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ここまでのまとめ的な・・・(ネタバレ含みますがご容赦を・・)

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さて!みなさん!初めまして
わてが主役の新次郎だす。

なにっ!!
主役はお鬼鵺きぬちゃん!?・・
まぁ硬い事いわず
わても主演してるんやから
硬い事は言いっこ無しと
言う事でお願いいたします。

に、してもここまで読んで
いたいたみなさん!誠に有り難い
事です。

こんなバカバカしいお話しに
付き合って頂いて重ね重ね
誠に頭が下がります。

ここで一つ!つぎの(仮題)
「ヤマタノオロチの姫と皇子」
に進む前に今までの
まとめを行おうと思います。
お話しの中で語られ無い部分も
含むので「あっ!」とおもたら
目を閉じてPCの強制終了なり
スマホの電源ボタンを
押して下さい。
ウソウソ・・・そんな大きなネタ
なんてそもそも無いのでバレても
大丈夫だす。

まずはワテの事から話しましょ。
ひと様の事を先にヤルより
こちらが正解でしょ!
わての事で皆さんが気になる事と
言えば・・・
アレでっしゃろ!異世界へ行って
どんな?ショートケーキを食べたか!
これがたぶんみなさんの興味の
あるポイント!
えっ!ちがう?・・・

では大男はんとのボーイズラブ?
なんだすか?それ?えええ!!!
何だすか!そんなただれた事ある訳
ないに決まってますやろ!!!
なんて事・・・言いますんや!
まぁ・・確かに明治に戻った時に
大男はんから・・告白的な・・
事は言われましたが・・
断固として「ダメだす!」と
はねつけました。

まぁ・・その代わりにワテの従者じゅうしゃ
と言う事で身の回りの世話をして
いただく・・・と言う事で
納得して頂きました。
しかし・・・厄介な事に大男はん
が絹に嫉妬してしまって・・・
どないしたもんでっしゃろか・・・・

そもそも絹をワテのオンナにしろ!
と持ち掛けたのは大男はんだす!

ボンっ!(カァッ!)その辺で・
・・終わりにしましょう。
つづきは
私が話します。ボンには・・・
ここからは難しいですから!
「また!そういうふうにバカボン
みたいに言う!!」

まぁまぁ・・・
ボンはそう言いますが今回の件は
相当・・・根が深いのです。

それは遥か昔の奈良時代にたん
発する懸案けんあんで・・・・
えっ?「そんなんいらん!」
ウウム!!

あっ!でわ!未来の
ショートケーキについて!
・・・えっ・違う?
何!
新次郎どのが未来で受けた手術!
ああ・・!アレっ!あれはまぁ・
・新次郎殿が死なんように手術を
する過程で少しだけ我々にとって
の懸案事項であった
「屋形の取り壊しを・リフォーム
にするから納得して!」を
人たらしの新次郎さんに
(見えない存在)ゴーストが見え
る手術を施したのです。

それは我々も度重なる失敗の中
・・行きついた答えは
「あの屋敷には意識があるっ!」
ならば、会話能力にたけた人物で
ないとダメ!
我々・・・いけてないオッサン
では焼け石に水になりかねない。
そんな時に昼日中ひるひなかにブラブラと
屋敷取り壊しに
奮闘中ふんとうちゅうの私達を見学よろしく
来ていたのが新次郎殿だった。

私は「ちっ!又、あの若造
見に来てやがる・・あいつ?
どこかで・・・
あっ?あの男前は・・・
ああ!あの茶店でモテモテのっ」
私も、もう取り壊しに限界を
感じていた・・・
そんな時に思いついたのが
「かいじゅう」・・・
怖い恐竜では無く説得の懐柔かいじゅう
未来ではシックスセンス第六感の考え
が科学的に進められているのです
が・・・なかなか・・・
成功例は無い。
しかしこの新次郎殿なら!
これがドンピシャ!で
人たらしの新次郎殿はやはり
ゴーストにも絶大な説得力で
屋形もリフォームを納得して
頂き、
迅速じんそくに改築に成功した次第です。

まぁ・・・新次郎殿を初めて見た
茶店でも沢山の年増女と目と目が
合った瞬間にアヴァンチュールに
持ち込む「女たらし」ぶりはすで
に目撃していたので
屋敷説得の適任は新次郎殿以外に
はいない!と思っておりました。

まぁ・・・未来での勉強で
新次郎殿も女性だけで無く
歴史に興味が出て明治に戻ったら
ガッタンゴットンとか言いながら
男もたらしこんで莫大な財産を
短期間でなして・・・
あの屋敷一帯を
買い占めてくれたのは・・・
嬉しすぎる誤算でした・・・

結果的にダイダイ大成功!
新次郎殿が屋形に話しかけた
後には 今まで獅子奮迅ししふんじん
いどんでいたのにビクともしない
屋敷の門が我々を門の中に
入れてリフォーム工事に
したがってくれた・・・
支障が出る事は一度もなかった。
しかし・・・
我々ヤタノドウジには最大の
懸案事項「お鬼鵺ちゃん」を
発見するに至らなかった。

え?ヤタノドウジ・・う~~ん
私達オッサンの組合と言うか?
まっ!裏方さんと言うか黒子の
事と思っていただいて結構です。

さてさて
ここで二発目の計画!絹さんだ!
この時代をつぶさに調べていくと
「雪」と言う陰陽道おんみょうどうに通じる
巫女みこが いたのだが
一向に見つからず
・・・とうとう「死亡確認」
にいたった。
だが「雪」には「絹」と言う娘が
一人いる事が判明し・・・
この絹なら「お鬼鵺ちゃん」の
口寄せ・・もとい・・同化が可能
なのでは!

それを事も有ろうか!?ボンっ!
新次郎殿っ!
エッチの途中でっ!アンタっ!
なんぼなんでも!この鬼畜っ!

あのシーンでこのお話しの品も
何もかもが失ったともっぱらの
評判だっ!どうすんだっ!
このバカボンっ!

「ちょっとしたイタズラごころ
ですやん・・・そんな怒らんでも
・・!」
ボンはパッドでポリコレの怖さを
調べてみる事だ!まったく!
恐ろしい事をして!!

ここで怒り心頭の鬼鵺が
バッキャロウバカ野郎!何が
イタズラごころだぁぁ!!
マジでブッ殺すゾッ!おまえっ!
ほんとっにややこしくなって
きたな・・・
とにかく現状・・・
新次郎はオレが見え会話も出来る
屋敷とも会話まで行かなくても
懐柔・・説得が出来る。

オレは本来なら異世界にいけるが
今は屋敷に封印。文字通りの封印
この屋敷は中途半端だが・・・
バカみたいなスピードで時間移動
する。
だが「時間同調」でオレは時を
通常モードには出来る。
オレ自身の移動は屋敷の中だけ
だが屋敷内で絹に合体すれば屋敷
の外には出れる。
だがしかし・・屋敷外では
絹とオレは分離出来ない。

と・・・言う事は自由の身には
なれない。
絹は良い奴だが・・・
ホントの自由にオレはなれない
!!なんなんだ・・・・
これは!めんどくさい!!
結局・・合体しても屋敷に戻る
のがデフォルトなのだ!

もう・・お鬼鵺ちゃん!
女の子なんだからもう少し丁寧な
言葉遣いをしないとダメよ!

「貴様ぁ!絹っ!いつからオレに
説教できる身分になったんだっ!
昨日アンアンっ!泣いてた
くせにっ!ぬぷぷぷぷ」

まっ!かぁぁぁぁ!なんでっ
そんな事っ!言うのっ!
お鬼鵺ちゃんのバカバカ
バカァァ!・・・
しくしく・・しく・しく・・
・・・・・・・・・・・・・

「あ・・・悪かったよ・・絹
・・オレが言い過ぎた。
だから泣くなよ・・ゴメンよ。」

「まったく!わての絹を泣かす
のはわてだけだすっ!」
バッキィ~ン
新次郎様のばかっぁ!
もうこれ以上恥かしい事!
言わないでぇ!!

「なんだ!絹・・涙が無い・・
泣いて無いじゃないか!」

うふふ・・ウソ泣きは 良い女
の特権よ!な~んちゃって!
とにかく私のまとめも言わせて!

私は幼い頃の事故がきっかけで
「地獄耳」なる能力が
ついちゃった事。
これは遠くの音が聞こえるだけ
で無く・・意識の波動というか
悪い予感のようなモノを感じて
しまうの。・・・・でもね!

実は今日・・・お鬼鵺ちゃんと
合体してからそれがより一層
明確というか・・・
強化されたと言うか・・・
だから屋敷のココロが身体の
中に自然に入ってくるの。

耳では無く・・・感じるの。
フフフ・・・変な話ね。
だからねっ!私、お鬼鵺ちゃんの
姿は見えないけど、こころを
感じて
あ、お鬼鵺ちゃん!ここにいる!
って居場所がわかるの。
だって、お鬼鵺ちゃん!
いつでもブツブツ文句言ってん
だもの!

貴様っ!オラッ!絹っ!
ケンカ売ってんのかよ!!・・・
ちっ!まぁ・・・仕方ねぇか・・
そうだよ!懸命な読者なら
知ってんだろうが・・・物語上・

オレには生まれた頃の記憶は、
すでに無い。
只、かすかな記憶ではオレの親は
オレを守る為に
(真っ黒クロスケ)を超えて炭素
の結晶化にまで・・・
なっちまった・・・
哀れなモンだぜ・・・だが・・
そんなになってまで・・・
オレを守る「カーボナイトの鎧」
としてオレと共にいる。
これはダイヤを超えたダイヤ。
ブラックダイヤモンドさ!

最高高度10のダイヤと同じ硬さ
を持つが最高耐靭たいじん性10も合わせ
持つ最強の武具だ。
普通のダイヤはこの耐靭性が
やや落ちなのさ!

これはギリのギリで
「ダイヤを叩き割る!」
これで今まで幾度となく反物質の
身体の命を守って来た。
この鎧に守られたオレを・・・

屋敷は封印した・・・なんで
こんな屋敷に来ちまったんだろう
・・・
一つだけ考えられるのは・・・
オレの
「次元突破型鬼鵺きぬ専用機820」
(通称ハニワ)
こいつがこの星に来た時に
屋敷の座標を記憶していた
オレは疑問も感じず屋敷に
着陸させた。
その後ミッションを終えて
屋敷に戻ると封印の流れだ?

なぜ?ハニワが
ここをミッションの拠点に
したのか??なぜ?屋敷の
座標をハニワが記憶していたのか
さすがのオレにも謎だ。

あと・・アレだ・・あの
九頭竜の懺悔くずりゅうのざんげってありゃ
何なんだ?
話しのコシ折りやがってっ!
まぁ・・いいかっ!
まぁ・いいっか!!次いこ!
次!次!。








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