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第8章 魔人の島
第2話 奪われた神器
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「これは……村? いや、街だ」
森を抜けると、そこには集落のようなものがあった。
ただし、木で作られた建物は原始的で、オレたちの文明基準で言うなら稚拙だ。
とはいえ、これをモンスターが作ったとは思えないので、住んでいるのは人間に近い存在だろう。
一見すると小規模な村にも見えるが、住居はかなり広範囲に渡って建っていて、街と呼べるくらいの人口はありそうだった。
オレたちは隠れつつ、騒動が起こっている場所に近付いていく。
すると、前方にわらわらと走る者たちが見えたので、物陰から観察してみた。
(……一般的な人間よりも全員一回り大きい。そして肌はグレーで白い髪をしている。もしかして妖魔の一種なのか?)
オレは『スマホ』で写真を撮り、解析しようとしたところ、ロゥエルが口を開いた。
「あれは『魔人族』じゃ」
「『魔人族』……?」
「そうじゃ。エルフ族の長老が、この世界のどこかに灰色の人間が存在すると言っておった。彼らを『魔人族』と呼ぶらしい」
『魔人族』……そんな種族がいたのか。
『魔人族』を検索してみると、確かにロゥエルの言う通りのことが書いてあった。
海にいるモンスターのせいでここから出ることは叶わず、その結果独自に進化したらしい。
ステータスの解析を見てみると、魔人たちは全員驚くほどの高レベルだった。
平均すると100を超えている。150を超えている者も少なくない。
通常では考えられない成長速度だ。
その理由は、モンスタースキルであるはずの『経験値10倍』を全員持っているからだった。
これが『魔人族』の特徴なんだろう。その代わり、彼らはギフトを持っていない。
神様から授かるギフトは素質と言い換えることができて、上位のギフトを授かれば能力もより大きく成長できる。
努力によって技能や魔法のスキルを覚えることは可能だが、ギフトだけは自力で習得はできない。
つまり、『魔人族』は基礎能力は非常に高いが、剣技や魔法は未熟ということだ。
とはいえ、暴力的とも言うべきレベルの高さは脅威だが。
とりあえず、『魔人族』のことは分かった。あとは何が起こっているかだ。
彼らの様子を見るに、あの煙の場所でなんらかの事態が起こり、急いで駆けつけているといったところだろう。
オレも行ってみよう。
「みんなはここで隠れてて。オレだけで確かめに行ってくる」
「了解よ」
オレの指示にみんなは素直に従う。
いつもながら状況をちゃんと理解してくれて助かる。
みんなを待機させ、オレ1人で現地に向かった。
☆
オレは暗殺者『虚身』から取得したギフト『闇神』を発動して透明になり、街を駆けていく。
道中、『魔人族』たちの会話を少し聞けたが、オレたちと同じ言葉を使っていた。
言語は通じると考えていいだろう。
煙の発生地に着くと、そこにはほかの住居と違って立派な造りの屋敷が建っており、周囲を大勢の魔人たちが取り囲んでいた。
煙はその屋敷から出ているが、やはり何かが起こっているようで、みんなそれ以上は近付けないでいる感じだ。
オレは透明のまま彼らを飛び越え、屋敷の敷地に入っていく。
『スマホ』で建物内の反応を確認すると、複数の魔人たちのほかに、強烈な存在が1人いることが分かった。
中に入りたいところだが、玄関は魔人たちで塞がれているので、別の進入口を探すために屋根に上がる。
すると、屋根の一部が大きく破壊されているのを発見。
煙はその直径5メートルほどの穴から上がっていたので、近付いて上から室内を覗いてみると……
「ベムラー、神器を返せっ!」
「ふん、大人しく渡せばこんな犠牲を出さずに済んだものを、馬鹿なヤツらだ」
中には女性が1人と、そのそばに武装した男性が4人、そして彼らと対峙しているひときわ大きな男が1人いた。
生きているのはこの6人だが、部屋のあちこちにすでに殺された人間が多数転がっている。
恐らく、ベムラーと呼ばれたこの大男がやったのだろう。
ほかの魔人たちは2メートルほどの身長だが、ベムラーは3メートルもの身長があった。
ベムラーは左手を握っていて、その中に神器というものを持っているのかもしれない。
神器を返せと言われていたことを考えると、無理やり奪ったんじゃないか?
総合的に考えると、ベムラーがこの屋敷を襲撃して、神器を強奪したという状況に思えるが……
何せ、オレは今来たばかりだ。状況だけではどちらが正義なのか分からない。
神器は元々ベムラーのもので、取り返しに来たとも考えられる。
勝手に介入すると事態を悪化させる可能性があるから、慎重に行動したいところだ。
何はともあれ、『スマホ』で彼らを解析しようとしたところ、ベムラーが剣を振りかぶった。
それを合図に、女性を守る4人の男たちも剣を振り上げ、ベムラーに斬りかかる。
「ワシに敵うと思うか、こっぱどもが! 死ねっ!」
「ぐあああああっ」
止めるべきか一瞬躊躇したところ、ベムラーは凄まじい速さで4人の男を斬り捨ててしまった。
実力が違いすぎる! というか、ベムラーという男、ケタ外れに強いぞ!?
『スマホ』で確認してみると、なんとレベルが375だった。
しかも、持っているスキルが……
とオレが驚いている最中、ベムラーは返す刀で女性にも斬りかかった。
まずいっ、女性が殺される!
彼らのどちらが正しいか分からないが、やはり無抵抗の女性を見殺しにはできない。
『魔王の囁き』が効かないことも考え、オレは女性目掛けて神速で飛び込む。
間に合えーっ!
「きゃああっ」
オレは体当たりするように女性に抱きつき、斬撃の軌道から女性を逸らした。
間一髪、大剣の直撃は避けられたが、女性の右腕が斬り落とされてしまう。
無傷で救いたかったところだが、恐らく今のが最善だった。これ以外では殺されていただろう。
「ぬうっ!? なんだ今の動きは!? まるで何かに弾かれたように体が吹っ飛んだぞ!?」
女性のおかしな動きを見て、ベムラーは不思議がる。
そしてもう一度斬りつけようとするのを見て、オレは『闇神』の効果を解いて姿を現した。
「だ、誰だ貴様っ!? 黒髪だと……!? まさか『深海の使徒』!?」
突然オレが現れて、ベムラーは驚愕の表情を浮かべる。
『深海の使徒』ってなんだ? もしかしてオレのことか?
「ぐぬ……何者か知らんが、目的のものは手に入れた。巫女の手ももらっていく。もうここに用はない、全員まとめて死ぬがいい!」
ベムラーはそう言って斬り落とされた女性の腕を拾うと、屋根の穴を抜けて上空に浮き上がった。
そして何かの魔法を発動する。
この魔力……デタラメに凄いぞ。これがレベル375の基礎能力か。
さらに、なんと無詠唱でいきなり魔法を撃ち放った。
「超越魔法『超隕石爆撃』っ!」
直後、ベムラーのすぐ頭上に黒い穴が開き、そこから巨大な岩が出現した。
直径50メートルくらいありそうな岩は、凄まじい高速でオレたち目掛けて落下してくる。
恐らくあれは物理ダメージだ。
ということは、『絶対遮断聖域』では防げない。
物理用の防御結界もあるが、あの威力から守るようなものなど存在せず、さらに力ずくであの大岩を砕こうとも、その破片は周囲に大被害をもたらすだろう。
通常では対抗できる手段がなく、そのまま大岩はオレたちに直撃してしまった。
「ふむ、ではさらばだ」
衝撃で砂塵がもうもうと立ちこめる中、ベムラーはひとことそう言って上空から姿を消した。
あんにゃろーっ、めちゃくちゃな攻撃しやがって!
『捕食の勇者』の能力がなければ、オレはともかく周囲一帯の魔人たちは全員死んでたぞ。
そう、オレは『捕食の勇者』を発動して、『超隕石爆撃』の威力を1/1000にしたのだった。
おかげで硬さを失った岩は簡単に砕けて粉々になったが、大量の砂は屋敷を完全に潰し、オレたちはその砂の中に埋もれてしまった。
砂煙に隠されて、ベムラーはこのことには気付かなかったようだ。
とりあえず、窒息してはまずいので、オレは土属性の魔法で全ての砂を吹き飛ばした。
そして倒れている女性に駆け寄り、体を起こす。
「げほっ、げほっ……」
「大丈夫か? 腕を治療するから少しだけ待って」
女性は右腕を失っているが、すでに『スマホ』に撮ってあるので、『被写体復元』機能で元に戻せる。
何が起こっているのか分からず女性は困惑しているが、右腕が修復されたのを見て驚きの声を上げた。
「こ……これは……!? あなたはいったい……?」
「巫女様っ、ご無事ですか!?」
状況が落ちついたところで、外にいた魔人たちがぞろぞろとこの部屋に集まってきたのだった。
森を抜けると、そこには集落のようなものがあった。
ただし、木で作られた建物は原始的で、オレたちの文明基準で言うなら稚拙だ。
とはいえ、これをモンスターが作ったとは思えないので、住んでいるのは人間に近い存在だろう。
一見すると小規模な村にも見えるが、住居はかなり広範囲に渡って建っていて、街と呼べるくらいの人口はありそうだった。
オレたちは隠れつつ、騒動が起こっている場所に近付いていく。
すると、前方にわらわらと走る者たちが見えたので、物陰から観察してみた。
(……一般的な人間よりも全員一回り大きい。そして肌はグレーで白い髪をしている。もしかして妖魔の一種なのか?)
オレは『スマホ』で写真を撮り、解析しようとしたところ、ロゥエルが口を開いた。
「あれは『魔人族』じゃ」
「『魔人族』……?」
「そうじゃ。エルフ族の長老が、この世界のどこかに灰色の人間が存在すると言っておった。彼らを『魔人族』と呼ぶらしい」
『魔人族』……そんな種族がいたのか。
『魔人族』を検索してみると、確かにロゥエルの言う通りのことが書いてあった。
海にいるモンスターのせいでここから出ることは叶わず、その結果独自に進化したらしい。
ステータスの解析を見てみると、魔人たちは全員驚くほどの高レベルだった。
平均すると100を超えている。150を超えている者も少なくない。
通常では考えられない成長速度だ。
その理由は、モンスタースキルであるはずの『経験値10倍』を全員持っているからだった。
これが『魔人族』の特徴なんだろう。その代わり、彼らはギフトを持っていない。
神様から授かるギフトは素質と言い換えることができて、上位のギフトを授かれば能力もより大きく成長できる。
努力によって技能や魔法のスキルを覚えることは可能だが、ギフトだけは自力で習得はできない。
つまり、『魔人族』は基礎能力は非常に高いが、剣技や魔法は未熟ということだ。
とはいえ、暴力的とも言うべきレベルの高さは脅威だが。
とりあえず、『魔人族』のことは分かった。あとは何が起こっているかだ。
彼らの様子を見るに、あの煙の場所でなんらかの事態が起こり、急いで駆けつけているといったところだろう。
オレも行ってみよう。
「みんなはここで隠れてて。オレだけで確かめに行ってくる」
「了解よ」
オレの指示にみんなは素直に従う。
いつもながら状況をちゃんと理解してくれて助かる。
みんなを待機させ、オレ1人で現地に向かった。
☆
オレは暗殺者『虚身』から取得したギフト『闇神』を発動して透明になり、街を駆けていく。
道中、『魔人族』たちの会話を少し聞けたが、オレたちと同じ言葉を使っていた。
言語は通じると考えていいだろう。
煙の発生地に着くと、そこにはほかの住居と違って立派な造りの屋敷が建っており、周囲を大勢の魔人たちが取り囲んでいた。
煙はその屋敷から出ているが、やはり何かが起こっているようで、みんなそれ以上は近付けないでいる感じだ。
オレは透明のまま彼らを飛び越え、屋敷の敷地に入っていく。
『スマホ』で建物内の反応を確認すると、複数の魔人たちのほかに、強烈な存在が1人いることが分かった。
中に入りたいところだが、玄関は魔人たちで塞がれているので、別の進入口を探すために屋根に上がる。
すると、屋根の一部が大きく破壊されているのを発見。
煙はその直径5メートルほどの穴から上がっていたので、近付いて上から室内を覗いてみると……
「ベムラー、神器を返せっ!」
「ふん、大人しく渡せばこんな犠牲を出さずに済んだものを、馬鹿なヤツらだ」
中には女性が1人と、そのそばに武装した男性が4人、そして彼らと対峙しているひときわ大きな男が1人いた。
生きているのはこの6人だが、部屋のあちこちにすでに殺された人間が多数転がっている。
恐らく、ベムラーと呼ばれたこの大男がやったのだろう。
ほかの魔人たちは2メートルほどの身長だが、ベムラーは3メートルもの身長があった。
ベムラーは左手を握っていて、その中に神器というものを持っているのかもしれない。
神器を返せと言われていたことを考えると、無理やり奪ったんじゃないか?
総合的に考えると、ベムラーがこの屋敷を襲撃して、神器を強奪したという状況に思えるが……
何せ、オレは今来たばかりだ。状況だけではどちらが正義なのか分からない。
神器は元々ベムラーのもので、取り返しに来たとも考えられる。
勝手に介入すると事態を悪化させる可能性があるから、慎重に行動したいところだ。
何はともあれ、『スマホ』で彼らを解析しようとしたところ、ベムラーが剣を振りかぶった。
それを合図に、女性を守る4人の男たちも剣を振り上げ、ベムラーに斬りかかる。
「ワシに敵うと思うか、こっぱどもが! 死ねっ!」
「ぐあああああっ」
止めるべきか一瞬躊躇したところ、ベムラーは凄まじい速さで4人の男を斬り捨ててしまった。
実力が違いすぎる! というか、ベムラーという男、ケタ外れに強いぞ!?
『スマホ』で確認してみると、なんとレベルが375だった。
しかも、持っているスキルが……
とオレが驚いている最中、ベムラーは返す刀で女性にも斬りかかった。
まずいっ、女性が殺される!
彼らのどちらが正しいか分からないが、やはり無抵抗の女性を見殺しにはできない。
『魔王の囁き』が効かないことも考え、オレは女性目掛けて神速で飛び込む。
間に合えーっ!
「きゃああっ」
オレは体当たりするように女性に抱きつき、斬撃の軌道から女性を逸らした。
間一髪、大剣の直撃は避けられたが、女性の右腕が斬り落とされてしまう。
無傷で救いたかったところだが、恐らく今のが最善だった。これ以外では殺されていただろう。
「ぬうっ!? なんだ今の動きは!? まるで何かに弾かれたように体が吹っ飛んだぞ!?」
女性のおかしな動きを見て、ベムラーは不思議がる。
そしてもう一度斬りつけようとするのを見て、オレは『闇神』の効果を解いて姿を現した。
「だ、誰だ貴様っ!? 黒髪だと……!? まさか『深海の使徒』!?」
突然オレが現れて、ベムラーは驚愕の表情を浮かべる。
『深海の使徒』ってなんだ? もしかしてオレのことか?
「ぐぬ……何者か知らんが、目的のものは手に入れた。巫女の手ももらっていく。もうここに用はない、全員まとめて死ぬがいい!」
ベムラーはそう言って斬り落とされた女性の腕を拾うと、屋根の穴を抜けて上空に浮き上がった。
そして何かの魔法を発動する。
この魔力……デタラメに凄いぞ。これがレベル375の基礎能力か。
さらに、なんと無詠唱でいきなり魔法を撃ち放った。
「超越魔法『超隕石爆撃』っ!」
直後、ベムラーのすぐ頭上に黒い穴が開き、そこから巨大な岩が出現した。
直径50メートルくらいありそうな岩は、凄まじい高速でオレたち目掛けて落下してくる。
恐らくあれは物理ダメージだ。
ということは、『絶対遮断聖域』では防げない。
物理用の防御結界もあるが、あの威力から守るようなものなど存在せず、さらに力ずくであの大岩を砕こうとも、その破片は周囲に大被害をもたらすだろう。
通常では対抗できる手段がなく、そのまま大岩はオレたちに直撃してしまった。
「ふむ、ではさらばだ」
衝撃で砂塵がもうもうと立ちこめる中、ベムラーはひとことそう言って上空から姿を消した。
あんにゃろーっ、めちゃくちゃな攻撃しやがって!
『捕食の勇者』の能力がなければ、オレはともかく周囲一帯の魔人たちは全員死んでたぞ。
そう、オレは『捕食の勇者』を発動して、『超隕石爆撃』の威力を1/1000にしたのだった。
おかげで硬さを失った岩は簡単に砕けて粉々になったが、大量の砂は屋敷を完全に潰し、オレたちはその砂の中に埋もれてしまった。
砂煙に隠されて、ベムラーはこのことには気付かなかったようだ。
とりあえず、窒息してはまずいので、オレは土属性の魔法で全ての砂を吹き飛ばした。
そして倒れている女性に駆け寄り、体を起こす。
「げほっ、げほっ……」
「大丈夫か? 腕を治療するから少しだけ待って」
女性は右腕を失っているが、すでに『スマホ』に撮ってあるので、『被写体復元』機能で元に戻せる。
何が起こっているのか分からず女性は困惑しているが、右腕が修復されたのを見て驚きの声を上げた。
「こ……これは……!? あなたはいったい……?」
「巫女様っ、ご無事ですか!?」
状況が落ちついたところで、外にいた魔人たちがぞろぞろとこの部屋に集まってきたのだった。
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「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
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