実録 極道中学生

the summer

文字の大きさ
6 / 62
第六章 抗争の先、

代争い

しおりを挟む
抗争が始まって1週間が経過したが、あまり大きな動きは両方とも無かった。

自分(1週間経ったけど何もないね)
海老名(そうやな、なんもないな)
自分(どうする、向こうが攻めてきたら)
海老名(何とかして親父と組を守らなアカンな)

こんな会話をしていた時だった。
組員が焦った顔をしてこっちに来たのだ。

組員(どうしよう、親父がやられた)

この時頭が真っ白になった。

海老名(ヤバイぞこのままやと、組を取られてまう)
自分(どうしよう)
海老名(とりあえず、親父はどうなんや?)
組員(打撲と骨折で、今病院です。)
海老名(緊急幹部会を開こう、今すぐ全員に知らせてくれ。)
海老名(お前も今回は出席せい)
自分(はい)

この時の海老名は臨時で組の指揮を取っていた、まだ幹部でも無いのに。
そして、最高幹部の8人のがやって来た。

最高幹部(どうなっとるんや、今すぐ指揮を代わってくれ)
海老名(はい)

そして、最高幹部に指揮が変わり本格的に行動し始めた。

最高幹部(お前ら舎弟頭は、最前線に着け、その後ろに若衆を着かせるで、できるだけ組員を引き連れて本部に乗り込んでくれ。)

分裂した組の本部は学校を離れ、公民館等に本部を置いていた、そのため攻めやすかった。

自分(最前線ってヤバイやん)
海老名(仕方ねぇ、何とかして向こうの組の頭を潰すぞ。)

そして、行動開始の夕方200~330余りの組員が集まった、そして前線の最高指揮者である海老名が皆に向かって拡声器でこう呼びかけた。

海老名(皆、準備はええかこれから俺らは、あの本部に乗り込んで組の頭を潰しに行くんや、鉄砲、手袋、マスク、こんだけ備えればええ、なるべく痛い目見せるように。)
組員(ウォー!)

組員からは、雄叫びが声高く上がった。

これから攻めに入る。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

おじさん、女子高生になる

一宮 沙耶
大衆娯楽
だれからも振り向いてもらえないおじさん。 それが女子高生に向けて若返っていく。 そして政治闘争に巻き込まれていく。 その結末は?

処理中です...