クラス召喚で俺だけハズレスキルが二つ!〜国から追放されたけど、スキルがあまりハズレっぽくないので、魔王になって女神と勇者に復讐します!〜

ゴジゴジ

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冒険者編

第45話 自他共に認める正直者

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「はい。自分も最後の最後にディックさんの腕を折ることになってしまいましたが、それまでは手を出していません。壁に叩きつけられた時も、テーブルに投げつけられた時も反撃しませんでした。自分が手を出したのは彼が剣を抜いたから。身の危険を感じたからです。なので自分は壁の凹みも、破壊されたテーブルも責任を持ちません。その上、彼の腕は正当防衛で折ったものです」
「嘘だぁぁぁぁああああああああ!全部嘘だぁああああああ!ギルマスぅ!あいつ嘘ついてますぅうう!C級の俺とあの得体の知れない新人。もちろん自分の方が上ですよねぇえええ!お願いしますギルマスぅうう!あいつが全部悪いんですぅうううう!自分は虐められたんですぅううう!被害者ですぅうううう!」

 うるっせなぁ!さっきから黙ってたと思ったら、こんなことを叫んできた。でも残念。もうあんたに勝ち目はないぜ。

 ギルマスは少し考えてから、ディックを無視して会話を続けた。

「そうか。正当防衛か」
「はい」
「お前が正当防衛を主張するのはいいが、証拠はあるんだろうな。デイックの肩を持つように聞こえるかもしれんが、一応彼の言い分があってる可能性もある。俺は最後の一撃しか見てないしな」
「証拠なら、このギルドにいる冒険者たちが証人です。結構騒いでしまったようで、ほとんどの人が見ていたと思います」
「そうか。…………おいお前ら!この中でこの坊主の言い分が正しいと思う奴ら手を上げろ!」

 ギルマスが皆に聞こえるように声を張り上げると、協会にいたほとんどの冒険者たちが手を上げた。

 手を上げてないのは最初から見てない奴だけかな。まぁ、数人ぐらいなら大丈夫だろうけど。

「おし、分かった。とりあえずお前の言い分を信じる。もし嘘を付いてたなら承知しながな」
「そんなことするわけないじゃないですか。自分は自他が認めるような正直者なので」
「……正直者か。ふっ、まぁいい。とりあえず後処理には付き合ってもらう。相方がいるって言ってただろ。そいつを呼んでついてこい」
「あ、はい」

 多分執務室とかに行くんだろう。ゴジを抱えてずっと見守ってたジオを呼んで、ギルマスについって行った。後ろかディックがギャーギャー言いながら引きずられてくる音がしたけど、彼はどうなるんだろう?

 ギルマスにを追って二階に行くと、俺らは長い廊下の一番奥にある部屋に通されて、ソファに座らされた。ギルマスはというと、部屋に入って正面にある仕事机に座ってから話しかけてきた。
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