96 / 177
本編(神域編)
第八十四話 自由の意味
しおりを挟む
いつでも落ち着いているはずの神琉が、最近はよく取り乱す。
神琉の目の前にいるのは、楓の服を着たローザだ。
「楓ちゃんが私との“交代”を覚えました。
“会話”はまだちょっと難しいですけどね~。」
「楓は今・・・?」
「気絶しちゃってます。桜様が、怖かったみたい。」
ローザの口調は、はっきりしていて・・・それでいて何か女性らしいものを感じる。
男勝りな楓とはかなり違う。
「桜っ・・・彼女までこんな勝手な・・・!」
「お話は、全部楓ちゃんの耳を通して聞かせて頂きましたよ?
でも楓ちゃんも度胸ありますよね~。桜様相手に一分保つなんて。」
「・・・・桜は・・・“破壊”専門です。手加減の仕方など知らないでしょうに・・・・。」
神琉は横を向く。
「ええ。でも、手加減の仕方を知らない人の攻撃を見るのは、
この“大地の羽衣”の継承者にとってはいい事でしょう。
私の能力は大地を枯らすことも、豊かにすることもできる。
天災を起こすことも、天災を防ぐことも出来る。
自分の力がどんなに恐ろしいものか、知っておかないといけないから。」
それだけ、怖い思いもしてみなければならないという訳だ。
「・・・・ローザ・・・。」
彼女の強さを示すようなまっすぐな瞳に、神琉は呟く。
「神琉様。」
「他のみんながあなたを許しても、私はあなたを許せません。」
「!!」
ローザは、神琉をみつめる。
「どんな理由があっても、貴女達のしたことは
楓ちゃんと聖を利用して私たちを復活させたのには違いない。
死んだはずの者をこうやって、同じ人格でこの世にもう一度立たせていることに、
違いはないんです。 それも、他人の身体を使わせて。」
「・・・・・・・・。」
ローザの表情は、そこから笑みに変わった。
「でも神琉様。私はあなたを尊敬します。
同じ世界を壊してそこにまた新しい世界を創ることは・・・
一見、非道いことかも知れない。
でもあなたは、それだけ“この大地”を愛してくださっている。
他の大地では嫌だと、こだわってくださっている。
“今”、この世界に立ちこの大地を司るものとして・・・
私はあなたを誰より素晴らしい方だと尊敬します。」
「そんな・・・。」
ローザは、羽衣を出した。
「楓ちゃんは勿論、これの使い方を覚えなければなりませんが・・・
私だって、同じです。思い出して、私が彼女に教えてあげないといけない。
先に使っていた、私が。・・・・失礼します。」
彼女は言うことだけ言って、その場を立ち去ってしまった。
“今”この世界に立ちこの大地を司るものとして・・・
それはこの先またこの世界が、神界が“壊される”ことをも想定した言葉。
たとえその時が来るとわかっていても、彼らは“三人目”に立ち向かうだろう。
「・・・・・・・どうして・・・!」
神琉は膝をついた。
自分たちの創った魂だ。
“自由に”生きる心を持たせて、この世に生を受けた魂の筈なのだ。
これが、彼らの“自由”だと言うのか。
「神琉・・・様。」
声がして、神琉は顔をあげる。
そこには自分に跪いている少年がひとり。
「あなたは・・・。」
「サキ=レヴォマと申します。人間界から神界へ来、
霜月 聖様に命を救われ・・・勿体なくもレタリアで神界政府軍と
闘わせて頂いた・・・。」
神琉は立ち上がる。
「よほど、礼儀のわかってる者とみえます。」
「ありがたきお言葉。」
サキは人間界では王族の親衛隊に所属していたことさえある。
地位の関係さえ把握していれば、このくらい難しいことではない。
言うのは癪だったりするものだが。
「でもそれは今必要ありません。」
「・・・・・・・・・!」
神琉が言い切るので、サキは少し驚いた。
「私は七大神もあなたも同じと見ます。地位など、気にしなくてよろしい。」
「・・・身に余る光栄・・・いや。どうもありがとうございます。」
彼は顔を上げる。
「その順応のはやさも評価すべき点ですね。」
「・・・・・・。」
これは褒められているのかからかわれているのか。ちょっとわからない。
「聞きたいことがあったのです。」
「なんでしょう?」
「私は、聖夜に聞きました。あなた方“三大神”にさえ“心を読む力”はないのだと。
しかし・・・私がレタリアで闘った者は、どう考えても私の心を読んでいました。」
サキも立ち上がる。
「それは・・・読心術ですね。人の心を読む術です。
元々は相手の次取りそうな行動を考え、予想して動くことだったのですが・・・
それが“術”に発展し、心の中を覗くような術になってしまったのです。」
「あなたは使えないのですか?」
神琉は首を振る。
「それはどこかの“世界”の者達が苦労して編み出した“術”です。
