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聖女(4)*
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ニールは魔物から毒素を受けたらしい。その毒素の作用で激しい興奮状態に陥っており、たまに自我を失ってしまうとのこと。その状態から救い出すためには、男女の体液の交わりしかない。
興奮作用が体液として放出され、さらに相手の体液と交わらせて中和させるとのこと。
したがって性交渉による体液の交わり手っ取り早いとされている。もちろん、体液の交わりであれば、他の方法でもかまわない。
だからミロが「まぐわってほしい」とアズサに依頼したのだ。魔力の強いニールと性交渉できるのは、今のところ聖女であるアズサしかいないとのことだった。他の方法であっても、ニールの体液を受け止められる者も、今のところアズサしかいないらしい。
「アンヒム団長、苦しそうですね」
アズサは優越感に満ちていた。縛られ、身体の自由のきかないニールを見下ろす。
アズサに気づいているニールは、今は意思がはっきりとしているのか、怯えた瞳でこちらを見つめている。
(この優越感がたまらない)
だが、その気持ちをすぐに顔に出すようなことはしない。少しずつ、じわじわと自身の手中に収めたい。
「アンヒム団長、私は団長を助けたいだけなのです」
ギシリと音を立て、彼が拘束されているベッドに座る。身体をよじって、服の上から彼の太股に触れると、身体を大きく奮わせた。さらにさすさすと太股をさすると、ううっと苦しそうな声をあげる。
「団長の症状はミロさんから聞きました。今、楽にしてさし上げます」
そのままベッドにあがり、彼の腰の隣で膝をつく。
特に興奮している場所はわかっている。
アズサの手が、彼のトラウザーズを止めているベルトに触れ、カチャカチャと音を立てて、それを外した。先ほどからアズサの視界には、苦しそうに膨れ上がっているニールの息子の存在が、ちらほらと入っている。
喉が鳴る。
勢いよく彼のトラウザーズを引き下げると、一部だけ色の変わっている下着が目に入った。もちろん、色の変わっている部分を中心に、そこはもっこりと膨らんでいる。
「あら。下着を汚してしまいましたね。いい大人が何をしてるのでしょう?」
がちがちに固まっているその場所を、アズサは右手でさすった。
「くっ」
口枷をしている彼は、悔しそうに喉の奥から呻き声を漏らした。
「あらあら、おもらしですか?」
そうではないことは、アズサも重々承知している。
だが今は、彼を屈服させたい。懇願させたい。目の前でイかせたい。そして、痴態を目にしたい。
「このままですと、下着も濡れて気持ち悪いですよね?」
にたりと口元に笑みを浮かべたアズサは、彼の下着を一気に引きずり下ろした。
もわっと生々しい雄臭さが鼻につく。
「うぅっ……、あっ、あ……」
ニールは髪を振り乱しながら、枷の下で必死に声をあげようとしている。彼から自由を奪い、好きに支配できるとは、なんて気持ちが高ぶるものなのだろう。
「まぁ、こんなに腫らして」
ぶるんと勢いよく姿を現した雄茎は、確かな存在を主張し、剛直していた。
先端からは透明な雫がぷくりと溢れだし、てらてらと淫猥に輝いている。血管の浮き出ている茎はとにかく太く、斜め四十五度に傾いている。
(お、大きい……)
この世界がファンタジーであれば、彼の息子もファンタジーな存在である。
それでもその動揺を悟られてはならない。
「まずは、出しましょうね」
幼子を宥めるような口調で誤魔化してみたが、彼はいやいやと首を横に振っていた。
ここまでやられていながらも、対抗する気持ちがあるのは褒めてやりたい。だからこそ今から、その気持ちをずたぼろに引き裂いてやる。
興奮作用が体液として放出され、さらに相手の体液と交わらせて中和させるとのこと。
したがって性交渉による体液の交わり手っ取り早いとされている。もちろん、体液の交わりであれば、他の方法でもかまわない。
だからミロが「まぐわってほしい」とアズサに依頼したのだ。魔力の強いニールと性交渉できるのは、今のところ聖女であるアズサしかいないとのことだった。他の方法であっても、ニールの体液を受け止められる者も、今のところアズサしかいないらしい。
「アンヒム団長、苦しそうですね」
アズサは優越感に満ちていた。縛られ、身体の自由のきかないニールを見下ろす。
アズサに気づいているニールは、今は意思がはっきりとしているのか、怯えた瞳でこちらを見つめている。
(この優越感がたまらない)
だが、その気持ちをすぐに顔に出すようなことはしない。少しずつ、じわじわと自身の手中に収めたい。
「アンヒム団長、私は団長を助けたいだけなのです」
ギシリと音を立て、彼が拘束されているベッドに座る。身体をよじって、服の上から彼の太股に触れると、身体を大きく奮わせた。さらにさすさすと太股をさすると、ううっと苦しそうな声をあげる。
「団長の症状はミロさんから聞きました。今、楽にしてさし上げます」
そのままベッドにあがり、彼の腰の隣で膝をつく。
特に興奮している場所はわかっている。
アズサの手が、彼のトラウザーズを止めているベルトに触れ、カチャカチャと音を立てて、それを外した。先ほどからアズサの視界には、苦しそうに膨れ上がっているニールの息子の存在が、ちらほらと入っている。
喉が鳴る。
勢いよく彼のトラウザーズを引き下げると、一部だけ色の変わっている下着が目に入った。もちろん、色の変わっている部分を中心に、そこはもっこりと膨らんでいる。
「あら。下着を汚してしまいましたね。いい大人が何をしてるのでしょう?」
がちがちに固まっているその場所を、アズサは右手でさすった。
「くっ」
口枷をしている彼は、悔しそうに喉の奥から呻き声を漏らした。
「あらあら、おもらしですか?」
そうではないことは、アズサも重々承知している。
だが今は、彼を屈服させたい。懇願させたい。目の前でイかせたい。そして、痴態を目にしたい。
「このままですと、下着も濡れて気持ち悪いですよね?」
にたりと口元に笑みを浮かべたアズサは、彼の下着を一気に引きずり下ろした。
もわっと生々しい雄臭さが鼻につく。
「うぅっ……、あっ、あ……」
ニールは髪を振り乱しながら、枷の下で必死に声をあげようとしている。彼から自由を奪い、好きに支配できるとは、なんて気持ちが高ぶるものなのだろう。
「まぁ、こんなに腫らして」
ぶるんと勢いよく姿を現した雄茎は、確かな存在を主張し、剛直していた。
先端からは透明な雫がぷくりと溢れだし、てらてらと淫猥に輝いている。血管の浮き出ている茎はとにかく太く、斜め四十五度に傾いている。
(お、大きい……)
この世界がファンタジーであれば、彼の息子もファンタジーな存在である。
それでもその動揺を悟られてはならない。
「まずは、出しましょうね」
幼子を宥めるような口調で誤魔化してみたが、彼はいやいやと首を横に振っていた。
ここまでやられていながらも、対抗する気持ちがあるのは褒めてやりたい。だからこそ今から、その気持ちをずたぼろに引き裂いてやる。
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