14 / 48
13話 お帰りなさいませ、なのですわ
しおりを挟む
「ふふふふーん」
「奥様、お茶のお代わりは」
「いただくわ」
朝からリリアンナはご機嫌である。理由は明白。教育すべきメイドさんがこの屋敷に来たからだ。
「さて……何から教えようかしら。やっぱりご挨拶よね、ハルト様」
「そうだね」
ここからは手探りである。前提知識のない彼女達をどうメイドさんにまで育てることができるのか……。
「彼女たちはもう起きてるよね」
「はい、ご主人様。朝食もすでに」
「キチンと野菜と肉を中心に食べさせてちょうだい。顔色が悪ければ話になりませんもの」
リリアンナはナプキンで口元を拭きながらエドモンドに言い加えた。
「それじゃあ、あの子達の所に行こう」
そう言ってハルト達は屋敷の隅の部屋、メイド達の寮にしてある部屋のドアをあけた。
「あっ!」
「あ?」
するとそこには驚くべき光景が広がっていた。女の子達は立て膝でカードを切っていたのである。当然おパンツも丸見えである。
「なんだ、開けるならノックだろ」
不機嫌そうに立ち上がったのは金髪のクリスティーナだった。
「あ、あなたたちなにやってるんです……」
「賭けカードだよ。ヒマだったからさ」
「賭け……」
「もーう、クリスティーナ強い! あたし達すかんぴんだよぉ」
そうわめいたのは双子のミッキとフィー。リリアンナの手がわなわなと震える。
「あ、リリアンナ。賭けっていってもほらお金じゃなくてボタンでやってるみたいだし……」
「いけませーーーーん!! メイドさんが賭け事なんてもってのほかです!」
メイドさんの部屋にリリアンナの怒声が響き渡った。
「あなた達はもっとも身近なアイドルになるのです。そんな賭けカードで自分達の品性をおとしめてはいけません!」
「はい……」
「でもさぁ、こんな短いスカートはいて品性もなにもないと思うぜ」
クリスティーナが面倒臭そうに答えた。
「あれだろ、このスカートで中身をチラチラすればスケベ親父が店に通うだろって魂胆なんだろ? あだっ」
そう言ったクリスティーナの手をリリアンナの乗馬鞭がかすめた。
「そのような心持ちではあなたの元にはスケベ親父しか来ないでしょうね」
「む……」
「いいですか、皆さんのミニスカートは『かわいい』の象徴です。みなさんのかわいいを表現する為のものなのですよ。だから決しておパンツが見えるような事はあってはなりません」
「かわいい……?」
「クリスティーナ! そんな奥様……塾長に刃向かうようなことばかり言ってはだめよ!」
年長のイルマがクリスティーナを止めた。しかし、リリアンナは微笑みながら女の子達を前にして言った。
「いいえ、そのツンツンした所も、あなたの『かわいい』です。良い方向に伸ばしていきましょう」
「はあ?」
クリスティーナは首を傾げた。もちろんイルマも。
「例えばイルマ、あなたはそうね……みんなより落ち着いているし、お姉さんキャラ。他のメイドがぽかをしたら優しくしかる」
くるり、とリリアンナは方向を変えた。
「今度はセシル。背が低いから妹っぽく見られがちだけど、本当はちゃんとレディとして扱って欲しい。それからミッキとフィーは双子っていうのは強いわね。自由きままな猫ちゃん、ってところかしら」
ふふふ、と微笑むとリリアンナは女の子達を見回した。
「例えばこんな風に自分の『かわいい』を磨いて欲しいの。私の店で売るのは性ではなく『かわいい』なのですわ」
そう言って、リリアンナはクリスティーナの元に跪いた。
「だから、自分を大切にして頂戴。いままで辛かったでしょうけど、ここにあなたを傷つける人はいないのよ」
「……塾長……」
冷たい目つきをしていたクリスティーナの表情が和らいだ。ハルトはその人身掌握の術を舌を巻いてただ見ているだけだった。
「それじゃあ、今日は基本の基本。お客様が入ってきた時の挨拶の練習をしましょう」
「はい!」
「良い返事です」
リリアンナはヒュッと音を鳴らして、乗馬鞭をふるった。
「ここからお客様が来たとします。そしたら『お帰りなさいませ、ご主人様』といいましょう。では、はい」
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「声が小さい!」
すると、イルマがそっと手を挙げた。
「なんでしょう」
「どうしていらっしゃいませではなくお帰りなさいなのですか?」
「良い質問です。私の店では、お客様は自分の屋敷に『帰宅』する、そしてあなたたちメイドのお給仕で癒やされる、といいうコンセプトなのですわ」
へえ……と、女の子達は頷いた。この辺はおいおい体感して貰わないと分からないだろうな、とハルトは思った。そしてご挨拶の練習はなおも続く。
「お帰りなさいませ、ご主人様!」
「にっこり笑顔で!」
「お帰りなさいませ、ご主人様!」
「もっとかわいく!」
「お帰りなさいませ、ご主人様♡」
リリアンナは乗馬鞭を取り落とすと、がむしゃらに拍手をし始めた。
「いいでしょう、素晴らしい、マーベラス!」
「はぁはぁはぁ……」
女の子……メイド候補生達は息を切らせている。
「バテてる場合ではありませんよ。では、ここで問題です。さぁ女性のお客様が入ってきました。なんと言ってお迎えすれば良いでしょう」
「えーと、お帰りなさいませ、奥様……?」
「独身かもしれませんよ? メイドカフェではいかなる年齢の女性もすべてお嬢様、と呼称します。それでは私に続いて! お帰りなさいませ、お嬢様!」
「お帰りなさいませ、お嬢様!」
その日、長いことお迎えのご挨拶をする声がハルトの屋敷には響き渡っていた。
「奥様、お茶のお代わりは」
「いただくわ」
朝からリリアンナはご機嫌である。理由は明白。教育すべきメイドさんがこの屋敷に来たからだ。
「さて……何から教えようかしら。やっぱりご挨拶よね、ハルト様」
「そうだね」
ここからは手探りである。前提知識のない彼女達をどうメイドさんにまで育てることができるのか……。
「彼女たちはもう起きてるよね」
「はい、ご主人様。朝食もすでに」
「キチンと野菜と肉を中心に食べさせてちょうだい。顔色が悪ければ話になりませんもの」
リリアンナはナプキンで口元を拭きながらエドモンドに言い加えた。
「それじゃあ、あの子達の所に行こう」
そう言ってハルト達は屋敷の隅の部屋、メイド達の寮にしてある部屋のドアをあけた。
「あっ!」
「あ?」
するとそこには驚くべき光景が広がっていた。女の子達は立て膝でカードを切っていたのである。当然おパンツも丸見えである。
「なんだ、開けるならノックだろ」
不機嫌そうに立ち上がったのは金髪のクリスティーナだった。
「あ、あなたたちなにやってるんです……」
「賭けカードだよ。ヒマだったからさ」
「賭け……」
「もーう、クリスティーナ強い! あたし達すかんぴんだよぉ」
そうわめいたのは双子のミッキとフィー。リリアンナの手がわなわなと震える。
「あ、リリアンナ。賭けっていってもほらお金じゃなくてボタンでやってるみたいだし……」
「いけませーーーーん!! メイドさんが賭け事なんてもってのほかです!」
メイドさんの部屋にリリアンナの怒声が響き渡った。
「あなた達はもっとも身近なアイドルになるのです。そんな賭けカードで自分達の品性をおとしめてはいけません!」
「はい……」
「でもさぁ、こんな短いスカートはいて品性もなにもないと思うぜ」
クリスティーナが面倒臭そうに答えた。
「あれだろ、このスカートで中身をチラチラすればスケベ親父が店に通うだろって魂胆なんだろ? あだっ」
そう言ったクリスティーナの手をリリアンナの乗馬鞭がかすめた。
「そのような心持ちではあなたの元にはスケベ親父しか来ないでしょうね」
「む……」
「いいですか、皆さんのミニスカートは『かわいい』の象徴です。みなさんのかわいいを表現する為のものなのですよ。だから決しておパンツが見えるような事はあってはなりません」
「かわいい……?」
「クリスティーナ! そんな奥様……塾長に刃向かうようなことばかり言ってはだめよ!」
年長のイルマがクリスティーナを止めた。しかし、リリアンナは微笑みながら女の子達を前にして言った。
「いいえ、そのツンツンした所も、あなたの『かわいい』です。良い方向に伸ばしていきましょう」
「はあ?」
クリスティーナは首を傾げた。もちろんイルマも。
「例えばイルマ、あなたはそうね……みんなより落ち着いているし、お姉さんキャラ。他のメイドがぽかをしたら優しくしかる」
くるり、とリリアンナは方向を変えた。
「今度はセシル。背が低いから妹っぽく見られがちだけど、本当はちゃんとレディとして扱って欲しい。それからミッキとフィーは双子っていうのは強いわね。自由きままな猫ちゃん、ってところかしら」
ふふふ、と微笑むとリリアンナは女の子達を見回した。
「例えばこんな風に自分の『かわいい』を磨いて欲しいの。私の店で売るのは性ではなく『かわいい』なのですわ」
そう言って、リリアンナはクリスティーナの元に跪いた。
「だから、自分を大切にして頂戴。いままで辛かったでしょうけど、ここにあなたを傷つける人はいないのよ」
「……塾長……」
冷たい目つきをしていたクリスティーナの表情が和らいだ。ハルトはその人身掌握の術を舌を巻いてただ見ているだけだった。
「それじゃあ、今日は基本の基本。お客様が入ってきた時の挨拶の練習をしましょう」
「はい!」
「良い返事です」
リリアンナはヒュッと音を鳴らして、乗馬鞭をふるった。
「ここからお客様が来たとします。そしたら『お帰りなさいませ、ご主人様』といいましょう。では、はい」
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「声が小さい!」
すると、イルマがそっと手を挙げた。
「なんでしょう」
「どうしていらっしゃいませではなくお帰りなさいなのですか?」
「良い質問です。私の店では、お客様は自分の屋敷に『帰宅』する、そしてあなたたちメイドのお給仕で癒やされる、といいうコンセプトなのですわ」
へえ……と、女の子達は頷いた。この辺はおいおい体感して貰わないと分からないだろうな、とハルトは思った。そしてご挨拶の練習はなおも続く。
「お帰りなさいませ、ご主人様!」
「にっこり笑顔で!」
「お帰りなさいませ、ご主人様!」
「もっとかわいく!」
「お帰りなさいませ、ご主人様♡」
リリアンナは乗馬鞭を取り落とすと、がむしゃらに拍手をし始めた。
「いいでしょう、素晴らしい、マーベラス!」
「はぁはぁはぁ……」
女の子……メイド候補生達は息を切らせている。
「バテてる場合ではありませんよ。では、ここで問題です。さぁ女性のお客様が入ってきました。なんと言ってお迎えすれば良いでしょう」
「えーと、お帰りなさいませ、奥様……?」
「独身かもしれませんよ? メイドカフェではいかなる年齢の女性もすべてお嬢様、と呼称します。それでは私に続いて! お帰りなさいませ、お嬢様!」
「お帰りなさいませ、お嬢様!」
その日、長いことお迎えのご挨拶をする声がハルトの屋敷には響き渡っていた。
0
あなたにおすすめの小説
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
3回目の人生は、悪役令嬢を辞めて引きこもります~一歩も出ずに国を救ったら、なぜか「聖女」として崇められ最強の男たちが部屋を包囲してくる件~
放浪人
恋愛
公爵令嬢エリザベートは、1度目は悪役令嬢として断罪され処刑、2度目は改心して聖女となり国に尽くしたが過労死……という悲惨な最期を遂げた。 記憶を持ったまま3度目の人生が始まった瞬間、彼女は固く決意する。 「もう絶対に働きません! 今世は部屋から一歩も出ず、睡眠と趣味に命をかけます!」
最強の拒絶結界『絶対領域』で部屋に籠城し、婚約破棄イベントも夜会も全て無視して惰眠を貪ろうとするエリザベート。 しかし、彼女の「働きたくない」一心からの行動――適当な農業アドバイスや、安眠妨害への容赦ない迎撃――が、周囲には「国を憂う深慮遠謀」「慈愛に満ちた奇跡」として超好意的に解釈されてしまう!?
ヤンデレ化した元婚約者の王太子、物理で愛を語る脳筋騎士団長、効率厨の隣国王子、さらには古代の引きこもり少年までをも巻き込み、事態は国家規模の大騒動へ。 部屋ごと空を飛んで戦場を浄化し、パジャマ姿で古代兵器を操り、地下牢をスイートルームに変えながら、エリザベートは究極の安眠を手に入れることができるのか? 塩対応すればするほど愛され、逃げれば逃げるほど伝説になる、最強引きこもり令嬢の勘違いドタバタ溺愛ファンタジー、ここに完結!
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる