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旅立ち
カスタへ
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居酒屋を離れ、宿へ戻ってきた。たぶん1時間もいなかったのだが、アーヤが酔いつぶれてしまったのと、俺の力量だとあそこまで話すのが限界だった。
もっといろいろ楽しい話でもできれば良かったんだが、クルトの被害者という事を利用したのもあって、早めに退散するのが結果良かったと思っている。でも何かあったらあの3人が助けになってくれるようだ。お金のためとはいえ、クルトの後処理を進んでやるなんて中々できない。確かな強さと勇気が彼らにはある、いろんな戦闘経験を積んでいるのだろう。
アーヤを寝かせようとベッドに腰掛ける。アーヤを体から離そうとすると
『あれ? ホールドされてる!?』
動いてもダメみたいだ、アーヤの顔を見ると悲しそうな顔をしている。悪い夢でも見てるんだろうか、とりあえず無理やり剥がすのは諦めて、俺も一緒に横になった。
しばらくすると、今まで重力に逆らおうと俺の肩にしがみついていたアーヤの力が弱くなるのを感じた。ゆっくりと俺の体から離し、アーヤの頭を撫でる。ばあちゃん子なのもあって、本来は甘えん坊なのかもしれないな。なんてことを思いながら目を閉じた。
目が覚めるとアーヤが先に起きていた。上体を起こすとこちらにやってきて、”おはよう”と口を動かした。
「おはよー。酔いは?大丈夫か?」アーヤが頷く。
「それは良かった。でも昨日の事で1つアーヤに言いたいことがあるんだ」
”何?”と首をかしげる。
「情報を得るためとはいえ、俺はアーヤがクルトの被害者で声が出せないことを利用してしまった。覚えてないとはいえ、ひどいことをしたと思ってる。ごめんな・・」
アーヤはううんと首を振り、俺の手を握った。何も言わずジッと見つめられる。
「アーヤは強い子だな」
えっへん!と言うようにどや顔で胸を張るアーヤ、俺はまたこの子に助けられてしまった。
朝食を済ませ、荷車を持ちチスタの西門に向かう。まずはカスタを目指すんだったな。
アーヤと2人で歩き出す。何も起きなければ良いが、、
もっといろいろ楽しい話でもできれば良かったんだが、クルトの被害者という事を利用したのもあって、早めに退散するのが結果良かったと思っている。でも何かあったらあの3人が助けになってくれるようだ。お金のためとはいえ、クルトの後処理を進んでやるなんて中々できない。確かな強さと勇気が彼らにはある、いろんな戦闘経験を積んでいるのだろう。
アーヤを寝かせようとベッドに腰掛ける。アーヤを体から離そうとすると
『あれ? ホールドされてる!?』
動いてもダメみたいだ、アーヤの顔を見ると悲しそうな顔をしている。悪い夢でも見てるんだろうか、とりあえず無理やり剥がすのは諦めて、俺も一緒に横になった。
しばらくすると、今まで重力に逆らおうと俺の肩にしがみついていたアーヤの力が弱くなるのを感じた。ゆっくりと俺の体から離し、アーヤの頭を撫でる。ばあちゃん子なのもあって、本来は甘えん坊なのかもしれないな。なんてことを思いながら目を閉じた。
目が覚めるとアーヤが先に起きていた。上体を起こすとこちらにやってきて、”おはよう”と口を動かした。
「おはよー。酔いは?大丈夫か?」アーヤが頷く。
「それは良かった。でも昨日の事で1つアーヤに言いたいことがあるんだ」
”何?”と首をかしげる。
「情報を得るためとはいえ、俺はアーヤがクルトの被害者で声が出せないことを利用してしまった。覚えてないとはいえ、ひどいことをしたと思ってる。ごめんな・・」
アーヤはううんと首を振り、俺の手を握った。何も言わずジッと見つめられる。
「アーヤは強い子だな」
えっへん!と言うようにどや顔で胸を張るアーヤ、俺はまたこの子に助けられてしまった。
朝食を済ませ、荷車を持ちチスタの西門に向かう。まずはカスタを目指すんだったな。
アーヤと2人で歩き出す。何も起きなければ良いが、、
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