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23話 飼い主選び
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そして故モーガン氏の相続について親類縁者を集める日がやってきた。マイアとレイモンドはモーガン氏の屋敷に向かった。
「準備はばっちりです」
「それは心強い。では正式な相続者……猫のアルマの所に行きましょう」
二人が使用人に通されて大広間にいくと、そこには大きな檻があった。
「なーん」
「まあ……」
その檻の中に猫がいる。そしてマイアの姿を見るとしきりに鳴きだした。
「なーん、なーん」
「なんだかかわいそう……」
「でもこうしないとアルマが攫われてしまうかもしれませんからね。こうして使用人の誰かが常時見張っているそうです」
「じゃあ、はやくコレをつけましょう」
マイアは鞄から振り子のついた革紐のネックレスを取り出した。振り子の根元には魔石と魔法陣を組み込んだ翻訳機がついている。
「あ、まって下さい。親類達の前でつけないとまた文句が出るかもしれません。マイアさんここは僕に任せてくれますか?」
「ああ……ではお願いします」
レイモンドが手を差し伸べたのを見て、マイアは翻訳の魔道具を彼に渡した。ギラギラした親族を前にして自分はうまくやる自信がなかったのだ。
「なーあ……」
「ごめんね、猫ちゃん。もうちょっとだからね」
マイアは猫のアルマにそう声をかけて、レイモンドと一緒に親族達が集まるのをまった。
「うちは生前からよく顔を出していたんだぞ」
「私は実の妹よ!」
「嫁にいって家を出た人間じゃないか」
親族達は椅子に腰掛けて待機しながらもお互いを口汚く罵っている。その片隅にはセドリックもいる。
「弟の甥なんてほとんど他人じゃないか」
そのセドリックを揶揄する声も聞こえてくる。セドリックにもきっと聞こえていると思うが、彼はじっとアルマの檻を見ていた。
「それではお集まりいただいた親類縁者の皆々様。今回調停を担いましたティオール商工会より参りましたレイモンド・フローリオです。今日こそこのモーガン氏の相続について結論を出そうじゃありませんか」
どす黒い空気を切りさくような音を立てて、レイモンドが短く手を叩いた。
「商工会め、出張ってきおって」
そんなレイモンドにも非難の声が飛ぶ。レイモンドは笑顔でそれを聞き流して、そばのテーブルに置いた翻訳機を手にとった。
「こちらは当商会の職人の手による魔道具です。なんと動物の声を聞くことができます。これを使って猫の新しい飼い主を決めようではありませんか」
「またいかさまだろう」
「いえいえ……この魔道具の開発に金貨二十枚を要しました。冷やかしではありませんし、いかさまにならないようにしてあります。なんと、この機械は魔石を動力とし魔力を必要としません。魔術師に袖の下を握らせて都合のいいように答えさせるなんて代物とは違うのです」
レイモンドは朗々と魔道具を親族達に説明した。声のハリ、抑揚と実に説得力のあるその振る舞いをマイアはドキドキしながら見ていた。自分ではああはできないだろう。
「さて……この中のどなたか、遺産を相続された方にこの魔道具の代金を戴く事になりますが……使ってみませんか? そしてこの争いを終わりにしませんか」
「……」
親族達は互いに顔を見合わせた。その時である。一人の男が手をあげた。
「その魔道具が動物の声が本当に聞けるのかわからないじゃないか」
「そうですね。貴方の言うとおりです。では実験してみましょう。貴方……前に来て下さい」
「わ、私が……?」
「ええ」
レイモンドは微笑んだ。笑みの下で有無を言わさぬ雰囲気を発している。男はしぶしぶ、という感じで前に進み出た。レイモンドはその男の首に魔道具をくくりつける。
「さて……では私の質問に、全て『はい』でお答えください」
「はい」
男の返事を聞いてレイモンドは手を叩いた。すると使用人が黒い液体の入ったコップを持ってきた。
「これは泥水です。さて、これを飲みますか?」
レイモンドはそれを男の鼻先に近づけた。
「い……いいえ、あ『はい』」
男は一瞬焦りながら、レイモンドの指示通りに「はい」と返事をした。
『イイエ! イイエ!』
その時である。翻訳の魔道具が作動した。レイモンドはにやっとわらって周囲の親類達を見た。
「どうです? 彼が泥水を飲みたかったとは思わないでしょう? 今、この魔道具は彼の気持ちを伝えてくれました。どうですか?」
広間がしーんと静まり返った。
「……それでいい。早くアルマを檻から出してやってくれ」
そんな中セドリックがそう答えた。
「という訳でよろしいでしょうか」
レイモンドが再度問いかけると、親類達はしぶしぶと頷いた。
「じゃあ猫ちゃん……おいで……」
「にゃあ」
アルマの檻が開かれる。そしてその首に翻訳の魔道具が取り付けられた。
「ではお一人ずつ前へどうぞ」
レイモンドが促すと、モーガンの妹が進み出て甲高い声を出した。
「猫ちゃん、うちなら毎日お魚のピューレを出すわよ」
『イイエ!』
猫のアルマはぷいと横を向いてそう答えた。広間から失笑が漏れる。そして次々と親族がその前に立った。
「うちは専用の部屋を用意しているよ」
『イイエ!』
しかし、アルマはいいえしか発さない。そしてとうとう最後にセドリックの番がやってきた。皆固唾を飲んでその様子を見つめている。
「えー……その……うちにくるかい、狭いけど」
『ハイ!』
はじめてアルマがハイと答えた。大広間がどよめく。
「ウチは布屋だから商品で爪研ぎされると困るんだが、いたずらしないと誓えるかい」
『ハイ!』
アルマはゆったり尻尾を振ってセドリックにそう答えた。これは決まりだ、と思った時だった。
「こいつ、財産目当てで猫を手なづけやがった!」
親族の一人がそう叫んだ。ここまで舞台を用意しても納得がいかないらしい。その時だった。毛を逆立てながらアルマが声を発した。
『オマエ、キライ……オマエハ、シラナイ!』
そしてセドリックを見上げて言った。
『アナタ、ニオイシッテル』
「まあ、よくお屋敷に来ていたしね」
セドリックはアルマにそう答えて、彼女の頭を撫でた。そして親族に対してこう宣言した。
「私が遺産で欲しいのはこの猫アルマと魔道具の代金だけです。あとは法定通りの相続を」
「うそをつけ!」
「ではこの場で証書を書きましょう」
そう言ってセドリックは本当にその場で証書を作成した。親類達が法定の相続額について揉めだしたのを余所に、彼はアルマの猫用ベッドと爪研ぎを持ってとっとと屋敷を後にした。
「いいんですか……?」
屋敷を振り返りながら、マイアはセドリックに聞いた。
「私なんかが大金を手に入れたらおかしくなります。それに最初から私はアルマを助けたかっただけですから」
「ほーんと、損な性格ですよねセドリックさん。そこが好きなんですけど」
レイモンドはまるで結果が分かっていたというような顔でのんびりついてきていた。思えば皆、遺産のことばかりで誰もアルマのことを気に留めて居なかったのだ。親族の中でアルマを心配していたのはセドリックしかいなかった。
それからティオールの街の商店街には、豊富な品揃えで時々しゃべる猫のいる小さな布屋さんがちょっとした評判になった。
「準備はばっちりです」
「それは心強い。では正式な相続者……猫のアルマの所に行きましょう」
二人が使用人に通されて大広間にいくと、そこには大きな檻があった。
「なーん」
「まあ……」
その檻の中に猫がいる。そしてマイアの姿を見るとしきりに鳴きだした。
「なーん、なーん」
「なんだかかわいそう……」
「でもこうしないとアルマが攫われてしまうかもしれませんからね。こうして使用人の誰かが常時見張っているそうです」
「じゃあ、はやくコレをつけましょう」
マイアは鞄から振り子のついた革紐のネックレスを取り出した。振り子の根元には魔石と魔法陣を組み込んだ翻訳機がついている。
「あ、まって下さい。親類達の前でつけないとまた文句が出るかもしれません。マイアさんここは僕に任せてくれますか?」
「ああ……ではお願いします」
レイモンドが手を差し伸べたのを見て、マイアは翻訳の魔道具を彼に渡した。ギラギラした親族を前にして自分はうまくやる自信がなかったのだ。
「なーあ……」
「ごめんね、猫ちゃん。もうちょっとだからね」
マイアは猫のアルマにそう声をかけて、レイモンドと一緒に親族達が集まるのをまった。
「うちは生前からよく顔を出していたんだぞ」
「私は実の妹よ!」
「嫁にいって家を出た人間じゃないか」
親族達は椅子に腰掛けて待機しながらもお互いを口汚く罵っている。その片隅にはセドリックもいる。
「弟の甥なんてほとんど他人じゃないか」
そのセドリックを揶揄する声も聞こえてくる。セドリックにもきっと聞こえていると思うが、彼はじっとアルマの檻を見ていた。
「それではお集まりいただいた親類縁者の皆々様。今回調停を担いましたティオール商工会より参りましたレイモンド・フローリオです。今日こそこのモーガン氏の相続について結論を出そうじゃありませんか」
どす黒い空気を切りさくような音を立てて、レイモンドが短く手を叩いた。
「商工会め、出張ってきおって」
そんなレイモンドにも非難の声が飛ぶ。レイモンドは笑顔でそれを聞き流して、そばのテーブルに置いた翻訳機を手にとった。
「こちらは当商会の職人の手による魔道具です。なんと動物の声を聞くことができます。これを使って猫の新しい飼い主を決めようではありませんか」
「またいかさまだろう」
「いえいえ……この魔道具の開発に金貨二十枚を要しました。冷やかしではありませんし、いかさまにならないようにしてあります。なんと、この機械は魔石を動力とし魔力を必要としません。魔術師に袖の下を握らせて都合のいいように答えさせるなんて代物とは違うのです」
レイモンドは朗々と魔道具を親族達に説明した。声のハリ、抑揚と実に説得力のあるその振る舞いをマイアはドキドキしながら見ていた。自分ではああはできないだろう。
「さて……この中のどなたか、遺産を相続された方にこの魔道具の代金を戴く事になりますが……使ってみませんか? そしてこの争いを終わりにしませんか」
「……」
親族達は互いに顔を見合わせた。その時である。一人の男が手をあげた。
「その魔道具が動物の声が本当に聞けるのかわからないじゃないか」
「そうですね。貴方の言うとおりです。では実験してみましょう。貴方……前に来て下さい」
「わ、私が……?」
「ええ」
レイモンドは微笑んだ。笑みの下で有無を言わさぬ雰囲気を発している。男はしぶしぶ、という感じで前に進み出た。レイモンドはその男の首に魔道具をくくりつける。
「さて……では私の質問に、全て『はい』でお答えください」
「はい」
男の返事を聞いてレイモンドは手を叩いた。すると使用人が黒い液体の入ったコップを持ってきた。
「これは泥水です。さて、これを飲みますか?」
レイモンドはそれを男の鼻先に近づけた。
「い……いいえ、あ『はい』」
男は一瞬焦りながら、レイモンドの指示通りに「はい」と返事をした。
『イイエ! イイエ!』
その時である。翻訳の魔道具が作動した。レイモンドはにやっとわらって周囲の親類達を見た。
「どうです? 彼が泥水を飲みたかったとは思わないでしょう? 今、この魔道具は彼の気持ちを伝えてくれました。どうですか?」
広間がしーんと静まり返った。
「……それでいい。早くアルマを檻から出してやってくれ」
そんな中セドリックがそう答えた。
「という訳でよろしいでしょうか」
レイモンドが再度問いかけると、親類達はしぶしぶと頷いた。
「じゃあ猫ちゃん……おいで……」
「にゃあ」
アルマの檻が開かれる。そしてその首に翻訳の魔道具が取り付けられた。
「ではお一人ずつ前へどうぞ」
レイモンドが促すと、モーガンの妹が進み出て甲高い声を出した。
「猫ちゃん、うちなら毎日お魚のピューレを出すわよ」
『イイエ!』
猫のアルマはぷいと横を向いてそう答えた。広間から失笑が漏れる。そして次々と親族がその前に立った。
「うちは専用の部屋を用意しているよ」
『イイエ!』
しかし、アルマはいいえしか発さない。そしてとうとう最後にセドリックの番がやってきた。皆固唾を飲んでその様子を見つめている。
「えー……その……うちにくるかい、狭いけど」
『ハイ!』
はじめてアルマがハイと答えた。大広間がどよめく。
「ウチは布屋だから商品で爪研ぎされると困るんだが、いたずらしないと誓えるかい」
『ハイ!』
アルマはゆったり尻尾を振ってセドリックにそう答えた。これは決まりだ、と思った時だった。
「こいつ、財産目当てで猫を手なづけやがった!」
親族の一人がそう叫んだ。ここまで舞台を用意しても納得がいかないらしい。その時だった。毛を逆立てながらアルマが声を発した。
『オマエ、キライ……オマエハ、シラナイ!』
そしてセドリックを見上げて言った。
『アナタ、ニオイシッテル』
「まあ、よくお屋敷に来ていたしね」
セドリックはアルマにそう答えて、彼女の頭を撫でた。そして親族に対してこう宣言した。
「私が遺産で欲しいのはこの猫アルマと魔道具の代金だけです。あとは法定通りの相続を」
「うそをつけ!」
「ではこの場で証書を書きましょう」
そう言ってセドリックは本当にその場で証書を作成した。親類達が法定の相続額について揉めだしたのを余所に、彼はアルマの猫用ベッドと爪研ぎを持ってとっとと屋敷を後にした。
「いいんですか……?」
屋敷を振り返りながら、マイアはセドリックに聞いた。
「私なんかが大金を手に入れたらおかしくなります。それに最初から私はアルマを助けたかっただけですから」
「ほーんと、損な性格ですよねセドリックさん。そこが好きなんですけど」
レイモンドはまるで結果が分かっていたというような顔でのんびりついてきていた。思えば皆、遺産のことばかりで誰もアルマのことを気に留めて居なかったのだ。親族の中でアルマを心配していたのはセドリックしかいなかった。
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