22 / 50
022 もっと情報を
しおりを挟む
夜会が終わってから、私は一人で考えた。今日の事、今までの事、なぜこんな状態になっているのか。そもそも、ウィリアムは昔からこうだった?
(よく考えて。そう、違うわ。オートナムへ行ってからだわ……)
夫が、女性に甘くて身持ちの悪い男性であるのは、知っている。これは、結婚する前から分かっている事だ。新しい女性に夢中になるのも、分かる。彼女が魅力的で、今はきっと抗えないのでしょう。でも、本当にそれだけなのだろうか。
「けち……」
王妃の背中に言う言葉ではない。
はっきりと分かった。フローリアはウィリアムが言うような繊細で傷つきやすい、純粋な町娘ではない。彼女の言動は、最初から違和感があった。王宮にまだ慣れていないからだと思っていたが、そういう事ではなかったのだ。
あの言葉ひとつに、彼女の醜悪さがにじみ出ていた。だが、それを誰も知らないのだ。清く汚れない乙女のふりで、夫も周囲も惑わされている。側にいたガーランド伯爵夫人には聞こえていたのだろうか?
(もっと私が本気で、情報収集をしなければならないんだわ)
もちろん父公爵が今も調査を続けているのは分かっている。ただ、私はフローリアの人となりについて、もっと調べる必要がある。二人の出会いはウィリアムが宿泊している宿に、近くの宿屋の娘フローリアが手伝いに上がったのがきっかけだと聞いている。
それは、誰が調べても事実のようだが、彼女がどんな人なのか実は誰もよく分かっていないのではないか?
***
「今日は乗馬に行きます」
乗馬がしたい時は、王宮の馬場がある場所まで馬車で訪れる。私の愛馬「デルフィーナ」にも最近会っていない。侍女たちも良い運動になると勧めてくれたので、午前中は乗馬をする事にした。
厩舎に行くと、顔見知りの馬丁のグリッドが迎えてくれた。
「王妃様、ようこそおいで下さいました」
赤い髪の人懐こい雰囲気の青年で、私の愛馬の世話をしてくれる。公爵家から連れて来た青年だ。
しかし……彼の本当の仕事は私の諜報担当だ。
「グリッド、久しぶりね。デルフィーナの機嫌はどう?」
「最近王妃様がいらっしゃらないので、寂しそうですよ」
「ふふ。そういえば、あなたにも最近休みをあげていなかったわね。少し実家に帰ってはどうかしら?」
「……ありがとうございます。母が喜びます」
すれ違い様に素早く手紙を託した。
『オートナムでのフローリアの人となりを調べなさい。直接彼女と接した、オートナムの住人の話を聞いてきて』
グリッドはきっと上手くやってくれるだろう。
私は、デルフィーナを走らせて、ローレンと共にしばし乗馬に夢中になった。
暫くは、情報待ちの状態だったので、私はいつもの通り仕事で忙しくしていた。義母からの呼び出しがあったが多忙を理由に一度断っていたのだが、再度呼び出しされた。
(さすがに、行かないといけないわね)
離宮までは馬車で十五分程度なので、面倒がる程の距離ではないが、色々と気が重い。これ以上厄介事を持ち込まれるのはご免だった。それなのに、予想通り厄介な事を義母は言い出した。
「フローリアの介添え人を変えてください」
(はい?)
「あの、お義母様、なぜでしょう?」
「オードリーは、シンシアの娘です。私が面白い訳ないでしょう!」
激しく鳥の羽の扇を動かして言った。
オードリー・ガーランド伯爵夫人は、先王の側室であるシンシア妃の長女だった。マーガレット王太后が王妃に即位する前は、同じ側室で先王の寵を争った仲だ。とは言っても、順列はシンシア妃の方が上だった。
ただ、シンシア妃には王女が三人いるだけで、男子を産んだのは、マーガレット王太后だけだった。
先王の最初の王妃は子供を産まずに、若くして亡くなった。暫くは王妃不在の状態が続き、シンシア妃がその役割をしていた。本来はシンシア妃が上なのだが、義母も男子が産まれた事で欲が出たのだろう。二人の仲は良くなかったようだ。
そんな時に、先王が病に倒れ、急遽ウィリアムが王太子に指名され、その流れでマーガレット妃が立后した。
先王の最初の王妃が長生きされていたら、ウィリアムが即位出来たかどうかわからない。
先王は伏せがちで長く病に苦しんだが、私の祖父が摂政を務めた。先王はウィリアムが十七歳の時になくなり、そのまま彼は即位した。
「私とシンシア妃があまり反りが合わなかったのは、あなたもご存じでしょ」
「はい。ですが、陛下が直接ガーランド伯爵夫人にご依頼されましたので。それに未婚でもない女性の介添え人は、簡単には見つかりませんわ」
「ウィリアムには、あなたから言ってくださる?」
人に有無を言わさない人だが、自分の息子にそれを言うのは嫌なようだ。
(ああ、本当に面倒だわ。また、陛下と言い争いをするかと思うと、頭が痛いわ)
ウィリアムとは極力顔を合わさないように暮らしていた。朝食もどちらからともなく、共にする事がなくなっていた。だから、仕方なく私から朝食の誘いをした。
「珍しいな……」
ウィリアムは表情を変えずに言った。
(確かに、私と食事をしてもあまり嬉しくはないわよね)
「フローリアさんの、介添え人の事です」
なるべく感情を込めずに、さらりと切り出した。
「……何だ?」
「お義母様がお気になさっておいでです。ガーランド伯爵夫人とは、あまりお親しくはないですから」
「私の実の姉だぞ」
「ええ、そうですね。でも、お義母様から見たらそれだけではないですから」
王太后とシンシア妃の争いについては、正直ウィリアムも私も幼過ぎてよく覚えていない。父や周囲から聞かされる程度だが、今はシンシア妃は心を病んで、実家のバークレー領に引き籠っているという。その原因が王太后なのだ。
「それに、既婚の女性に介添え人が付く事はありません。社交の場でも、そろそろ違和感がありますわ」
「慣れないフローリアを追い詰めて楽しいのか?」
何て目でウィリアムは私を見るのだろう。
(私は敵ではありませんのよ、陛下……)
「お義母様のご要望ですわ。それでしたら、私からはもう何も申し上げません。お義母様とご相談下さい」
そのまま私たちは、無言で朝食を終えた。
(また、私の脈が乱れたとルイスに叱られるわ)
(よく考えて。そう、違うわ。オートナムへ行ってからだわ……)
夫が、女性に甘くて身持ちの悪い男性であるのは、知っている。これは、結婚する前から分かっている事だ。新しい女性に夢中になるのも、分かる。彼女が魅力的で、今はきっと抗えないのでしょう。でも、本当にそれだけなのだろうか。
「けち……」
王妃の背中に言う言葉ではない。
はっきりと分かった。フローリアはウィリアムが言うような繊細で傷つきやすい、純粋な町娘ではない。彼女の言動は、最初から違和感があった。王宮にまだ慣れていないからだと思っていたが、そういう事ではなかったのだ。
あの言葉ひとつに、彼女の醜悪さがにじみ出ていた。だが、それを誰も知らないのだ。清く汚れない乙女のふりで、夫も周囲も惑わされている。側にいたガーランド伯爵夫人には聞こえていたのだろうか?
(もっと私が本気で、情報収集をしなければならないんだわ)
もちろん父公爵が今も調査を続けているのは分かっている。ただ、私はフローリアの人となりについて、もっと調べる必要がある。二人の出会いはウィリアムが宿泊している宿に、近くの宿屋の娘フローリアが手伝いに上がったのがきっかけだと聞いている。
それは、誰が調べても事実のようだが、彼女がどんな人なのか実は誰もよく分かっていないのではないか?
***
「今日は乗馬に行きます」
乗馬がしたい時は、王宮の馬場がある場所まで馬車で訪れる。私の愛馬「デルフィーナ」にも最近会っていない。侍女たちも良い運動になると勧めてくれたので、午前中は乗馬をする事にした。
厩舎に行くと、顔見知りの馬丁のグリッドが迎えてくれた。
「王妃様、ようこそおいで下さいました」
赤い髪の人懐こい雰囲気の青年で、私の愛馬の世話をしてくれる。公爵家から連れて来た青年だ。
しかし……彼の本当の仕事は私の諜報担当だ。
「グリッド、久しぶりね。デルフィーナの機嫌はどう?」
「最近王妃様がいらっしゃらないので、寂しそうですよ」
「ふふ。そういえば、あなたにも最近休みをあげていなかったわね。少し実家に帰ってはどうかしら?」
「……ありがとうございます。母が喜びます」
すれ違い様に素早く手紙を託した。
『オートナムでのフローリアの人となりを調べなさい。直接彼女と接した、オートナムの住人の話を聞いてきて』
グリッドはきっと上手くやってくれるだろう。
私は、デルフィーナを走らせて、ローレンと共にしばし乗馬に夢中になった。
暫くは、情報待ちの状態だったので、私はいつもの通り仕事で忙しくしていた。義母からの呼び出しがあったが多忙を理由に一度断っていたのだが、再度呼び出しされた。
(さすがに、行かないといけないわね)
離宮までは馬車で十五分程度なので、面倒がる程の距離ではないが、色々と気が重い。これ以上厄介事を持ち込まれるのはご免だった。それなのに、予想通り厄介な事を義母は言い出した。
「フローリアの介添え人を変えてください」
(はい?)
「あの、お義母様、なぜでしょう?」
「オードリーは、シンシアの娘です。私が面白い訳ないでしょう!」
激しく鳥の羽の扇を動かして言った。
オードリー・ガーランド伯爵夫人は、先王の側室であるシンシア妃の長女だった。マーガレット王太后が王妃に即位する前は、同じ側室で先王の寵を争った仲だ。とは言っても、順列はシンシア妃の方が上だった。
ただ、シンシア妃には王女が三人いるだけで、男子を産んだのは、マーガレット王太后だけだった。
先王の最初の王妃は子供を産まずに、若くして亡くなった。暫くは王妃不在の状態が続き、シンシア妃がその役割をしていた。本来はシンシア妃が上なのだが、義母も男子が産まれた事で欲が出たのだろう。二人の仲は良くなかったようだ。
そんな時に、先王が病に倒れ、急遽ウィリアムが王太子に指名され、その流れでマーガレット妃が立后した。
先王の最初の王妃が長生きされていたら、ウィリアムが即位出来たかどうかわからない。
先王は伏せがちで長く病に苦しんだが、私の祖父が摂政を務めた。先王はウィリアムが十七歳の時になくなり、そのまま彼は即位した。
「私とシンシア妃があまり反りが合わなかったのは、あなたもご存じでしょ」
「はい。ですが、陛下が直接ガーランド伯爵夫人にご依頼されましたので。それに未婚でもない女性の介添え人は、簡単には見つかりませんわ」
「ウィリアムには、あなたから言ってくださる?」
人に有無を言わさない人だが、自分の息子にそれを言うのは嫌なようだ。
(ああ、本当に面倒だわ。また、陛下と言い争いをするかと思うと、頭が痛いわ)
ウィリアムとは極力顔を合わさないように暮らしていた。朝食もどちらからともなく、共にする事がなくなっていた。だから、仕方なく私から朝食の誘いをした。
「珍しいな……」
ウィリアムは表情を変えずに言った。
(確かに、私と食事をしてもあまり嬉しくはないわよね)
「フローリアさんの、介添え人の事です」
なるべく感情を込めずに、さらりと切り出した。
「……何だ?」
「お義母様がお気になさっておいでです。ガーランド伯爵夫人とは、あまりお親しくはないですから」
「私の実の姉だぞ」
「ええ、そうですね。でも、お義母様から見たらそれだけではないですから」
王太后とシンシア妃の争いについては、正直ウィリアムも私も幼過ぎてよく覚えていない。父や周囲から聞かされる程度だが、今はシンシア妃は心を病んで、実家のバークレー領に引き籠っているという。その原因が王太后なのだ。
「それに、既婚の女性に介添え人が付く事はありません。社交の場でも、そろそろ違和感がありますわ」
「慣れないフローリアを追い詰めて楽しいのか?」
何て目でウィリアムは私を見るのだろう。
(私は敵ではありませんのよ、陛下……)
「お義母様のご要望ですわ。それでしたら、私からはもう何も申し上げません。お義母様とご相談下さい」
そのまま私たちは、無言で朝食を終えた。
(また、私の脈が乱れたとルイスに叱られるわ)
19
あなたにおすすめの小説
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
未来で処刑さけれるはずだった令嬢は、氷の王子を選びました~ 巻き戻り令嬢の婚約から始まる逆転人生〜
あんこ
恋愛
男爵令嬢リズは、第一王子――セシル・アーデルリヒと正式に婚約していたが、聖女が現れると、セシルの心は聖女へと傾き、ついには「聖女への嫌がらせ」という濡れ衣を着せられ、処刑される運命にあった。
だが目を覚ますと、すべてが始まる十年前――王宮主催の夜会で、同盟国第一王子の来訪と、若き貴族たちのお披露目を兼ねた未来を決めるための宴の日――だった。
未来の元婚約者である第一王子に見つかれば、同じ運命を辿る。
そう察したリズが咄嗟に選んだ“逃げ道”は、同盟国の第一王子――リヒト・ヴァイスハイム、感情を見せない「氷の王子」への突然の婚約申し込みだった――。
これは、定められた未来を覆し、新しい人生を掴み取ろうとする少女の逆転ロマンスファンタジー。
婚約破棄されたのでファンシーショップ始めました。 ― 元婚約者が、お人形さんを側室にしようとして大恥をかきました ―
鷹 綾
恋愛
隣国の王子から「政略的にも個人的にも魅力を感じない」と婚約破棄された、ファンタジア王国第三女王タナー。
泣きも怒りもせず、彼女が考えたのは――「いつか王宮の庇護がなくなっても困らない生き方」だった。
まだ八歳。
それでも先を見据え、タナーは王都の片隅で小さなファンシーショップを開くことを決意する。
並ぶのは、かわいい雑貨。
そして、かわいい魔法の雑貨。
お茶を淹れてくれるクマのぬいぐるみ店員《テイデイ・バトラー》、
冷めないティーカップ、
時間になると小鳥が飛び出すアンティーク時計――。
静かに広がる評判の裏で、
かつての元婚約者は「お人形さんを側室にしようとして」赤っ恥をかくことに。
ざまぁは控えめ、日常はやさしく。
かわいいものに囲まれながら、女王は今日も穏やかにお店を開けています。
---
この文面は
✔ アルファポリス向け文字数
✔ 女子読者に刺さるワード配置
✔ ネタバレしすぎない
✔ ほのぼの感キープ
を全部満たしています。
次は
👉 タグ案
👉 ランキング用超短縮あらすじ(100字)
どちらにしますか?
恋詠花
舘野寧依
恋愛
アイシャは大国トゥルティエールの王妹で可憐な姫君。だが兄王にただならぬ憎しみを向けられて、王宮で非常に肩身の狭い思いをしていた。
そんな折、兄王から小国ハーメイの王に嫁げと命じられたアイシャはおとなしくそれに従う。しかし、そんな彼女を待っていたのは、手つかずのお飾りの王妃という屈辱的な仕打ちだった。それは彼女の出自にも関係していて……?
──これは後の世で吟遊詩人に詠われる二人の王と一人の姫君の恋物語。
職業『お飾りの妻』は自由に過ごしたい
LinK.
恋愛
勝手に決められた婚約者との初めての顔合わせ。
相手に契約だと言われ、もう後がないサマンサは愛のない形だけの契約結婚に同意した。
何事にも従順に従って生きてきたサマンサ。
相手の求める通りに動く彼女は、都合のいいお飾りの妻だった。
契約中は立派な妻を演じましょう。必要ない時は自由に過ごしても良いですよね?
二度目の初恋は、穏やかな伯爵と
柴田はつみ
恋愛
交通事故に遭い、気がつけば18歳のアランと出会う前の自分に戻っていた伯爵令嬢リーシャン。
冷酷で傲慢な伯爵アランとの不和な結婚生活を経験した彼女は、今度こそ彼とは関わらないと固く誓う。しかし運命のいたずらか、リーシャンは再びアランと出会ってしまう。
~春の国~片足の不自由な王妃様
クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。
春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。
街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。
それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。
しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。
花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??
「不吉な黒」と捨てられた令嬢、漆黒の竜を「痛いの飛んでいけー!」で完治させてしまう
ムラサメ
恋愛
漆黒の髪と瞳。ただそれだけの理由で「不吉なゴミ」と虐げられてきた公爵令嬢ミア。
死の森に捨てられた彼女が出会ったのは、呪いに侵され、最期を待つ最強の黒竜と、その相棒である隣国の竜騎士ゼノだった。
しかし、ミアが無邪気に放った「おまじない」は、伝説の浄化魔法となって世界を塗り替える。
向こう見ずな天才騎士に拾われたミアは、隣国で「女神」として崇められ、徹底的に甘やかされることに。
一方、浄化の源を失った王国は、みるみるうちに泥沼へと沈んでいき……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる