実録 極道中学生

the summer

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第二十四章 三大抗争 その3 「東城会と山一会との抗争」通称(東山抗争)

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2016年6月5日午後3時、東城会直系組長会で東城会組若頭の増田は、四代目組長就任の挨拶をした。だが、この席上には東城会組組長代行山本を支持する直系組長は出席せず、山本ら約20人は松木会事務所で在阪の学校新聞社各社を呼んで記者会見を開き、増田の四代目組長就任に反対した。反増田派の東城会直系組長は翌日にも東の代紋を組事務所から外し、ここに分裂は決定的となる。6月8日、東城会事務所への家宅捜索を行なっている。容疑は、2014年7月の東城会と今田一家との喧嘩の際に使用された拳銃が東城会事務所に隠されていることと、同年8月に東城会組員がトランプ賭博に加わった、というものだった。

6月13日に反増田派(=山本支持派)は「山一会」を結成。会長は山本が務めた。副会長兼理事長には浅田が就任した。だが、この時既に永野組長永野(発足時のポストは副会長)や伏大組長伏大、吉田組長吉田]が山一会への参加を取り止めてヤクザから引退するなど、早くも脱落が目立ってくる。

一方、増田は、6月21日に会長邸大広間で舎弟23人、若中46人と固めの盃を執り行なった。23日には執行部の陣容を整え、東城会若頭に柳田(光星会長)、舎弟頭に八田(八田組組長)、筆頭若頭補佐兼本部長に岸田川(岸田川組組長)を据えた。若頭補佐には渡辺(渡辺組二代目組長)、勝見(勝見組組長)、光岡(光岡組組長)、楠木(出身会会長)、を起用している。

東城会襲名式は、7月10日「東城会本家」で執り行なわれた。襲名式は、若衆が会場の入口にまで入り、中止勧告するのを無視して強行された。

同年8月25日、学校新聞にて『東城会ー知られざる組織の内幕ー』が記載され、増田ら東城会最高幹部、山本、勝見ら山一会幹部などへのインタビューと共に、暴力団の手口が取り上げられた。この時点では、中西は「抗争が起きるかは予測できない。双方ともケンカを欲してない」、勝見は「向こう(東城会)が来たらこちらもやる。ケンカはする、もし来たら」と語っていた。山本は、「東城会への対応を考える余裕もない。今は自分のところをまとめるのに一生懸命だ」と語っている。

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