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捜査最終日
注意:64. 十一日目(謹慎三日)、ビデオ確認の結果①
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早苗からの電話が終わると気を取り直して再び、作業に集中するべくテレビ
画面の前に移動してリモコンを使う事に決めた。
「最初の四本をノーマル再生で観る事に決めた案は白紙に戻して、ここからは
早送りして必要な情報を得ることにしよう」
一日の内で瞳の色が変わる事が無かった事が分かってはいたが2本を観ての
データに過ぎない点を考慮して一本当たり10分を掛けて残り6本を見終わる
と一時間を費やした事になり、トイレ休憩を挟みながらだったので夜中の2時
を過ぎていた事が分かった。もう一度、東氏から送られてきたFAXの内容に
目を通す後藤。
『青は精神状態が良好を黄色は普通で”赤が最悪”を意味していて……』
「何で東先生は、こんなビデオテープを送ってきたんだ? 胸糞悪いとしか言
いようが無い。俺が訪問した三日間(青色)を除けば後は全て疑似人形の瞳は
赤色だ。黄色が一日も無いってオカシイだろっ。これを治療と言えるのか!?」
そもそも治すつもりがあるのかさえも疑わしくなってきただけに『隆の午後
七時に箱庭にはメッセージが浮かび上がる』の暗号が気になって仕方なかった。
気持ちの整理が着かなくなってマッシュルームカットを両手でくしゃくしゃ
にすると精神状態の確認用として観た八本を無造作に取り出して壁に思いっき
り投げた。
「ガシャンっ」
一本ずつ投げて全てのビデオテープが砕け散ると床にあぐらをかいて中身を
一本ずつ取り出す作業に入った。
「シュルシュル~ーーー」
独特の摩擦音を出しながら全ての中身を床にぶちまけてから工具箱を取りに
戻って金槌で空のケースを粉砕して行き場のない怒りを発散させた。
「バキバキッバキバキッーーー」
思い付いた行動が全て終わると散乱して絡まった大量のフィルムの上に寝転
がっていた。気分が良ければ大の字といく処だがとてもそんな気分になれず、
膝を抱えたまま横向きになった。
「俺は、真実に辿り着く事が正解かと思っていたけど、そうじゃないかも知れ
ない……。誰が犯人なのか怪しい人物が多過ぎて絞り込めないよ。父さんが生
きてたら、こんなにも壊れてしまった俺に何て言うんだろうな……。未だ諦め
た訳じゃないんだけど久々に落ち込んだんだ」
画面の前に移動してリモコンを使う事に決めた。
「最初の四本をノーマル再生で観る事に決めた案は白紙に戻して、ここからは
早送りして必要な情報を得ることにしよう」
一日の内で瞳の色が変わる事が無かった事が分かってはいたが2本を観ての
データに過ぎない点を考慮して一本当たり10分を掛けて残り6本を見終わる
と一時間を費やした事になり、トイレ休憩を挟みながらだったので夜中の2時
を過ぎていた事が分かった。もう一度、東氏から送られてきたFAXの内容に
目を通す後藤。
『青は精神状態が良好を黄色は普通で”赤が最悪”を意味していて……』
「何で東先生は、こんなビデオテープを送ってきたんだ? 胸糞悪いとしか言
いようが無い。俺が訪問した三日間(青色)を除けば後は全て疑似人形の瞳は
赤色だ。黄色が一日も無いってオカシイだろっ。これを治療と言えるのか!?」
そもそも治すつもりがあるのかさえも疑わしくなってきただけに『隆の午後
七時に箱庭にはメッセージが浮かび上がる』の暗号が気になって仕方なかった。
気持ちの整理が着かなくなってマッシュルームカットを両手でくしゃくしゃ
にすると精神状態の確認用として観た八本を無造作に取り出して壁に思いっき
り投げた。
「ガシャンっ」
一本ずつ投げて全てのビデオテープが砕け散ると床にあぐらをかいて中身を
一本ずつ取り出す作業に入った。
「シュルシュル~ーーー」
独特の摩擦音を出しながら全ての中身を床にぶちまけてから工具箱を取りに
戻って金槌で空のケースを粉砕して行き場のない怒りを発散させた。
「バキバキッバキバキッーーー」
思い付いた行動が全て終わると散乱して絡まった大量のフィルムの上に寝転
がっていた。気分が良ければ大の字といく処だがとてもそんな気分になれず、
膝を抱えたまま横向きになった。
「俺は、真実に辿り着く事が正解かと思っていたけど、そうじゃないかも知れ
ない……。誰が犯人なのか怪しい人物が多過ぎて絞り込めないよ。父さんが生
きてたら、こんなにも壊れてしまった俺に何て言うんだろうな……。未だ諦め
た訳じゃないんだけど久々に落ち込んだんだ」
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