41 / 47
試練編
苦難を越えて
しおりを挟む
くそ! 俺の中の世界なら痛みなんて無くてもいいだろ!
情けないが逃げ回ることしかできない
その間にも足や背中にエネルギー弾を受け、服が破れている
「はぁ、はぁ!お前疲れたりしないわけ?」
「そんなわけないでしょ。さっさと死ねば楽になれるよ」
「へへ、嫌なこった!」
「威勢だけはいいね」
石を投げたりするけど当たらないし、どんどん体力を奪われていく。このままじゃ確実に負ける!
「ぶっ!!」
思い切り腹を蹴り飛ばされ、ふっとぶ
「ちくしょ、、」
血の味がする、なんでこんな目にあってんだ?俺
勝手に異世界に飛ばされて、何もしてないのに命を狙われ、死ねば元の世界に戻れると言われ、気づけばボコボコにされて
「はぁーあ」
もう動けない。体中が痛い。
「なぁ、なんで俺を殺そうとするんだ? あんたは俺を救世主にしたいんじゃないの? 失敗すれば昔からの約束とやらが果たせないよー」
「別に最悪あなたが救世主になれなくてもいいんだよ」
「どういうことだ?」
「救世主が現れなかった時のために最終手段が用意してあるの」
「ほう。というと?」
「この世界ごと災厄を封印するのよ」
「な、、、にぃ!」
「正直約束とはいえ、救世主を確実に生み出すことは難しかった。救世主になるにはそれに耐えうる心と体を持たなくてはならない。救世主にするための環境は用意できても、そこからはあなた次第というわけ」
「なるほど・・・」
「昔の人たちも揉めてね。救世主に託す者たちと、確実に約束を果たそうとする者たちがいた。後者の方が用意したのが、世界ごともっていく方法。」
「めちゃくちゃやりやがる、、」
「さぁ、どうする?」
「どうするって言われても、この力の差でどうしろって言うんだよ!」
「そうだよねー。おとなしく死ねばいいよ」
「それにしてもお前にいいようにされるのはムカつくんだよ!」
どんなに意地をはっても結果は変わらなかった。
右足を切られ、走ることすらできなくなった
「っつ!!」
エネルギー弾をまともにくらい、叫び声すらあげられず倒れる
「アーヤ、ごめん。これ以上、、」
奴が何か言っているのが聴こえるけど、頭に入ってこない
ジャラジャラ
「うん?」
目の前にいろんな人からもらった7色の石が散らばっていた
「く、そ!!」
石に手を伸ばしおもむろに掴む
「おらぁ!!」
思い切りやつに向けて投げると、石が発光した
「おうおう! ずいぶんと派手にやられたなぁあんちゃん!」
「え。 オーノ、さん?」
「さぁ、踏ん張りどころだぞ! しゃきっとせい!」
オーノさんがやつに切りかかる
ガン!!
激しい音が響く
「くそ、オーノさんが来てくれたのに、、もう動けない」
「そんなことはないでしょ? エンシ!」
淡い光が俺の身体を包む
「その声は、ジャスミン!」
振り返るとジャスミンが俺に手をかざしていた
傷がみるみる癒えていく!
情けないが逃げ回ることしかできない
その間にも足や背中にエネルギー弾を受け、服が破れている
「はぁ、はぁ!お前疲れたりしないわけ?」
「そんなわけないでしょ。さっさと死ねば楽になれるよ」
「へへ、嫌なこった!」
「威勢だけはいいね」
石を投げたりするけど当たらないし、どんどん体力を奪われていく。このままじゃ確実に負ける!
「ぶっ!!」
思い切り腹を蹴り飛ばされ、ふっとぶ
「ちくしょ、、」
血の味がする、なんでこんな目にあってんだ?俺
勝手に異世界に飛ばされて、何もしてないのに命を狙われ、死ねば元の世界に戻れると言われ、気づけばボコボコにされて
「はぁーあ」
もう動けない。体中が痛い。
「なぁ、なんで俺を殺そうとするんだ? あんたは俺を救世主にしたいんじゃないの? 失敗すれば昔からの約束とやらが果たせないよー」
「別に最悪あなたが救世主になれなくてもいいんだよ」
「どういうことだ?」
「救世主が現れなかった時のために最終手段が用意してあるの」
「ほう。というと?」
「この世界ごと災厄を封印するのよ」
「な、、、にぃ!」
「正直約束とはいえ、救世主を確実に生み出すことは難しかった。救世主になるにはそれに耐えうる心と体を持たなくてはならない。救世主にするための環境は用意できても、そこからはあなた次第というわけ」
「なるほど・・・」
「昔の人たちも揉めてね。救世主に託す者たちと、確実に約束を果たそうとする者たちがいた。後者の方が用意したのが、世界ごともっていく方法。」
「めちゃくちゃやりやがる、、」
「さぁ、どうする?」
「どうするって言われても、この力の差でどうしろって言うんだよ!」
「そうだよねー。おとなしく死ねばいいよ」
「それにしてもお前にいいようにされるのはムカつくんだよ!」
どんなに意地をはっても結果は変わらなかった。
右足を切られ、走ることすらできなくなった
「っつ!!」
エネルギー弾をまともにくらい、叫び声すらあげられず倒れる
「アーヤ、ごめん。これ以上、、」
奴が何か言っているのが聴こえるけど、頭に入ってこない
ジャラジャラ
「うん?」
目の前にいろんな人からもらった7色の石が散らばっていた
「く、そ!!」
石に手を伸ばしおもむろに掴む
「おらぁ!!」
思い切りやつに向けて投げると、石が発光した
「おうおう! ずいぶんと派手にやられたなぁあんちゃん!」
「え。 オーノ、さん?」
「さぁ、踏ん張りどころだぞ! しゃきっとせい!」
オーノさんがやつに切りかかる
ガン!!
激しい音が響く
「くそ、オーノさんが来てくれたのに、、もう動けない」
「そんなことはないでしょ? エンシ!」
淡い光が俺の身体を包む
「その声は、ジャスミン!」
振り返るとジャスミンが俺に手をかざしていた
傷がみるみる癒えていく!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
32
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる