27 / 31
5.変化と褒め言葉と彼女が望むこと
5.2
しおりを挟む
放課後。ホームルームが終わって僕が掃除場所に向かおうとしていると、荒巻先生に呼び止められる。
「掃除が終わってから職員室に寄ってくれる? ああ、そんなに時間のかかる話じゃないから」
荒巻先生からわざわざ職員室に呼ばれるような用事と言えば、式見のことしか思い付かなったが、今の式見の状況から何を言われるのかは全然予想できなかった。考えられるのは……先日の空き教室の一件くらいで……いや、確実にそれだろう。校則に男女間の風紀に関する項目が書かれているかは知らないけど、注意されるどうかで考えたら絶対にされる状況だった。
そう思いながら改めて免罪を主張するつもりで、職員室に到着すると……荒巻先生は朗らかな様子で待っていた。その時点で、僕の予想が間違っているのは察したけど――
「柊くん、式見さんの面倒を見るのはもう辞めて貰って大丈夫だから」
――そう言われる可能性は全く考えていなかった。
「や、辞めて貰うって、急にどうして」
「いや、前に期限がどうとか言ってたじゃない? 最近の式見さん、授業にはしっかり出席してるし、積極的に受けてるから、柊くんが見張らなくても大丈夫になったんじゃないかと思って。だから、この辺りで一区切りにしてもいいかなと」
「そう……ですか」
「いやぁ、本当に柊くんのおかげだよ。最初は爪の垢がどうとかって話だったけど、ここまで式見さんが変わるだなんて正直びっくりしてる。でも、相性の良さはばっちり見抜けてたみたい。あんな距離間で引っ付いてるとは思わなかったけど」
「……すみません」
「別に構わないよ。その辺りは生徒同士の自由だし、たぶん式見さんが巻き込んでる方なのは先生もわかってるし。まぁ、面倒を見るのは終わりでも、これからは友人の一人として仲良くしてやって」
荒巻先生は冗談を交えながら終始明るい感じで言う。数週間前の僕が式見の面倒を見続けることについて、少々面倒くさそうな空気を出していたから、荒巻先生の態度は何も間違っていなかった。
間違っているのは……区切りがついたことになぜか衝撃を受けている僕の方だ。少し前まではあんなに望んでいたはずなのに。いつかはやってきてもおかしくないはずなのに。
「……荒巻先生、少し質問していいですか」
「うん? 何の質問?」
「先生は……どうして僕を式見の見張り役に選んだんですか」
「それは最初話した感じで相性が良さそうだったのと……まぁ、この際だから正直に言おう。柊くんが式見さんのことをあまり知らなさそうだったからだよ。式見さんと関わっていくなら、式見さんに関する情報を知らないほどいいと思ってたし」
「それって――」
式見の悪い噂を知っていて僕を選んだのか。思わずそう聞いてしまいそうになったけど、荒巻先生に言っても仕方ないと考え直した。保健室の水樹先生に何も話さなかったように、恐らく荒巻先生にも式見は過去の事情や噂について助けを求めることはなかったはずだ。
だから、荒巻先生が悪い噂を知っていても知らなくても、式見の現状をどうすることもできなかったに違いない。
「柊くん?」
「あっ……いえ。何でもありません」
「そう? でも、本当に真面目な柊くんに頼んで良かったわ。改めてありがとう。そして……お疲れ様」
荒巻先生から完全に区切りの言葉を言われて、それ以上続きが無さそうだったので、僕は軽くお辞儀をしてから職員室を出る。
「ソーイチ、何の呼び出しだったの?」
すると、扉の前で待ち構えていた式見がすぐにそう聞いてくる。何となくいそうな気がしていたけど、今の僕には考える時間が欲しかった。
「もしかしなくても私の話でしょ? 待って。当ててみるから。うーん……やっぱりこの前の座位のアレが――」
「違うよ。今日は……僕個人への話だ」
「え、意外。真面目なソーイチが本当に先生から呼び出されるようなことがあるなんて」
「どうして悪い話前提で言ってるんだ。今日の話は……いい話だよ。僕にとって」
「いい話って?」
「……タイミングが来たら教えるさ」
「えー、何そのもったいぶりー 今教えてくれてもいいじゃない」
式見はそう言いながらじゃれてくる。
だけど、すぐには教えられなかった。いきなり教えたら式見がショックを受けるから……ではない。僕自身が……式見に言うのが怖かったのだ。
決してそんなことはないはずなのに、今ここで式見に事実を伝えたら、今の関係まで終わってしまうような不安があった。
「まぁ、それはそれとして。ソーイチ、今日の放課後は暇だったり?」
「……いや、今日は帰って勉強するよ。宿題もいくつか出てるし」
「えー、テスト終わったばかりなのに真面目ねぇ。ちょっとくらい後回しにしても良くない?」
