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悲しき魂の叫び
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「いや、そこは我々が全力で東條先生を御守り致します。」
「ですが、失礼かと思いますけど、事件の真相が見えていない刑事さん方々に、私の命を守ることが出来る
のでしょうか?」
「いやあ、そう言われてしまいますと、何にも言えないのですが」
この曖昧な刑事の言葉で、ちずるはやはり、警察に関わるべきではないと思った。しかし、1日でも早く松山すみれの消息を見っけなければ、すみれと同じ様な犠牲者が出てこないとも限らない。一刻の猶予もないと思った。そこでちずるは、高木にこう聞いてみた。
「半年も経って、何の情報もないと言うのは変ですね。」
「あ・まあそうなんですけど、我々もこの事件だけに携わっているわけにもいきませんで。実は、松山すみれ
さんのお母さんが何度も署に来ては泣きつかれるので、正直困っています。」
ちずるはこの高木の言い方に、呆れるものを感じていた。
「あの。松山すみれさんに関しましては、すみれさんのお母様とお約束していますので、出来る限りの協力
は致します。ですが、犯人像などの霊視などは一切お引き受け致しませんので、ご了承ください。」
「はい。それで結構です。一般市民の方に迷惑をおかけする訳にはいきません。あ・それからですね、松山す
みれさんの写真をお渡ししておきます。」
と言って高木は、ちずるに松山すみれの写真を手渡した。ちずるはすみれの写真を受け取ると、これから、帰宅して、すみれの生存の確認をしなくてはならないと言って、2人の刑事達に帰ってもらった。そうしてちずるは明日の仕事の準備をした後、家路へと急いだ。ちずるは帰宅するなり、家族にただいまも言わず神棚の祀ってある和室へと入っていった。そして、いつものように瞑想を始めた。5分位経った時、襖の向こうから母親なみえの声がした。
「ちずる、夕飯はどうするの?」
と聞いてきたが、瞑想を始めるとそれに集中する誰の呼びかけにも返事をしない。東條家ではこんな時、和室の襖を開けてはならないと、生前きぬから伝えられていたので、その後はちずるが和室から出てくるまで、家の者は呼びかけをしないと決めていた。ちずるは瞑想が深くなると、五体から魂となって抜け出て見せられた湖を探した。すると、一つの湖から女性らしきすすり泣く声がした。泣く声の方に瞬間移動すると、ちずるは泣く声の魂の存在に話
「ですが、失礼かと思いますけど、事件の真相が見えていない刑事さん方々に、私の命を守ることが出来る
のでしょうか?」
「いやあ、そう言われてしまいますと、何にも言えないのですが」
この曖昧な刑事の言葉で、ちずるはやはり、警察に関わるべきではないと思った。しかし、1日でも早く松山すみれの消息を見っけなければ、すみれと同じ様な犠牲者が出てこないとも限らない。一刻の猶予もないと思った。そこでちずるは、高木にこう聞いてみた。
「半年も経って、何の情報もないと言うのは変ですね。」
「あ・まあそうなんですけど、我々もこの事件だけに携わっているわけにもいきませんで。実は、松山すみれ
さんのお母さんが何度も署に来ては泣きつかれるので、正直困っています。」
ちずるはこの高木の言い方に、呆れるものを感じていた。
「あの。松山すみれさんに関しましては、すみれさんのお母様とお約束していますので、出来る限りの協力
は致します。ですが、犯人像などの霊視などは一切お引き受け致しませんので、ご了承ください。」
「はい。それで結構です。一般市民の方に迷惑をおかけする訳にはいきません。あ・それからですね、松山す
みれさんの写真をお渡ししておきます。」
と言って高木は、ちずるに松山すみれの写真を手渡した。ちずるはすみれの写真を受け取ると、これから、帰宅して、すみれの生存の確認をしなくてはならないと言って、2人の刑事達に帰ってもらった。そうしてちずるは明日の仕事の準備をした後、家路へと急いだ。ちずるは帰宅するなり、家族にただいまも言わず神棚の祀ってある和室へと入っていった。そして、いつものように瞑想を始めた。5分位経った時、襖の向こうから母親なみえの声がした。
「ちずる、夕飯はどうするの?」
と聞いてきたが、瞑想を始めるとそれに集中する誰の呼びかけにも返事をしない。東條家ではこんな時、和室の襖を開けてはならないと、生前きぬから伝えられていたので、その後はちずるが和室から出てくるまで、家の者は呼びかけをしないと決めていた。ちずるは瞑想が深くなると、五体から魂となって抜け出て見せられた湖を探した。すると、一つの湖から女性らしきすすり泣く声がした。泣く声の方に瞬間移動すると、ちずるは泣く声の魂の存在に話
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