この“世界”にも使える者は少しいますね。
教われば勿論私にもできるでしょうが、教わる気もないので使えません。
それに・・・この“世界”の者の心には弱い“結界”が張られるようになっています。
神力のある者も、無い者も。」
「結界?」
「その結界を無理に壊すか、
本人が結界を緩めていない限り読心術でも完全に心は読めません・・・普通は。
相手の“創造者”が何か他にも“細工”していれば話は別ですが・・・。」
心の扉がどうとか、あの女が言っていた気がする。
「・・・・・・じゃあ多分・・・私がその“結界”を緩めてしまっていたのですね。」
「あの紺の髪の女の言葉から察するに、そうでしょうね。」
神琉の視線の先が、真っ白い霧になった。
「・・・どうしたら“結界”を強くできるのですか?」
「読心術に対抗する気ですね?」
「ええ。」
敵に動きを読まれるようでは、困る。
あの時は自分の方が速さで勝っていたからどうにかなったが、
普通ならすぐに負けてしまう。
「“自分”を信じなさい。そして同じくらい“仲間”を信じなさい。」
「・・・・・・・・・!」
神琉はサキの目を見る。
「結界が緩むポイントはいくつかありますが、大きな理由に“不安”があります。
自分に自信があるなら、不安はある程度取り除けます。
また、共に・・・場所は違っても同じ目標をもって進む仲間を信じることによって、
やはり不安は取り除けます。
信じることは“寄りかかること”ではありません。
それは一方的に頼っているだけです。」
「・・・・・・・・・・・っ!」
「そしてあなたは決定的に“自分に”自信がない。」
「・・・・・・・・・・。」
サキは、神琉を見つめ返した。
「心が寄りかかる対象を失うと、支えを失って極端に不安になる。
そのことは、貴方自身が気付いているはずです。
その対象を“二度も失った”貴方なら、どうすればいいかわかるはず。」
「対象を・・・外に求めない・・・。」
呟くように、彼は返す。
「そうです。」
「・・・・・・・・・・・。」
神琉は少しだけ笑った。だが、その笑い方は人間や七大神達のそれとは大分違う。
感情があるのかないのか・・・判断できない。
「言うのは簡単でしょう?」
「・・・・でも奴は・・・いえ彼は・・・。」
「聖ですか?」
いつも、“諦めるな”と訴えていた聖。
だが彼自身は、どうもあっさり自分のことを諦めてしまっていた気がする。
そうでなければ、“死んだ”なんて勘違いするはずがない。
「彼は、自分を支えてくれる者が最初からいなかったのですよ。
奪われたんじゃない。最初から、いなかった。
彼に“誰かに頼る”という選択肢は、なかったのです。」
「・・・・・・!」
「あらかじめその選択肢を無くしておいたのは、私です。
迷わず七大神として旅立たせるためにね。・・・姑息でしょう?」
最初から、いなかった。
聖は捨て子で、拾われていった村の子には嫌われ、
義理の親は戦争で死に・・・住んでいた村は山賊に焼かれ。
村の者達は全員死んで、彼だけ生き残った。
「私は確かに、“計画”はしなかった。
そうなることが“予想”される所に聖を行かせたのです。
今思えば・・・どちらも同じ事に思えます。」
「・・・・・・・・・・・・。」
どうして神琉は、平然とそんな事を話せるのだろう。
冷静な顔のまま、そんな話を淡々と続けられるのだろう。
「聖は迷ったでしょう・・・新しく与えられた選択肢に。
“心から頼る”という選択肢の選び方が、わからなかったでしょう。
だからあんな事になったのです。
・・・・自分の死と引き替えに、その選択肢を選ぶような事に。」
「・・・・・・・・・・・・!」
サキは何か言おうとした。だが、言葉が出てこなかった。
「あなたと聖は違います。あなたはあなたの方法で・・・
自分で自分を頼れるようにならなくてはいけない。」
「・・・・・・・・はい。」
人によって違う、境遇。
だがこんな人為的な境遇があっていいのだろうか。
否・・・この“自由”でさえ創造神に与えられたもの。
この“世界”で不満を垂らすことこそが最大の“無礼”かもしれない。
人間であるサキは・・・今まで、“創造者”という地位を知らなかったサキには・・・
これをどうとらえればいいのかわからなかった。
神琉の目の前にいるのは、楓の服を着たローザだ。
「楓ちゃんが私との“交代”を覚えました。
“会話”はまだちょっと難しいですけどね~。」
「楓は今・・・?」
「気絶しちゃってます。桜様が、怖かったみたい。」
ローザの口調は、はっきりしていて・・・それでいて何か女性らしいものを感じる。
男勝りな楓とはかなり違う。
「桜っ・・・彼女までこんな勝手な・・・!」
「お話は、全部楓ちゃんの耳を通して聞かせて頂きましたよ?
でも楓ちゃんも度胸ありますよね~。桜様相手に一分保つなんて。」
「・・・・桜は・・・“破壊”専門です。手加減の仕方など知らないでしょうに・・・・。」
神琉は横を向く。
「ええ。でも、手加減の仕方を知らない人の攻撃を見るのは、
この“大地の羽衣”の継承者にとってはいい事でしょう。
私の能力は大地を枯らすことも、豊かにすることもできる。
天災を起こすことも、天災を防ぐことも出来る。
自分の力がどんなに恐ろしいものか、知っておかないといけないから。」
それだけ、怖い思いもしてみなければならないという訳だ。
「・・・・ローザ・・・。」
彼女の強さを示すようなまっすぐな瞳に、神琉は呟く。
「神琉様。」
「他のみんながあなたを許しても、私はあなたを許せません。」
「!!」
ローザは、神琉をみつめる。
「どんな理由があっても、貴女達のしたことは
楓ちゃんと聖を利用して私たちを復活させたのには違いない。
死んだはずの者をこうやって、同じ人格でこの世にもう一度立たせていることに、
違いはないんです。 それも、他人の身体を使わせて。」
「・・・・・・・・。」
ローザの表情は、そこから笑みに変わった。
「でも神琉様。私はあなたを尊敬します。
同じ世界を壊してそこにまた新しい世界を創ることは・・・
一見、非道いことかも知れない。
でもあなたは、それだけ“この大地”を愛してくださっている。
他の大地では嫌だと、こだわってくださっている。
“今”、この世界に立ちこの大地を司るものとして・・・
私はあなたを誰より素晴らしい方だと尊敬します。」
「そんな・・・。」
ローザは、羽衣を出した。
「楓ちゃんは勿論、これの使い方を覚えなければなりませんが・・・
私だって、同じです。思い出して、私が彼女に教えてあげないといけない。
先に使っていた、私が。・・・・失礼します。」
彼女は言うことだけ言って、その場を立ち去ってしまった。
“今”この世界に立ちこの大地を司るものとして・・・
それはこの先またこの世界が、神界が“壊される”ことをも想定した言葉。
たとえその時が来るとわかっていても、彼らは“三人目”に立ち向かうだろう。
「・・・・・・・どうして・・・!」
神琉は膝をついた。
自分たちの創った魂だ。
“自由に”生きる心を持たせて、この世に生を受けた魂の筈なのだ。
これが、彼らの“自由”だと言うのか。
「神琉・・・様。」
声がして、神琉は顔をあげる。
そこには自分に跪いている少年がひとり。
「あなたは・・・。」
「サキ=レヴォマと申します。人間界から神界へ来、
霜月 聖様に命を救われ・・・勿体なくもレタリアで神界政府軍と
闘わせて頂いた・・・。」
神琉は立ち上がる。
「よほど、礼儀のわかってる者とみえます。」
「ありがたきお言葉。」
サキは人間界では王族の親衛隊に所属していたことさえある。
地位の関係さえ把握していれば、このくらい難しいことではない。
言うのは癪だったりするものだが。
「でもそれは今必要ありません。」
「・・・・・・・・・!」
神琉が言い切るので、サキは少し驚いた。
「私は七大神もあなたも同じと見ます。地位など、気にしなくてよろしい。」
「・・・身に余る光栄・・・いや。どうもありがとうございます。」
彼は顔を上げる。
「その順応のはやさも評価すべき点ですね。」
「・・・・・・。」
これは褒められているのかからかわれているのか。ちょっとわからない。
「聞きたいことがあったのです。」
「なんでしょう?」
「私は、聖夜に聞きました。あなた方“三大神”にさえ“心を読む力”はないのだと。
しかし・・・私がレタリアで闘った者は、どう考えても私の心を読んでいました。」
サキも立ち上がる。
「それは・・・読心術ですね。人の心を読む術です。
元々は相手の次取りそうな行動を考え、予想して動くことだったのですが・・・
それが“術”に発展し、心の中を覗くような術になってしまったのです。」
「あなたは使えないのですか?」
神琉は首を振る。
「それはどこかの“世界”の者達が苦労して編み出した“術”です。
この“世界”にも使える者は少しいますね。
教われば勿論私にもできるでしょうが、教わる気もないので使えません。
それに・・・この“世界”の者の心には弱い“結界”が張られるようになっています。
神力のある者も、無い者も。」
「結界?」
「その結界を無理に壊すか、
本人が結界を緩めていない限り読心術でも完全に心は読めません・・・普通は。
相手の“創造者”が何か他にも“細工”していれば話は別ですが・・・。」
心の扉がどうとか、あの女が言っていた気がする。
「・・・・・・じゃあ多分・・・私がその“結界”を緩めてしまっていたのですね。」
「あの紺の髪の女の言葉から察するに、そうでしょうね。」
神琉の視線の先が、真っ白い霧になった。
「・・・どうしたら“結界”を強くできるのですか?」
「読心術に対抗する気ですね?」
「ええ。」
敵に動きを読まれるようでは、困る。
あの時は自分の方が速さで勝っていたからどうにかなったが、
普通ならすぐに負けてしまう。
「“自分”を信じなさい。そして同じくらい“仲間”を信じなさい。」
「・・・・・・・・・!」
神琉はサキの目を見る。
「結界が緩むポイントはいくつかありますが、大きな理由に“不安”があります。
自分に自信があるなら、不安はある程度取り除けます。
また、共に・・・場所は違っても同じ目標をもって進む仲間を信じることによって、
やはり不安は取り除けます。
信じることは“寄りかかること”ではありません。
それは一方的に頼っているだけです。」
「・・・・・・・・・・・っ!」
「そしてあなたは決定的に“自分に”自信がない。」
「・・・・・・・・・・。」
サキは、神琉を見つめ返した。
「心が寄りかかる対象を失うと、支えを失って極端に不安になる。
そのことは、貴方自身が気付いているはずです。
その対象を“二度も失った”貴方なら、どうすればいいかわかるはず。」
「対象を・・・外に求めない・・・。」
呟くように、彼は返す。
「そうです。」
「・・・・・・・・・・・。」
神琉は少しだけ笑った。だが、その笑い方は人間や七大神達のそれとは大分違う。
感情があるのかないのか・・・判断できない。
「言うのは簡単でしょう?」
「・・・・でも奴は・・・いえ彼は・・・。」
「聖ですか?」
いつも、“諦めるな”と訴えていた聖。
だが彼自身は、どうもあっさり自分のことを諦めてしまっていた気がする。
そうでなければ、“死んだ”なんて勘違いするはずがない。
「彼は、自分を支えてくれる者が最初からいなかったのですよ。
奪われたんじゃない。最初から、いなかった。
彼に“誰かに頼る”という選択肢は、なかったのです。」
「・・・・・・!」
「あらかじめその選択肢を無くしておいたのは、私です。
迷わず七大神として旅立たせるためにね。・・・姑息でしょう?」
最初から、いなかった。
聖は捨て子で、拾われていった村の子には嫌われ、
義理の親は戦争で死に・・・住んでいた村は山賊に焼かれ。
村の者達は全員死んで、彼だけ生き残った。
「私は確かに、“計画”はしなかった。
そうなることが“予想”される所に聖を行かせたのです。
今思えば・・・どちらも同じ事に思えます。」
「・・・・・・・・・・・・。」
どうして神琉は、平然とそんな事を話せるのだろう。
冷静な顔のまま、そんな話を淡々と続けられるのだろう。
「聖は迷ったでしょう・・・新しく与えられた選択肢に。
“心から頼る”という選択肢の選び方が、わからなかったでしょう。
だからあんな事になったのです。
・・・・自分の死と引き替えに、その選択肢を選ぶような事に。」
「・・・・・・・・・・・・!」
サキは何か言おうとした。だが、言葉が出てこなかった。
「あなたと聖は違います。あなたはあなたの方法で・・・
自分で自分を頼れるようにならなくてはいけない。」
「・・・・・・・・はい。」
人によって違う、境遇。
だがこんな人為的な境遇があっていいのだろうか。
否・・・この“自由”でさえ創造神に与えられたもの。
この“世界”で不満を垂らすことこそが最大の“無礼”かもしれない。
人間であるサキは・・・今まで、“創造者”という地位を知らなかったサキには・・・
これをどうとらえればいいのかわからなかった。
0
あなたにおすすめの小説
無能烙印押された貧乏準男爵家三男は、『握手スキル』で成り上がる!~外れスキル?握手スキルこそ、最強のスキルなんです!
飼猫タマ
ファンタジー
貧乏準男爵家の三男トト・カスタネット(妾の子)は、13歳の誕生日に貴族では有り得ない『握手』スキルという、握手すると人の名前が解るだけの、全く使えないスキルを女神様から授かる。
貴族は、攻撃的なスキルを授かるものという頭が固い厳格な父親からは、それ以来、実の息子とは扱われず、自分の本当の母親ではない本妻からは、嫌がらせの井戸掘りばかりさせられる毎日。
だが、しかし、『握手』スキルには、有り得ない秘密があったのだ。
なんと、ただ、人と握手するだけで、付随スキルが無限にゲットできちゃう。
その付随スキルにより、今までトト・カスタネットの事を、無能と見下してた奴らを無意識下にザマーしまくる痛快物語。
【改訂版アップ】10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
ばいむ
ファンタジー
10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
大筋は変わっていませんが、内容を見直したバージョンを追加でアップしています。単なる自己満足の書き直しですのでオリジナルを読んでいる人は見直さなくてもよいかと思います。主な変更点は以下の通りです。
話数を半分以下に統合。このため1話辺りの文字数が倍増しています。
説明口調から対話形式を増加。
伏線を考えていたが使用しなかった内容について削除。(龍、人種など)
別視点内容の追加。
剣と魔法の世界であるライハンドリア・・・。魔獣と言われるモンスターがおり、剣と魔法でそれを倒す冒険者と言われる人達がいる世界。
高校の休み時間に突然その世界に行くことになってしまった。この世界での生活は10日間と言われ、混乱しながらも楽しむことにしたが、なぜか戻ることができなかった。
特殊な能力を授かるわけでもなく、生きるための力をつけるには自ら鍛錬しなければならなかった。魔獣を狩り、いろいろな遺跡を訪ね、いろいろな人と出会った。何度か死にそうになったこともあったが、多くの人に助けられながらも少しずつ成長し、なんとか生き抜いた。
冒険をともにするのは同じく異世界に転移してきた女性・ジェニファー。彼女と出会い、ともに生き抜き、そして別れることとなった。
2021/06/27 無事に完結しました。
2021/09/10 後日談の追加を開始
2022/02/18 後日談完結しました。
2025/03/23 自己満足の改訂版をアップしました。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
転生の水神様ーー使える魔法は水属性のみだが最強ですーー
芍薬甘草湯
ファンタジー
水道局職員が異世界に転生、水神様の加護を受けて活躍する異世界転生テンプレ的なストーリーです。
42歳のパッとしない水道局職員が死亡したのち水神様から加護を約束される。
下級貴族の三男ネロ=ヴァッサーに転生し12歳の祝福の儀で水神様に再会する。
約束通り祝福をもらったが使えるのは水属性魔法のみ。
それでもネロは水魔法を工夫しながら活躍していく。
一話当たりは短いです。
通勤通学の合間などにどうぞ。
あまり深く考えずに、気楽に読んでいただければ幸いです。
完結しました。
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】
異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。
『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。
しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。
そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる