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20話
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……くそっ!!
「今から2日目のイベント参加をお願いして回りましょう! 一度こっちが切ってしまってますけど、まだなんとか!」
「仮にもう一度生徒たちがイベント参加を了承しても、先生が邪魔してくるでしょう。今や決定権はこちらにはないの。それに、もう生徒会の信用は地に落ちてるわ…」
「じゃあ、2日目は…」
「私が謝罪するわ」
「え?」
「私が全校生徒の前で頭を下げれば、何とかなるかもしれない。というか、今はこれしか思いつかないの」
「待ってください! もとはといえば俺が田中を怒らせたことが原因です。イベント担当も俺だし、俺が頭を…」
「ダメ!!」
「どうして!?」
「前も言ったでしょ。私は山本くんを、、前のイベント担当の子を守ってあげられなかった…。私は生徒会長だから、私が頭を下げれば個人が責任を被ることはない。」
「でも、それじゃ今まで生徒会を守ってきた先輩、これからこの学校を支える後輩たちに迷惑をかけてしまいますよ!」
「いいの。どうせ生徒会に興味を持ってる生徒なんてほとんどいないし。そうでしょう?」
「まぁ…確かに」
そうだ。俺もこの仕事をするまで生徒会なんてどうでもいいと思っていた。全校集会でたまにある生徒会の話もちゃんと聞いたことないし、生徒会の投票も適当に入れていた。
でも、ここで生徒会の仕事ぶりを見てて考え方が変わった。どんな理由であれ、学校のために頑張っているみんなを見て、すごいと思ったんだ。
「高校生活って人生においてすんごい大切な時期だと思うの。生徒会も、生徒代表とかいって運営は大人たちがやるんだから結局お飾りみたいなものだし、そんなお飾りが生徒を守れるんだったらよくない?」
「…。強いんですね」
「違うわ、適当なだけ。私たちは高校生なんだから、失敗しても大丈夫なの。文化祭のスケジュールが生徒の確認ミスでなくなることなんて、その時は騒ぐかもしれないけど長い目で見れば大したことないじゃない? どんな生徒も3年経てば卒業なんだし気にすることないわ。 それに、もしこの文化祭で私が最悪の生徒会長になったとしても、すんごい大学に入学しちゃえば学校的には大喜びなわけだし、そっちでがんばるわ!」
会長の言っていることは確かに間違っていない、、と思う。でも、そんな顔で言われても全然賛成できない!
やろうと思えば俺の責任にしてうやむやにすることもできた田中の一連の問題をこの人は無理やり自分の、生徒会の責任にまで持ち上げて、生徒会の盾で俺を守ってくれている。前のイベント担当の件をとても後悔しているのだろう。
「俺に、、1つだけ考えがあります」
「本当に!?」
「考えなだけで、実現できるかはわかりません。むしろ可能性は低いかも…」
「そう…。でもまぁ、私たちにできることなんてほとんどないんだし、がんばってみて。」
「はい。……会長」
「なに?」
「もし、2日目がうまくいったら。一緒にご飯行きません?」
「ふふっ。いいわよ」
「よしっ! 頑張ります!」
俺は生徒会室を出る。
~ラインにて~
「お久しぶりです。急にごめんなさい、ちょっとお願いしたいことがあって…」
「おー、久しぶり!! 君から連絡くれるなんて嬉しいな! どうしたの??」
(続く)
「今から2日目のイベント参加をお願いして回りましょう! 一度こっちが切ってしまってますけど、まだなんとか!」
「仮にもう一度生徒たちがイベント参加を了承しても、先生が邪魔してくるでしょう。今や決定権はこちらにはないの。それに、もう生徒会の信用は地に落ちてるわ…」
「じゃあ、2日目は…」
「私が謝罪するわ」
「え?」
「私が全校生徒の前で頭を下げれば、何とかなるかもしれない。というか、今はこれしか思いつかないの」
「待ってください! もとはといえば俺が田中を怒らせたことが原因です。イベント担当も俺だし、俺が頭を…」
「ダメ!!」
「どうして!?」
「前も言ったでしょ。私は山本くんを、、前のイベント担当の子を守ってあげられなかった…。私は生徒会長だから、私が頭を下げれば個人が責任を被ることはない。」
「でも、それじゃ今まで生徒会を守ってきた先輩、これからこの学校を支える後輩たちに迷惑をかけてしまいますよ!」
「いいの。どうせ生徒会に興味を持ってる生徒なんてほとんどいないし。そうでしょう?」
「まぁ…確かに」
そうだ。俺もこの仕事をするまで生徒会なんてどうでもいいと思っていた。全校集会でたまにある生徒会の話もちゃんと聞いたことないし、生徒会の投票も適当に入れていた。
でも、ここで生徒会の仕事ぶりを見てて考え方が変わった。どんな理由であれ、学校のために頑張っているみんなを見て、すごいと思ったんだ。
「高校生活って人生においてすんごい大切な時期だと思うの。生徒会も、生徒代表とかいって運営は大人たちがやるんだから結局お飾りみたいなものだし、そんなお飾りが生徒を守れるんだったらよくない?」
「…。強いんですね」
「違うわ、適当なだけ。私たちは高校生なんだから、失敗しても大丈夫なの。文化祭のスケジュールが生徒の確認ミスでなくなることなんて、その時は騒ぐかもしれないけど長い目で見れば大したことないじゃない? どんな生徒も3年経てば卒業なんだし気にすることないわ。 それに、もしこの文化祭で私が最悪の生徒会長になったとしても、すんごい大学に入学しちゃえば学校的には大喜びなわけだし、そっちでがんばるわ!」
会長の言っていることは確かに間違っていない、、と思う。でも、そんな顔で言われても全然賛成できない!
やろうと思えば俺の責任にしてうやむやにすることもできた田中の一連の問題をこの人は無理やり自分の、生徒会の責任にまで持ち上げて、生徒会の盾で俺を守ってくれている。前のイベント担当の件をとても後悔しているのだろう。
「俺に、、1つだけ考えがあります」
「本当に!?」
「考えなだけで、実現できるかはわかりません。むしろ可能性は低いかも…」
「そう…。でもまぁ、私たちにできることなんてほとんどないんだし、がんばってみて。」
「はい。……会長」
「なに?」
「もし、2日目がうまくいったら。一緒にご飯行きません?」
「ふふっ。いいわよ」
「よしっ! 頑張ります!」
俺は生徒会室を出る。
~ラインにて~
「お久しぶりです。急にごめんなさい、ちょっとお願いしたいことがあって…」
「おー、久しぶり!! 君から連絡くれるなんて嬉しいな! どうしたの??」
(続く)
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