クラス召喚で俺だけハズレスキルが二つ!〜国から追放されたけど、スキルがあまりハズレっぽくないので、魔王になって女神と勇者に復讐します!〜

ゴジゴジ

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冒険者編

第77話 なんで?

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「まだ今日は時間があるね。鍛冶屋を見に行こうか」
「あぁ、それについてなんだが……」
「ん?」
「ゴジと二人で行っててくれ。俺は、少し野暮用が出来た」
「え?う、うん、わかったよ。じゃ、宿で待ち合わせでいい?」
「あー。今日は宿にも帰らないと思う。先に寝ててくれ」
「……なんか、今朝から変だよ?大丈夫?」

 知っている……その“変な行動”をとってるのが俺なんだからな。

「あぁ、俺は問題ない。ちょっと、俺がなんとかしないといけない・・・・・・・・・・・・ことに気づいただけだ。ちょうど時間ができたし、今のうちに対応しておこうと思ってな」
「あ、うん、僕には教えられないんだね。わかったよ……」
「え?そんなこと言ってない。言ってないぞ」
「言わなくてもわかるよ……やっぱり、僕の実力じゃノアにはついていけないもんね。……いいんだ。この旅について行かせて貰ってるだけでも満足だから」

 ジオが優しく微笑んだかと思えば、悔しそうに涙を一粒、流した。

 俺の実力についていけなくて悔しかったのだろう。

「はぁ……当たり前だろ?お前が俺の実力についていけるわけがない。少なくとも今はまだな」
「え?」
「力は代償なしでは手に入らない。等価交換だ」
「う、うん?」

 突然俺が語り出したことで困惑するジオ。

「力の代償は、すぐにはないかもしれない。でもそのツケは必ず来る。そして、手に入れるのが楽なほど代償は高くつく」
「……」
「俺の力は、このスキルツリーだ。手に入れるのは楽だった。なんなら、寝てても手に入っただろうな。…………でもその分、代償も高い。アリスとの日々はぶち壊され、一時も気を休められない死の蔓延る洞窟で半年過ごし、復讐の旅に出ることになった」
「……あ」
「もちろん、後悔はしていない。でも、もし、違う方法があったのだとしたら……
 と思うこともある。で、ジオの強さについてだったが…………俺は、ジオに俺と同じ道を辿って欲しくないんだよ。俺はもうお前を身内と決めた、その燃えるを見た時な。だから、お前はまだ強くなくていい。ちゃんとした方法で強くなれ。他は俺に任せろ。お前は、今のままでも十分役に立ってる」
「そんな、目を見ただけで……なんでそんなことを決められるの?」

 純粋な疑問、か。確かに今の説明じゃ、足りないな。
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