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第7章 二度目の夏休み、再び帝国へ
第170話 王都へ帰ってきた
夏休みに入って三十二日目、結局予定よりも十日以上早く王都ヴィーナヴァルトに帰ってきてしまった。
帝国の東部辺境に森を作ろうという試みはのっけから躓いちゃったよ。
でももう一つの目的だった瘴気の森から木を切り出している現場を見つけることはできたし、王国で同じことをしようとしていた『黒の使徒』の目論見は途中で阻むことができたので良しとするかな。
わたし達は王都へ帰るとそのまま王宮で静養しているヴィクトーリアさんに会いに行った。
「お母様、ただいま帝国から戻ってまいりました。
お加減はいかがですか?。」
「お疲れ様でした。
ええ、みなさんのおかげで大変調子がいいわ、ここは空気が良いので助かるわ。」
ハイジさんが帰国の挨拶をし、ヴィクトーリアさんがそれを労った。
ハイジさんは挨拶に続き帝国の辺境で見たこと聞いたことをヴィクトーリアさんに細かく話していく。
昨年も訪れた村の現在の様子、今年初めて訪れた村の様子と話していき、製材所の話になった。
ハイジさんは、ヴィクトーリアさんが瘴気中毒に罹る原因となった調度品の材料である瘴気の森の木を伐り出している現場を突き止めたことを報告した。
そこでは各地のスラムから若者を集めて使い潰すことを前提に魔獣狩りをさせている様子だったことも話した。
「そこで木を伐採し木材に加工しているのは、シュバーツアポステル商会という商会だったのです。
彼らはスラム出身者の命など気にも掛けていないようで、口にするのも憚れるような非人道的な行いもしていました。
あんな酷い行いをしながら帝国の法には一切反していないと自信満々に言っていたのが腹立たしかったです。
お母様はシュバーツアポステル商会をご存知でしたか、他から得た情報では『黒の使徒』の資金調達部隊だと言うことでしたが。」
「ごめんなさいね。私はその商会の事は聞かされていないわ。
『黒の使徒』の連中、そんな商会を隠れ蓑にして好き勝手しているのですね。
私が『黒の使徒』に批判的な立場なので、皇帝は私に内緒にしていたんでしょうね。」
ヴィクトーリアさんは、今までの民に抑圧的な政策を改め、福祉や教育の充実など民に対して柔和な政策を採って人心を掌握するべきだと考える貴族の派閥から皇后として送り込まれた人だ。
人は力によって支配するものだとする『黒の使徒』及びその教義に同調する帝国の主流派とは相容れないものがあるらしい。
ヴィクトーリアさんが皇后になってから色々な場面で皇帝を諌めることから、皇帝からも疎まれていると言うのは以前から聞いている話だ。
ヴィクトーリアさんはハイジさんから聞いた話を手紙で息子のケントニス皇太子に伝え相談してみると言っていた。
**********
「それで、ターニャちゃんが気付いてくれたのだけど、シュバーツアポステル商会は王国でも西部地区の貴族に取り入って同じことをしようとしていたようですの。
ここヴィーナヴァルトに作ったダミーの商会が瘴気の森に製材所を作っているところでしたのよ。
王国では瘴気の森の近くは開発や立ち入りが禁止されているので、その法を根拠に計画を中止させることができましたけど、そこを拠点に『黒の使徒』は王国へ進出するつもりのようでした。」
シュバーツアポステル商会のプッペという人物が言葉巧みに王国の貴族に取り入った話を聞いたヴィクトーリアさんが言う。
「帝国は友好国であるこの国の中では『黒の使徒』が布教することを禁じているので、ダミーの商会を通じて『黒の使徒』の教義の浸透を図ろうと言うのね。
『黒の使徒』の考えに同調しやすいと思われる黒髪・黒い瞳の貴族に取り入ろうとするはある意味当然だわね。」
ヴィクトーリアさんは、他にも黒髪・黒い瞳を持つこの国の貴族にシュバーツアポステル商会もしくはそのダミー商会の者として『黒の使徒』の者が接触を図っていても不思議ではないといっていた。
**********
「この国で悪さをしていたプッペという者が言っていたのですが、どうやら『黒の使徒』はかなり長い期間をかけて帝国から森を減らしてきたようです。
以前お母様がいつのまにか森が無くなっていたと言っていましたが、あれは森を伐ることに反対する勢力に気付かれないために少しずつ伐り進めていたみたいですね。」
ハイジさんは、『黒の使徒』が瘴気の森の近くでは魔法の威力や魔力の回復力が増すこと、反対に森の中では魔法の威力や魔力の回復力が低下することに気付き、長い年月をかけて森を減らしてきたことをヴィクトーリアさんに説明した。
「ずいぶんと気の長い計画でしたのね。
おかげでこちらが全然気付かないうちにしてやられたみたいです。」
ヴィクトーリアさんは悔しそうに言った。
ただ、森に瘴気を掃う効能があると言うことは、わたしが伝えるまでヴィクトーリアさんも知らなかったこと。
一般に魔力と呼んでいるものが瘴気と同じものだなんて普通の人は知らないので、森を減らせば魔法が使い易くなると言われれば同調する人が多かったとしても不思議ではないとヴィクトーリアさんは言っていた。
ハイジさんが帝国での出来事を一通り話し終えたので席を立とうとしたとき、ヴィクトーリアさんが言った。
「今回、帝国の辺境部に森を作ってきたこと、この国における『黒の使徒』の計画を一つ潰したことで、あなた達は一層『黒の使徒』にとって目障りな存在になったはずです。
身の回りには十分注意するのですよ。」
ええ、それは十分にわかってます、本当に気をつけないとね。
**********
わたしとハイジさんは他のみんなが待つミルトさんの私室へ向かった。
そこでミルトさんと合流すると、官吏に話を付けたので王宮の中庭に押収した物品を出して欲しいと言われた。
中庭に行くと既に人が集まっていた。これだけの人の前でクロノスさんの力を披露しちゃうの?
