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第ニ章 俺たちの夢
マンゴータルト
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果物屋の軒先の少し傾斜した陳列台に赤く熟したマンゴーが隙間なく並べられていた。リリスはそのうちのひとつを手にとって鼻に近づける。仄かな甘い香り。目を閉じると、雑然としたタイの市場の光景が脳裏に蘇ってくる。
「お客さん、タイの人?」
ストライプのシャツに黒のエプロンをかけた男の店員が訊いた。リリスはうなずく。
「これは宮崎県のマンゴーだけど美味しいよ。食べてみて」
店員は小さくカットされたマンゴーの乗ったトレイをリリスの前に差し出す。彼女は爪楊枝でひとつ刺して口の中に入れた。甘い。思わず頬がほころぶほどに。
「どう?」
「美味しい」
そのとき、視界の隅にひとりの特殊治安部隊の隊員の姿が映った。分厚い黒のシールドの入ったマスクを被って歩道を闊歩し、彼女の後ろを通り過ぎていく。
警察の特殊治安部隊が有島のマフィア一掃のために本格的に動き出すようになってから中国マフィアは随分とおとなしくなった。そしてそのおかげでリリスは自由に外で羽を伸ばしやすくなった。しかし、喜んでばかりはいられない。彼らの攻撃の標的にはラットたちタイマフィアも含まれている。おとなしくしなければならないのはタイマフィアも同じなのである。
マンゴーを十個購入すると店員が二個おまけしてくれた。その後は別の店で紅茶のティーバッグを買って自宅マンションに戻った。
キッチンのテーブルに買ってきたものを置いた。それからリビングのエアコンの冷房を入れ、掃除を始めようとしたところでインターホンが鳴った。モニターに映っていたのは沙耶である。エントランスのドアを開錠して彼女を部屋に招き入れた。
沙耶も買ってきたものをテーブルに置いた。バター、牛乳、卵、薄力粉、ココナッツパウダーなどである。
「マンゴーこんなにたくさん買ったの?」
「多かったか?」
「三、四個くらいでよかったのに」
その日は沙耶といっしょにマンゴータルトを作る約束をしていた。
まずはリリスがマンゴーをフルーツナイフで一口大の大きさにカットしていき、その間に沙耶はボウルにバターを入れてホイッパーで練る。マンゴーのカットが終わると、二人でそれをつまみ食いしながら協力してタルト生地とココナッツカスタードクリームを作った。
形のできあがったタルト生地をオーブンに入れたところで沙耶が訊いた。
「トイレ借りてもいい?」
「ああ、その奥だ」
沙耶がトイレに入っている間にリリスは使った調理器具などを片付けていった。トイレの水が流れる音に続いて沙耶の声が聞こえた。
「マイちゃん。これなに?」
「なんだ?」
そしてトイレから出てきた彼女が手にしていたものにサッと血の気が引いた。スモールマシンガンだった。
「モ、モデルガンだ」
「へえ、すごく意外。マイちゃんってこういう趣味もあるんだね」
沙耶はその銃口をリリスに向けて言った。
「マイちゃん、覚悟!」
「わ、わ、バカ! やめろ!」
「えへへ、冗談。でも、モデルガンってけっこう重いんだね。まるで本物みたい」
「危ないからそこに置いとけ」
武器をトイレに置きっぱなしにしておくなどあまりにも迂闊だった。他にも片付けていない武器がないかリビングに目をやった。革の鞘に収められたハンティングナイフがベッドの下からわずかに覗いていた。沙耶がリビングに足を踏み入れた瞬間、
「あ、あれはなんだ?」
リリスはそう言って窓の外を指差した。
「え、なになに?」
沙耶が窓の外に目を向けた隙にハンティングナイフを蹴ってベッドの下の奥に追いやった。
「なにがあるの?」
「いや、なんでもなかった。ただの鳥だ」
「なんだ……」
沙耶はそのまま窓の外をじっと見続けた。東京湾の海を一望するオーシャンビュー。水平線近くに薄く雲がかかっている。
「すごくいい景色だね。ここ家賃高いでしょ?」
「かもな。会社が家賃を払ってくれているからわからない」
「マイちゃんの会社ってなんの会社なの?」
「……貿易会社だ」
嘘をついた。嘘を重ねるごとに沙耶との間に溝ができてしまうような気がしたが、本当のことなんて言えるはずがなかった。
「音楽かけていい?」
沙耶は携帯電話を操作して音楽を流し、ベッドに仰向けになる。ギターのイントロから始まった。リリスもその隣に横になっていっしょに耳を傾ける。
「日本のバンドか?」
「そう」
「有名?」
「まだぜんぜん。でも、きっとこれから有名になるんだ」
ギター、ベース、ドラムの奏でる重厚なメロディーに女のヴォーカルが重なる。
「きれいな歌声だな」
「ありがとう」
「え?」
「わからない?」
「なにが?」
沙耶は曲のヴォーカルと重なるようにして歌いはじめた。まったく同じ歌声だった。
「これって……」
「そう、私たちのバンドの曲」
「すごいな、沙耶。こんなにすごいなんて……」
まだ曲の途中でオーブンが終了を知らせる電子音を鳴らす。沙耶はベッドから起き上がってオーブンの扉を開いた。焼きたてのタルト生地の香りが漂ってくる。
リリスは曲が終わってからもそのままベッドに横になり、しばらく曲の余韻に浸っていた。沙耶がバンド活動をしていることは知っていたが、その曲を聴いたのははじめてだった。
タルト生地にココナッツカスタードクリームとマンゴーを乗せ、冷蔵庫で少し冷やして完成した。果肉のオレンジ色が鮮やかなマンゴータルト。食べやすい大きさに切り分け、キッチンのテーブルで紅茶といっしょに食べた。
「美味しい!」
口の中に広がるココナッツの風味がマンゴーの美味しさを引き立てる。
「まだ材料余ってるし、彼にも作ってあげれば?」
「彼?」
「水族館デートをドタキャンした」
「それはいい。急に私がそんなことをしたら気味悪がられるだけだ」
「そんなわけないよ。マイちゃんにお菓子を作ってもらって喜ばない男なんていないよ」
「そうかな……?」
「そうだよ。マイちゃんはかわいいんだからもっと自信をもって」
「う、うん……」
リリスはマンゴータルトをもう一切れ口に入れ、唇をきゅっと噛み締める。頬がにやけてしまいそうになるのを堪えていた。
「沙耶はどうなんだ?」
「なにが?」
「彼氏は?」
「いないよ」
「好きな人は?」
「……いる」
「告白はしたのか?」
「してないよ。できるわけない。そんなことしたらチーム内の関係がおかしくなってしまうから」
「チーム内……? 沙耶の好きな人というのは同じバンドのメンバーなのか?」
沙耶は口元にフォークをあててためらいの表情を見せるが、やがて小さくうなずいた。
「お客さん、タイの人?」
ストライプのシャツに黒のエプロンをかけた男の店員が訊いた。リリスはうなずく。
「これは宮崎県のマンゴーだけど美味しいよ。食べてみて」
店員は小さくカットされたマンゴーの乗ったトレイをリリスの前に差し出す。彼女は爪楊枝でひとつ刺して口の中に入れた。甘い。思わず頬がほころぶほどに。
「どう?」
「美味しい」
そのとき、視界の隅にひとりの特殊治安部隊の隊員の姿が映った。分厚い黒のシールドの入ったマスクを被って歩道を闊歩し、彼女の後ろを通り過ぎていく。
警察の特殊治安部隊が有島のマフィア一掃のために本格的に動き出すようになってから中国マフィアは随分とおとなしくなった。そしてそのおかげでリリスは自由に外で羽を伸ばしやすくなった。しかし、喜んでばかりはいられない。彼らの攻撃の標的にはラットたちタイマフィアも含まれている。おとなしくしなければならないのはタイマフィアも同じなのである。
マンゴーを十個購入すると店員が二個おまけしてくれた。その後は別の店で紅茶のティーバッグを買って自宅マンションに戻った。
キッチンのテーブルに買ってきたものを置いた。それからリビングのエアコンの冷房を入れ、掃除を始めようとしたところでインターホンが鳴った。モニターに映っていたのは沙耶である。エントランスのドアを開錠して彼女を部屋に招き入れた。
沙耶も買ってきたものをテーブルに置いた。バター、牛乳、卵、薄力粉、ココナッツパウダーなどである。
「マンゴーこんなにたくさん買ったの?」
「多かったか?」
「三、四個くらいでよかったのに」
その日は沙耶といっしょにマンゴータルトを作る約束をしていた。
まずはリリスがマンゴーをフルーツナイフで一口大の大きさにカットしていき、その間に沙耶はボウルにバターを入れてホイッパーで練る。マンゴーのカットが終わると、二人でそれをつまみ食いしながら協力してタルト生地とココナッツカスタードクリームを作った。
形のできあがったタルト生地をオーブンに入れたところで沙耶が訊いた。
「トイレ借りてもいい?」
「ああ、その奥だ」
沙耶がトイレに入っている間にリリスは使った調理器具などを片付けていった。トイレの水が流れる音に続いて沙耶の声が聞こえた。
「マイちゃん。これなに?」
「なんだ?」
そしてトイレから出てきた彼女が手にしていたものにサッと血の気が引いた。スモールマシンガンだった。
「モ、モデルガンだ」
「へえ、すごく意外。マイちゃんってこういう趣味もあるんだね」
沙耶はその銃口をリリスに向けて言った。
「マイちゃん、覚悟!」
「わ、わ、バカ! やめろ!」
「えへへ、冗談。でも、モデルガンってけっこう重いんだね。まるで本物みたい」
「危ないからそこに置いとけ」
武器をトイレに置きっぱなしにしておくなどあまりにも迂闊だった。他にも片付けていない武器がないかリビングに目をやった。革の鞘に収められたハンティングナイフがベッドの下からわずかに覗いていた。沙耶がリビングに足を踏み入れた瞬間、
「あ、あれはなんだ?」
リリスはそう言って窓の外を指差した。
「え、なになに?」
沙耶が窓の外に目を向けた隙にハンティングナイフを蹴ってベッドの下の奥に追いやった。
「なにがあるの?」
「いや、なんでもなかった。ただの鳥だ」
「なんだ……」
沙耶はそのまま窓の外をじっと見続けた。東京湾の海を一望するオーシャンビュー。水平線近くに薄く雲がかかっている。
「すごくいい景色だね。ここ家賃高いでしょ?」
「かもな。会社が家賃を払ってくれているからわからない」
「マイちゃんの会社ってなんの会社なの?」
「……貿易会社だ」
嘘をついた。嘘を重ねるごとに沙耶との間に溝ができてしまうような気がしたが、本当のことなんて言えるはずがなかった。
「音楽かけていい?」
沙耶は携帯電話を操作して音楽を流し、ベッドに仰向けになる。ギターのイントロから始まった。リリスもその隣に横になっていっしょに耳を傾ける。
「日本のバンドか?」
「そう」
「有名?」
「まだぜんぜん。でも、きっとこれから有名になるんだ」
ギター、ベース、ドラムの奏でる重厚なメロディーに女のヴォーカルが重なる。
「きれいな歌声だな」
「ありがとう」
「え?」
「わからない?」
「なにが?」
沙耶は曲のヴォーカルと重なるようにして歌いはじめた。まったく同じ歌声だった。
「これって……」
「そう、私たちのバンドの曲」
「すごいな、沙耶。こんなにすごいなんて……」
まだ曲の途中でオーブンが終了を知らせる電子音を鳴らす。沙耶はベッドから起き上がってオーブンの扉を開いた。焼きたてのタルト生地の香りが漂ってくる。
リリスは曲が終わってからもそのままベッドに横になり、しばらく曲の余韻に浸っていた。沙耶がバンド活動をしていることは知っていたが、その曲を聴いたのははじめてだった。
タルト生地にココナッツカスタードクリームとマンゴーを乗せ、冷蔵庫で少し冷やして完成した。果肉のオレンジ色が鮮やかなマンゴータルト。食べやすい大きさに切り分け、キッチンのテーブルで紅茶といっしょに食べた。
「美味しい!」
口の中に広がるココナッツの風味がマンゴーの美味しさを引き立てる。
「まだ材料余ってるし、彼にも作ってあげれば?」
「彼?」
「水族館デートをドタキャンした」
「それはいい。急に私がそんなことをしたら気味悪がられるだけだ」
「そんなわけないよ。マイちゃんにお菓子を作ってもらって喜ばない男なんていないよ」
「そうかな……?」
「そうだよ。マイちゃんはかわいいんだからもっと自信をもって」
「う、うん……」
リリスはマンゴータルトをもう一切れ口に入れ、唇をきゅっと噛み締める。頬がにやけてしまいそうになるのを堪えていた。
「沙耶はどうなんだ?」
「なにが?」
「彼氏は?」
「いないよ」
「好きな人は?」
「……いる」
「告白はしたのか?」
「してないよ。できるわけない。そんなことしたらチーム内の関係がおかしくなってしまうから」
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