28 / 31
5.変化と褒め言葉と彼女が望むこと
5.3
しおりを挟む
式見の面倒を見る必要がなくなった翌日。
その事実を式見に話せないまま今日も授業は始まっていく。式見は当たり前のように、僕が何も言わなくても一時間目の授業から席に着いて板書を写していた。
けれども、僕がその後ろ姿を逐一確認する必要はもうない。そう思って実際に二時間目以降は式見を気にせず、先生と黒板だけを見るようにしてみた。
そうすると、途端に自分が――ゴールデンウイーク以前の自分に――戻ってしまったように感じる。青春を謳歌しているとは言えない、特に何もない日常を繰り返す僕に。
「式見さん、ちょっといいー?」
「何かしら?」
「良かったら今日はうちらと一緒にお昼しない?」
「え……私と?」
そして、その日の昼休み。式見は今日も女子から話しかけられていた。そのグループは病弱設定の式見に駆け寄って心配していた三人で……僕はすぐに苗字を思い出せなかった。
けれども、式見を誘う時の声は、多少興味本位でありそうながらも善意で言っているように聞こえた。
「どうして急に私を誘うの?」
「いや、それなんだケドさ。式見さんこそどうして急に授業出るようになったのか気になってて。その辺の話を聞いてみたいって思ったワケ。ねー」
中心的な女子の言葉に他の二人は同意の頷きを見せる。
それに対して式見はすぐには言葉を返さず、後ろに振り返って僕の方を見ようとした。
「――京本!」
「うわっ!? いきなりなんだ蒼一!?」
「今日は中央テラスで食べる感じなのか!?」
「えっ。まぁ、天気いいから考えてたが……蒼一も今日は一緒に食べるか?」
「ありがとう! ぜひ行かせて貰う!」
「お、おう。なんか珍しいテンションだな」
咄嗟に話を振ったので京本は引き気味だったが、予想していた通りの流れになった。
今の段階では式見が女子グループに付いて行くかわからなかったが、京本なら僕が一人になる可能性を察してくれると思っていたから。
それから僕がもう一度正面を向くと、式見は女子グループとの会話に戻っていた。
「最近の式見ってなんか変わったよなー」
「なんかってなんだよ」
「いや、見ればわかるしょっ? こう……前はちょっとばかし近寄りがたい感じがあったのが、柔らかくなったというか」
「確かに。式見は色々柔らかそう」
「そっちの話じゃないってば。でも……実際その辺りの柔らかさはどうなんすか、そういっさん」
久しぶりに参加した男子の昼食では、当然ながら式見の話を聞かれることになった。噂を助長させるのが嫌だったので、僕は黙秘権と記憶にないを駆使しながら、会話を流していたけど……
「それくらいにしといてやれ。蒼一は揺さぶって口を割るタイプじゃないんだ」
「えっ。あれだけしつこく聞いていた和樹が一番冷めてるのどゆこと……?」
「まさか……和樹にも春が訪れた!?」
「ちげーよ。というか、訪れてたらもっと大々的に自慢するわ!」
「確かに」
「そりゃそうだ」
「オマエらなぁ……」
京本は話の方向を変えてしまったけど、他が指摘していた通り、一番興味を示しそうな京本が何も聞いてこないのが意外だった。
「蒼一。ちょっと」
「うん? どうかしたか?」
「……あとで式見ちゃんと今日のこと話しとけよ」
「えっ? 言われなくても話す機会はあるが……」
「そうじゃなくてだな……まぁ、その話す機会でよく話しとけ」
それどころか、何か気遣われる感じの言葉をかけられてしまう。無論、京本に事情を話したわけじゃないから……何かを感じ取られたのかもしれない。
午後の授業も式見が最初に着席しているのを確認してからは、式見に注視することなく授業を受けていた。
式見を見張る前まではこれが普通だったのだが、いざ元に戻してみると……意外に授業の時間は早く流れていく。授業内容は先生にもよるけど、決して退屈なわけじゃないし、ボーっとしていたわけでもない。僕としては集中して授業を聞いていた。
だから、式見を見張っていた時の僕は自分が思っているよりも集中できていなかったのかもしれない。
「ソーイチ。ちょっと来て」
そんな一日送った後の放課後。式見は少し不機嫌にも見える態度で僕を呼びつける。
そうなることはわかりきっていたので、僕は素直に従って、いつもの屋上前の空間までやって来た。
「……今日は玉子焼き食べられなかった」
「そこから始まるのか」
「じゃあ、言わせて貰うけど、昼休みのあれは半分くらいソーイチも悪いじゃない! 私はそれとなく視線を送ろうと思っていたのに!」
「いや、がっつり後ろ向いてたが」
「やっぱり振り返ってるの気付いてた!」
「まぁ、たまにはいいじゃないか。今日は明確にお昼に誘われていたわけだし、いい感じに誘ってくれたんだから断るのも何か悪いだろう?」
「ううん。私は普通に断れた」
「そ、そうか。でも、僕も……久しぶりに男子連中とお昼を過ごしたかったんだ。あんまり参加しないでいると、男子の間で居心地悪くなっちゃうから」
そう言ったのは決して嘘ではなかったけど、どちらかといえば式見に対して女子との関係性も築いた方がいいというアピールのつもりだった。
しかし、それを聞いた式見は納得するわけでもなく、怒るわけでもなく……なぜか悲しそうな表情になった。
「……ソーイチは、他の男子との関係も大切したいの?」
「えっ? それは……うん。できればそうしたい」
「……そっか。じゃあ、私も他の女子と仲良くすべきなのかな」
「仲良くとまではいかなくても、少し話せる関係があった方がいいとは思うよ」
「それはソーイチが望むこと?」
僕の意見に式見はすかさずそう聞き返してくる。
「う、うん」
「……わかった。でも、基本はソーイチと一緒にお昼食べるからね?」
「そうしないと玉子焼き食べれないもんな」
「あー!? せっかく忘れ始めてたのにまた悔しくなってくるじゃない!」
「別に一日くらい食べれなくてもいいじゃないか。ここ数週間は毎日のように食べてたんだし」
「――だからよ」
「えっ?」
「……なんでもない」
そこで会話はひと区切り付いたけど、最後に少しふざけた程度では戻せない微妙な空気が流れていた。
確かに今日の僕は少々強引だった。式見と一旦話してからどうするか決めた方が良かったかもしれない。
だけど、仮にそうやって話した時に、式見が僕と一緒にいる方を選んでしまったら……僕はそれを断れなくなる。式見に優先して貰ったことを……嬉しく思ってしまう。
だから、こうするしかなかったんだ。これをきっかけに式見が女子の友達ができて、授業にもちゃんと出て、噂や勘違いされていない本当の式見恵香を知って貰えたら――
「あっ……」
――ああ、そうか。どうして僕はもっと早く気付かなかったのだろうか。
僕と式見の関係が成り立っているのは、式見に不真面目な部分があったかったからだ。
そんな式見が普通に授業に出て、みんなから受け入れられるようになったら、それは僕が中学二年生の頃からずっと考えてきた、当たり前のことができて、僕よりも優れた存在になってしまう。
特技や美点を持つ式見は……ちゃんとしていれば、そうなれるだけの存在なんだ。
ここ最近で感じていた僕の不安は、式見に対する劣等感だった。
自分よりも上の存在がいると、同列に並ぶのを忍びなく思ってしまう、僕の根っこの部分にある面倒な性格のせいだった。
式見の面倒を見なければならないという大義名分が無くなった今。
僕は、僕よりも優れている式見と、一緒にいられないと思っているんだ。
「ソーイチ……?」
「……色々言ったけど、式見が頼ろうとしてくれたのに、それを無視するようなことをしたのは良くなかった。ごめん」
「急にどうしたの? まぁ、多少思うところはあったけど……」
「本当にごめん……僕が悪かった」
「そ、そこまで思い詰めなくても。もう……ソーイチはそういうとこ真面目だよね。いいよ。私は仏様じゃないから三回よりは多く許してあげる」
「ありがとう……次は絶対に気を付けるから」
式見に失望されないためにも。
そう……今までと違う点が一つだけあるとすれば。式見恵香と既に親しくなってしまって、僕自身が……式見から見限られたくないと思っているところだ。
式見のためにと思って動いていたくせに……僕はなんてあさましいのだろう。
その事実を式見に話せないまま今日も授業は始まっていく。式見は当たり前のように、僕が何も言わなくても一時間目の授業から席に着いて板書を写していた。
けれども、僕がその後ろ姿を逐一確認する必要はもうない。そう思って実際に二時間目以降は式見を気にせず、先生と黒板だけを見るようにしてみた。
そうすると、途端に自分が――ゴールデンウイーク以前の自分に――戻ってしまったように感じる。青春を謳歌しているとは言えない、特に何もない日常を繰り返す僕に。
「式見さん、ちょっといいー?」
「何かしら?」
「良かったら今日はうちらと一緒にお昼しない?」
「え……私と?」
