言った。
「話すな。だだでさえ空気が薄いんだ。」
男のような口調で注意するリーン。
それは大軍を指揮する上でやんわりした女言葉は向かないと、
本人が思っているからだ。
何千年も使われていなかった道。
通気口なるものはあるだろうが、塞がっているところも多いだろう。
入る前に魔導部隊の風使いに空気を送り込ませたとはいえこの人数だ。
下手をすればレタリアに着く前に全員酸欠で倒れる。
「!!!!」
目の前に大きな壁が現れる。
「・・・・時とは恐ろしいものだ・・・。」
その壁はまさに樹の根である。大木の根が張りだしているのだろう。
「・・・・空気が薄くなるのは痛いが・・・。炎使いはいるか!この樹の根を焼き払え!」
進むには、取り除くよりしょうがない。引き返すにも距離がありすぎる。
リーンは指示を飛ばした。
レンと同じ緑のローブを着た者達が数名、前に出た。
「撃て!」
リーンの声と共に業火が樹の根を焼く。
だが炎が消えた後も、そこにはまだ根があった。
「・・・・焦がすのがやっとか。」
リーンは舌打ちした。生きている樹の根なのだろう、
結構な水分を含んでいるということらしい。
彼女は顎に手をやる。レンが声をかけた。
「リーン様!」
「何だ、レン。」
リーンは少し苛立ち気味に返事をする。
「根が・・・軋んでいます!一体何故・・・。」
「・・・・・・!?」
確かに、根がギシギシと音を立てている。
それはさっきの炎のせいではなく、
どうも内側からなんらかの力が加わっているらしかった。
「・・・・・お下がり下さい!!」
レンがリーンを突き飛ばす。
その瞬間、根は砕け散って暴風とも言える風が地下道に吹き込んできた。
「・・・・・これは・・・一体・・・・?」
リーンは自分を庇ってかすり傷を負ったレンを気にしつつ、吹き飛んだ根を見る。
その視界に人の両足が見えたのは数秒後だ。
「・・・・なんだ、お前ら。」
リーンは視線を上げる。その者は少年で、紫の髪に白いバンダナを巻いていた。
「・・・・・魔族・・・ではないようだな。」
彼の耳が長くないところを見れば、すぐにわかることだ。
「俺が居眠りこいてた樹がいきなり揺れるから、
下りてみてみればなんか煙が立ち上ってくるし・・・・。
妙だと思ってぶった切ってみたら軍隊が行軍中ってか?」
「・・・・礼を言う。神界側がレタリアを取り戻したら是非来てくれ。
そのときちゃんと礼をさせてもらおう。」
リーンは少年に手を差し出した。
少年は手を取ると、ニヤリと笑う。
「成る程?これは隠し通路だった訳か。
魔界の軍人らしき奴らが占領したあの街を取り返す軍って事は・・・
神界政府軍ってとこか?」
「そうだ。」
握手を終えるとリーンは歩き出す。少年はそれを呼び止めた。
「指揮官殿。・・・俺を使ってみないか?」
「!?」
リーンは驚いて振り向く。
「見たところ、貴方は人間のようだが・・・。」
「神界のお偉いさんは人種差別するのか?」
頭の上で手を組んでいる彼の口調は、余裕に満ちている。
「そういう訳ではない。しかし・・・。」
「俺の強さはさっき見たろ?ついでに言わせてもらうと
俺は何度か神界七大神の連中に会ったことがある。
でかい借りも返せてない。この辺で全部返したいところなんだが。」
砂漠で助けられた借りを帰そうとしたときも、結局海底からの脱出の件でチャラ。
それどころか借りを増やしてしまった。
「・・・・・恩返しか?」
「さぁ・・・借りだ。」
あの聖に対して、“恩返し”というのはなんだか癪だった。
「まぁいい。名を何という?私は指揮官代理のリーン=ファリア=イ=スリヴィア。」
「長い名前だな。貴族様か?・・・俺はサキ=レヴォマ。
人間界で王族の親衛隊とかの経験もあるから、期待してくれていいぜ。」
サキは自分から自分の強さを明るくアピールすると、
もう一度リーンと握手を交わした。
力を求めるのは、もうヤメだ・・・。
彼は心の中で呟く。
強さを求めるにしても、求め方というものがある。
あの聖だって、強さを求めていたのには違いない。
だが自分より気楽で、考え方も柔軟で・・・。
弱さを強さに変えることすらあった。
人間界で大切な人を守れなかったのは、確かに自分が弱かったせいだ。
しかしそれを悔やんで、どうなる?
残るのは事実だけ。後ろを向いていたって生きては行けない。
そう本気で思ったとき、心が軽くなった気がした。
彼の記憶に聖は、鮮明に残っていた。
それは、三大神という大いなる存在をよく知らぬせいか、
それとも彼が神界の住人でないせいか・・・・。
理由は定かではない。
サキが開けた大穴のお陰で幾分か空気の通りも良くなった。
そこからレタリアまでは、わりと近い。リーンはサキに声を掛ける。
「貴方は見たところ魔法“使い”、少し下がって前線の援護を・・・。」
「おいおい、それじゃあ何にもならないだろう?それに俺は剣術もそこそこいける。」
「!?」
リーンはサキの軽すぎる装備を見て不思議そうな顔をした。
「剣は・・・?」
「ここ。」
サキは得意げに剣を出してみせる。
「!!」
「別に珍しくもないだろう?」
言われて、リーンは激しく首を振った。
それは幻影を振り払おうとしているようにも思われた。
「まさか・・・神界でもそんな事ができるのはごく一部。」
「そういうものなのか?」
魔法というのにもいろいろあり、一番簡単なものが気功術。
少しでも才能があれば扱えるのが風、炎、水、光、闇などの
普通属性・特殊属性の魔法。
特別な才能を持つ人間は、稀に上記以外の魔法が使えたり、
上記の魔法を改造して新しい魔法を編み出したりする。
しかし魔法の方に才能がある場合は大抵、体術に劣っていたりするし、
逆に体術に優れていれば魔法の才能はほどほどである場合が多い。
“軍”というスケールになればどちらか片方の才能で充分だ。
「・・・・まぁ、なんでもいい。俺を好きに使ってくれ。」
ただあっけにとられているリーンに、サキは軽く言った。
「前の戦で優秀な兵がずいぶんやられた。歓迎するよ。・・・傭兵扱いでいいか?」
「金は要らない。それより・・・こんな道使って行軍してるんだ、
何か作戦があるんだろう?そっちを聞かせてくれ。」
「わかった。」
それは何千年も前、神界王ジャムラが“もしも”レタリアが襲われたときに
当時の首都ポーリアから誰にも気付かれずに
軍をレタリアに送るため作らせたものだった。
地下道掘りは極めてレベルの高い能力者のみで行われたという。
普通なら大事業、大工事になるところを、
誰にも知られず作ってしまったというのが凄いところだ。
結局ジャムラが生きている間に使われることはなかったが、
その後も軍の最高機密とされていたのが幸いした。
「まさか、あの暴君ジャムラに救われることになるなど・・・・誰が想像しただろう。」
リーンの隣を歩いているレンが言った。
「話すな。だだでさえ空気が薄いんだ。」
男のような口調で注意するリーン。
それは大軍を指揮する上でやんわりした女言葉は向かないと、
本人が思っているからだ。
何千年も使われていなかった道。
通気口なるものはあるだろうが、塞がっているところも多いだろう。
入る前に魔導部隊の風使いに空気を送り込ませたとはいえこの人数だ。
下手をすればレタリアに着く前に全員酸欠で倒れる。
「!!!!」
目の前に大きな壁が現れる。
「・・・・時とは恐ろしいものだ・・・。」
その壁はまさに樹の根である。大木の根が張りだしているのだろう。
「・・・・空気が薄くなるのは痛いが・・・。炎使いはいるか!この樹の根を焼き払え!」
進むには、取り除くよりしょうがない。引き返すにも距離がありすぎる。
リーンは指示を飛ばした。
レンと同じ緑のローブを着た者達が数名、前に出た。
「撃て!」
リーンの声と共に業火が樹の根を焼く。
だが炎が消えた後も、そこにはまだ根があった。
「・・・・焦がすのがやっとか。」
リーンは舌打ちした。生きている樹の根なのだろう、
結構な水分を含んでいるということらしい。
彼女は顎に手をやる。レンが声をかけた。
「リーン様!」
「何だ、レン。」
リーンは少し苛立ち気味に返事をする。
「根が・・・軋んでいます!一体何故・・・。」
「・・・・・・!?」
確かに、根がギシギシと音を立てている。
それはさっきの炎のせいではなく、
どうも内側からなんらかの力が加わっているらしかった。
「・・・・・お下がり下さい!!」
レンがリーンを突き飛ばす。
その瞬間、根は砕け散って暴風とも言える風が地下道に吹き込んできた。
「・・・・・これは・・・一体・・・・?」
リーンは自分を庇ってかすり傷を負ったレンを気にしつつ、吹き飛んだ根を見る。
その視界に人の両足が見えたのは数秒後だ。
「・・・・なんだ、お前ら。」
リーンは視線を上げる。その者は少年で、紫の髪に白いバンダナを巻いていた。
「・・・・・魔族・・・ではないようだな。」
彼の耳が長くないところを見れば、すぐにわかることだ。
「俺が居眠りこいてた樹がいきなり揺れるから、
下りてみてみればなんか煙が立ち上ってくるし・・・・。
妙だと思ってぶった切ってみたら軍隊が行軍中ってか?」
「・・・・礼を言う。神界側がレタリアを取り戻したら是非来てくれ。
そのときちゃんと礼をさせてもらおう。」
リーンは少年に手を差し出した。
少年は手を取ると、ニヤリと笑う。
「成る程?これは隠し通路だった訳か。
魔界の軍人らしき奴らが占領したあの街を取り返す軍って事は・・・
神界政府軍ってとこか?」
「そうだ。」
握手を終えるとリーンは歩き出す。少年はそれを呼び止めた。
「指揮官殿。・・・俺を使ってみないか?」
「!?」
リーンは驚いて振り向く。
「見たところ、貴方は人間のようだが・・・。」
「神界のお偉いさんは人種差別するのか?」
頭の上で手を組んでいる彼の口調は、余裕に満ちている。
「そういう訳ではない。しかし・・・。」
「俺の強さはさっき見たろ?ついでに言わせてもらうと
俺は何度か神界七大神の連中に会ったことがある。
でかい借りも返せてない。この辺で全部返したいところなんだが。」
砂漠で助けられた借りを帰そうとしたときも、結局海底からの脱出の件でチャラ。
それどころか借りを増やしてしまった。
「・・・・・恩返しか?」
「さぁ・・・借りだ。」
あの聖に対して、“恩返し”というのはなんだか癪だった。
「まぁいい。名を何という?私は指揮官代理のリーン=ファリア=イ=スリヴィア。」
「長い名前だな。貴族様か?・・・俺はサキ=レヴォマ。
人間界で王族の親衛隊とかの経験もあるから、期待してくれていいぜ。」
サキは自分から自分の強さを明るくアピールすると、
もう一度リーンと握手を交わした。
力を求めるのは、もうヤメだ・・・。
彼は心の中で呟く。
強さを求めるにしても、求め方というものがある。
あの聖だって、強さを求めていたのには違いない。
だが自分より気楽で、考え方も柔軟で・・・。
弱さを強さに変えることすらあった。
人間界で大切な人を守れなかったのは、確かに自分が弱かったせいだ。
しかしそれを悔やんで、どうなる?
残るのは事実だけ。後ろを向いていたって生きては行けない。
そう本気で思ったとき、心が軽くなった気がした。
彼の記憶に聖は、鮮明に残っていた。
それは、三大神という大いなる存在をよく知らぬせいか、
それとも彼が神界の住人でないせいか・・・・。
理由は定かではない。
サキが開けた大穴のお陰で幾分か空気の通りも良くなった。
そこからレタリアまでは、わりと近い。リーンはサキに声を掛ける。
「貴方は見たところ魔法“使い”、少し下がって前線の援護を・・・。」
「おいおい、それじゃあ何にもならないだろう?それに俺は剣術もそこそこいける。」
「!?」
リーンはサキの軽すぎる装備を見て不思議そうな顔をした。
「剣は・・・?」
「ここ。」
サキは得意げに剣を出してみせる。
「!!」
「別に珍しくもないだろう?」
言われて、リーンは激しく首を振った。
それは幻影を振り払おうとしているようにも思われた。
「まさか・・・神界でもそんな事ができるのはごく一部。」
「そういうものなのか?」
魔法というのにもいろいろあり、一番簡単なものが気功術。
少しでも才能があれば扱えるのが風、炎、水、光、闇などの
普通属性・特殊属性の魔法。
特別な才能を持つ人間は、稀に上記以外の魔法が使えたり、
上記の魔法を改造して新しい魔法を編み出したりする。
しかし魔法の方に才能がある場合は大抵、体術に劣っていたりするし、
逆に体術に優れていれば魔法の才能はほどほどである場合が多い。
“軍”というスケールになればどちらか片方の才能で充分だ。
「・・・・まぁ、なんでもいい。俺を好きに使ってくれ。」
ただあっけにとられているリーンに、サキは軽く言った。
「前の戦で優秀な兵がずいぶんやられた。歓迎するよ。・・・傭兵扱いでいいか?」
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