41 / 119
41 こっちで正解
しおりを挟む
だからノンケは好きにならないって決めてたんじゃん。
絶対に、最終的にはこうなるんだからさ。
まぁ、今回は最初からこうなってたんだけどさ。
好きな人がいるんだって。
ずっと、好きな人が、いるんだそうですよ。
「これ、色違いのもすっごいおすすめです。グリーンの今年の流行色で結構持ってる方多いんですけど、このニットは少しグリーンが暗めだから、どの服にも合わせやすいし、流行りの色よりも落ち着いてる感じで」
でも、思っちゃったんだもん。
旭輝に好きな人がいるって聞いた瞬間、旭輝に思われてるその人のことが羨ましいって、思っちゃった。
どうしようもなく悲しい気持ちになっちゃった。
気がつかないフリをしてた。スルーして、やり過ごして、そのうちあの部屋を出ていくと同時になかったことにできるって思ってた。きっと、あそこであの同僚の人にあんなこと聞かされなければ、うまくできてたはずなのに。
しょうがないじゃん。
「ありがとうございましたぁ」
悲しいのはごまかせなかったんだ。
「聡衣君」
「あ、はい!」
「そろそろお昼休憩していいよ?」
「はい。ありがとうございます。今、商品整理終えたら」
国見さんはありがとうと笑って、接客であっちこっちから服を出して広げていたカウンターを一緒に整理してくれる。
「昨日は夜遅くまでありがとう」
「えぇ? こちらこそです。ご馳走様です」
「美味しかった?」
「すっごく」
「そっか、それならよかった。遅くまで付き合わせたから疲れただろうと思って」
「全然ですよ~」
「そう?」
コクンと頷くと、隣に立っている国見さんが顔をこっちへ向けて、首を傾げた。いくらか俺の方が身長が低くて、そんなふうに屈まれると、少し高い位置にあるはずの視線がすぐ目の前でぶつかって、くすぐったい。
目を逸らしてしまいそうになる。
「今日は、少し元気がなかったから」
「…………」
顔に、出てた?
出してないって思ってたから驚いて、見つめ返しちゃった。
「あ、あは、そんなことないですっ、っていうか、お客さまにも楽しそうって」
国見さんのファンの方、かな。まだ働き出して間もないけど、顔を覚えちゃったくらい頻繁に来店してくれる人がいた。今日は、入荷したばかりのクリスマスグッズのチェックに来たんだって。もちろん、国見さんのお店のSNSアカウントもフォローしてるその人は、入荷情報だっていち早くゲットしてくれてて。その人が今日はとっても元気な接客をしてもらえたって笑ってくれたくらい。
「あの後……何か、あった?」
「……」
何も、ない……よ。
「相談、乗るよ? 話、いくらでも聞くから」
むしろ、何もない。
「だから、今日、夜、食事に誘ってもいいかな」
「…………ぇ」
国見さんは微笑みながら、カウンターの上をあっという間に整えてくれた。
「君と……」
そして、魔法みたいに服を綺麗に畳んでしまう長い指がそっと、遠慮がちに、俺の少し冷たくなってた指先に触れた。
「食事がしたい」
国見さんの指先はとてもあったかかった。
話を聞いてもらうことなんて、何もない。
「……今日は、帰りにちょっと外でご飯食べてきます……」
旭輝へのメッセージ、これだけでいいかな。何かもっと付け加えるべき? ほら、今日は旭輝は仕事休みだから、一緒にご飯をって用意してくれてるかもしれなくて、だから、ちゃんと食べませんって言っておかないと、でしょ? お昼休憩、コンビニで買ってきたお弁当を食べる手を止めて、少し考えてみる。
「……うーん」
どうだろ。理由なんて、そんなの別に旭輝にしてみたら関係のないことって感じ? だよね。
「……」
少し考えて、そのまま送信することにした。
だって、「職場のオーナーと食事してきます」なんて言われたって、そっか……って感じでしょ? 旭輝にしてみたら、食事の相手がオーナーの国見さんでも友達の陽介でもきっと何も変わらないから。
そこに何もないのに、わざわざ言う必要ないかなって。
お昼休憩の間、ずっと考えていた。ずっとずっと考えて結局それ以上は何も付け足さないことにした。
「さ、お昼休憩おわりー……」
ただの食事だし。
そう、話なんてすることひとつもない。相談したいこともない。
だってさ、何にもないもん。
始まってないし終わってないし。そもそもないし。
「……午後もお仕事、がんばろー……」
好きって気がついて、その好きはもうすでに「終わり」ってなっただけ。旭輝にはずっと好きな人がどこかにいるし、ノンケだし。だから、始まらずに終わっただけ。
国見さんに話を聞いてもらう必要なんて、ちっともない。だからただ、ただ、ご飯、美味しいといいなぁって思いながら、お仕事の笑顔を作ってみた。
「……よしっ」
そして、お店の方へと戻ると、店内は結構な混み具合で。
「わ……ぁ、いらっしゃいませ」
お昼ご飯食べ終わって、旭輝にメッセージ送って、でもまだ少しだけ休憩時間残ってたんだ。十分くらい。でも、一人休憩室にても旭輝からの返事をソワソワ待っちゃいそうだし。
「はい。こちらのサイズ違いですね」
その返事がどんなものか、ちょっとビビるっていうか、なんか……ね。
「りょーかい」ってだけだったら、なんかちょっとしょんぼりしそうで、だから、メッセージへの返信を待つことのないように自分からスマホをロッカーに押し込めて、その場を離れた。
「聡衣君」
「ハイっ」
「ありがとね」
ただ返信が気になりすぎるから休憩を十分早く切り上げただけだけれど、お店の中は混雑してて、国見さん一人だとちょっと大変そうだった。だから、これで正解だ。
ホッと微笑んでくれる国見さんに笑顔を向けながら、これが正解って、思った。
絶対に、最終的にはこうなるんだからさ。
まぁ、今回は最初からこうなってたんだけどさ。
好きな人がいるんだって。
ずっと、好きな人が、いるんだそうですよ。
「これ、色違いのもすっごいおすすめです。グリーンの今年の流行色で結構持ってる方多いんですけど、このニットは少しグリーンが暗めだから、どの服にも合わせやすいし、流行りの色よりも落ち着いてる感じで」
でも、思っちゃったんだもん。
旭輝に好きな人がいるって聞いた瞬間、旭輝に思われてるその人のことが羨ましいって、思っちゃった。
どうしようもなく悲しい気持ちになっちゃった。
気がつかないフリをしてた。スルーして、やり過ごして、そのうちあの部屋を出ていくと同時になかったことにできるって思ってた。きっと、あそこであの同僚の人にあんなこと聞かされなければ、うまくできてたはずなのに。
しょうがないじゃん。
「ありがとうございましたぁ」
悲しいのはごまかせなかったんだ。
「聡衣君」
「あ、はい!」
「そろそろお昼休憩していいよ?」
「はい。ありがとうございます。今、商品整理終えたら」
国見さんはありがとうと笑って、接客であっちこっちから服を出して広げていたカウンターを一緒に整理してくれる。
「昨日は夜遅くまでありがとう」
「えぇ? こちらこそです。ご馳走様です」
「美味しかった?」
「すっごく」
「そっか、それならよかった。遅くまで付き合わせたから疲れただろうと思って」
「全然ですよ~」
「そう?」
コクンと頷くと、隣に立っている国見さんが顔をこっちへ向けて、首を傾げた。いくらか俺の方が身長が低くて、そんなふうに屈まれると、少し高い位置にあるはずの視線がすぐ目の前でぶつかって、くすぐったい。
目を逸らしてしまいそうになる。
「今日は、少し元気がなかったから」
「…………」
顔に、出てた?
出してないって思ってたから驚いて、見つめ返しちゃった。
「あ、あは、そんなことないですっ、っていうか、お客さまにも楽しそうって」
国見さんのファンの方、かな。まだ働き出して間もないけど、顔を覚えちゃったくらい頻繁に来店してくれる人がいた。今日は、入荷したばかりのクリスマスグッズのチェックに来たんだって。もちろん、国見さんのお店のSNSアカウントもフォローしてるその人は、入荷情報だっていち早くゲットしてくれてて。その人が今日はとっても元気な接客をしてもらえたって笑ってくれたくらい。
「あの後……何か、あった?」
「……」
何も、ない……よ。
「相談、乗るよ? 話、いくらでも聞くから」
むしろ、何もない。
「だから、今日、夜、食事に誘ってもいいかな」
「…………ぇ」
国見さんは微笑みながら、カウンターの上をあっという間に整えてくれた。
「君と……」
そして、魔法みたいに服を綺麗に畳んでしまう長い指がそっと、遠慮がちに、俺の少し冷たくなってた指先に触れた。
「食事がしたい」
国見さんの指先はとてもあったかかった。
話を聞いてもらうことなんて、何もない。
「……今日は、帰りにちょっと外でご飯食べてきます……」
旭輝へのメッセージ、これだけでいいかな。何かもっと付け加えるべき? ほら、今日は旭輝は仕事休みだから、一緒にご飯をって用意してくれてるかもしれなくて、だから、ちゃんと食べませんって言っておかないと、でしょ? お昼休憩、コンビニで買ってきたお弁当を食べる手を止めて、少し考えてみる。
「……うーん」
どうだろ。理由なんて、そんなの別に旭輝にしてみたら関係のないことって感じ? だよね。
「……」
少し考えて、そのまま送信することにした。
だって、「職場のオーナーと食事してきます」なんて言われたって、そっか……って感じでしょ? 旭輝にしてみたら、食事の相手がオーナーの国見さんでも友達の陽介でもきっと何も変わらないから。
そこに何もないのに、わざわざ言う必要ないかなって。
お昼休憩の間、ずっと考えていた。ずっとずっと考えて結局それ以上は何も付け足さないことにした。
「さ、お昼休憩おわりー……」
ただの食事だし。
そう、話なんてすることひとつもない。相談したいこともない。
だってさ、何にもないもん。
始まってないし終わってないし。そもそもないし。
「……午後もお仕事、がんばろー……」
好きって気がついて、その好きはもうすでに「終わり」ってなっただけ。旭輝にはずっと好きな人がどこかにいるし、ノンケだし。だから、始まらずに終わっただけ。
国見さんに話を聞いてもらう必要なんて、ちっともない。だからただ、ただ、ご飯、美味しいといいなぁって思いながら、お仕事の笑顔を作ってみた。
「……よしっ」
そして、お店の方へと戻ると、店内は結構な混み具合で。
「わ……ぁ、いらっしゃいませ」
お昼ご飯食べ終わって、旭輝にメッセージ送って、でもまだ少しだけ休憩時間残ってたんだ。十分くらい。でも、一人休憩室にても旭輝からの返事をソワソワ待っちゃいそうだし。
「はい。こちらのサイズ違いですね」
その返事がどんなものか、ちょっとビビるっていうか、なんか……ね。
「りょーかい」ってだけだったら、なんかちょっとしょんぼりしそうで、だから、メッセージへの返信を待つことのないように自分からスマホをロッカーに押し込めて、その場を離れた。
「聡衣君」
「ハイっ」
「ありがとね」
ただ返信が気になりすぎるから休憩を十分早く切り上げただけだけれど、お店の中は混雑してて、国見さん一人だとちょっと大変そうだった。だから、これで正解だ。
ホッと微笑んでくれる国見さんに笑顔を向けながら、これが正解って、思った。
13
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
鈴木さんちの家政夫
ユキヤナギ
BL
「もし家事全般を請け負ってくれるなら、家賃はいらないよ」そう言われて鈴木家の住み込み家政夫になった智樹は、雇い主の彩葉に心惹かれていく。だが彼には、一途に想い続けている相手がいた。彩葉の恋を見守るうちに、智樹は心に芽生えた大切な気持ちに気付いていく。
宵にまぎれて兎は回る
宇土為名
BL
高校3年の春、同級生の名取に告白した冬だったが名取にはあっさりと冗談だったことにされてしまう。それを否定することもなく卒業し手以来、冬は親友だった名取とは距離を置こうと一度も連絡を取らなかった。そして8年後、勤めている会社の取引先で転勤してきた名取と8年ぶりに再会を果たす。再会してすぐ名取は自身の結婚式に出席してくれと冬に頼んできた。はじめは断るつもりだった冬だが、名取の願いには弱く結局引き受けてしまう。そして式当日、幸せに溢れた雰囲気に疲れてしまった冬は式場の中庭で避難するように休憩した。いまだに思いを断ち切れていない自分の情けなさを反省していると、そこで別の式に出席している男と出会い…
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(2024.10.21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
【完結・BL】春樹の隣は、この先もずっと俺が良い【幼馴染】
彩華
BL
俺の名前は綾瀬葵。
高校デビューをすることもなく入学したと思えば、あっという間に高校最後の年になった。周囲にはカップル成立していく中、俺は変わらず彼女はいない。いわく、DTのまま。それにも理由がある。俺は、幼馴染の春樹が好きだから。だが同性相手に「好きだ」なんて言えるはずもなく、かといって気持ちを諦めることも出来ずにダラダラと片思いを続けること早数年なわけで……。
(これが最後のチャンスかもしれない)
流石に高校最後の年。進路によっては、もう春樹と一緒にいられる時間が少ないと思うと焦りが出る。だが、かといって長年幼馴染という一番近い距離でいた関係を壊したいかと問われれば、それは……と踏み込めない俺もいるわけで。
(できれば、春樹に彼女が出来ませんように)
そんなことを、ずっと思ってしまう俺だが……────。
*********
久しぶりに始めてみました
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
【完結】薄幸文官志望は嘘をつく
七咲陸
BL
サシャ=ジルヴァールは伯爵家の長男として産まれるが、紫の瞳のせいで両親に疎まれ、弟からも蔑まれる日々を送っていた。
忌々しい紫眼と言う両親に幼い頃からサシャに魔道具の眼鏡を強要する。認識阻害がかかったメガネをかけている間は、サシャの顔や瞳、髪色までまるで別人だった。
学園に入学しても、サシャはあらぬ噂をされてどこにも居場所がない毎日。そんな中でもサシャのことを好きだと言ってくれたクラークと言う茶色の瞳を持つ騎士学生に惹かれ、お付き合いをする事に。
しかし、クラークにキスをせがまれ恥ずかしくて逃げ出したサシャは、アーヴィン=イブリックという翠眼を持つ騎士学生にぶつかってしまい、メガネが外れてしまったーーー…
認識阻害魔道具メガネのせいで2人の騎士の間で別人を演じることになった文官学生の恋の話。
全17話
2/28 番外編を更新しました
離したくない、離して欲しくない
mahiro
BL
自宅と家の往復を繰り返していた所に飲み会の誘いが入った。
久しぶりに友達や学生の頃の先輩方とも会いたかったが、その日も仕事が夜中まで入っていたため断った。
そんなある日、社内で女性社員が芸能人が来ると話しているのを耳にした。
テレビなんて観ていないからどうせ名前を聞いたところで誰か分からないだろ、と思いあまり気にしなかった。
翌日の夜、外での仕事を終えて社内に戻って来るといつものように誰もいなかった。
そんな所に『すみません』と言う声が聞こえた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる