サクササー

勝瀬右近

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第1章 第4話 アレスの悪戯

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空は爽やかに晴れ渡り、この地方には珍しく無風。
 アシア湖はこの国最大の湖です。鏡のような湖面には大きな城が映っていました。ノスユナイア王国の王城です。
 城下には城壁に囲まれた街並みが広がり、そのさらに先には農地、牧場などが見え、そしてその遥か向こうには視界を超える広さの峻厳な山脈が連なっています。

 大陸の北西の果てに位置するノスユナイア王国は切り立った山々や海に囲まれているため、他国と直接国境を接しないと言う世界でも珍しい天然の要害地にありました。
 王国を治めているのは世界で最も人口の多いマシュラ族で国民も9割以上がマシュラ族です。建国成って約800年、人口は500万人程を抱える、規模としては中に届かない小国。
 産業は南部は農業、北部地域は鉱山開発や林業が主な産業ですが、カホニア、ユナイア両山脈は宝石をはじめとして世界でも珍しい石材や木材が採れる地方で、ノスユナイア海の沿岸部では漁業、レノア山脈は鉄鉱山開発も盛んです。

 南にある大山岳帯から北東方向へ続くレノア山脈が隣国との境を成し、北岸から西岸にかけては断崖絶壁が続く海岸線となっています。
 そして首都の南西側には国名を取って呼称されているノスユナイア海が内陸をえぐるようにジェ海に向かって大きく口を開けています。
 ノスユナイア海は内海に近い地形をしているので風の向きが頻繁に変わるという特徴を持っていました。そのため、外海から上陸するためにやってきた船は複雑な風を読みながら船を進めなければならず、商船に取っては少々厄介な海でもありました。しかしそれが渡海による他国からの侵略を防ぐ役割を担うという側面もあったのです。
 そのノスユナイア海の南側には外海に向かって伸びる全長約300kmにもなる非常に長細い半島があって、その半島のさらに南側は大きめの入り江になっています。入り江はマルデリワ湾と呼ばれていて、その入り江を最奥まで進むとそこには遥かな太古に建造されたとされる遺跡、エバキィルの塔という2本の塔が天を突く勢いで聳えていました。高さは1000mに達するともいわれています。

 塔の名前であるエバキィルはそこにあったときからそう呼ばれ、塔の中に入ったものは生きて戻れないという恐ろしい場所でもあります。
 生きて戻れないその理由は、その塔の中の主です。主(あるじ)とは言っても人ではなく機械でした。それは恐ろしい殺人機械で、上半身が人に似ていて下半身が荷車のよう。腕の先端には手ではなく刀状の刃物やハサミのような切断器具。そんなものがひとつふたつではなく何十も徘徊しているのです。そして車輪によって動き回るためこれに追いかけられたら逃げ切ることは不可能。人々は彼らをその動く音からヒューンと呼んで恐れていました。
 
 ヒューンが支配するこの塔は1万年以上前から確実に存在していて、世界中の歴史書に登場します。発掘屋や冒険家たちはおよそ1000年前、この塔の秘密を暴こうとまずはその場所を特定しました。そして同じような塔が世界に七つ存在している事が突き止められたのです。
 しかし調査はそこで途絶えてしまいます。なぜなら塔にはヒューンのほかにもケタ外れに強い怪物が棲みついていて、それらを排除しようと世界中から兵士や強者を集めようとした矢先に世界を巻き込む100年戦争が勃発してしまったからです。

 100年戦争が終結しても調査を続行しようという動きはなく、塔は武術家の修行の場として知られるだけの存在になってしまいました。しかしそれからしばらくすると周辺国家はこの塔を処刑場として利用し始めます。
 犯罪者や反逆者を残酷にもこの塔の内部に潜む怪物の手に委ねる方法で処刑したのです。特に公(おおやけ)に処刑できない政治犯などはこの方法で殺されました。
 そしてこんなことが続いてしばらくすると人々はこの塔を「処刑塔」と呼んで忌み嫌うようになり、その結果調査が全く行われなくなってしまったのです。

 しかしこうなっても塔に近づく人が無いわけではありませんでした。一部の発掘屋や冒険家、特にジェミン族の一獲千金の場として裏世界や闇の世界で名を馳せるようになりました。
 しかし素人がフラリと出かけて稼げる場所ではありません。世界中の塔で一番幅を利かせているのはジェミン族、すなわちレアン共和国でした。世界中でマシュラ族以外が統治している国はこのレアン共和国だけで、商業国家として成り立っています。その組織力によって塔の調査発掘を行っているのです。
 この国はノスユナイア王国の東にあるレノア山脈を隔てた隣国で、目的はどうあれ現在では彼らが世界中の塔を調査している唯一の国家でした。
 そして彼らの間でだけこの塔を【失われた種族の塔】と呼んでいます。

 ジェミン族は世界中の塔で調査を進めるうちにどの塔も自分たちとは異なる次元の人々が造ったことを知りました。彼らによれば失われた種族とはこの塔を建造した人々で自分たちよりかなり進んだ文明を築いていたとうことです。
 しかし失われた種族の塔は100年戦争終結から数百年経ってから現在に至るまでジェミン族の調査発掘によって様々な技術が発見開発されましたが、この塔が存在する理由は今もって失われた種族が建造したという事以外は全てが謎なのです。




■ジェミン族

 彼らジェミン族はマシュラ族より長命で、100年ほどの寿命であるマシュラ族に対して彼等の寿命は300~350年ほど。人口もマシュラ族に次いで多い種族でした。
 工商業に精通している種族なので国家の屋台骨を支えているのは商人や職人です。ノスユナイア王国とは軍事的にも通商でも同盟を結んでいるのですが、その理由は今からおよそ200年ほど前に起こったデヴォール帝国からの連合加入の打診、と言えば聞こえはいいのですが連合に加わるように脅されたことでした。
 デヴォール帝国との連合を嫌ってノスユナイア王国と同盟を結んだレアン共和国は紆余曲折はあったものの今では平穏を取り戻しています。

 レアン共和国を脅迫したデヴォール帝国とは大陸の北辺一帯を支配する軍事大国の事で、ノスユナイア王国から見るとレノア山脈の東側にあるコラプト海と呼ばれる狭い海を隔てた東側に位置しています。連合の一件でレアンを巡っての諍いがあった為にデヴォール帝国とノスユナイア王国は現在でもあまり友好的関係にありません。とはいえ150年ほど前に始まったレアン共和国の通商改革によって間接的につながりを持っています。
 通商改革とは簡単に言えば通商条約を結ぶための取り組みの事なのですが、相手がデヴォール帝国であったことが問題視され、ノスユナイア王国は同盟国である立場からレアン共和国の方針に異を唱えていました。が、レアン共和国の元首評議会に「商売することを止められては国家の屋台骨を支えきれない」と押し切られた格好で渋々了承したと言うのが事実でした。
 脅されたと言うのにあきれた商魂でしたが、そのしたたかさがレアン共和国の、と言うよりジェミン族の特徴でもあり、強さでもあったのです。
 
  レアン共和国に譲歩したとはいえノスユナイア王国は常にデヴォール帝国の動向を監視していました。しかし当然帝国側も国家事業を邪魔したノスユナイアには心を許していませんでした。
 それでも帝国がノスユナイアに対して強硬的な態度を取れないのには理由があります。それはデヴォール帝国の宿敵とも言うべき国家、フラミア連邦王国の存在でした。
 このデヴォール帝国とフラミア連邦王国はこの世界の2大勢力なのですが、僅かな国境線を巡って常にいがみ合っています。つまり紛争地域への軍事的および経済的な注力によってノスユナイア王国に圧力をかける余裕がないのです。

