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第零章 プロローグ
噂話
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「ねぇ、この話知ってる?」
「なになに?どういう話?」
「今年うちのクラスに来た転校生、人と会うのが怖い「対人恐怖症」っていうやつらしくて、授業受けれないらしいよ。」
「えぇ!?何かあったのかなぁ~。」
「ウチら授業してる時、ずっと屋上前の階段近くで本読んでるって先生から聞いた。まじやばくない?羨ましいわ~」
「階段近くって…踊り場的なところ?」
「そうそう。今行ったら会えるんじゃね?笑」
「いやいや、やめときなって笑。人と会うの怖いなら、ウチらと会ったら泣いちゃうって笑」
「ウケる笑笑笑」
「………でも、さ」
「うん、なになに?」
「……去年あった事件に関係したり、するのかな」
「あぁ…あの事件ね。」
「淳太、あれから本当に変わったよね」
「親友が死んじゃって、しかも冤罪をかけられそうになって…あれは悲しいよ」
「まぁ、話しかけないようにしよう?」
「そやな笑。転校生も精神病んでそうだし、淳太といい友達になるんじゃね?」
「ちょっと!聞こえてるよ笑笑」
「…………………。」
「なになに?どういう話?」
「今年うちのクラスに来た転校生、人と会うのが怖い「対人恐怖症」っていうやつらしくて、授業受けれないらしいよ。」
「えぇ!?何かあったのかなぁ~。」
「ウチら授業してる時、ずっと屋上前の階段近くで本読んでるって先生から聞いた。まじやばくない?羨ましいわ~」
「階段近くって…踊り場的なところ?」
「そうそう。今行ったら会えるんじゃね?笑」
「いやいや、やめときなって笑。人と会うの怖いなら、ウチらと会ったら泣いちゃうって笑」
「ウケる笑笑笑」
「………でも、さ」
「うん、なになに?」
「……去年あった事件に関係したり、するのかな」
「あぁ…あの事件ね。」
「淳太、あれから本当に変わったよね」
「親友が死んじゃって、しかも冤罪をかけられそうになって…あれは悲しいよ」
「まぁ、話しかけないようにしよう?」
「そやな笑。転校生も精神病んでそうだし、淳太といい友達になるんじゃね?」
「ちょっと!聞こえてるよ笑笑」
「…………………。」
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