16 / 56
きぬの死
しおりを挟む
そう言うと、秋は、きぬから預かったちずるの命名が書かれた半紙をまさるに差し出した。すると、その半紙を持って和室へ向かい床の間の高い場所へ、半紙を貼り付けた。しばらく眺めてから、なみえの元へと戻っていった。
「なみちゃん。我が家の姫の名前ばあちゃんが付けてくれたんだよ。ひらがなでちずる。いい名前だよな。
今、床の間に飾ってきたよ。」
するとなみえが
「ええ名前やわね。」
なみえは、心からありがたいとそう思った。すると、2人の部屋の戸を叩く音がした。
「コンコン」
「はい」
まさるが返事をすると、
「ばあちゃんだよ。入ってもいいかい。」
「どうぞ。」
とまさるの言葉で、きぬは部屋へと入ってきた。するとなみえの側に来てこう言った。
「身体はどうかね。なみちゃん」
「はい。お陰様で、元気です。」
「そうかい。それは良かった。実は私がここは来たのは、なみちゃんが我が家に嫁いで来る前えに私がちずる
の事で話しをしたこと、覚えているかなと思ってね。」
「覚えています。忘れていませんです。」
「そうか、そうかい。忘れてはいなかったんだね。実は、ちずるは大変な役目得て生まれて来た子なんだよ。
その、証を教えたくてね。私も年だし、いつお呼びがくるか分からないから、元気なうちになみちゃんに
知っておいてもらいたくてね。」
「はい。」
「もちろん、今から話すことは信じられないと思うかもしれないけど、最後までちゃんと聞いてほしいん
だよ。」
「なみちゃん。我が家の姫の名前ばあちゃんが付けてくれたんだよ。ひらがなでちずる。いい名前だよな。
今、床の間に飾ってきたよ。」
するとなみえが
「ええ名前やわね。」
なみえは、心からありがたいとそう思った。すると、2人の部屋の戸を叩く音がした。
「コンコン」
「はい」
まさるが返事をすると、
「ばあちゃんだよ。入ってもいいかい。」
「どうぞ。」
とまさるの言葉で、きぬは部屋へと入ってきた。するとなみえの側に来てこう言った。
「身体はどうかね。なみちゃん」
「はい。お陰様で、元気です。」
「そうかい。それは良かった。実は私がここは来たのは、なみちゃんが我が家に嫁いで来る前えに私がちずる
の事で話しをしたこと、覚えているかなと思ってね。」
「覚えています。忘れていませんです。」
「そうか、そうかい。忘れてはいなかったんだね。実は、ちずるは大変な役目得て生まれて来た子なんだよ。
その、証を教えたくてね。私も年だし、いつお呼びがくるか分からないから、元気なうちになみちゃんに
知っておいてもらいたくてね。」
「はい。」
「もちろん、今から話すことは信じられないと思うかもしれないけど、最後までちゃんと聞いてほしいん
だよ。」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。
その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。
そこで待っていたのは、最悪の出来事――
けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。
夫は愛人と共に好きに生きればいい。
今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。
でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。
妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。
過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――
タダで済むと思うな
美凪ましろ
ライト文芸
フルタイムで働きながらワンオペで子育てをし、夫のケアもしていた井口虹子は、結婚十六年目のある夜、限界を迎える。
――よし、決めた。
我慢するのは止めだ止め。
家族のために粉骨砕身頑張っていた自分。これからは自分のために生きる!
そう決めた虹子が企てた夫への復讐とは。
■十八歳以下の男女の性行為があります。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる