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第一章 長い夜の終わり
酒
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町のはずれに馬車を停める場所があったため、そこで全員が馬車を降りた。そのままいくつかのグループに分かれ、今は宿屋探しもかねての散策中である。
辺境に位置していながら、ペルミは王国北方で最も発展していると言えた。人口があまり多くないために"町"という区分だが、人・物の出入量を考えれば"都市"と呼んでも過言ではない。
これほどまでに賑わっている理由は、その立地にある。北方国境に最も近く、たくさんの軍需物資が集積するというのがまず1つ。東西海岸へ街道が伸びており、ほぼ全ての海産物がここに集まるのが1つ。また、この先は王都近くまで山岳地帯が続くため、商人の拠点などが置かれているのも大きい。一方で、住むのに不便極まりないのも確かである。
ルナたちは、同行しようとするエリスを撒いて3人だけで行動していた。あまり聞かれたくない話があったからである。
人が活発に行き交う道を、屋台を物色しながら歩いて行く。
「全然知らない地ね」
「地形も全く違います」
「いつの間にか」
彼女らが世界中を回っていた頃、この辺りにはただただ青い平野が広がっていた。たまに木が生えている程度で、本当につまらない土地だったのを覚えている。それが、何十万年経ったのかは分からないが、起伏豊かで個性的なものに変わっているのだ。幼子の成長を見たような、それが自分のもとを離れていったような、そんな気持ちがするのである。
さて、地形の変化を除いたとしても、周りにあるのは未知ばかり。商われている品、人々が暮らす家、見聞きもしない食べ物と、次から次へ視線が移っていく。中でも驚いたのは、生き物の多様性が格段に増していたことであった。
「あの原始生物から進化したのか、それとも主がお創りになられたのか。どちらにしろ本当に増えたわね」
「そうですね。でも植物は、もしかしたら世界樹様がお植えになったのかもしれませんよ」
「それある。大きくなるんだよ~って言いながら苗植えてる」
「ふふっ。今度聞きに行きましょう。どうせ暇なのだろうし、彼」
たわいもないおしゃべりをしながら歩いていると、町の中の寂れた一角へとたどり着いた。
静かな公園のベンチに腰を下ろし、3人並んで空を眺める。日は今まさに沈んでいるところで、橙が紺に少しずつ塗り替えられていくのが分かった。
酔っている一般人を装い、世間話のようにライザが切り出す。
「何人が参加できるのかしら」
「4人。でも2人休む」
「どちらの方も兵士さんのお友達ですよね。恥ずかしがらずとも良いでしょうに」
「そうね。それにしても、主催者が把握できていないのは好ましくないわね」
彼女たちの言葉を額面通りに受け取るならば、これは晩餐会か何かに飛び入り参加しようとしている人の話である。言うまでもなく、誰かに聞かれても問題ないようにカモフラージュしたのだが。
ヴェールを剥がせば次のようになる。彼女たちは、国境の要塞――Elve要塞という――を出てから尾行を受け続けていた。ライザの一言は、その人数を全員で共有することを目的としている。次にルナが言ったのは、もともと4人いたのを2人減らしたということに他ならない。そして、ミカエラが尾行の素性を確認し、同行している兵士の1人が手引きしたものだと述べている。それをエリスに伝えるかどうか、ライザが提案しているのだ。
「のー。秘密にしておけばいい」
「ルナ姉さま、それは何かあったら私たちで手続きをするという?」
「いぇす。馬車の中でも悟られないようにした」
「あ、それでいつになく饒舌だったのですね」
「もちろん話も面白かった」
確かめるべきことを終えて立ち上がった3人は、速やかに話題を転換する。オブラートに言って雑魚みたいな尾行だったが、もっと優秀なのがいないとは限らないのだから。
その後中心街へ向かう途中でエリスに捕まり、宿でチェックインを済ませてから夕食となった。自分以外が作る料理に心が躍るルナたちだったが、現実はそう優しくはない。以前食べたことのあるライ麦パンに似たものや、ジャガイモなどの野菜とサーモンをミルクと一緒に煮込んだものなど、寒冷地らしい料理なのは良いのだが、文化・技術レベルがあまり高くないためか、下処理や調理が少々雑なのである。
何より。
「え、酒ダメなの」
「皆さまは今フードを被っていない、ということを忘れずに。明らかに飲酒可能年齢に達していませんので」
「少しだけ」
「そうですエリスさん。ちょっとだけですよ」
「良いでしょう?」
大昔、毒と一緒の扱いだったアルコールをわざわざ分離し、お酒を楽しめるように自信を改造した彼女たちは、もちろんお酒が大好きである。城にいる間はほぼ毎日のように楽しんでいたのに、飲食物は亜空間に入れないという主義のせいで、ここ数日は一滴も口にしていない。依存性を消すことは簡単だが、それはそれで何か違う気がしていた。
3人の身元保証人である彼女は、はっきりと答えを口にする。
「ダメです」
「うっ」
「暴君です!」
「酷いわ。私たちがこんなにもお願いしているというのに」
「ダメなものはダメです」
「そこを何とか」
周りの宿泊客も見守る中、結局その日は酒を飲むことが叶わなかった。周囲の人間がそろって安堵の息を吐いたのは推して知るべしである。
―――――
翌朝、日が昇る頃。
馬車はもう出発するところだった。なるべく早く獣王に会いたい彼女らにとって、ぬくぬくと宿屋に留まっているわけにはいかないのだ。ツヴィエルン城と宿屋とで、ベッドの落差があまりにも大きかった、ということもあったが。
ギルドでの情報収集を終えたエリスを乗せ、馬車はゆっくりと走り始める。
「皆さまにお知らせしなければならないことがあります。昨日一日降っていた雨のせいで、新街道の方で事故が発生したらしく、復旧にしばらくかかるそうです。流石に待っていられないので旧街道を使いたいと思います。山に沿った道なのですが、土が固いので山崩れを心配する必要はないはずです。ただ、万が一の場合は、お三方のお力も借りることになるかもしれません」
「日程変更?」
「かかる日数は変わりません」
「ん。了解」
その名前のとおり、新街道は新しい道、旧街道は古い道である。ただ、旧街道の利用者は新街道完成後に激減した。新街道のほうがカーブも傾斜も緩く、また湖の近くを通るゆえに水分補給も楽だからだ。もともと魔物が支配していたエリアだったのだが、その魔物が討伐されたことで道を敷けるようになった。それに伴って旧街道は廃れ、今では街道上の町村すら、その存続を危ぶまれている。
地図を広げながら彼女は3人に説明する。
「新街道のLikér、Seciではなく、旧街道のValmjuuteとFovinskiを通って王都に向かいます」
程なくして、馬車は新旧の分岐を右に曲がり、蛇のような山道を進み始めた。この軍用馬車は、山中での軍事行動を想定した小回りの利くタイプで、だからこそあまり速度を落とさずに進めたが、これがもし普通の馬車だったなら、急カーブの連続と厳しい傾斜で、到着には2日かかったかもしれない。
そのまま特に何事もなくヴァルミューテに到着し、宿泊となった。ルナたちには睡眠などなくても問題ないが、獣人の兵士はそうではない。きちんと眠らなければ注意力が散漫になり、思わぬ事故を引き起こす可能性がある。
凹凸の激しい道だったためか、エリスもエネルギー切れ寸前といった様子だ。今にも降りてしまいそうな瞼を持ち上げ、彼女は覇気のない声で言った。
「お酒は、飲まないでください」
「分かってるわ。貴女も休みなさい」
「約束、ですよ」
「大丈夫だから」
絶対に飲まないと約束する3人。彼女は、最後の最後まで「飲まないようにお願いします」と言いながら、スッと部屋の扉を閉めた。
「疲れてたわね」
「そうですね」
「すぐに寝るはず」
部屋に戻ったエリスに「おやすみ」と言うと、彼女たちも扉をくぐった。
「よし、今日こそ」
もちろん、宿の扉である。
――なお、この町には1軒も酒場が無く、しかもエリスがそれを分かっていて、約束が破られるのを承知した上で疲れたフリをしていたと知るのは、この翌日のことであった。
辺境に位置していながら、ペルミは王国北方で最も発展していると言えた。人口があまり多くないために"町"という区分だが、人・物の出入量を考えれば"都市"と呼んでも過言ではない。
これほどまでに賑わっている理由は、その立地にある。北方国境に最も近く、たくさんの軍需物資が集積するというのがまず1つ。東西海岸へ街道が伸びており、ほぼ全ての海産物がここに集まるのが1つ。また、この先は王都近くまで山岳地帯が続くため、商人の拠点などが置かれているのも大きい。一方で、住むのに不便極まりないのも確かである。
ルナたちは、同行しようとするエリスを撒いて3人だけで行動していた。あまり聞かれたくない話があったからである。
人が活発に行き交う道を、屋台を物色しながら歩いて行く。
「全然知らない地ね」
「地形も全く違います」
「いつの間にか」
彼女らが世界中を回っていた頃、この辺りにはただただ青い平野が広がっていた。たまに木が生えている程度で、本当につまらない土地だったのを覚えている。それが、何十万年経ったのかは分からないが、起伏豊かで個性的なものに変わっているのだ。幼子の成長を見たような、それが自分のもとを離れていったような、そんな気持ちがするのである。
さて、地形の変化を除いたとしても、周りにあるのは未知ばかり。商われている品、人々が暮らす家、見聞きもしない食べ物と、次から次へ視線が移っていく。中でも驚いたのは、生き物の多様性が格段に増していたことであった。
「あの原始生物から進化したのか、それとも主がお創りになられたのか。どちらにしろ本当に増えたわね」
「そうですね。でも植物は、もしかしたら世界樹様がお植えになったのかもしれませんよ」
「それある。大きくなるんだよ~って言いながら苗植えてる」
「ふふっ。今度聞きに行きましょう。どうせ暇なのだろうし、彼」
たわいもないおしゃべりをしながら歩いていると、町の中の寂れた一角へとたどり着いた。
静かな公園のベンチに腰を下ろし、3人並んで空を眺める。日は今まさに沈んでいるところで、橙が紺に少しずつ塗り替えられていくのが分かった。
酔っている一般人を装い、世間話のようにライザが切り出す。
「何人が参加できるのかしら」
「4人。でも2人休む」
「どちらの方も兵士さんのお友達ですよね。恥ずかしがらずとも良いでしょうに」
「そうね。それにしても、主催者が把握できていないのは好ましくないわね」
彼女たちの言葉を額面通りに受け取るならば、これは晩餐会か何かに飛び入り参加しようとしている人の話である。言うまでもなく、誰かに聞かれても問題ないようにカモフラージュしたのだが。
ヴェールを剥がせば次のようになる。彼女たちは、国境の要塞――Elve要塞という――を出てから尾行を受け続けていた。ライザの一言は、その人数を全員で共有することを目的としている。次にルナが言ったのは、もともと4人いたのを2人減らしたということに他ならない。そして、ミカエラが尾行の素性を確認し、同行している兵士の1人が手引きしたものだと述べている。それをエリスに伝えるかどうか、ライザが提案しているのだ。
「のー。秘密にしておけばいい」
「ルナ姉さま、それは何かあったら私たちで手続きをするという?」
「いぇす。馬車の中でも悟られないようにした」
「あ、それでいつになく饒舌だったのですね」
「もちろん話も面白かった」
確かめるべきことを終えて立ち上がった3人は、速やかに話題を転換する。オブラートに言って雑魚みたいな尾行だったが、もっと優秀なのがいないとは限らないのだから。
その後中心街へ向かう途中でエリスに捕まり、宿でチェックインを済ませてから夕食となった。自分以外が作る料理に心が躍るルナたちだったが、現実はそう優しくはない。以前食べたことのあるライ麦パンに似たものや、ジャガイモなどの野菜とサーモンをミルクと一緒に煮込んだものなど、寒冷地らしい料理なのは良いのだが、文化・技術レベルがあまり高くないためか、下処理や調理が少々雑なのである。
何より。
「え、酒ダメなの」
「皆さまは今フードを被っていない、ということを忘れずに。明らかに飲酒可能年齢に達していませんので」
「少しだけ」
「そうですエリスさん。ちょっとだけですよ」
「良いでしょう?」
大昔、毒と一緒の扱いだったアルコールをわざわざ分離し、お酒を楽しめるように自信を改造した彼女たちは、もちろんお酒が大好きである。城にいる間はほぼ毎日のように楽しんでいたのに、飲食物は亜空間に入れないという主義のせいで、ここ数日は一滴も口にしていない。依存性を消すことは簡単だが、それはそれで何か違う気がしていた。
3人の身元保証人である彼女は、はっきりと答えを口にする。
「ダメです」
「うっ」
「暴君です!」
「酷いわ。私たちがこんなにもお願いしているというのに」
「ダメなものはダメです」
「そこを何とか」
周りの宿泊客も見守る中、結局その日は酒を飲むことが叶わなかった。周囲の人間がそろって安堵の息を吐いたのは推して知るべしである。
―――――
翌朝、日が昇る頃。
馬車はもう出発するところだった。なるべく早く獣王に会いたい彼女らにとって、ぬくぬくと宿屋に留まっているわけにはいかないのだ。ツヴィエルン城と宿屋とで、ベッドの落差があまりにも大きかった、ということもあったが。
ギルドでの情報収集を終えたエリスを乗せ、馬車はゆっくりと走り始める。
「皆さまにお知らせしなければならないことがあります。昨日一日降っていた雨のせいで、新街道の方で事故が発生したらしく、復旧にしばらくかかるそうです。流石に待っていられないので旧街道を使いたいと思います。山に沿った道なのですが、土が固いので山崩れを心配する必要はないはずです。ただ、万が一の場合は、お三方のお力も借りることになるかもしれません」
「日程変更?」
「かかる日数は変わりません」
「ん。了解」
その名前のとおり、新街道は新しい道、旧街道は古い道である。ただ、旧街道の利用者は新街道完成後に激減した。新街道のほうがカーブも傾斜も緩く、また湖の近くを通るゆえに水分補給も楽だからだ。もともと魔物が支配していたエリアだったのだが、その魔物が討伐されたことで道を敷けるようになった。それに伴って旧街道は廃れ、今では街道上の町村すら、その存続を危ぶまれている。
地図を広げながら彼女は3人に説明する。
「新街道のLikér、Seciではなく、旧街道のValmjuuteとFovinskiを通って王都に向かいます」
程なくして、馬車は新旧の分岐を右に曲がり、蛇のような山道を進み始めた。この軍用馬車は、山中での軍事行動を想定した小回りの利くタイプで、だからこそあまり速度を落とさずに進めたが、これがもし普通の馬車だったなら、急カーブの連続と厳しい傾斜で、到着には2日かかったかもしれない。
そのまま特に何事もなくヴァルミューテに到着し、宿泊となった。ルナたちには睡眠などなくても問題ないが、獣人の兵士はそうではない。きちんと眠らなければ注意力が散漫になり、思わぬ事故を引き起こす可能性がある。
凹凸の激しい道だったためか、エリスもエネルギー切れ寸前といった様子だ。今にも降りてしまいそうな瞼を持ち上げ、彼女は覇気のない声で言った。
「お酒は、飲まないでください」
「分かってるわ。貴女も休みなさい」
「約束、ですよ」
「大丈夫だから」
絶対に飲まないと約束する3人。彼女は、最後の最後まで「飲まないようにお願いします」と言いながら、スッと部屋の扉を閉めた。
「疲れてたわね」
「そうですね」
「すぐに寝るはず」
部屋に戻ったエリスに「おやすみ」と言うと、彼女たちも扉をくぐった。
「よし、今日こそ」
もちろん、宿の扉である。
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