ミルトさんにクロノスさんの力を当てにされると困るので、なるべく力を行使しているところを見せたくないと伝える。
ミルトさんは「それもそうね。」と言って、集まった人に一旦中庭から退去してもらった。
「クロノスおねーちゃん!お願い!ちょっと来て!」
例によって大きな声でクロノスさんに呼びかけた。
「はーい!クロノスお姉ちゃんですよ!」
相変わらず脱力しそうな返事をしながら、何処からともなくクロノスさん現れる。
「クロノスおねえちゃん、この間預けた物、全部ここに出してもらえるかな。お願い!」
「ああ、この前のやつね。了解よ!えーい!」
クロノスさんの気の抜けた掛け声と共に大量の機械や机、棚などが中庭に出現した。
中庭が押収物で埋まりそうだ、こんなに押収したのか…。
「ターニャちゃん、これで全部よ!ご褒美ちょうだい!」
クロノスさんはわたしに抱きついてマナをごっそりと吸うとそのまま帰っていった。
ミルトさんの指示で王宮内に入っていた官吏達が戻ってきた。皆一様に中庭に現れた大量の押収物に目を見張っていたが、そこは優秀な官吏達のこと、つとめて平然と搬入を始めた。
これで、今できることは全て終ったかな。
プッペ支配人たちはノイエシュタット侯爵の騎士団に伴われて馬車で護送されてくるらしい。
到着は一ヶ月くらい先になるようだ、それから本格的な取調べになるので細かいことが明らかになるのはだいぶ先のようだ。
帝国の東部辺境に森を作ろうという試みはのっけから躓いちゃったよ。
でももう一つの目的だった瘴気の森から木を切り出している現場を見つけることはできたし、王国で同じことをしようとしていた『黒の使徒』の目論見は途中で阻むことができたので良しとするかな。
わたし達は王都へ帰るとそのまま王宮で静養しているヴィクトーリアさんに会いに行った。
「お母様、ただいま帝国から戻ってまいりました。
お加減はいかがですか?。」
「お疲れ様でした。
ええ、みなさんのおかげで大変調子がいいわ、ここは空気が良いので助かるわ。」
ハイジさんが帰国の挨拶をし、ヴィクトーリアさんがそれを労った。
ハイジさんは挨拶に続き帝国の辺境で見たこと聞いたことをヴィクトーリアさんに細かく話していく。
昨年も訪れた村の現在の様子、今年初めて訪れた村の様子と話していき、製材所の話になった。
ハイジさんは、ヴィクトーリアさんが瘴気中毒に罹る原因となった調度品の材料である瘴気の森の木を伐り出している現場を突き止めたことを報告した。
そこでは各地のスラムから若者を集めて使い潰すことを前提に魔獣狩りをさせている様子だったことも話した。
「そこで木を伐採し木材に加工しているのは、シュバーツアポステル商会という商会だったのです。
彼らはスラム出身者の命など気にも掛けていないようで、口にするのも憚れるような非人道的な行いもしていました。
あんな酷い行いをしながら帝国の法には一切反していないと自信満々に言っていたのが腹立たしかったです。
お母様はシュバーツアポステル商会をご存知でしたか、他から得た情報では『黒の使徒』の資金調達部隊だと言うことでしたが。」
「ごめんなさいね。私はその商会の事は聞かされていないわ。
『黒の使徒』の連中、そんな商会を隠れ蓑にして好き勝手しているのですね。
私が『黒の使徒』に批判的な立場なので、皇帝は私に内緒にしていたんでしょうね。」
ヴィクトーリアさんは、今までの民に抑圧的な政策を改め、福祉や教育の充実など民に対して柔和な政策を採って人心を掌握するべきだと考える貴族の派閥から皇后として送り込まれた人だ。
人は力によって支配するものだとする『黒の使徒』及びその教義に同調する帝国の主流派とは相容れないものがあるらしい。
ヴィクトーリアさんが皇后になってから色々な場面で皇帝を諌めることから、皇帝からも疎まれていると言うのは以前から聞いている話だ。
ヴィクトーリアさんはハイジさんから聞いた話を手紙で息子のケントニス皇太子に伝え相談してみると言っていた。
**********
「それで、ターニャちゃんが気付いてくれたのだけど、シュバーツアポステル商会は王国でも西部地区の貴族に取り入って同じことをしようとしていたようですの。
ここヴィーナヴァルトに作ったダミーの商会が瘴気の森に製材所を作っているところでしたのよ。
王国では瘴気の森の近くは開発や立ち入りが禁止されているので、その法を根拠に計画を中止させることができましたけど、そこを拠点に『黒の使徒』は王国へ進出するつもりのようでした。」
シュバーツアポステル商会のプッペという人物が言葉巧みに王国の貴族に取り入った話を聞いたヴィクトーリアさんが言う。
「帝国は友好国であるこの国の中では『黒の使徒』が布教することを禁じているので、ダミーの商会を通じて『黒の使徒』の教義の浸透を図ろうと言うのね。
『黒の使徒』の考えに同調しやすいと思われる黒髪・黒い瞳の貴族に取り入ろうとするはある意味当然だわね。」
ヴィクトーリアさんは、他にも黒髪・黒い瞳を持つこの国の貴族にシュバーツアポステル商会もしくはそのダミー商会の者として『黒の使徒』の者が接触を図っていても不思議ではないといっていた。
**********
「この国で悪さをしていたプッペという者が言っていたのですが、どうやら『黒の使徒』はかなり長い期間をかけて帝国から森を減らしてきたようです。
以前お母様がいつのまにか森が無くなっていたと言っていましたが、あれは森を伐ることに反対する勢力に気付かれないために少しずつ伐り進めていたみたいですね。」
ハイジさんは、『黒の使徒』が瘴気の森の近くでは魔法の威力や魔力の回復力が増すこと、反対に森の中では魔法の威力や魔力の回復力が低下することに気付き、長い年月をかけて森を減らしてきたことをヴィクトーリアさんに説明した。
「ずいぶんと気の長い計画でしたのね。
おかげでこちらが全然気付かないうちにしてやられたみたいです。」
ヴィクトーリアさんは悔しそうに言った。
ただ、森に瘴気を掃う効能があると言うことは、わたしが伝えるまでヴィクトーリアさんも知らなかったこと。
一般に魔力と呼んでいるものが瘴気と同じものだなんて普通の人は知らないので、森を減らせば魔法が使い易くなると言われれば同調する人が多かったとしても不思議ではないとヴィクトーリアさんは言っていた。
ハイジさんが帝国での出来事を一通り話し終えたので席を立とうとしたとき、ヴィクトーリアさんが言った。
「今回、帝国の辺境部に森を作ってきたこと、この国における『黒の使徒』の計画を一つ潰したことで、あなた達は一層『黒の使徒』にとって目障りな存在になったはずです。
身の回りには十分注意するのですよ。」
ええ、それは十分にわかってます、本当に気をつけないとね。
**********
わたしとハイジさんは他のみんなが待つミルトさんの私室へ向かった。
そこでミルトさんと合流すると、官吏に話を付けたので王宮の中庭に押収した物品を出して欲しいと言われた。
中庭に行くと既に人が集まっていた。これだけの人の前でクロノスさんの力を披露しちゃうの?
ミルトさんにクロノスさんの力を当てにされると困るので、なるべく力を行使しているところを見せたくないと伝える。
ミルトさんは「それもそうね。」と言って、集まった人に一旦中庭から退去してもらった。
「クロノスおねーちゃん!お願い!ちょっと来て!」
例によって大きな声でクロノスさんに呼びかけた。
「はーい!クロノスお姉ちゃんですよ!」
相変わらず脱力しそうな返事をしながら、何処からともなくクロノスさん現れる。
「クロノスおねえちゃん、この間預けた物、全部ここに出してもらえるかな。お願い!」
「ああ、この前のやつね。了解よ!えーい!」
クロノスさんの気の抜けた掛け声と共に大量の機械や机、棚などが中庭に出現した。
中庭が押収物で埋まりそうだ、こんなに押収したのか…。
「ターニャちゃん、これで全部よ!ご褒美ちょうだい!」
クロノスさんはわたしに抱きついてマナをごっそりと吸うとそのまま帰っていった。
ミルトさんの指示で王宮内に入っていた官吏達が戻ってきた。皆一様に中庭に現れた大量の押収物に目を見張っていたが、そこは優秀な官吏達のこと、つとめて平然と搬入を始めた。
これで、今できることは全て終ったかな。
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ーーーーー
この作品は大変楽しく書けていましたが
49話で終わりとすることにいたしました
完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい
そんな欲求に屈してしまいましたすみません