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レイナ洞窟編
第30話 出口?
しおりを挟む「ゴジ、今回もありがとうな。あ、あと第一形態に戻っていいぞ」
「グルルルルル」
第一形態に戻ったゴジが肩にのって頬擦りしてくるのが少し可愛い。
「レベルが1056上がりました。」
「は?」
「ネームドモンスター『古代竜ペンドラ』の討伐を確認。称号:『ネームド殺し』を獲得しました。」
「古代竜の討伐を確認。称号:『エンシェント:竜殺し』を獲得しました。」
「へ?」
アイツ古代竜だったの?
いや、強いボスモンスターを倒したのは分かるけどさ、1056はオーバーキルだろ。
はぁ、疲れた。もうステータス見るのが怖い。もう行こ。うん、早くこっから出て新鮮な空気吸おう。
「でも先に、新しく開いた部屋を確認するか。ゴジ、いくぞ」
簡単に言うと扉が開いた先にあったのは、宝物庫だった。中にはいくつものアイテムがあったけどもちろん全て持っていく。中でも特に使えそうだったのが二つ『鑑定石』と『携帯型空間領域』だ。
まずは、鑑定石だけど、これはダヴィンチの錬金術の知識から知ってた。と言うのも作ったのはダヴィンチ本人だからだ。鑑定石の効果はシンプル。魔力を流すとチートのお馴染み、鑑定のスキルを擬似的に使えるようになると言うもの。
ただ問題はもう一つのアイテム、携帯式時空領域。こいつはぶっ壊れだ。
小さな門のアクセサリーに見えて、実は触れながらそう念じれば無限の空間が開ける。これだけでも、アイテムバッグの上位変換として使えるけど、何よりすごいのは持ち主が空間内の環境を自由にいじれることだ。しかも、「景色を森にする」って言うのはもちろん、物理法則も自由に調整できるのだ。
とまぁ、いろいろな収穫があった。でも、今は全部携帯式時空領域に入れて、後で考えよう。
ふぅ~、外に出るか。
……………………………あれ?
……………………あれ?
……………あれ?
「ここ出口なくね!?」
「グッルル?」
いや、よく考えれば、いちいちあのクソ女神が出口を作ってくれるわけなかったけどね!え、マジでこれ、どうやって出るの?
いやまぁ、手段は思いつくけど、絶対目立つからな。
んー。しょうがない、少しぐらい目立ってもいいだろ。
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