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エピローグ
一週間後 (2)
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黒沢は以前から予約していた視聴覚室を借りて入室禁止の札を出
し中に入ると内側から鍵を掛けた。
「どれどれ、中身はちゃんと入っているかな?」
小包を開封すると一枚の封筒と8mmビデオテープが一本入って
いた。
「あいつは昔から約束はキッチリと守る男だから何も心配しちゃい
ないが問題はビデオテープの中身だな」
ビデオデッキに入れて内容の確認に入った。先ず家と車庫が入っ
ている映像が流れて真っ赤な車がクローズアップされる。
「またこの編集かよ。オープンカー好きなのは分かるけどよ。知っ
てる俺に見せる必要があるのかがイマイチ理解できないぜ。確かに
ユーノスロードスターが格好イイってのは充分に理解しているがな」
そこから画面が室内へと切り替わって車椅子だけのアングルで、
イニシャルと見られるN.G.が確認できた。つまり後藤専用と
予想できた。そこからカメラが上昇するも離れていくので顔を確認
する事は出来なかった。次に箱庭の中の様子がスローで撮影されて
おり、後藤の人形と思われるのが一体増えていた。瞳に近付いてい
った所で赤色だと鮮明に見て取れた。その横で女子化したゴスロリ
姿の庭村が映し出される。
「確か隆の時は黄色だった筈だが一週間で赤色かよ。相変わらず、
狂ってやがるぜっ」
テノール声を響かせながら、続きを見る事なく停止ボタンを押し
てビデオテープを回収した後、小包に入れた。次に封筒の確認に、
入った。一枚のご利用明細書が入っており、黒沢の口座に50万円
が振り込まれている事が分かる。
「ピュ~」
「郵便物のやり取りで黒沢の黒に庭村の庭で黒庭とするってアイツ
が言い出した時は、反対したが意外とバレないかもなっヘッヘヘ。
優秀な部下を持つとツキが回ってくるもんだな。自分への御褒美に
久々にアレで一服するかっ」
自宅から持ってきたコイーバ・ロブストの先を慣れた手つきで、
シガーカッターを使い切り落とすと徐に口に咥えて体勢を崩した。
この時、何かが落ちた気がしたが葉巻きを吸う事に気が入って楽
な態勢になった所でマッチで火を付けると葉巻を数十分楽しんで
いた。
「フゥーーーッ。人から貰った葉巻の味は格別に美味いぜっ」
長居は怪しまれると踏んだ黒沢は自宅から持ってきた灰皿ごと、
吸い殻と葉巻きをアルミケースにしまった。それを小包に入れると
窓を開放して換気を充分にした。スプレータイプの消臭剤を数回噴
射した後、部屋を後にした。署の外に出ると両手を真上に上げて、
背伸びしながら「ピュ~ッ」と口笛を吹いた。
「久しく上質な肉を口にしていなかったから今夜は豪華に焼肉でも
行くとするかっ」
黒沢は上機嫌で仕事を終えて夜の繁華街に消えて行った。
し中に入ると内側から鍵を掛けた。
「どれどれ、中身はちゃんと入っているかな?」
小包を開封すると一枚の封筒と8mmビデオテープが一本入って
いた。
「あいつは昔から約束はキッチリと守る男だから何も心配しちゃい
ないが問題はビデオテープの中身だな」
ビデオデッキに入れて内容の確認に入った。先ず家と車庫が入っ
ている映像が流れて真っ赤な車がクローズアップされる。
「またこの編集かよ。オープンカー好きなのは分かるけどよ。知っ
てる俺に見せる必要があるのかがイマイチ理解できないぜ。確かに
ユーノスロードスターが格好イイってのは充分に理解しているがな」
そこから画面が室内へと切り替わって車椅子だけのアングルで、
イニシャルと見られるN.G.が確認できた。つまり後藤専用と
予想できた。そこからカメラが上昇するも離れていくので顔を確認
する事は出来なかった。次に箱庭の中の様子がスローで撮影されて
おり、後藤の人形と思われるのが一体増えていた。瞳に近付いてい
った所で赤色だと鮮明に見て取れた。その横で女子化したゴスロリ
姿の庭村が映し出される。
「確か隆の時は黄色だった筈だが一週間で赤色かよ。相変わらず、
狂ってやがるぜっ」
テノール声を響かせながら、続きを見る事なく停止ボタンを押し
てビデオテープを回収した後、小包に入れた。次に封筒の確認に、
入った。一枚のご利用明細書が入っており、黒沢の口座に50万円
が振り込まれている事が分かる。
「ピュ~」
「郵便物のやり取りで黒沢の黒に庭村の庭で黒庭とするってアイツ
が言い出した時は、反対したが意外とバレないかもなっヘッヘヘ。
優秀な部下を持つとツキが回ってくるもんだな。自分への御褒美に
久々にアレで一服するかっ」
自宅から持ってきたコイーバ・ロブストの先を慣れた手つきで、
シガーカッターを使い切り落とすと徐に口に咥えて体勢を崩した。
この時、何かが落ちた気がしたが葉巻きを吸う事に気が入って楽
な態勢になった所でマッチで火を付けると葉巻を数十分楽しんで
いた。
「フゥーーーッ。人から貰った葉巻の味は格別に美味いぜっ」
長居は怪しまれると踏んだ黒沢は自宅から持ってきた灰皿ごと、
吸い殻と葉巻きをアルミケースにしまった。それを小包に入れると
窓を開放して換気を充分にした。スプレータイプの消臭剤を数回噴
射した後、部屋を後にした。署の外に出ると両手を真上に上げて、
背伸びしながら「ピュ~ッ」と口笛を吹いた。
「久しく上質な肉を口にしていなかったから今夜は豪華に焼肉でも
行くとするかっ」
黒沢は上機嫌で仕事を終えて夜の繁華街に消えて行った。
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