クラス召喚で俺だけハズレスキルが二つ!〜国から追放されたけど、スキルがあまりハズレっぽくないので、魔王になって女神と勇者に復讐します!〜

ゴジゴジ

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冒険者編

第31話 出会い

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 ん~。しょうがない、少しぐらい目立ってもいいだろ。


~5分後~


「はぁぁぁぁああああ!空気がうまい!そして眩しい!」

 なんとか、地上に出れたわ~。本当によかったわ。あの洞窟に出口がないと気付いた時はマジでパニクったけど、何とかなってよかった~!ただ、眩しい。ものすごく眩しい。多分半年ぐらい洞窟で生きてたからだろうな。
 
 ん?どうやって出たかって?目立つの覚悟で、怪獣の王様に天井に穴を開けてもらった。ここが森だったから目立つ心配は無かったっぽいけど。

 ちなみに、ゴジご本人は俺のコートの中で隠れてる。洞窟生まれの洞窟育ちだから、あいつは地上が怖いのかもしれない。

 カサカサッカサカサ
 
 ん?あっちの草の中に何かがいるのか?

「ん?そこの茂みに誰かいるのか?」

 いや、人がいるのは気配でわかってるけど、一応ね。

「いるんだったら、出てこい」

 もう少し圧をかけてもう一回聞く。

 すると、茂みから出てきたのは俺と同い年ぐらいの少年。しかも、少し青みががった白い髪と、真っ白とまでは行かないけど、透き通る色をした肌。まさに、美少年!

「すみません。ただ、轟音と大きな光があったのでこちらに状況を確かめに来ると、貴方がいましたので」
「はぁ」

 いや、ゴジにあの洞窟の天井に穴を開けてもらったけどさ、絶対それだけじゃないだろ。だって服装がボロボロで所々血が滲んでるぞ。そんな状態で「ただ見に来ただけ」はないだろ。

 それについて聞こうと口を開くと、今度は5人ぐらいの男が森の中こっちに向かってる音がした。

「くっ……見つかったか」
「ん?」
「すみません!今から来る奴らの目的は僕です。僕の協力者だと勘違いされる前に逃げてください!ここは僕が対応しますので!」
「は?対応するって戦うこと?そんなボロボロな身体じゃ——」
「おい!そこの君!今すぐあの少年から離れろ!でなければ討伐対象として撃退する!」

 は?なに人の話遮って命令口調してんの?お前何様?

「なんだ?普通、他人にお願い・・・する時は丁寧な態度でするものだよね。なんで、話を遮られてまで俺が命令されなきゃならないかな?しかも、討伐対象にするって何?俺話してただけだぞ?」
「なっ…………。お前、俺らが誰か知っての発言か?我らはここ一帯を治めるフォックスハント侯爵の私兵だ。我らに逆らうと言うのならばそれはフォックスハント侯爵に逆らうのと同義だぞ!」
「いや、知らん。てか、どうでもいい。そもそも、目的はなに?この少年が欲しいの?」
「お前!お前お前お前お前!俺たちはともかくフォックスハント侯爵までコケにしやがって!こうなったら、二人とも地獄行きだ!」

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