私の恐怖はこれから

上野佐栁

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私の恐怖はこれから 呪われた者たち編

もう一度チャンスその1

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 「皆んな‼︎それぞれ、七柱を倒すわよ‼︎」
 「了解‼︎」
 「了解っす‼︎」
 「私は、二番をやるわ‼︎原技君、江原君、七不思議一番協力してくれるわよね⁇」
 「もちろんだよ‼︎」
 「篤美さんの為なら何処までもです‼︎」
 「ガァガァガァ‼︎」
 「じゃあ、私は七柱の三番をやる‼︎」
 「気を付けて‼︎三番はこの中で一番の強敵だよ‼︎」
 「わかった‼︎天堂君、区事務君、霊力才能部一緒に戦ってね‼︎」
 「当たり前や‼︎」
 「頑張る」
 「俺様の力見せてやるぜ‼︎」
 「役に立ってない時点で用済みなんだけどね」
 「う、うるさい‼︎」
 「頑張るもん‼︎」
 「アニマルが居るから最強‼︎」
 「いけるさ‼︎」
 「じゃあ、残りの七不思議は......七不思議三番目を相手にしてね。三番はあっち側みたいだしね‼︎」
 「は?」
 「結構強いよ‼︎礼武もよろしくね」
 「チッ‼︎お前がリーダーじゃなかったら従わなかったな。それに......あんなこと言われちゃなぁ......」
 「礼武⁇何か言った?」
 「なにも言ってねぇよ」
 「そう?」
 「一番は私がやる‼︎」
 「俺は四番っす‼︎」
 「絶対勝つよ」
 「はいっす」
 「おっほほほ。わしらに勝てるなどと思わないでほしいのう」
 「全くです。リーダーがあれじゃ、我らの七柱がまとまらないです」
 そんな二人を無視して、光君と背中合わせで立った。そっと手を握ると握り返してくれた。
 「もっと早く気づけていれば、戻れたのかもね」
 「いつでも帰ってくるっす‼︎俺達、霊感総合部はいつでも待っているっすよ」
 「ありがとう」
 「はいっす」
 「じゃあ行くよ」
 「了解っす‼︎」
 私達は同時に動いた。一番も四番も強い。でも私達なら行ける‼︎戦力ならこちらの方が上‼︎
 「矢を使えんのは痛手かのう?」
 「そうでもないよ!矢だって、ナイフのように扱えるんだから‼︎」
 シュッ
 「チッ‼︎」
 ゴロゴロ
 「雷は効かねです‼︎」
 「これなら‼︎」
 「天気全般効きません‼︎七番目の方だった危なかったです」
 「あの小僧だったら危なかったのう」  
 「だったら見せてあげる‼︎」
 「だったら見せてあげるよ‼︎」
 「なにをじゃ?」
 「なにをです⁇」
 「私達の......」
 「俺達の......」
 「絆を見せてあげるよ‼︎」
 私は後ろに向かってジャンプをした。っと同時に背中合わせに、光君も飛んで来た。お互いの動きがわかる。心と心が繋がっているんだ。
 「なんじゃ?」
 「なにです?」
 「行くよ」
 「はいっす」
 お互いに入れ替わるようにお互いの足裏をバネして、私は四番を......光君は一番に向かって、霊力を放った。
 シュッゴロゴロ
 「ああああああああああああ!?」
 「何故じゃ!?何故お互いの動きがわかるのじゃ!?」
 「信用しているから‼︎」
 「俺達はずっと一緒に居たんだ‼︎たとえ、十年間離れ居てもお互いの気持ちがわかるんだ‼︎」
 「悔しいです‼︎こんな奴なら負けるなんて悔しすぎます‼︎」
 「き、消えた......」
 「か、勝った......」
 力が抜ける。きっと、光君も同じだろう。そう思う。
 「そっちも終わったみたいね」
 「俺達も終わったぜ‼︎」
 「私達もです‼︎結構強かったですよ‼︎」
 「あとは......これを破壊するだけ‼︎」
 パキーン
 「深雪先輩⁇深雪先輩!?か、体透けているっす!?」
 「呪を繋ぐ結晶体を壊したの。もうこの世には居られない。ごめんね。最後まで一緒に居られなくて......」
 「いやっすよ‼︎行かないでっす‼︎側に居てっすよ‼︎深雪先輩‼︎」
 「さようなら。あとは頼んだよ。篤美......」
 「みゆっ......」
 なにか言いかけていたけど、その時にはもう、私の姿は無かった。呪いは消えた。やっと皆んなも解放される。でもまだ、皆んなの側に居たから私は......。
 「羅針盤⁇」
 「それに......深雪のヘアピン⁇なんで?」
 「ほのかに光ってる⁇」
 もう一度チャンスを‼︎
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