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捜査開始
49. 十日目(謹慎二日)、冷凍室の秘密②
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脳が冴えてしまったような状態になった後藤は寝床に着いた聡を起こそうと
寝室に入ると聡は眼鏡を掛けてベッドで読書している所だった。
「中々、眠れなくてね。難しい本を読んだら眠れるって言うじゃない」
「寝室にまで、お邪魔して済みません。どうしても直ぐに確認しておきたい事
があったものですから」
「余程、重要な事みたいだけど何だい?」
「えぇ、氷枕って何処にありますか?」
「氷枕か……。そう言えば弟の悟が亡くなった後に部屋を整理しても出て来な
かったが風邪を引きやすい体質だったアイツが愛用していた物が無いのは、不
自然と言えばそんな気もするが当時は、動揺してたし劣化して捨てたくらいに
しか思わなかったかもしれない。それが問題でも!?」
「あくまで僕の第六感ですが冷凍室の大量の氷の奥に存在する氷壁『アイスウ
ォール』の中に、その紛失した氷枕がある可能性が高いと思います」
「まさか、そこに手掛かりに繋がる何かが隠されていると!?」
「はい。私は今の聡さんの話を聞いて核心しました。なので最初に冷蔵庫の下
にブルーシートを敷いて次に山盛りの氷を移動させて冷凍室の扉を開放した状
態で霜取りボタンを押して下さい。最後に冷蔵庫周りのブルーシート部分に、
吸水材を敷いて貰えると助かります」
「下の階への雨漏りを避ける為か?」
「その通りです。もしそうなった場合、形勢不利になるでしょうから」
「話は分かった。後は俺一人で準備しておくよ」
「何から何まで本当に助かります」
「ますます眠れなくなりそうだが、僅かな希望の光が見えた気もしているよ」
聡から僅かな手掛かりも見逃したくないという強い眼差しを感じた後藤は
退席するとリビングのソファーの上で浅い眠りに着いた。毛布の支給があった
ので驚く程、早く寝落ちしていた感覚があったが事前に携帯電話のアラーム機
能を午前5時にセットする事を忘れてはいなかった。
寝室に入ると聡は眼鏡を掛けてベッドで読書している所だった。
「中々、眠れなくてね。難しい本を読んだら眠れるって言うじゃない」
「寝室にまで、お邪魔して済みません。どうしても直ぐに確認しておきたい事
があったものですから」
「余程、重要な事みたいだけど何だい?」
「えぇ、氷枕って何処にありますか?」
「氷枕か……。そう言えば弟の悟が亡くなった後に部屋を整理しても出て来な
かったが風邪を引きやすい体質だったアイツが愛用していた物が無いのは、不
自然と言えばそんな気もするが当時は、動揺してたし劣化して捨てたくらいに
しか思わなかったかもしれない。それが問題でも!?」
「あくまで僕の第六感ですが冷凍室の大量の氷の奥に存在する氷壁『アイスウ
ォール』の中に、その紛失した氷枕がある可能性が高いと思います」
「まさか、そこに手掛かりに繋がる何かが隠されていると!?」
「はい。私は今の聡さんの話を聞いて核心しました。なので最初に冷蔵庫の下
にブルーシートを敷いて次に山盛りの氷を移動させて冷凍室の扉を開放した状
態で霜取りボタンを押して下さい。最後に冷蔵庫周りのブルーシート部分に、
吸水材を敷いて貰えると助かります」
「下の階への雨漏りを避ける為か?」
「その通りです。もしそうなった場合、形勢不利になるでしょうから」
「話は分かった。後は俺一人で準備しておくよ」
「何から何まで本当に助かります」
「ますます眠れなくなりそうだが、僅かな希望の光が見えた気もしているよ」
聡から僅かな手掛かりも見逃したくないという強い眼差しを感じた後藤は
退席するとリビングのソファーの上で浅い眠りに着いた。毛布の支給があった
ので驚く程、早く寝落ちしていた感覚があったが事前に携帯電話のアラーム機
能を午前5時にセットする事を忘れてはいなかった。
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