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129話 - 神様の使いっ走り始めました
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そうだ……僕……不死だった………
≪はぁ……あぁ、影響しないことだけ言ってあげるとあなた3歳くらいだと思ってたみたいだけど意識持ったのはかなりその世界に行ってから時間が経った後。意識が適応するのにかなり時間かかったわ。植物に人間いれたんだもの≫
あ、そっか。人間じゃあるまいし10か月で母体から出て意識持つわけないか。
≪そうそう……君が10か月も!って考えるから10か月も守ったら体朽ち果てるわよ!って例えで返したの。6、7年守ってたわよ全く……≫
マジっすか!?いや……本当にすみません……
でも……そうなるのか。
僕が勝手な認識をするとそのように返す。
もしくは認識を利用して返すとしかしないんだソフィア様。
可能な限り……
≪……≫
いや、たぶん……ちがう。
やろうと思えばできるのではなく……
できないんですね?
≪それも……少し違うわ≫
……何かしらに影響があるのか。
ソフィア様の立場でそのようなことはできない……
しかもソフィア様すごく優しいんだよ。
したくないわけじゃない。
≪……優しいかどうかはしらないけれど。したくないわけじゃない、は合っている≫
……じゃあたぶん、僕の為に。
理は曲げられない。
曲げると……多大な影響を及ぼすから。
だから僕都合で理を捻じ曲げると……
たぶん運命がかわるんだ。
カルマ値だっけ。
僕の来世……いや、ひょっとしたら今世も……
多分悪い方向に……
≪ええ……そうね≫
そうだ。そうだよ!!
僕今までのバグみたいな悪いカルマ値のおかげで転生したんだ。
じゃあこの生でめちゃくちゃにしたら来世からまた終わるじゃん!!
来世があるのかはしらないけど……不死だし……
なんでこんなこと気付かないんだ……
ソフィア様は1つの人生単位で話しているんじゃない。
魂の巡りを考えて話してるんだぞ……
はぁ……僕頭悪いな……
≪そうなのよねぇ。よく理解できました。1つだけ間違い。気付ける人なんてほとんどいないわ。皆今の人生で精一杯なんですから。一生命がそんなこと考えられるのってすごいことよ?私は君と話せてたのしいわ?≫
そうですか……それなら……。
ありがとうございます……
もう……多分限界なんでしょう?
僕に対しての特別扱いみたいなものは。
これ以上はサポートができない。
話すこともままならない程に……。
≪……ええ。そこまでわかったのならいうわ。皆困っているわよ?クロム君が寿命の話ふられて考え込んでるから変な空気になってるわよ、ふふ。時間止める?この話は重要?≫
あっ!やっべ!!ほんとだ!!
じゃあ!おねが……い………いや。
それをすることでまた僕に使えるカルマ値が減るんですね。
余計に話せなくなる……と。
この前のことはソフィア様自身のことの関連だからできた、と。
≪そうよ≫
『エステル……ごめん重要な話がある。ちょっとみんなと話していてくれないか?』
「………あ!はい!理解しました!」
わかりましたではなく……
理解しました。ね。
さすがエステル。
≪仲良しねぇ?≫
僕の家族はすごいんですよ。
じゃあ大丈夫です。外出ますね。
≪えぇ、それがいいわね?≫
(カランカランカラン)
まさか寿命の話からこんな話になると思わなかったよ……
・
・
・
家族に加護をつけてくれたのは……
僕が自分の運命を下げてもそう強く願っているから。
というよりそれが僕だから。
僕自身の運命に関わるところでサポートできるんだ。
それがソフィア様にはわかるから偶然を装ってしてくれた。
≪まぁ、心読めるんですもの?≫
なんなら今あっている、ちがう、
って言ってくれてるだけでもすごい譲歩してくれている。
また間違った。譲歩なんかできない。
徐々に僕に使える力が減っている。
文明作ってる人、神的な存在の人と話すなんてことを
同じ時間軸の人と話してると思わない方がいい。
僕の運命にめちゃくちゃ作用するぞ。
そんな感じでどうです?
≪……あっているわ。よくできました。すごいわねクロム君!さすが私と相性バッチリね!うふふ≫
わかりました。なるほど。
別に特別扱いにならないことは話せる。
ダンジョンの成り立ちなんぞ僕らに伝えても影響ない。
ってか仕組み知っても僕らの何が変わるわけでもない。
ハックできるほどの能力ないんだもの。
あー。なるほど。
≪そうね?だからそれ踏まえて今後は話すほうがいいわね?まだ、大丈夫。話すくらいのゆとりは持てる≫
なくなるでしょ?そのうち。
僕が僕の力でカルマ値とやらを上げれば、まだ続く、ですか?
何をすればカルマ値が上がるのかは教えてもらえないでしょうけどね?
人単位の話ですらないからきっと僕らに把握なんて不可能だ。
いいことしたらいいよ!人助けしましょう!
とかいうスケールの話ですらないよきっと。
無理!わからん!その辺はもう僕がやりたいようにやろう!
≪ええ、バッチリ!あー。肩凝ったわ。上司を労りなさい?気を遣ってたのよ。まぁまさかここまで認識できると思ってなかったわ。すごいわねクロム君≫
いや、僕的に気付くの遅くてすみませんって感じですが。
≪なんでよ。皆一生気付かないわ。君が稀有な運命してるから気付けただけの話じゃない≫
じゃあ今後、僕が聞いたことで来世に影響及ぼすかどうかくらいのことは聞けます?
あ、それにはカルマ値削ってもいいです。
まずそうだったら聞くのやめるので。
≪んー。君の能力のことならここまでちゃんと認識しているならいいわ?あまり影響ないわよ≫
じゃあ、またわからないことあれば聞きます!
ってことでまぁじゃあちょっと不死に関して詰めましょうか。
僕の能力だから少しくらいは……ですよね?
≪わかったわ?クロム君がいいなら。でも可能な限り自分で導き出しなさいな?その方が君の為よ?勝手に知識チート反対派なんでしょ?ふふ≫
いや、ほんとそう。ダメなのそんなの。
だから僕が、僕自身で身に付けないと。
オッケーです。
じゃあ僕の肉体年齢は?
これは聞かないと絶対に知れないからいい。
≪そのスライムボディーはクラムちゃんと同じく200年程で朽ちるわね?≫
今後生きていくには……
いや、死なないんだろうけど……。
ちなみに……進化は出来ませんよねきっと。
進化なんかもともと進化できる魔物が持つ能力だ。
カニとかね?あれは単に甲羅が僕の魔力で強化された感じでしょ。
カニからサソリはあり得たから都合よくシステムが動かしてくれただけだよ。
ですよね?
≪そうね~システムが自動判断できるレベルのお話だわ?≫
このスライムは無理だろ……。
てかもうスライムでもなさそう。
オリジナル生物レベルになっちゃうともう無理だよ。
僕のお子とかが何世代もかけて進化するかもしれんけどね。
子供作れるんか知らんけど。
≪ご想像通り。1世代で進化先作れるわけないでしょ。クラムちゃんは特別。進化先はクロム君。君どんな生命体なのよ。原種ですらないわ。あれ近いからそんな名前になってるだけよ。今君もうアンノウンよ。創造と寄生と不死とのシナジーで変なことになってるわ。それぞれ完全に違うことするための能力なのにめちゃくちゃするわね……見てて面白いですけど……≫
正体不明の生命体になってたか……
≪まぁ、私のせいでもありますけどね。こんな相性いいとおもわなかったんですから。責任取るわちゃんと≫
僕のこの生とは関係ないところで、ですね
いや、輪廻全体をとおして、か。
僕に認識できることじゃないな。
≪そうそう≫
まぁもう僕個人に関しては今更でしょ。
もう貰ったもん変わらないよね。
好き放題生きる!それも僕の運命だ!!
≪それでいいわよ。今持ってる力存分につかいなさいな?私もおもしろいわ?≫
家族に教えるのは!?
≪君が教えることは君の範疇内よ?君の力の責任は、君が持つの。君の家族の運命に影響はないわ≫
家族に教えようが家族が利用しようが大丈夫!
じゃあもう僕無敵!!
今持っている力以上のことを神様にお願いするとカルマ値削れるってことだな。
アイテムボックス……やめときゃ良かった……。
≪そのとおりよ。私が喋ってることは大丈夫だと思っておけばいいわよ。あれも大丈夫よ。君の言い方すると私の使ったからカルマ値削れたけどね。あれはチートスキルを付けてあげるレベル。でも可能な限り君の能力で収められるようMPもらったの。あまり影響でないようにしたわよ≫
あーよかった。ソフィア様素晴らしすぎる……。
それ聞ければもう安心だ。
じゃあ話もどそう。
進化できないかぁ。
まぁわかってたけどねなんとなく……。
≪ただのスライムならあり得たのに。いや、君に内包されているエネルギーを受け止められる肉体がスライムから進化できるものの中にはないわね。却下。肉体繋ぎたいなら寄生で別の肉体として生きるしかないわね≫
別の肉体として生きていく……か。
能力下げてでもそっちの方がいいな。
不死……困ったなぁ……
≪不死ねぇ……。ただクロム君どうやって生き抜くかばかり考えるけれど私にとってはどうやって死ぬのかの方に頭抱えてるわよ……≫
……バラバラに。
なっても死ななかったもんな~。
生きてるって言える状況ではなくなりそうな感じしたわ……
≪クロム君がストレスフリーでぶっとんだときのあれ。言い得て妙だと思ったわよ?君が認識できる限りそれが1番近いわ。”寝ている状態”で過ごすことになる。確かにそうかもしれないわね。永眠なの。文字通り。人が使う死んでいるという意味ではなくね?≫
……そうですねぇ。
理解できないことを理解しました……
ただ、寝てる状態は分かります……。
≪もっとひどいですけどね?そうなると自分の意識で体を動かすことも不可能。寝返りも打てないのよ?寄生なんか出来ない。未来永劫起きることの無い眠りにつくことになる。だからもう可能な限り寄生で体繋ぐしかちょっと私にも思いつかないわよ……。絶対体無くさないで欲しいわ……まぁ君がそれを受け入れるならそれも運命ですけど……無理でしょ≫
無理ですよ!そんなの受け入れられるわけない!
いや、すみません……僕のせいなのに……。
≪うふふ。その感じで話してくれたほうがクロム君らしくていいわよ。気にないで。そりゃそうよ。だから私が調節していたんだもの。生きている間に死後の世界なんてわからないのよ。それと同じで意思ある生命体に不死なんて認識できるものではない。でしょ?≫
そうですね……本当に……
≪そもそも”不死”という能力は意思がないものにならつけられる。私達のエネルギー収集を協力をしてもらうためにね?君の認識している生物の能力ですらないのよ。それを強引につけるもんだから……。しかもあなたのカルマ値と合わさって意思をもったまま不死をつけられてしまった。もう本当に……頭抱えたわ……。生命の理から外れてしまっているわ……。私のシステムミスね。ごめんなさい≫
いやいや、あれは僕が操作しましたからね。
ヒューマンエラーでしょ。
ソフィア様は僕なんかの為に沢山考えてくださって。
本当にありがとうございますって感じでしかないです。
あ……。
じゃあ、ソフィア様に魂を回収していただくことは可能ですか?
不死……って機能があるならそれができないとおかしいはずだ……
文明も何もなくなった空間に不死の生命がずっと漂うことになる。
だから意思のない生物に不死を与えるならそれができないとおかしい!
≪正解!!あ~よかった。もう疲れたわぁ……。私のせいでクロム君地獄に解き放っちゃたのかと……。私が回収していいのね?今まではあなたの意思を聞き届けず勝手にそのようなことは出来ないからもうその世界を漂うしかないって言う話をしたの。あなたの意思がそうなのであれば私はそれに従える。はぁ……≫
……はぁ……よかった。地獄からは解放されそうだ……。
僕がちゃんと認識してソフィア様に伝えられたからよかったんだ……。
≪私達でも自然寿命ない代わりに自分の意思でスリープするのよ。未来永劫意識もなく不死なんて……私も考えたくもないわ。そこに我が子解き放った気持ちわかる!?君がクラムちゃん心配する気持ちと同じよ!はー疲れた。サービスしなさいよね……クロム君?影響ないことはこれからお願いするかもね?おっけい?≫
はぁい……わかりましたぁあぁ。
ご迷惑をおかけしましたぁぁ。
多少影響あっても大丈夫ですうぅぅ。
≪こんな1つの生命に心身疲労させられたことなんて私が生きてきて未だかつてないわ……。まぁ私のせいでもあるから心配しないで。わるいようにはしないわ≫
神一生単位での迷惑をかけてしまったようだ……。
そしてこの日、神の使いっ走りになることが決定した。
≪はぁ……あぁ、影響しないことだけ言ってあげるとあなた3歳くらいだと思ってたみたいだけど意識持ったのはかなりその世界に行ってから時間が経った後。意識が適応するのにかなり時間かかったわ。植物に人間いれたんだもの≫
あ、そっか。人間じゃあるまいし10か月で母体から出て意識持つわけないか。
≪そうそう……君が10か月も!って考えるから10か月も守ったら体朽ち果てるわよ!って例えで返したの。6、7年守ってたわよ全く……≫
マジっすか!?いや……本当にすみません……
でも……そうなるのか。
僕が勝手な認識をするとそのように返す。
もしくは認識を利用して返すとしかしないんだソフィア様。
可能な限り……
≪……≫
いや、たぶん……ちがう。
やろうと思えばできるのではなく……
できないんですね?
≪それも……少し違うわ≫
……何かしらに影響があるのか。
ソフィア様の立場でそのようなことはできない……
しかもソフィア様すごく優しいんだよ。
したくないわけじゃない。
≪……優しいかどうかはしらないけれど。したくないわけじゃない、は合っている≫
……じゃあたぶん、僕の為に。
理は曲げられない。
曲げると……多大な影響を及ぼすから。
だから僕都合で理を捻じ曲げると……
たぶん運命がかわるんだ。
カルマ値だっけ。
僕の来世……いや、ひょっとしたら今世も……
多分悪い方向に……
≪ええ……そうね≫
そうだ。そうだよ!!
僕今までのバグみたいな悪いカルマ値のおかげで転生したんだ。
じゃあこの生でめちゃくちゃにしたら来世からまた終わるじゃん!!
来世があるのかはしらないけど……不死だし……
なんでこんなこと気付かないんだ……
ソフィア様は1つの人生単位で話しているんじゃない。
魂の巡りを考えて話してるんだぞ……
はぁ……僕頭悪いな……
≪そうなのよねぇ。よく理解できました。1つだけ間違い。気付ける人なんてほとんどいないわ。皆今の人生で精一杯なんですから。一生命がそんなこと考えられるのってすごいことよ?私は君と話せてたのしいわ?≫
そうですか……それなら……。
ありがとうございます……
もう……多分限界なんでしょう?
僕に対しての特別扱いみたいなものは。
これ以上はサポートができない。
話すこともままならない程に……。
≪……ええ。そこまでわかったのならいうわ。皆困っているわよ?クロム君が寿命の話ふられて考え込んでるから変な空気になってるわよ、ふふ。時間止める?この話は重要?≫
あっ!やっべ!!ほんとだ!!
じゃあ!おねが……い………いや。
それをすることでまた僕に使えるカルマ値が減るんですね。
余計に話せなくなる……と。
この前のことはソフィア様自身のことの関連だからできた、と。
≪そうよ≫
『エステル……ごめん重要な話がある。ちょっとみんなと話していてくれないか?』
「………あ!はい!理解しました!」
わかりましたではなく……
理解しました。ね。
さすがエステル。
≪仲良しねぇ?≫
僕の家族はすごいんですよ。
じゃあ大丈夫です。外出ますね。
≪えぇ、それがいいわね?≫
(カランカランカラン)
まさか寿命の話からこんな話になると思わなかったよ……
・
・
・
家族に加護をつけてくれたのは……
僕が自分の運命を下げてもそう強く願っているから。
というよりそれが僕だから。
僕自身の運命に関わるところでサポートできるんだ。
それがソフィア様にはわかるから偶然を装ってしてくれた。
≪まぁ、心読めるんですもの?≫
なんなら今あっている、ちがう、
って言ってくれてるだけでもすごい譲歩してくれている。
また間違った。譲歩なんかできない。
徐々に僕に使える力が減っている。
文明作ってる人、神的な存在の人と話すなんてことを
同じ時間軸の人と話してると思わない方がいい。
僕の運命にめちゃくちゃ作用するぞ。
そんな感じでどうです?
≪……あっているわ。よくできました。すごいわねクロム君!さすが私と相性バッチリね!うふふ≫
わかりました。なるほど。
別に特別扱いにならないことは話せる。
ダンジョンの成り立ちなんぞ僕らに伝えても影響ない。
ってか仕組み知っても僕らの何が変わるわけでもない。
ハックできるほどの能力ないんだもの。
あー。なるほど。
≪そうね?だからそれ踏まえて今後は話すほうがいいわね?まだ、大丈夫。話すくらいのゆとりは持てる≫
なくなるでしょ?そのうち。
僕が僕の力でカルマ値とやらを上げれば、まだ続く、ですか?
何をすればカルマ値が上がるのかは教えてもらえないでしょうけどね?
人単位の話ですらないからきっと僕らに把握なんて不可能だ。
いいことしたらいいよ!人助けしましょう!
とかいうスケールの話ですらないよきっと。
無理!わからん!その辺はもう僕がやりたいようにやろう!
≪ええ、バッチリ!あー。肩凝ったわ。上司を労りなさい?気を遣ってたのよ。まぁまさかここまで認識できると思ってなかったわ。すごいわねクロム君≫
いや、僕的に気付くの遅くてすみませんって感じですが。
≪なんでよ。皆一生気付かないわ。君が稀有な運命してるから気付けただけの話じゃない≫
じゃあ今後、僕が聞いたことで来世に影響及ぼすかどうかくらいのことは聞けます?
あ、それにはカルマ値削ってもいいです。
まずそうだったら聞くのやめるので。
≪んー。君の能力のことならここまでちゃんと認識しているならいいわ?あまり影響ないわよ≫
じゃあ、またわからないことあれば聞きます!
ってことでまぁじゃあちょっと不死に関して詰めましょうか。
僕の能力だから少しくらいは……ですよね?
≪わかったわ?クロム君がいいなら。でも可能な限り自分で導き出しなさいな?その方が君の為よ?勝手に知識チート反対派なんでしょ?ふふ≫
いや、ほんとそう。ダメなのそんなの。
だから僕が、僕自身で身に付けないと。
オッケーです。
じゃあ僕の肉体年齢は?
これは聞かないと絶対に知れないからいい。
≪そのスライムボディーはクラムちゃんと同じく200年程で朽ちるわね?≫
今後生きていくには……
いや、死なないんだろうけど……。
ちなみに……進化は出来ませんよねきっと。
進化なんかもともと進化できる魔物が持つ能力だ。
カニとかね?あれは単に甲羅が僕の魔力で強化された感じでしょ。
カニからサソリはあり得たから都合よくシステムが動かしてくれただけだよ。
ですよね?
≪そうね~システムが自動判断できるレベルのお話だわ?≫
このスライムは無理だろ……。
てかもうスライムでもなさそう。
オリジナル生物レベルになっちゃうともう無理だよ。
僕のお子とかが何世代もかけて進化するかもしれんけどね。
子供作れるんか知らんけど。
≪ご想像通り。1世代で進化先作れるわけないでしょ。クラムちゃんは特別。進化先はクロム君。君どんな生命体なのよ。原種ですらないわ。あれ近いからそんな名前になってるだけよ。今君もうアンノウンよ。創造と寄生と不死とのシナジーで変なことになってるわ。それぞれ完全に違うことするための能力なのにめちゃくちゃするわね……見てて面白いですけど……≫
正体不明の生命体になってたか……
≪まぁ、私のせいでもありますけどね。こんな相性いいとおもわなかったんですから。責任取るわちゃんと≫
僕のこの生とは関係ないところで、ですね
いや、輪廻全体をとおして、か。
僕に認識できることじゃないな。
≪そうそう≫
まぁもう僕個人に関しては今更でしょ。
もう貰ったもん変わらないよね。
好き放題生きる!それも僕の運命だ!!
≪それでいいわよ。今持ってる力存分につかいなさいな?私もおもしろいわ?≫
家族に教えるのは!?
≪君が教えることは君の範疇内よ?君の力の責任は、君が持つの。君の家族の運命に影響はないわ≫
家族に教えようが家族が利用しようが大丈夫!
じゃあもう僕無敵!!
今持っている力以上のことを神様にお願いするとカルマ値削れるってことだな。
アイテムボックス……やめときゃ良かった……。
≪そのとおりよ。私が喋ってることは大丈夫だと思っておけばいいわよ。あれも大丈夫よ。君の言い方すると私の使ったからカルマ値削れたけどね。あれはチートスキルを付けてあげるレベル。でも可能な限り君の能力で収められるようMPもらったの。あまり影響でないようにしたわよ≫
あーよかった。ソフィア様素晴らしすぎる……。
それ聞ければもう安心だ。
じゃあ話もどそう。
進化できないかぁ。
まぁわかってたけどねなんとなく……。
≪ただのスライムならあり得たのに。いや、君に内包されているエネルギーを受け止められる肉体がスライムから進化できるものの中にはないわね。却下。肉体繋ぎたいなら寄生で別の肉体として生きるしかないわね≫
別の肉体として生きていく……か。
能力下げてでもそっちの方がいいな。
不死……困ったなぁ……
≪不死ねぇ……。ただクロム君どうやって生き抜くかばかり考えるけれど私にとってはどうやって死ぬのかの方に頭抱えてるわよ……≫
……バラバラに。
なっても死ななかったもんな~。
生きてるって言える状況ではなくなりそうな感じしたわ……
≪クロム君がストレスフリーでぶっとんだときのあれ。言い得て妙だと思ったわよ?君が認識できる限りそれが1番近いわ。”寝ている状態”で過ごすことになる。確かにそうかもしれないわね。永眠なの。文字通り。人が使う死んでいるという意味ではなくね?≫
……そうですねぇ。
理解できないことを理解しました……
ただ、寝てる状態は分かります……。
≪もっとひどいですけどね?そうなると自分の意識で体を動かすことも不可能。寝返りも打てないのよ?寄生なんか出来ない。未来永劫起きることの無い眠りにつくことになる。だからもう可能な限り寄生で体繋ぐしかちょっと私にも思いつかないわよ……。絶対体無くさないで欲しいわ……まぁ君がそれを受け入れるならそれも運命ですけど……無理でしょ≫
無理ですよ!そんなの受け入れられるわけない!
いや、すみません……僕のせいなのに……。
≪うふふ。その感じで話してくれたほうがクロム君らしくていいわよ。気にないで。そりゃそうよ。だから私が調節していたんだもの。生きている間に死後の世界なんてわからないのよ。それと同じで意思ある生命体に不死なんて認識できるものではない。でしょ?≫
そうですね……本当に……
≪そもそも”不死”という能力は意思がないものにならつけられる。私達のエネルギー収集を協力をしてもらうためにね?君の認識している生物の能力ですらないのよ。それを強引につけるもんだから……。しかもあなたのカルマ値と合わさって意思をもったまま不死をつけられてしまった。もう本当に……頭抱えたわ……。生命の理から外れてしまっているわ……。私のシステムミスね。ごめんなさい≫
いやいや、あれは僕が操作しましたからね。
ヒューマンエラーでしょ。
ソフィア様は僕なんかの為に沢山考えてくださって。
本当にありがとうございますって感じでしかないです。
あ……。
じゃあ、ソフィア様に魂を回収していただくことは可能ですか?
不死……って機能があるならそれができないとおかしいはずだ……
文明も何もなくなった空間に不死の生命がずっと漂うことになる。
だから意思のない生物に不死を与えるならそれができないとおかしい!
≪正解!!あ~よかった。もう疲れたわぁ……。私のせいでクロム君地獄に解き放っちゃたのかと……。私が回収していいのね?今まではあなたの意思を聞き届けず勝手にそのようなことは出来ないからもうその世界を漂うしかないって言う話をしたの。あなたの意思がそうなのであれば私はそれに従える。はぁ……≫
……はぁ……よかった。地獄からは解放されそうだ……。
僕がちゃんと認識してソフィア様に伝えられたからよかったんだ……。
≪私達でも自然寿命ない代わりに自分の意思でスリープするのよ。未来永劫意識もなく不死なんて……私も考えたくもないわ。そこに我が子解き放った気持ちわかる!?君がクラムちゃん心配する気持ちと同じよ!はー疲れた。サービスしなさいよね……クロム君?影響ないことはこれからお願いするかもね?おっけい?≫
はぁい……わかりましたぁあぁ。
ご迷惑をおかけしましたぁぁ。
多少影響あっても大丈夫ですうぅぅ。
≪こんな1つの生命に心身疲労させられたことなんて私が生きてきて未だかつてないわ……。まぁ私のせいでもあるから心配しないで。わるいようにはしないわ≫
神一生単位での迷惑をかけてしまったようだ……。
そしてこの日、神の使いっ走りになることが決定した。
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諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
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