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帝都脱出編
処刑日当日
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「いよいよだな」オーノさんも今日は静か
今、帝都周辺は野宿をする人々も大勢いる。私たちも帝都に到着したのが前日だったから、宿なんて取れるわけなかった
「これだけの人がいれば、ものすごい混乱が起こせそうね。でも、なるべく誰にも死んで欲しくないけれど」ジャスミンが呟く
「野獣に比べれば人間の動きなんて読みやすいからなぁ。こっちに敵意を向けたやつしか切るつもりはねぇよ」
「手はず通り、エンシの処刑が始まったら先に私たちが王城裏に向けて出発するから、タイミングを見計らってどんちゃんやってちょうだい」
「おう、腕がなるな、お前ら」
「もちろん」「当たり前だ」3人の息はぴったりのよう
「タビさんも、エンシを乗せるまで足をためておいてね」
「任せてください! あんな鎧を来た連中なんかに捕まえられませんよ!」
みんなで最後の打ち合わせをしていると、空からフクモウが飛んできた。占い師さんからの手紙を読む
『まもなく始まります、準備に入ってください。エンシさんが城から処刑台に向かい始めたら、お願いします。エンシさんが脱出に成功した時に、狩人の方にフクモウを送ります。フクモウが来たら、みなさん撤退してください』
『わかりました。準備に入ります』
フクモウが返事を咥えて飛び立ったのを確認する
「じゃあ、クルトで会いましょう!」
「おう! あんちゃんを頼んだぞ!」
二手に分かれて歩き出す。周りの人たちもぞくぞくと王城に向かって歩き出している。
私たちは先に王城に入る。かなり厳重な検問があったが、私たちは何も武器は持っていないので問題は無い。オーノさん達が来たときは、始まる時でしょうね
処刑台の周りは人で溢れかえっている、予想通りね。警備兵がいるから先に裏で待っていることはできない。こんなに人がいるのに、怖いくらいに静かだ
緊張感が漂っている中、王城の上の方から国王が姿を見せる。
「みなのもの、集まってきてくれて感謝する。今から、災いをもたらす者の処刑を始める。 この中には、大切な人を失った者もいるだろう。私に憎しみを抱いている者もいるだろう。突然の武力行使、本当にすまないと思っている。これには深い理由があったのだ。
知っている者もいると思うが、この国を長い間導いてきた占い師から、後にこの国に災いをもたらす者が現れたと報告があった。力が目覚めていない今対処しなければ、後々手がつけられなくなるほどの強大な力を持った者だ。
しかし、彼を捕らえるにはどうしても強襲を行うしかなかった。なぜなら、どの者が災いをもたらす者かわからなかったからだ。占い師による決死の捜索も、おおよその位置しか知ることはできなかった。だが、我々はリコーンにて、災いをもたらす者の捕縛に成功したのだ!
何も知らされず殺されてしまった者たちの犠牲により、この国を滅ぶ運命から守ることができるのだ!ここに集まってくれた国民の諸君、深く感謝する!」
パチパチパチパチ
どこからともなくざわめきと拍手が起こる
「あいつ、好き勝手言いやがって!」レーナが呟く
「自分のために何かをやる時は天才的よね」ジャスミンも毒づく
「さぁ、災いをもたらす者を召喚しよう!」国王が満面の笑みで叫んだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「さぁ、時間だ。行こう」ハイウェルさんが牢を開ける
「とうとう、来たんですね」最後にスマホでアーヤとの写真を眺める
「あぁ、リンネ様には先に裏口で待機していただいている。君は処刑台まで行き、暴動が起きるまで災いをもたらす者を演じてもらうぞ」
俺の手が縄で縛られる
「処刑を担当するのは私になっている。脱出するまで君の近くにいるし、内通者の兵士もサポートしてくれる。だから、国王を騙せるように精一杯やってくれ」
「わかりました!」
城内を歩いていると、国王がなにやら話しているのが聞こえてくる。あいつこんな大きな声出せたんだな・・・
外が見えてくる。今の俺はこの国の敵だ、集まっている人たちもすごい目で睨みつけてくるに違いない。一生に一度あるかないかの大悪党、せっかくだから楽しまないとな。まぁ、盛大にダークなセリフを吐いたりするつもりはないんだけど。普通に前に出て、暴動の中逃げるだけ。簡単なことだ
外がまぶしい、何日ぶりだろう。やっとアーヤに会えるんだ!
ハイウェルさんに連れられて処刑台へと歩く
「お前のせいで息子が死んだんだ! 息子を返せ!」いきなり泣きながら睨みつけられた
「俺の家が燃えたんだよ!ふざけんな!」
「死ね!」
「人殺し!」
「あんたみたいなのがどうして生まれたのよ!!」
!!!!
『やばい、、』想像を遥かに超える憎しみを一気に受ける。集団の心理もあるのか、どんどん肥大化していく
「っつ!!」何か物が頭に当たった、何かを確認するほど頭が回らない。血が流れているようだ
今度は見えるところから器のようなものが飛んできた。それをハイウェルさんが薙ぎ払う
俺は何もしてないんだけどなぁ、、。怒りというより悲しくなった。服がどんどん汚れていく。そして処刑台に到着した。ハイウェルさんが大声をあげる
「しずまれーーい!!!!!」一瞬にして静かになる
「みんなの思い、この将軍ハイウェルが聞き届けた!!しかと目に焼き付けよ!」
みんなが息を飲んでこっちを見ている。ハイウェルさんがギロチンを上げようとしたその時
ドォーン!!!
城の入り口からものすごい音がした。
始まったんだ!
今、帝都周辺は野宿をする人々も大勢いる。私たちも帝都に到着したのが前日だったから、宿なんて取れるわけなかった
「これだけの人がいれば、ものすごい混乱が起こせそうね。でも、なるべく誰にも死んで欲しくないけれど」ジャスミンが呟く
「野獣に比べれば人間の動きなんて読みやすいからなぁ。こっちに敵意を向けたやつしか切るつもりはねぇよ」
「手はず通り、エンシの処刑が始まったら先に私たちが王城裏に向けて出発するから、タイミングを見計らってどんちゃんやってちょうだい」
「おう、腕がなるな、お前ら」
「もちろん」「当たり前だ」3人の息はぴったりのよう
「タビさんも、エンシを乗せるまで足をためておいてね」
「任せてください! あんな鎧を来た連中なんかに捕まえられませんよ!」
みんなで最後の打ち合わせをしていると、空からフクモウが飛んできた。占い師さんからの手紙を読む
『まもなく始まります、準備に入ってください。エンシさんが城から処刑台に向かい始めたら、お願いします。エンシさんが脱出に成功した時に、狩人の方にフクモウを送ります。フクモウが来たら、みなさん撤退してください』
『わかりました。準備に入ります』
フクモウが返事を咥えて飛び立ったのを確認する
「じゃあ、クルトで会いましょう!」
「おう! あんちゃんを頼んだぞ!」
二手に分かれて歩き出す。周りの人たちもぞくぞくと王城に向かって歩き出している。
私たちは先に王城に入る。かなり厳重な検問があったが、私たちは何も武器は持っていないので問題は無い。オーノさん達が来たときは、始まる時でしょうね
処刑台の周りは人で溢れかえっている、予想通りね。警備兵がいるから先に裏で待っていることはできない。こんなに人がいるのに、怖いくらいに静かだ
緊張感が漂っている中、王城の上の方から国王が姿を見せる。
「みなのもの、集まってきてくれて感謝する。今から、災いをもたらす者の処刑を始める。 この中には、大切な人を失った者もいるだろう。私に憎しみを抱いている者もいるだろう。突然の武力行使、本当にすまないと思っている。これには深い理由があったのだ。
知っている者もいると思うが、この国を長い間導いてきた占い師から、後にこの国に災いをもたらす者が現れたと報告があった。力が目覚めていない今対処しなければ、後々手がつけられなくなるほどの強大な力を持った者だ。
しかし、彼を捕らえるにはどうしても強襲を行うしかなかった。なぜなら、どの者が災いをもたらす者かわからなかったからだ。占い師による決死の捜索も、おおよその位置しか知ることはできなかった。だが、我々はリコーンにて、災いをもたらす者の捕縛に成功したのだ!
何も知らされず殺されてしまった者たちの犠牲により、この国を滅ぶ運命から守ることができるのだ!ここに集まってくれた国民の諸君、深く感謝する!」
パチパチパチパチ
どこからともなくざわめきと拍手が起こる
「あいつ、好き勝手言いやがって!」レーナが呟く
「自分のために何かをやる時は天才的よね」ジャスミンも毒づく
「さぁ、災いをもたらす者を召喚しよう!」国王が満面の笑みで叫んだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「さぁ、時間だ。行こう」ハイウェルさんが牢を開ける
「とうとう、来たんですね」最後にスマホでアーヤとの写真を眺める
「あぁ、リンネ様には先に裏口で待機していただいている。君は処刑台まで行き、暴動が起きるまで災いをもたらす者を演じてもらうぞ」
俺の手が縄で縛られる
「処刑を担当するのは私になっている。脱出するまで君の近くにいるし、内通者の兵士もサポートしてくれる。だから、国王を騙せるように精一杯やってくれ」
「わかりました!」
城内を歩いていると、国王がなにやら話しているのが聞こえてくる。あいつこんな大きな声出せたんだな・・・
外が見えてくる。今の俺はこの国の敵だ、集まっている人たちもすごい目で睨みつけてくるに違いない。一生に一度あるかないかの大悪党、せっかくだから楽しまないとな。まぁ、盛大にダークなセリフを吐いたりするつもりはないんだけど。普通に前に出て、暴動の中逃げるだけ。簡単なことだ
外がまぶしい、何日ぶりだろう。やっとアーヤに会えるんだ!
ハイウェルさんに連れられて処刑台へと歩く
「お前のせいで息子が死んだんだ! 息子を返せ!」いきなり泣きながら睨みつけられた
「俺の家が燃えたんだよ!ふざけんな!」
「死ね!」
「人殺し!」
「あんたみたいなのがどうして生まれたのよ!!」
!!!!
『やばい、、』想像を遥かに超える憎しみを一気に受ける。集団の心理もあるのか、どんどん肥大化していく
「っつ!!」何か物が頭に当たった、何かを確認するほど頭が回らない。血が流れているようだ
今度は見えるところから器のようなものが飛んできた。それをハイウェルさんが薙ぎ払う
俺は何もしてないんだけどなぁ、、。怒りというより悲しくなった。服がどんどん汚れていく。そして処刑台に到着した。ハイウェルさんが大声をあげる
「しずまれーーい!!!!!」一瞬にして静かになる
「みんなの思い、この将軍ハイウェルが聞き届けた!!しかと目に焼き付けよ!」
みんなが息を飲んでこっちを見ている。ハイウェルさんがギロチンを上げようとしたその時
ドォーン!!!
城の入り口からものすごい音がした。
始まったんだ!
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