黒庭 ~閉ざされた真実~

五十嵐 昌人

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捜査最終日

注意:124. 十一日目(謹慎三日)、お仕置きタイム

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 庭村は床を蹴って回転椅子ごと進んで吐息が掛かる距離まで近付
くと後藤の顔を覗き込みながら話し始める。
「さて後藤ちゃん。君がどうしても知りたかった3つの真実の全て
を告白したよ。確認だけど、まさか無料で情報を得られるとは思っ
ていないよね? 等価交換さ。つまりは君は僕の物になるんだよ。
その前に少しお仕置きをしなくてはいけないね。黒沢から聞いた話
だと君は、万引き犯の未成年の男子二人を脅かして失禁させたそう
じゃないか。彼らに非があったとしても警察官にあるまじき行為だ。
よって僕が二人に代わって罰を与える事に決めた。罪を償えるかも
しれないんだ。嬉しいだろう?」
 庭村が後藤の服を真ん中から左右に引っぱるとボタンが数個ちぎ
れて上半身が露わになった。その瞬間から欲情した表情へと変わる。
「実に綺麗な白い肌だね。そこに朱を加えると一層に白いキャンバ
スが映えるよね~」
 言い終わるか終わらないかの無防備な状況の中、庭村は露わにな
った後藤の左の乳首を摘まんで時計回りに捻った。
「んっぐっ」
 力を加えられた乳首は真っ赤に充血して腫れあがってきた。
「これは一人分だから、もう一人も居るよね?」
 間髪入れずに逆手で右の乳首を摘まんで反時計回りに捻った。
「んっごっ」
 同様に反対側の乳首も真っ赤に充血して腫れあがった。白いキャ
ンバスに同じサイズの真っ赤な大輪が咲いたかに見える一種の芸術
を思わせる仕上がりだった。
「想像通りの美しさだよ。痛い時は痛いって言いたいよねー。でも
僕は優しいから二人の件はこれで許してあげる。痛いのに耐えたか
ら、ちゃんと御褒美を上げるね。少し着替えてくるから大人しくま
っててね!」
 庭村が後藤の頭をポンポンと触って部屋を出ていくと後藤は自分
の携帯電話が何処にあるのかを確認するべく部屋の隅々を見渡した。
(もう処分されたか? いや等価交換が行われていない以上、向こ
うに余裕があるだろうし、まだ望みはある筈だ……)
 何度も見渡したが似たような携帯電話が複数あって自分のだと分
かる手掛かりは何一つ見付からなかった。最後に目の前にあるゴミ
箱の中に見慣れたが捨てられていたのを見た瞬間
に希望の光がまた一つ失った気分を味わっていた。
 

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