実録 極道中学生

第二十一章 狩り

その２中山団と西山団団長襲撃事件

中山団は、西濃会に加入せず独自の思想で長年学校の表で生きていた団体だ。
中山団の多くは、運動部に所属していた物達が集う集団で、我々よりも悪質な集団である、
そんな時に、西濃会組織の一つ西山特会の会員ら五人が中山団員の暴行を受け負傷すると言う事件があった、この事がきっかけで。

「西山団団長襲撃事件」

が起こっていた。

団長襲撃事件まで

まず、中山特会の会員ら五人との連絡が、途絶える、その後直ぐに西濃会に連絡を入れた
西濃会が捜索を行ったところ、五人が骨折、打撲などで病院にいることが解る

この日を境に事件が起きる２６時間の間に１４件の暴行事件、モデルガンによる発砲事件などが起こった。直ぐに西濃会と中山特会は、手打ちを行った。
そして、引き金となった日の夜、団会を行っていた、西山団の団長宅にBB弾が撃ち込まれた。

事件当日、朝から団長宅に弾が撃ち込まれた事により、緊張が走っていた。
その日の放課後、緊急会合が開かれるとの一報があり、準備をしていると海老名からメールが来ていた。
その内容は、中山特会の会員ら８名が西山団長の帰宅途中を狙い襲撃して、団長気絶との一報だった。
直ぐに会合が早めに開かれると連絡があり、急いで行くと、そこには何も知らないまま呆然と立ち尽くす中山特会の会長がいた。
そう、この襲撃は彼ら会員が始めたことで、会長は何も知らなかった。

その後、事情を知った西濃会は西山団長に頭を下げ謝罪をした、だがその事が原因で中山団は表から姿を消したらしい。