愛されなかった私が転生して公爵家のお父様に愛されました

上野佐栁

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魔法暴走

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 アリアスと仲直りをして二日が経過しました。私は今、崩壊した町にいます。何故そうなかったかと言うと遡ること一時間前
 「ラティス。一応聞くが、魔法の制御出来るんだよな?」
 「魔法の制御⁇私に魔力があるの?」
 「え、あっ。ああ、一応な。だから魔法を暴走させるなよ?」
 「えーとうん」
 シュル
 「わっ!浮いた」
 「......」
 「ノワール⁇どっしたの?」
 「いやなんでもない」
 気のせいか?ラティスの魔力が少し落ちた気がする。
 シュルルル
 「えっ?ぎゃあああああ!?」
 「はあ!?」
 なんで今、魔法が暴走してんだよ!
 「わあああああああ!?」
 「ラティス‼︎魔法を消せ!」
 「無理無理無理‼︎私、生まれから魔法なんてまともに使ったことがないよ!」
 ピンポンパンポン。記憶を失う前はバリバリ使っていました!
 「ラティス‼︎心を落ち着かせろ」
 「止まれない!」
 シュルルル
 「ら、ラティス!?」
 キラーン
 「ま、マジかよ」
 自分自身を思いっきり飛ばしやがった。
 「ノワール?今の悲鳴何?」
 「あ、アリアスか。実はなぁ、ラティスが......」
 さっきのこと説明中
 「はあああ!?ラティスが空高く何処かに飛んでいった!?何してんのよ!ノワールの役立たず‼︎」
 「うるせ!俺だって予想外もいいところなんだよ。あんなに力を持て余していたなんて知らなかったんだよ」
 「早く連れ戻さないと公爵様になんて言われるか......」
 「ラティスが空高くに飛んでいっただと?」
 ギクッ
 「こ、公爵様⁇」
 「ノワール。貴様!絶対に許さん!二度とラティスに魔法を教えるな!」
 「ひぃぃぃぃ!すません‼︎」
 「こ、怖い......」
 「ラティスに何かあったら貴様の首ごと消し飛ぶと思え」
 「は、はい......」
 「皇女様も陛下に報告します」
 「......はい」
 やばいやばい‼︎公爵様はどんだけラティスのことが好きなのよ。怖すぎる!あの怒った顔が怖い‼︎
 そしてしばらくして
 ドンッ
 「きゃあ!」
 ボロッ
 「な、何此処?崩壊した町?なんで?」
 今に至る
 「此処洞窟かなぁ?」
 それにしてもボロいな。
 詳しくは幻の洞窟その3をご覧ください。
 「うーん。此処に住んでいる人は居なさそうだな」
 どうやって帰ろう。
 ズズズドーン
 「きゃっ!なになに!?」
 いきなり洞窟が崩れて来たのだ。
 「......」
 崩れて来た洞窟の中には小さな鏡があった。
 「何これ?鏡?」
 じぃー
 この鏡を見ているとなんだか......ズキン
 「ゔっ!」
 は?なんで血が?
 シュル
 「あ、ああ、あああ......」
 魔力の制御が効かない。
 何これどうなっているの?鏡を見ただけなのにどうして!?
 「うふふ。その鏡はただの鏡じゃない。心に闇があるものはその鏡によって魔力を吸い取られる。ラティス、こんな簡単に引っ掛かってくれるなんて嬉しいわ。さぁその魔力で世界を滅ぼしなさい。うふふ。あははは‼︎」
 
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