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45話 - 魔物として
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ハイエルフの後をつけて洞窟に入ってきた。
今はそっと潜んで観察中。
危なくなったらでていこうかと思ってみてたんだけどさ……
なんか……おもってたんとちがう。
リスがゴブリンをすごいかじっている。
そしてゴブリンがすごいウザそうにしている……
邪魔だから仕方なく捕まえた風に見える……
ゴブリンはリスを特に敵だとも餌だともみなしてない気がする。
それを見守るハイエルフ。
そしてハイエルフは多分困っている。
飛び出そうとしているけど、悩んでいる感じだ……
これはどんな図なの……?
救出する……とかそんな感じではないことは確かかも。
まてモンスター!か弱い女の子に何をする!
とかいう正義感は僕にはない。
ってかそもそも僕モンスター側だもん。
≪あの精霊の子助けなくていいの~?≫
『リスのこと?どっちかというとリスが嚙みつきにいってない?』
≪そだねぇ~≫
『別にあのリス助ける義理ないしなぁ』
≪でもどっちみちゴブリン倒しにきたんじゃなかったっけ?≫
そうだった。わすれてたわ……
ふむ……
じゃあリスはおいといて……このハイエルフはなんなんだ?
強いのか?弱いのか?
鑑定してふっと思ったんだけど、水龍さんが失礼っていってたからさ……
ひょっとしたらバレるのかも!?っておもって途中で見るのやめたんだよね。
なんかビクビクしながら出ていこうか悩んでる感じ?
ホフゴブリンといい勝負……くらいな雰囲気かな?
魔力は高そうだけど戦闘慣れしてるようには見えないな。
今魔力隠蔽してるから気づかれてないけど……
ここで僕が出ていったら敵が増えるだけじゃないのか?
んー。
ただ襲われてるだけなら助けてあげてもいいけど……
襲われてる雰囲気ではなさそうだぞ……
僕も早く帰りたいんだけどなぁ~……んー
この世界でどう生きていくかしっかり決めるまで人と関わりたくなかったんだよね。
もし人の街を見つけても遠巻きにそっと見ていようと思ってたんだ。
ハイエルフとかリスのスライムに対するスタンスわからないし……
関わりたくないなぁ……。
でも見ちゃったし……そもそもゴブリン倒しに来たしな。
そのゴブリンは僕たちの敵みたいだし。
≪どうするの~?≫
・
・
・
ずっと考えていた。
魔物として生きていくのか人として生きていくのか。
まだ結論は出ていない。
今、僕は魔物。
人からすればただの害悪モンスター。
魔物だから倒される対象に……多分なると思う。
僕が悪いスライムかどうかなんて関係ない。
善悪なんて関係なく倒される。
僕何もしてないのに…とか言ってやられていくわけにはいかない。
それに今はクラムがいるんだ。
僕にとって人なんかよりクラムが一番大切。
地球の倫理観に足を引っ張られてクラムを危険にさらすわけにはいかない。
もし世界中の人を敵に回して魔王とかいわれようが僕はクラムと一緒に居る。
もうこの子自分の娘だとおもってるんだよ。
クラムのおかげですごい助けられたんだ。
人だから倒せない。とかは言わない。
敵なら倒す。そうじゃないと魔物として暮らしていけない。
それだけ心に誓った。
敵対されたらね。
だから僕は助けない。
いや、自分の倫理観にしたがって助けたりはするよ?
『人』だから助ける。をしないって意味だ。
ただ、この場はどうすればいいんかなあ……
ハイエルフは困ってそうだし……
でもリスが攻撃してるんだけど……
まだデフォで人との距離感をどうするか決めきれずにいるんだよね~
おいしいご飯くらいは欲しいからなんとかして街をのぞいてみようとは思っていたけどさぁ……
そもそも僕人間不信なんだよ多分。
人が好きってやっぱどうしても思えない。
人として転生するとおもってたからさ?
まぁ関わりは出来るだけ少なくしようと思ってたんよね。
でもまさか人外転生だと思わないじゃん!!
『関わらない』って選択ができると思わないじゃんか……
前提が狂っちゃったんだよ……
はぁ。
今後積極的にこの世界の人と関わっていきたいのか……
それとも遠巻きに自然の中でスローライフしていくのか。
はたまた敵対するのか……あーわからあああん!!
……よし、どっちつかずに行こう。
・
・
・
はぁ……
『じゃあクラムここにいてくれる~?僕出ていくよ~』
『僕が出て行って僕に攻撃してくるなら倒すし、僕のこと無視するなら帰る。あのリスとハイエルフが僕のこと攻撃してくるならあの子たちでも倒すよ。それでいい?』
≪いいよ~。敵なら倒すね~≫
クラムも精霊だから助けたい、とかは特にない様子だ。
敵なら倒す!そうじゃないなら倒さない!
よし、これでいいや。
流れにまかせろ~!なんとかなれーーーー!!!
『じゃ、いってくる~』
(ポヨンポヨン)
さぁ。どうする?
Gyaaaaaaa!!
お、ゴブリンは襲ってくるか。まぁそうだよね。
リスとハイエルフはこっちじっとみてるな。
まぁそれでは……スライムパーンチ。
(バンッ)
ドサッ……
おっと、ちょっと力はいりすぎた。
上半身消し飛んじゃったな……
うわー、リスとハイエルフドン引きしてるじゃん……
襲い掛かっては……こないな……
『クラム~。ちょっとこのまま奥みてくるね~』
≪いっしょにいく~≫
・
・
・
洞窟はそんなに深くなかった。
5、6体のゴブリンが襲い掛かってきたが全部倒した。
敵には容赦しない。
ちなみに特にさらわれている人はいなかった。
というか…ここ魔の森だよね?人いないっていってたはずだけど……
水龍さんも曖昧だったからなぁ。
はぁ……なんか疲れた。
『なんか時間かかっちゃったね~』
≪かえってご飯の続き食べよ~っと≫
帰るか。もうあの子ら帰ってたらいいn
おっと…まだいるじゃん……
めんどくせぇ……
『クラム念話なしね。言葉通じるのかわかんないけど……』
≪でもあのリスちゃんはクラムが精霊なの気付いてるみたいだよ?≫
『え。そうなの?』
精霊同士だとなんか通じるものがあるのか?
あ。ってかクラム飛んでるじゃん……
普通のスライムにはみえんか……殻もしょってるし……
潜伏する時とかはクラムに飛ぶの控えてもらったほうがいいか?
『あの精霊が話してることわかるの?』
≪なんとなく~?≫
『んーじゃあどういう状況だったのかちょっと聞いてくれない?』
精霊が身振り手振りをしてクラムと会話をしている。
とりあえず敵対してくるつもりはないようだ……
≪ふむふむ~。んっとねー。仲間の木の実をゴブリンがとっていくんだって~。で怒ってこうげきしてたみたい~≫
なるほど…?まぁリスからすると敵だったのか。
『お前弱そうだけどゴブリンに喰われるんじゃないのか?』
≪ゴブリンは精霊たべないんだって~≫
なるほどねぇ。それで一方的にリスがかじってたのか。
で、後ろのハイエルフはなんなん。
『後ろのハイエルフは?』
≪知らないって。なんかついてきたんだって≫
ほぉ…?おせっかいしたのか?
ハイエルフは腰を抜かしてしまっているようだ……
ちょっと僕たちに怯えてる……?
まぁゴブリンの上半身吹っ飛ばしたからなぁ。
『クラム。そこのハイエルフとは念話しないでもらっていい?あんまり関わりたくないんだよ』
≪ん~?わかった~≫
このハイエルフが僕たちのことどうみてるのかわからないもんな。
あとは勝手にしてくれ。特に助けたつもりはないし。
まぁエルフみてみたかったし見れてよかったかな?
『じゃあまぁ帰るか』
≪あ~い≫
ちょっと後つけてみるか…?
どんな感じに暮らしてるのかは気になるよね。
美味しいご飯とかあるかもしれないし?
まぁどっちみち一旦去る感じで……
(ポヨンポヨン)
(ふよふよ~)
「お……おまちください!」
ん?話しかけられた?
スライムに話しかけるなんてかわったやつだな……
『クラムもハイエルフの言葉分かる?』
≪うん~わかるよ~≫
言葉がわかる!これがわかっただけでもすごい収穫!
この世界言葉通じるんだな。
まぁ創造主同じだもんね?助かるー!
そして無視無視。
ここで振り返るようなバカはやらない。
さらばじゃ。
「お待ちください!」
(ガバッ)
え!?抱えあげられた……
今はそっと潜んで観察中。
危なくなったらでていこうかと思ってみてたんだけどさ……
なんか……おもってたんとちがう。
リスがゴブリンをすごいかじっている。
そしてゴブリンがすごいウザそうにしている……
邪魔だから仕方なく捕まえた風に見える……
ゴブリンはリスを特に敵だとも餌だともみなしてない気がする。
それを見守るハイエルフ。
そしてハイエルフは多分困っている。
飛び出そうとしているけど、悩んでいる感じだ……
これはどんな図なの……?
救出する……とかそんな感じではないことは確かかも。
まてモンスター!か弱い女の子に何をする!
とかいう正義感は僕にはない。
ってかそもそも僕モンスター側だもん。
≪あの精霊の子助けなくていいの~?≫
『リスのこと?どっちかというとリスが嚙みつきにいってない?』
≪そだねぇ~≫
『別にあのリス助ける義理ないしなぁ』
≪でもどっちみちゴブリン倒しにきたんじゃなかったっけ?≫
そうだった。わすれてたわ……
ふむ……
じゃあリスはおいといて……このハイエルフはなんなんだ?
強いのか?弱いのか?
鑑定してふっと思ったんだけど、水龍さんが失礼っていってたからさ……
ひょっとしたらバレるのかも!?っておもって途中で見るのやめたんだよね。
なんかビクビクしながら出ていこうか悩んでる感じ?
ホフゴブリンといい勝負……くらいな雰囲気かな?
魔力は高そうだけど戦闘慣れしてるようには見えないな。
今魔力隠蔽してるから気づかれてないけど……
ここで僕が出ていったら敵が増えるだけじゃないのか?
んー。
ただ襲われてるだけなら助けてあげてもいいけど……
襲われてる雰囲気ではなさそうだぞ……
僕も早く帰りたいんだけどなぁ~……んー
この世界でどう生きていくかしっかり決めるまで人と関わりたくなかったんだよね。
もし人の街を見つけても遠巻きにそっと見ていようと思ってたんだ。
ハイエルフとかリスのスライムに対するスタンスわからないし……
関わりたくないなぁ……。
でも見ちゃったし……そもそもゴブリン倒しに来たしな。
そのゴブリンは僕たちの敵みたいだし。
≪どうするの~?≫
・
・
・
ずっと考えていた。
魔物として生きていくのか人として生きていくのか。
まだ結論は出ていない。
今、僕は魔物。
人からすればただの害悪モンスター。
魔物だから倒される対象に……多分なると思う。
僕が悪いスライムかどうかなんて関係ない。
善悪なんて関係なく倒される。
僕何もしてないのに…とか言ってやられていくわけにはいかない。
それに今はクラムがいるんだ。
僕にとって人なんかよりクラムが一番大切。
地球の倫理観に足を引っ張られてクラムを危険にさらすわけにはいかない。
もし世界中の人を敵に回して魔王とかいわれようが僕はクラムと一緒に居る。
もうこの子自分の娘だとおもってるんだよ。
クラムのおかげですごい助けられたんだ。
人だから倒せない。とかは言わない。
敵なら倒す。そうじゃないと魔物として暮らしていけない。
それだけ心に誓った。
敵対されたらね。
だから僕は助けない。
いや、自分の倫理観にしたがって助けたりはするよ?
『人』だから助ける。をしないって意味だ。
ただ、この場はどうすればいいんかなあ……
ハイエルフは困ってそうだし……
でもリスが攻撃してるんだけど……
まだデフォで人との距離感をどうするか決めきれずにいるんだよね~
おいしいご飯くらいは欲しいからなんとかして街をのぞいてみようとは思っていたけどさぁ……
そもそも僕人間不信なんだよ多分。
人が好きってやっぱどうしても思えない。
人として転生するとおもってたからさ?
まぁ関わりは出来るだけ少なくしようと思ってたんよね。
でもまさか人外転生だと思わないじゃん!!
『関わらない』って選択ができると思わないじゃんか……
前提が狂っちゃったんだよ……
はぁ。
今後積極的にこの世界の人と関わっていきたいのか……
それとも遠巻きに自然の中でスローライフしていくのか。
はたまた敵対するのか……あーわからあああん!!
……よし、どっちつかずに行こう。
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はぁ……
『じゃあクラムここにいてくれる~?僕出ていくよ~』
『僕が出て行って僕に攻撃してくるなら倒すし、僕のこと無視するなら帰る。あのリスとハイエルフが僕のこと攻撃してくるならあの子たちでも倒すよ。それでいい?』
≪いいよ~。敵なら倒すね~≫
クラムも精霊だから助けたい、とかは特にない様子だ。
敵なら倒す!そうじゃないなら倒さない!
よし、これでいいや。
流れにまかせろ~!なんとかなれーーーー!!!
『じゃ、いってくる~』
(ポヨンポヨン)
さぁ。どうする?
Gyaaaaaaa!!
お、ゴブリンは襲ってくるか。まぁそうだよね。
リスとハイエルフはこっちじっとみてるな。
まぁそれでは……スライムパーンチ。
(バンッ)
ドサッ……
おっと、ちょっと力はいりすぎた。
上半身消し飛んじゃったな……
うわー、リスとハイエルフドン引きしてるじゃん……
襲い掛かっては……こないな……
『クラム~。ちょっとこのまま奥みてくるね~』
≪いっしょにいく~≫
・
・
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洞窟はそんなに深くなかった。
5、6体のゴブリンが襲い掛かってきたが全部倒した。
敵には容赦しない。
ちなみに特にさらわれている人はいなかった。
というか…ここ魔の森だよね?人いないっていってたはずだけど……
水龍さんも曖昧だったからなぁ。
はぁ……なんか疲れた。
『なんか時間かかっちゃったね~』
≪かえってご飯の続き食べよ~っと≫
帰るか。もうあの子ら帰ってたらいいn
おっと…まだいるじゃん……
めんどくせぇ……
『クラム念話なしね。言葉通じるのかわかんないけど……』
≪でもあのリスちゃんはクラムが精霊なの気付いてるみたいだよ?≫
『え。そうなの?』
精霊同士だとなんか通じるものがあるのか?
あ。ってかクラム飛んでるじゃん……
普通のスライムにはみえんか……殻もしょってるし……
潜伏する時とかはクラムに飛ぶの控えてもらったほうがいいか?
『あの精霊が話してることわかるの?』
≪なんとなく~?≫
『んーじゃあどういう状況だったのかちょっと聞いてくれない?』
精霊が身振り手振りをしてクラムと会話をしている。
とりあえず敵対してくるつもりはないようだ……
≪ふむふむ~。んっとねー。仲間の木の実をゴブリンがとっていくんだって~。で怒ってこうげきしてたみたい~≫
なるほど…?まぁリスからすると敵だったのか。
『お前弱そうだけどゴブリンに喰われるんじゃないのか?』
≪ゴブリンは精霊たべないんだって~≫
なるほどねぇ。それで一方的にリスがかじってたのか。
で、後ろのハイエルフはなんなん。
『後ろのハイエルフは?』
≪知らないって。なんかついてきたんだって≫
ほぉ…?おせっかいしたのか?
ハイエルフは腰を抜かしてしまっているようだ……
ちょっと僕たちに怯えてる……?
まぁゴブリンの上半身吹っ飛ばしたからなぁ。
『クラム。そこのハイエルフとは念話しないでもらっていい?あんまり関わりたくないんだよ』
≪ん~?わかった~≫
このハイエルフが僕たちのことどうみてるのかわからないもんな。
あとは勝手にしてくれ。特に助けたつもりはないし。
まぁエルフみてみたかったし見れてよかったかな?
『じゃあまぁ帰るか』
≪あ~い≫
ちょっと後つけてみるか…?
どんな感じに暮らしてるのかは気になるよね。
美味しいご飯とかあるかもしれないし?
まぁどっちみち一旦去る感じで……
(ポヨンポヨン)
(ふよふよ~)
「お……おまちください!」
ん?話しかけられた?
スライムに話しかけるなんてかわったやつだな……
『クラムもハイエルフの言葉分かる?』
≪うん~わかるよ~≫
言葉がわかる!これがわかっただけでもすごい収穫!
この世界言葉通じるんだな。
まぁ創造主同じだもんね?助かるー!
そして無視無視。
ここで振り返るようなバカはやらない。
さらばじゃ。
「お待ちください!」
(ガバッ)
え!?抱えあげられた……
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