 世界の人々は言います。「紛争で済んでいるうちはいいがもしも全面戦争に突入したらそのときは世界が終わる」と。
 それでもこの紛争が全面戦争に発展することなく300年間も続いていているという事実が逆に安心材料になっているかのように、世界の人々はこの2国間の国境争いに対しては楽観的でした。


 そんな世界の状況の一角をなすノスユナイア王国にもあと少しで春が訪れようとしています。
 城内の全ての中庭にある噴水はアシア湖から魔法水車を使って汲み上げられた養分をたっぷりと含んだ水を吐き出し、その水は周りの花壇に咲き乱れる氷花に必要な栄養を与え、北国の厳しさの中に鮮やかさを演出していました。スクスクと育った氷花から滴る水が太陽の光を受けて七色に輝いている。そんな美しい情景に不似合いな表情を浮かべながらひとつため息をついたのはエデリカでした。

 花壇に向かう格好で備え付けられた装飾を施された長いすにエデリカともう1人、歳はエデリカより僅かに下であることがうかがえる幼い顔をした男の子が座っています。
 男の子はため息をつくエデリカを横目で見た後、足をぶらぶらさせながら空を見上げて言いました。

「元気だしなよエデリカ。・・・大佐は規律に厳しい人だからね。父上も時々憤慨してる。あの石頭め!・・・ってね。しかたないよ。相手があの『鋼鉄のモルド』だったのが運のツキだったんだね」
『鋼鉄のモルド』と言うのはモルド大佐のアダ名で、規則を厳守する固い意志を揶揄していましたが当人は気にしていないようでした。
「でも父上も最後には結局大佐の言う事が正しいって言ってる。やっぱり大佐は・・・・・」
少年はそこまで言ったところで、口を引き結んでじっと眼前を見つめるエデリカをみるとふと心配そうな表情になって言葉を止め、言いました。
「・・・・悔しかった?」
「え?」
「入隊試験の事前仕合いで負けちゃったこと」
「・・・・・ううん・・・」
エデリカは鼻から息を吐くと、首を振りながら口元にうっすらと微笑を作って言いました。それでもすぐに瞳には物憂げな色が浮かびます。
「そうじゃないの・・・モルド大佐は強いから・・・。それに仕合の勝敗が入隊出来るかどうかを決めるっていうわけじゃないし・・・・。今回の仕合のときも負けてもともと・・・・って思ってたわ・・・・。でも・・・・例え勝ったとしても結果は同じだったのよね」
「規則・・・・か。・・・でもエデリカの力を認めさせることはできたんでしょ?」
エデリカは立ち上がって数歩進み出ると少年を振り返りました。何かを確認するように少年の姿を見ると微笑みます。背景の噴水のきらめきが彼女の笑顔を幻想的に魅せ、アレスはあまりに美しいその情景にエデリカから目が離せなくなってしまいました。
「ねぇ、アレス」
少年。アレスはピクンと少し驚いたように視線を上げて「私が近衛隊に入りたいって思ってること・・・どうしてか。わかる?」と言う質問にぎこちない笑顔を作り、エデリカを見て言いました。
「う・・・うん・・・。エデリカは強いからね・・・・頼りになる近衛になるよ。きっと」
その応えにエデリカは一瞬がっかりしたような顔をして、次にふくれっ面を作って鼻から息を吐き出します。
「ね。その質問をかわすような老成したものの言い方ってさ、王族で流行ってるの?」
「え?流行るって・・・」
アレスはエデリカの意図するところがわからずにきょとんとしています
「まぁいいわ」
そういってため息をつくとアレスの横にすとんと腰を掛けました。
暫くの沈黙の後、二人は視線を合わせ、お互いの目の中にいる自分を探しているようにしています。
「好きよ。アレス」
「うん・・・」
二人はどちらからともなく顔を近づけ、唇を重ね合わせました。お互いの感触を確かめ合いながら暫し至福の時が流れます。
その緩やかな時の流れを断ち切るように教会の鐘が鳴り響きました。ハッとするようにアレスがエデリカから離れて立ち上がりました。

「ぅわっ。いけない!・・・もう行かないと!」
エデリカも同様に立ち上り、鞄を持って一緒に走り出しました。
「またカーヌにしかられちゃうわね!」
走り出すと冷たい空気が頬に当たり、そのせいか頭の中がすっきりします。吐く息を白くして目の前を走るアレスを見ながらエデリカは考えていました。

  アレス。
  ルディアン=アレス=テラヌス。
  私が守る人。
  王位継承権第一位の王子様。
  私が愛している人。
  でも・・・・。
  剣術が強いだけで魔法から身を守ることはできるのだろうか・・・・。
  アレスを守ることができるのだろうか。






 長い廊下が尽きると、その向こうに3階建ての建物が見えます。
「また遅刻ですか?殿下」
「またじゃないよ。この前遅刻したのは・・・」
 建物の受付にいた初老の男にそう言われ、立ち止まって言い返そうとしたアレスの腕を引っ張ったのはエデリカです。
「アレス!早く!」
「うわっ!・・・・この前に遅刻したのは1週間も前さ!」
 受付の男はやれやれと言った風に苦笑いを浮かべて「そういうのをまたって言うんですよ」首を振っていました。

 すっかり時間に遅れてしまったエデリカとアレス。
 教室となっている部屋をそーっと覗きます。
 部屋中の壁に本棚がすえつけられて、その高さは吹き抜けにした3階の天井にまで達しています。
 装飾を施された枠に嵌められた大きな硝子窓からは日が差し込んできていて、暖炉の火は消えかけていましたが小さなストーブの上にはヤカンが湯気をゆらゆらと立ち昇らせていました。

 二人がぐるっと視線をめぐらすと二階部分の床に座り込んでうつらうつらとしている人影が見えます。
 そこに居たのは尖った耳が特徴のセノン族。
 セノン族は性格は穏やかでこの世界では数少ない長命の種族です。長命であるが故に様々な学問にも精通していることと、特に魔法力の強さからいくつかの国では要職についているほどの種族でマシュラ族に取っては無くてはならない存在でした。
 歴史的観点から魔法と言う学問をマシュラ族に伝授したのはセノン族ではないかとも言われています。

「カーヌ・・・眠ってるね・・・」
「ふぅ・・・良かった・・・・」
 カーヌと呼ばれた居眠りをしている人物がエデリカとアレスの先生のようです。そのカーヌを見たアレスがいたずらっぽい笑い顔を浮かべてこういいました
「エデリカ。・・・・この間習った水の魔法で起こしてあげようか」
「ええ?」
 驚きながらも愉快そうにクスクスと笑いを押し殺すエデリカ。

「やめなさいよアレス・・・悪いわよ」
「大丈夫大丈夫」
 二人は笑いをこらえながらそろそろと部屋の中に忍び込み、このあたりだろう、というところに小さな魔法陣を描き始めました。
 描いている途中でもう一度カーヌのほうを見上げます。眠っていることを確認して二人は目を見合わせました。
「水鉄砲ぐらいだから平気さ」
「そうね」
 暫く魔法陣を描く黒炭筆の音が静かな空間に漂います。アレスが出来たと言おうとしたその瞬間。
「楽しそうですね」
 背後からの声にエデリカとアレスはびっくりして飛び退きました。
「カッ・・・・カッ・・・」
「カーヌ!・・・・あれ・・・・あの上のは・・・」
 上にいたはずの人物が自分たちの背後にいたことに驚いてもう一度上を見上げるとそこには本の山があるだけで、当然誰も居ません。
 30歳前後といった顔立ちのカーヌは腰に手をあててやや意地悪い笑顔で二人を交互に見て言いました。

「その魔法陣で何をしようとしていたのですか?」
「い・・・いやっ・・・これは」
 アレスの目が泳ぎ始めます。
「そ・・・・・カーヌ聞いて!これはこの間ツェーデル先生から習った魔法の実習なの!習ったら試したいじゃない?」
 苦しい言い訳にエデリカの頬がうっすらと赤くなります。
「ほほう・・・・それは勉強熱心ですね」
 カーヌは顎に手を置いて魔法陣を覗き込むように見つめました。そしてその魔法陣の上に紙を置くとぶつぶつっと何かを唱えます。
 ボヤッと魔法陣が光ると羊皮紙にそのままが転写されました。転写魔法です。
「あ・・・」
「それでは」
 カーヌは羊皮紙を二人に見せてニコリとすると。
「お二人ともこちらへ来てください」
 大きな窓の一部分がドアになっていて、そこから出て行くカーヌについてゆくとそこはアシア湖を一望できるテラス風になっている中庭でした。
「あの・・・カーヌ・・・」
「エデリカ、これを描いたのは?」
エデリカは口を閉じたままキョロリと視線をアレスに向けます。カーヌは紙に転写された魔法陣を見ながらうんうんと頷きました。
「アレス殿下の作品でしたか。ふぅむ。なかなか興味深い。それでは実習とやらを行ってみましょうか。さあ殿下。記念すべき初めての魔法です。呪文を唱えて」
 カーヌの口調は愉快そうでした。
 アレスはオドオドと長身のカーヌを見上げると怖ず怖ずと手の平を紙に描かれた魔法陣に向けて呪文を詠唱します。
 その直後。
 シュバアアっという音と共に温泉の間欠泉を思わせる太い水柱が吹き上がってカーヌのしなやかな髪を揺らし、それを見たエデリカもアレスも後ずさってしりもちをつきました。水柱のてっぺんでは吹き付ける風に当たって流れた水が氷の粒になって輝いているのが見えます。
「これは凄いですね・・・・」
 笑いながらカーヌは腰に手を当て水柱を見上げます。
「やれやれ、こんなものを部屋の中でやられたら大切な蔵書がみんなパーでしたよ?殿下」
「ご・・ごめんなさい・・・・」
「み・・・水鉄砲って言ったじゃない!」
 エデリカが小声で責める様に言うとアレスはションボリとしてしまいました。
「そ・・・・そのつもりだったんだけど・・・・」
 すぐに水柱は消え去り、カーヌはそれを見届けて言いました。
「まだまだ修行が必要なようですねアレス殿下。さあ部屋に戻ってこの魔法陣の反省点をじっくりとお話しましょう。じっくりとね」「歴史の勉強じゃ・・・」
「失敗は成功の母とも言います。せっかくですから特別授業にしましょう」
 アレスは叱り付けるようなカーヌの視線を感じてすぐに馬鹿なことをしたと後悔したのでした。

第1章 第5話へ続く>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


◆情報◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【セノン族】
数が非常に少ない稀少種族。世界人口は僅か1000名足らず。全て魔法使いである。全種族の中で最も魔法力が強く、そして長命で歴史上確認された最年長は1466歳。存命の最年長は713歳。攻撃魔法も使えるがそれより治癒魔法に秀でている者が多い。
瞳の色は青色で肌の色は男女ともに透き通るような象牙色。

【ジェミン族】
セノン族程ではないが長命で、歴史上確認された最年長は375歳。存命の最年長は347歳である。
工業や商業が得意であるが故に世界中何処でも見かける種族。人口も世界人口の15%とマシュラ族に次いで多い。
カラフルな髪の色を持ったほかの種族と違ってジェミン族は全て黒髪で瞳の色も黒。鼻、または耳たぶが大きいのが特徴。そのため老若男女問わずお洒落として耳飾りをしている。

【転写魔法】
書かれた文字などを紙などに転写する魔法。いろいろと応用できる。
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