目が覚めたらみんなが死んでた件について

koromushi

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episode 1 首に巻かれた蛇のような恐怖に怯えながら

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 今から何時間前だろうか。いや、何日前かも知れない
いつもと同じ通学路を通い、いつもと同じ電車に乗り
そんな感じに学校に通っていた。
「おーい、祐飛ーー!!」
いつもこんな感じに声を掛けられる。
「悠ニいつもここでを俺を見つけて声かけるよな」
「ルーチーンってやつだよ四郎丸みたいな」
「いやルーティーンな」
こんな感じの会話が毎日続く。悠ニは飽きないものなのかと疑問を抱いていると。
「おい!アレ見てみろよ」
そんなことを言いながら悠ニは指をさす。
「なんだよ」
指のさす方向に目を向けると、道路の真ん中で3歳ぐらいの子供が四つん這いで歩いていた。
野次馬が多かったが人々がそう口々に言っていたので状況はよく分かった。
ーーー危なすぎだろ..
そう感じた瞬間。
ブチっというあまりにもの鈍い音が鳴ってしまった。
「おい...マジかよ」
「大変だ!!誰が救急車を!!」
「キャャャャャ」
野次馬がそんなことを言っていた。
自分は人が死ぬのを初めて見た。だがそれに対する驚きよりも野次馬に腹が立っていた。
ーーー野次馬してるヒマがあったらあの子を助けろよ。
そう思っていた。
ーーーべつに俺がおかしいんじゃない。それをただ傍観者気取りで突っ立ってる野次馬がおかしいんだ...

その日は結局学校に行くことが出来なかった。
警察による事情聴取を受けていた。
この事故を見ていたからという理由でその日について詳しく言わされた。
「結局今、もう夜の6時だぜ」
悠ニにそんなことを言われたが聞く気にならなかった
そのまま俺は家に帰りいつもよりも早く寝ることにした
「今日修学旅行のバスの座席決めだったのにな...」
俺は正直好きなやつがいた。とにかく美人で性格の良さで周りからも好かれるようなやつだ。
そいつと隣になりたかった。

ピンポーン
ドアベルがなる。その音に俺は目を覚ました。
ーーー今何時だと思ってんだよ
親は起きない。
仕方なく自分が出ることにした
「今開けますから待ってくださーい」
そう言い放ちドアを開けた瞬間...

目の前から光が奪われた

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