「そういうわけにはいかないよ。忘れないうちにやっておかないと」
突発的に思い付いた言い訳だったので、式見からすると嫌味のように聞こえたかもしれない。
でも、今の心境で式見と一緒にいるのは絶対に良くないと思った。一旦離れて、心を落ち着かせなければ。
「まぁ、忘れちゃうなら仕方ないわね。じゃあ、今日はこれで解散しましょうか。ソーイチ、また明日」
「ああ、また明日」
式見は僕の言葉に食い下がらず、そのまま先に帰って行った。
その姿を見送った後、僕はいつもよりゆっくりとした足取りで帰路を進んでいく。
(なんで言わなかったんだ……すぐにバレるだろうに)
荒巻先生が式見にも直接伝えるかどうかはわからないが、どこかで荒巻先生との会話が噛み合わなければ、見張りを辞めた事実は絶対に伝えられる。
それ以上に……式見が僕に違和感を覚えて、答えに辿り着く可能性の方が高いと思った。さっきの言い訳だって、理由はわかっていなくてもやんわりとした拒否感は察していた可能性は十分ある。
『放課後は管轄外だ』
冗談でもこの台詞が言えたら良かったのに、そんな余裕が僕にはなかった。
これから僕は……どうするべきなんだろう。式見が変わり始めて、式見の面倒を見る必要がなくなった今、友達である僕はどう動くのが正解なんだろう。
最初に考えていたように式見と縁を切る?
区切りがいいから一学期が終わるまで様子見?
お昼ご飯を一緒に食べるのはどうするのか?
式見に女子の友達ができそうなら、僕は引き下がって――
「ただいまー お兄ちゃ……何か考え事?」
家に帰ってからリビングのソファーで座っていると、いつの間にか朱葉が帰宅していた。ジャージ姿で少し気だるそうにしていることから、放課後の部活を頑張ってきたのがよく伝わってくる。
「いや……おかえり。今日はちょっとお疲れ気味か?」
「そうなんだよー 地区予選始まってこの時期は気合入ってるから、時間ギリギリまでやっちゃってさぁ。わたし達は最後の年でもあるし。まぁ、それはそれで楽しんだけどね」
「そうか。そういえば順調にトーナメント進んでるって言ってたな」
「うん。あっ、良かったら再来週の日曜日の試合、応援に来てみる? 式見さん連れてさ」
「式見……」
朱葉にそう言われて初めて気付いた。ここまで僕は学校以外で自分から式見に会いに行こうと思ったり、遊んだりすることはなかったのだと。
つまりは……友達という立場になっても僕はそれほど変わっていなかった。式見にとって……特別な何かになれていると勘違いしていたのかもしれない。
「お兄ちゃん? もしかして……式見さんと何かあったの?」
「な、何もない! 朱葉が期待してるようなことは何も……」
「今のはネガティブな意味で聞いたんだけど……何もないならいいか。でも、お兄ちゃんは鈍感なところがあるから、気を付けないとダメだよ?」
「あ、ああ……」
「試合を見に来るかどうかは気が向いたらでいいからね。それよりも式見さんと仲直りデートに行って貰った方がいいし」
「喧嘩はしてないし、デートとか軽々しく言うな」
「はーい」
最後はいつも通りの朱葉になったけど、疲れているのに僕の方を気遣ってくれる。朱葉はやっぱりできた妹だ。
だからこそ……時々自分と比べてしまう。
ないものねだりなのはわかっているけど、僕も朱葉のようにポジティブで、快活な性格だったら良かったのにと。
きっと式見について悩んでいる現状も簡単に解決できただろうにと。
式見が本当に友達になるべきだったのは――
「……やめよう」
結局、その日だけでは僕の心は落ち着かなかった。
「掃除が終わってから職員室に寄ってくれる? ああ、そんなに時間のかかる話じゃないから」
荒巻先生からわざわざ職員室に呼ばれるような用事と言えば、式見のことしか思い付かなったが、今の式見の状況から何を言われるのかは全然予想できなかった。考えられるのは……先日の空き教室の一件くらいで……いや、確実にそれだろう。校則に男女間の風紀に関する項目が書かれているかは知らないけど、注意されるどうかで考えたら絶対にされる状況だった。
そう思いながら改めて免罪を主張するつもりで、職員室に到着すると……荒巻先生は朗らかな様子で待っていた。その時点で、僕の予想が間違っているのは察したけど――
「柊くん、式見さんの面倒を見るのはもう辞めて貰って大丈夫だから」
――そう言われる可能性は全く考えていなかった。
「や、辞めて貰うって、急にどうして」
「いや、前に期限がどうとか言ってたじゃない? 最近の式見さん、授業にはしっかり出席してるし、積極的に受けてるから、柊くんが見張らなくても大丈夫になったんじゃないかと思って。だから、この辺りで一区切りにしてもいいかなと」
「そう……ですか」
「いやぁ、本当に柊くんのおかげだよ。最初は爪の垢がどうとかって話だったけど、ここまで式見さんが変わるだなんて正直びっくりしてる。でも、相性の良さはばっちり見抜けてたみたい。あんな距離間で引っ付いてるとは思わなかったけど」
「……すみません」
「別に構わないよ。その辺りは生徒同士の自由だし、たぶん式見さんが巻き込んでる方なのは先生もわかってるし。まぁ、面倒を見るのは終わりでも、これからは友人の一人として仲良くしてやって」
荒巻先生は冗談を交えながら終始明るい感じで言う。数週間前の僕が式見の面倒を見続けることについて、少々面倒くさそうな空気を出していたから、荒巻先生の態度は何も間違っていなかった。
間違っているのは……区切りがついたことになぜか衝撃を受けている僕の方だ。少し前まではあんなに望んでいたはずなのに。いつかはやってきてもおかしくないはずなのに。
「……荒巻先生、少し質問していいですか」
「うん? 何の質問?」
「先生は……どうして僕を式見の見張り役に選んだんですか」
「それは最初話した感じで相性が良さそうだったのと……まぁ、この際だから正直に言おう。柊くんが式見さんのことをあまり知らなさそうだったからだよ。式見さんと関わっていくなら、式見さんに関する情報を知らないほどいいと思ってたし」
「それって――」
式見の悪い噂を知っていて僕を選んだのか。思わずそう聞いてしまいそうになったけど、荒巻先生に言っても仕方ないと考え直した。保健室の水樹先生に何も話さなかったように、恐らく荒巻先生にも式見は過去の事情や噂について助けを求めることはなかったはずだ。
だから、荒巻先生が悪い噂を知っていても知らなくても、式見の現状をどうすることもできなかったに違いない。
「柊くん?」
「あっ……いえ。何でもありません」
「そう? でも、本当に真面目な柊くんに頼んで良かったわ。改めてありがとう。そして……お疲れ様」
荒巻先生から完全に区切りの言葉を言われて、それ以上続きが無さそうだったので、僕は軽くお辞儀をしてから職員室を出る。
「ソーイチ、何の呼び出しだったの?」
すると、扉の前で待ち構えていた式見がすぐにそう聞いてくる。何となくいそうな気がしていたけど、今の僕には考える時間が欲しかった。
「もしかしなくても私の話でしょ? 待って。当ててみるから。うーん……やっぱりこの前の座位のアレが――」
「違うよ。今日は……僕個人への話だ」
「え、意外。真面目なソーイチが本当に先生から呼び出されるようなことがあるなんて」
「どうして悪い話前提で言ってるんだ。今日の話は……いい話だよ。僕にとって」
「いい話って?」
「……タイミングが来たら教えるさ」
「えー、何そのもったいぶりー 今教えてくれてもいいじゃない」
式見はそう言いながらじゃれてくる。
だけど、すぐには教えられなかった。いきなり教えたら式見がショックを受けるから……ではない。僕自身が……式見に言うのが怖かったのだ。
決してそんなことはないはずなのに、今ここで式見に事実を伝えたら、今の関係まで終わってしまうような不安があった。
「まぁ、それはそれとして。ソーイチ、今日の放課後は暇だったり?」
「……いや、今日は帰って勉強するよ。宿題もいくつか出てるし」
「えー、テスト終わったばかりなのに真面目ねぇ。ちょっとくらい後回しにしても良くない?」
「そういうわけにはいかないよ。忘れないうちにやっておかないと」
突発的に思い付いた言い訳だったので、式見からすると嫌味のように聞こえたかもしれない。
でも、今の心境で式見と一緒にいるのは絶対に良くないと思った。一旦離れて、心を落ち着かせなければ。
「まぁ、忘れちゃうなら仕方ないわね。じゃあ、今日はこれで解散しましょうか。ソーイチ、また明日」
「ああ、また明日」
式見は僕の言葉に食い下がらず、そのまま先に帰って行った。
その姿を見送った後、僕はいつもよりゆっくりとした足取りで帰路を進んでいく。
(なんで言わなかったんだ……すぐにバレるだろうに)
荒巻先生が式見にも直接伝えるかどうかはわからないが、どこかで荒巻先生との会話が噛み合わなければ、見張りを辞めた事実は絶対に伝えられる。
それ以上に……式見が僕に違和感を覚えて、答えに辿り着く可能性の方が高いと思った。さっきの言い訳だって、理由はわかっていなくてもやんわりとした拒否感は察していた可能性は十分ある。
『放課後は管轄外だ』
冗談でもこの台詞が言えたら良かったのに、そんな余裕が僕にはなかった。
これから僕は……どうするべきなんだろう。式見が変わり始めて、式見の面倒を見る必要がなくなった今、友達である僕はどう動くのが正解なんだろう。
最初に考えていたように式見と縁を切る?
区切りがいいから一学期が終わるまで様子見?
お昼ご飯を一緒に食べるのはどうするのか?
式見に女子の友達ができそうなら、僕は引き下がって――
「ただいまー お兄ちゃ……何か考え事?」
家に帰ってからリビングのソファーで座っていると、いつの間にか朱葉が帰宅していた。ジャージ姿で少し気だるそうにしていることから、放課後の部活を頑張ってきたのがよく伝わってくる。
「いや……おかえり。今日はちょっとお疲れ気味か?」
「そうなんだよー 地区予選始まってこの時期は気合入ってるから、時間ギリギリまでやっちゃってさぁ。わたし達は最後の年でもあるし。まぁ、それはそれで楽しんだけどね」
「そうか。そういえば順調にトーナメント進んでるって言ってたな」
「うん。あっ、良かったら再来週の日曜日の試合、応援に来てみる? 式見さん連れてさ」
「式見……」
朱葉にそう言われて初めて気付いた。ここまで僕は学校以外で自分から式見に会いに行こうと思ったり、遊んだりすることはなかったのだと。
つまりは……友達という立場になっても僕はそれほど変わっていなかった。式見にとって……特別な何かになれていると勘違いしていたのかもしれない。
「お兄ちゃん? もしかして……式見さんと何かあったの?」
「な、何もない! 朱葉が期待してるようなことは何も……」
「今のはネガティブな意味で聞いたんだけど……何もないならいいか。でも、お兄ちゃんは鈍感なところがあるから、気を付けないとダメだよ?」
「あ、ああ……」
「試合を見に来るかどうかは気が向いたらでいいからね。それよりも式見さんと仲直りデートに行って貰った方がいいし」
「喧嘩はしてないし、デートとか軽々しく言うな」
「はーい」
最後はいつも通りの朱葉になったけど、疲れているのに僕の方を気遣ってくれる。朱葉はやっぱりできた妹だ。
だからこそ……時々自分と比べてしまう。
ないものねだりなのはわかっているけど、僕も朱葉のようにポジティブで、快活な性格だったら良かったのにと。
きっと式見について悩んでいる現状も簡単に解決できただろうにと。
式見が本当に友達になるべきだったのは――
「……やめよう」
結局、その日だけでは僕の心は落ち着かなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
みんなと同じようにプレーできなくてもいいんじゃないですか? 先輩には、先輩だけの武器があるんですから——。
後輩マネージャーのその言葉が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
そのため、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると錯覚していたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。そこに現れたのが、香奈だった。
香奈に励まされてサッカーを続ける決意をした巧は、彼女のアドバイスのおかげもあり、だんだんとその才能を開花させていく。
一方、巧が成り行きで香奈を家に招いたのをきっかけに、二人の距離も縮み始める。
しかし、退部するどころか活躍し出した巧にフラストレーションを溜めていた武岡が、それを静観するはずもなく——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
先輩×後輩のじれったくも甘い関係が好きな方、スカッとする展開が好きな方は、ぜひこの物語をお楽しみください!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが
akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。
毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。
そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。
数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。
平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、
幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。
笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。
気づけば心を奪われる――
幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる