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第1章
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その後は特に何をするわけでもなかった。
蝋燭の無駄遣いだと言われ、早々に寝かされた。
寝かされたなんて言ってしまうと子供のようだ。
ただただ、明かりを消されたと言えばよかった。
なんだろう。今更ながらのこの後悔は。
そんなこんなで、朝を迎えます。
ここに来て、僕が知っている限りで初めての朝。
俺が起きると、月詠は既に起きており、朝ごはんらしきものを作っていた。
天照の姿はどこにもなかった。
やれやれ、朝早起きな兄弟だこと。
と隣で寝ているお寝坊の、一応『妻』を見てみる。
やはり女の子ではないし、女の子であれば壊滅的な寝顔だ。
寝相は全く悪くないのに、なぜこんなにも寝顔は残念なんだ?
その極端さに不思議に思った。
「あっ!起きたの~。おはよー(((・ω・)))ポワワーン」
だーかーらー!絵文字使うな!!
何度言えばいいのかね。ほんとに。
「あれ?ナミちゃんはまだ寝てるの?」
「ああ。昨日一番早く寝てたくせにな。」
「でも、そろそろ起こさなきゃ。」
と月詠の目がキラキラと輝き出した。
どうしたのだろうか?
「僕が起こしてもいい?」
は??まぁそりゃあ、お好きにどうぞとしか言いようがない。
「いいよ。」
とその言葉に月詠は飛び跳ねだした。
人を起こすだけがそんなにも嬉しいのだろうか。
ってか、この建物壊れちゃうからやめて!!
と必死に月詠を落ち着かせ、早速起こしてみる。
「おはよーー!!!!起きてーー!!!!!!!朝だよーーー!!!!!!すごい朝!!!!外が明るい!!!!!カンカンカンカン」
と訳分からん日本語をならべ、何だかちょっと違う起こし方が始まった。
カンカンってそれお鍋叩かないといけないんじゃ…
口で言って意味あるのかな?
とも思うが、何気に月詠は楽しんでいるので何も言わないことにした。
しかし、小さな体のどこから出てくるのか不思議なくらいの大声だった。
イザナミはそんな大声でやっと起きた。
「ふぁ~。おはよーヽ(ο・∇・ο)ノ」
「おはよーヽ(ο・∇・ο)ノ」
と挨拶のごとく絵文字を使う奴ら。
お前らは、読者様のご迷惑考えろよ!
「おはよヽ(ο・…」
と危うく自分も絵文字を使いかけた。危ない危ない。
まぁまだ使い『かけた』なので目をつぶって欲しい。
(一言,ワーーーーーイ!!!久々の一言で登場したーーー!!!!!)
うっるさい!!一言になってねーじゃん!
言いたいことあるならさっさとしろ!
(一言,(´ρ`*)コホンコホン、失礼しました。
えー私の個人的な意見ですが、絵文字の使いかけが一番分からないと…)
はーい、もういいです!二度と出てくんな!!
それと、絵文字使うなって何度言えばわかる!
俺の考えが『!(ビックリマーク)』ばっかりだわ!!
そして、毎度グダグダな話を無理矢理切って、朝ごはんの準備を手伝うことになった。
まぁ月詠がほとんどしてくれていたおかげで、お皿に盛るぐらいしかしていないが…
料理ができない俺にとっては嬉しくもあった。
実を言うと、こちらの生活で一番心配していたのは料理だった。
そりゃあ、奴隷だなんて知りませんでしたもん。
奴隷問題を聞いて、それどころじゃないですよ。ほんと。
しかし、イザナミができるのかは謎だが、あまり触れたくない話題である。
「そういえば、天照はどこにいるんだ?」
と朝から気になっていた天照の事について月詠に聞いた。
「お姉ちゃんならとっくの前にお仕事に行ったよ」
とその発現にはびっくりした。
天照は一体何時に起きているのだろう?
「そういえば、月ちゃんは朝早いね。月の神様なのに。」
「はは。よく言われるよ。夜の世界を任された自分が夜は弱くて朝には強いっておかしいよねー。」
と笑いあっている。
色々とツッコミどころ満載だが、それにツッコんでいてはお話が進まな…
いや、朝ごはんが冷めてしまうということにしておこう。
とツッコムとこを全て無視して、朝ごはんが温かいうちに食べ終えた。
作ってもらったので、片付けは僕とイザナミでする事になった。
感想だけ先に言わせてもらうと、思った通りと言うかなんと言うか。
過程を言っていくと、まぁ予想していた以上にイザナミは何も出来なかった。
お皿を持つだけでどんどん割っていく割っていく。
ここに天照がいれば、皿の無駄遣いって怒ってるな。
しかも割る事に、「ごめんなサイコロステーキm(>__<)m」と言ってくる。
月詠とイザナミは大爆笑。
全く、皿洗いが全然終わりゃーしない。
最終的にイザナミには月詠と遊んでもらい、一人で片付けをした。
きっと、最初からその方が時間が格段に短かっただろう。
それでも、イザナミはやりたいと聞かなかった。
そんな二人を天照が帰ってくるまで面倒を見れるか不安で仕方が無かった。
こんな歳で、母親の気分を味わう。
しかも、相手は産まれたばかりの赤ちゃんだ。
慎重にいかねばならない。
そう思いながら、イザナミと月詠が居る部屋に向かう。
その部屋は、数分前は普通にボロい、だが人は住める程度のボロさだった。
数分居ない間に、人が住めないボロさにまで破壊しやがった。
このお転婆共!!
あーあ、天照に怒られるだろうなー。
誰がこれ直すんだよ。
仕事に出るのは明日からだなと肩を落とした。
蝋燭の無駄遣いだと言われ、早々に寝かされた。
寝かされたなんて言ってしまうと子供のようだ。
ただただ、明かりを消されたと言えばよかった。
なんだろう。今更ながらのこの後悔は。
そんなこんなで、朝を迎えます。
ここに来て、僕が知っている限りで初めての朝。
俺が起きると、月詠は既に起きており、朝ごはんらしきものを作っていた。
天照の姿はどこにもなかった。
やれやれ、朝早起きな兄弟だこと。
と隣で寝ているお寝坊の、一応『妻』を見てみる。
やはり女の子ではないし、女の子であれば壊滅的な寝顔だ。
寝相は全く悪くないのに、なぜこんなにも寝顔は残念なんだ?
その極端さに不思議に思った。
「あっ!起きたの~。おはよー(((・ω・)))ポワワーン」
だーかーらー!絵文字使うな!!
何度言えばいいのかね。ほんとに。
「あれ?ナミちゃんはまだ寝てるの?」
「ああ。昨日一番早く寝てたくせにな。」
「でも、そろそろ起こさなきゃ。」
と月詠の目がキラキラと輝き出した。
どうしたのだろうか?
「僕が起こしてもいい?」
は??まぁそりゃあ、お好きにどうぞとしか言いようがない。
「いいよ。」
とその言葉に月詠は飛び跳ねだした。
人を起こすだけがそんなにも嬉しいのだろうか。
ってか、この建物壊れちゃうからやめて!!
と必死に月詠を落ち着かせ、早速起こしてみる。
「おはよーー!!!!起きてーー!!!!!!!朝だよーーー!!!!!!すごい朝!!!!外が明るい!!!!!カンカンカンカン」
と訳分からん日本語をならべ、何だかちょっと違う起こし方が始まった。
カンカンってそれお鍋叩かないといけないんじゃ…
口で言って意味あるのかな?
とも思うが、何気に月詠は楽しんでいるので何も言わないことにした。
しかし、小さな体のどこから出てくるのか不思議なくらいの大声だった。
イザナミはそんな大声でやっと起きた。
「ふぁ~。おはよーヽ(ο・∇・ο)ノ」
「おはよーヽ(ο・∇・ο)ノ」
と挨拶のごとく絵文字を使う奴ら。
お前らは、読者様のご迷惑考えろよ!
「おはよヽ(ο・…」
と危うく自分も絵文字を使いかけた。危ない危ない。
まぁまだ使い『かけた』なので目をつぶって欲しい。
(一言,ワーーーーーイ!!!久々の一言で登場したーーー!!!!!)
うっるさい!!一言になってねーじゃん!
言いたいことあるならさっさとしろ!
(一言,(´ρ`*)コホンコホン、失礼しました。
えー私の個人的な意見ですが、絵文字の使いかけが一番分からないと…)
はーい、もういいです!二度と出てくんな!!
それと、絵文字使うなって何度言えばわかる!
俺の考えが『!(ビックリマーク)』ばっかりだわ!!
そして、毎度グダグダな話を無理矢理切って、朝ごはんの準備を手伝うことになった。
まぁ月詠がほとんどしてくれていたおかげで、お皿に盛るぐらいしかしていないが…
料理ができない俺にとっては嬉しくもあった。
実を言うと、こちらの生活で一番心配していたのは料理だった。
そりゃあ、奴隷だなんて知りませんでしたもん。
奴隷問題を聞いて、それどころじゃないですよ。ほんと。
しかし、イザナミができるのかは謎だが、あまり触れたくない話題である。
「そういえば、天照はどこにいるんだ?」
と朝から気になっていた天照の事について月詠に聞いた。
「お姉ちゃんならとっくの前にお仕事に行ったよ」
とその発現にはびっくりした。
天照は一体何時に起きているのだろう?
「そういえば、月ちゃんは朝早いね。月の神様なのに。」
「はは。よく言われるよ。夜の世界を任された自分が夜は弱くて朝には強いっておかしいよねー。」
と笑いあっている。
色々とツッコミどころ満載だが、それにツッコんでいてはお話が進まな…
いや、朝ごはんが冷めてしまうということにしておこう。
とツッコムとこを全て無視して、朝ごはんが温かいうちに食べ終えた。
作ってもらったので、片付けは僕とイザナミでする事になった。
感想だけ先に言わせてもらうと、思った通りと言うかなんと言うか。
過程を言っていくと、まぁ予想していた以上にイザナミは何も出来なかった。
お皿を持つだけでどんどん割っていく割っていく。
ここに天照がいれば、皿の無駄遣いって怒ってるな。
しかも割る事に、「ごめんなサイコロステーキm(>__<)m」と言ってくる。
月詠とイザナミは大爆笑。
全く、皿洗いが全然終わりゃーしない。
最終的にイザナミには月詠と遊んでもらい、一人で片付けをした。
きっと、最初からその方が時間が格段に短かっただろう。
それでも、イザナミはやりたいと聞かなかった。
そんな二人を天照が帰ってくるまで面倒を見れるか不安で仕方が無かった。
こんな歳で、母親の気分を味わう。
しかも、相手は産まれたばかりの赤ちゃんだ。
慎重にいかねばならない。
そう思いながら、イザナミと月詠が居る部屋に向かう。
その部屋は、数分前は普通にボロい、だが人は住める程度のボロさだった。
数分居ない間に、人が住めないボロさにまで破壊しやがった。
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仕事に出るのは明日からだなと肩を落とした。
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