そして、その日の昼休み。式見は今日も女子から話しかけられていた。そのグループは病弱設定の式見に駆け寄って心配していた三人で……僕はすぐに苗字を思い出せなかった。
けれども、式見を誘う時の声は、多少興味本位でありそうながらも善意で言っているように聞こえた。
「どうして急に私を誘うの?」
「いや、それなんだケドさ。式見さんこそどうして急に授業出るようになったのか気になってて。その辺の話を聞いてみたいって思ったワケ。ねー」
中心的な女子の言葉に他の二人は同意の頷きを見せる。
それに対して式見はすぐには言葉を返さず、後ろに振り返って僕の方を見ようとした。
「――京本!」
「うわっ!? いきなりなんだ蒼一!?」
「今日は中央テラスで食べる感じなのか!?」
「えっ。まぁ、天気いいから考えてたが……蒼一も今日は一緒に食べるか?」
「ありがとう! ぜひ行かせて貰う!」
「お、おう。なんか珍しいテンションだな」
咄嗟に話を振ったので京本は引き気味だったが、予想していた通りの流れになった。
今の段階では式見が女子グループに付いて行くかわからなかったが、京本なら僕が一人になる可能性を察してくれると思っていたから。
それから僕がもう一度正面を向くと、式見は女子グループとの会話に戻っていた。
「最近の式見ってなんか変わったよなー」
「なんかってなんだよ」
「いや、見ればわかるしょっ? こう……前はちょっとばかし近寄りがたい感じがあったのが、柔らかくなったというか」
「確かに。式見は色々柔らかそう」
「そっちの話じゃないってば。でも……実際その辺りの柔らかさはどうなんすか、そういっさん」
久しぶりに参加した男子の昼食では、当然ながら式見の話を聞かれることになった。噂を助長させるのが嫌だったので、僕は黙秘権と記憶にないを駆使しながら、会話を流していたけど……
「それくらいにしといてやれ。蒼一は揺さぶって口を割るタイプじゃないんだ」
「えっ。あれだけしつこく聞いていた和樹が一番冷めてるのどゆこと……?」
「まさか……和樹にも春が訪れた!?」
「ちげーよ。というか、訪れてたらもっと大々的に自慢するわ!」
「確かに」
「そりゃそうだ」
「オマエらなぁ……」
京本は話の方向を変えてしまったけど、他が指摘していた通り、一番興味を示しそうな京本が何も聞いてこないのが意外だった。
「蒼一。ちょっと」
「うん? どうかしたか?」
「……あとで式見ちゃんと今日のこと話しとけよ」
「えっ? 言われなくても話す機会はあるが……」
「そうじゃなくてだな……まぁ、その話す機会でよく話しとけ」
それどころか、何か気遣われる感じの言葉をかけられてしまう。無論、京本に事情を話したわけじゃないから……何かを感じ取られたのかもしれない。
午後の授業も式見が最初に着席しているのを確認してからは、式見に注視することなく授業を受けていた。
式見を見張る前まではこれが普通だったのだが、いざ元に戻してみると……意外に授業の時間は早く流れていく。授業内容は先生にもよるけど、決して退屈なわけじゃないし、ボーっとしていたわけでもない。僕としては集中して授業を聞いていた。
だから、式見を見張っていた時の僕は自分が思っているよりも集中できていなかったのかもしれない。
「ソーイチ。ちょっと来て」
そんな一日送った後の放課後。式見は少し不機嫌にも見える態度で僕を呼びつける。
そうなることはわかりきっていたので、僕は素直に従って、いつもの屋上前の空間までやって来た。
「……今日は玉子焼き食べられなかった」
「そこから始まるのか」
「じゃあ、言わせて貰うけど、昼休みのあれは半分くらいソーイチも悪いじゃない! 私はそれとなく視線を送ろうと思っていたのに!」
「いや、がっつり後ろ向いてたが」
「やっぱり振り返ってるの気付いてた!」
「まぁ、たまにはいいじゃないか。今日は明確にお昼に誘われていたわけだし、いい感じに誘ってくれたんだから断るのも何か悪いだろう?」
「ううん。私は普通に断れた」
「そ、そうか。でも、僕も……久しぶりに男子連中とお昼を過ごしたかったんだ。あんまり参加しないでいると、男子の間で居心地悪くなっちゃうから」
そう言ったのは決して嘘ではなかったけど、どちらかといえば式見に対して女子との関係性も築いた方がいいというアピールのつもりだった。
しかし、それを聞いた式見は納得するわけでもなく、怒るわけでもなく……なぜか悲しそうな表情になった。
「……ソーイチは、他の男子との関係も大切したいの?」
「えっ? それは……うん。できればそうしたい」
「……そっか。じゃあ、私も他の女子と仲良くすべきなのかな」
「仲良くとまではいかなくても、少し話せる関係があった方がいいとは思うよ」
「それはソーイチが望むこと?」
僕の意見に式見はすかさずそう聞き返してくる。
「う、うん」
「……わかった。でも、基本はソーイチと一緒にお昼食べるからね?」
「そうしないと玉子焼き食べれないもんな」
「あー!? せっかく忘れ始めてたのにまた悔しくなってくるじゃない!」
「別に一日くらい食べれなくてもいいじゃないか。ここ数週間は毎日のように食べてたんだし」
「――だからよ」
「えっ?」
「……なんでもない」
そこで会話はひと区切り付いたけど、最後に少しふざけた程度では戻せない微妙な空気が流れていた。
確かに今日の僕は少々強引だった。式見と一旦話してからどうするか決めた方が良かったかもしれない。
だけど、仮にそうやって話した時に、式見が僕と一緒にいる方を選んでしまったら……僕はそれを断れなくなる。式見に優先して貰ったことを……嬉しく思ってしまう。
だから、こうするしかなかったんだ。これをきっかけに式見が女子の友達ができて、授業にもちゃんと出て、噂や勘違いされていない本当の式見恵香を知って貰えたら――
「あっ……」
――ああ、そうか。どうして僕はもっと早く気付かなかったのだろうか。
僕と式見の関係が成り立っているのは、式見に不真面目な部分があったかったからだ。
そんな式見が普通に授業に出て、みんなから受け入れられるようになったら、それは僕が中学二年生の頃からずっと考えてきた、当たり前のことができて、僕よりも優れた存在になってしまう。
特技や美点を持つ式見は……ちゃんとしていれば、そうなれるだけの存在なんだ。
ここ最近で感じていた僕の不安は、式見に対する劣等感だった。
自分よりも上の存在がいると、同列に並ぶのを忍びなく思ってしまう、僕の根っこの部分にある面倒な性格のせいだった。
式見の面倒を見なければならないという大義名分が無くなった今。
僕は、僕よりも優れている式見と、一緒にいられないと思っているんだ。
「ソーイチ……?」
「……色々言ったけど、式見が頼ろうとしてくれたのに、それを無視するようなことをしたのは良くなかった。ごめん」
「急にどうしたの? まぁ、多少思うところはあったけど……」
「本当にごめん……僕が悪かった」
「そ、そこまで思い詰めなくても。もう……ソーイチはそういうとこ真面目だよね。いいよ。私は仏様じゃないから三回よりは多く許してあげる」
「ありがとう……次は絶対に気を付けるから」
式見に失望されないためにも。
そう……今までと違う点が一つだけあるとすれば。式見恵香と既に親しくなってしまって、僕自身が……式見から見限られたくないと思っているところだ。
式見のためにと思って動いていたくせに……僕はなんてあさましいのだろう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
みんなと同じようにプレーできなくてもいいんじゃないですか? 先輩には、先輩だけの武器があるんですから——。
後輩マネージャーのその言葉が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
そのため、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると錯覚していたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。そこに現れたのが、香奈だった。
香奈に励まされてサッカーを続ける決意をした巧は、彼女のアドバイスのおかげもあり、だんだんとその才能を開花させていく。
一方、巧が成り行きで香奈を家に招いたのをきっかけに、二人の距離も縮み始める。
しかし、退部するどころか活躍し出した巧にフラストレーションを溜めていた武岡が、それを静観するはずもなく——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
先輩×後輩のじれったくも甘い関係が好きな方、スカッとする展開が好きな方は、ぜひこの物語をお楽しみください!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる