最強のチート『不死』は理想とはかけ離れていました ~ 人と関わりたくないので史上最強の家族と引きこもりを目指したいと思います

涅夢 - くろむ

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230話 - ダンジョン最深部を目指して

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 今日は1月4日。
 地球に習って3が日はゆっくりしてみた。
 寧ろ皆少し暇だったようだ。

 僕のスライム生が終わりってことで皆付き合ってくれた感じだ。

 今のところ魔物に取り込まれそうな感じは安定している。
 精神耐性は1から2に上がったくらいだ。
 多分明確に人の気持ちを無くしたくないって思っているからだと思う。

 そして、相変わらずスライムは心地いいけどちょっと気付いたことがあるんだよね。

 あれからよく狼の事を考えている。
 狼って、僕はインフェルノウルフがパッと思いつくんだ。
 インフェルノウルフへの寄生を想像すると体が震える。

 ただね?
 ヘルハウンドに寄生するって考えた時にスライムの体の嫌悪感は少なかったんだ。

 ……魔力かな?
 最初は明確な魔物ではなく適当に寄生するだったんだよ。
 その時が一番嫌悪感があった。

 でもハチは結構強いんだよ。
 あの子MP20000くらいあるんだよ。
 僕は200万あるんだけど、でもMP容量は引き継げるからね。
 そこは心配しなくていい。

 どうやら明確に強い魔物に寄生するって考えた時にはスライムの体は受け入れているみたいなんだ。
 ”弱体化”に嫌悪感を示しているだけらしいの。

 スライムって魔力に喰いつく本能あったよね?
 強いモノなら抵抗はしないんだ。
 これは良いことが知れた。

 インフェルノウルフに寄生のお試しした時って実はぷちクロをクラムにぶん投げてもらったんだ。
 僕の体が拒否しすぎて体が動かなかったの。

 クラムも嫌がったんだけどお試しだって少し無理にお願いした。
 絶対寄生しないからって。
 しぶしぶ了承してくれたんだよね。

 でも、そういえば溶岩竜相手には体は動いたの。
 ハチでも平気と……。
 絶対強さに関連している感じだよな。


 ・
 ・
 ・

 お正月休みの間に皆に次の寄生は狼種を狙っていることを伝えた。
 家族には事前に報告しておきたいからね。

『ってなわけでさ?狼類ってすごく家族思いらしいんだ?だから次は狼狙おうと思ってるんだけど、みんなはそれでいい?』

「私はそこは聞いていました!狼さん可愛くて好きですよ?いいと思います!」

 あ、その辺りからソフィア様に呼ばれてたんだな。
 説明も聞いてるだろうし大丈夫か。

 エステルは問題ナシ、と。
 よくハチに抱き着いてるもんね。

「……狼……いいよ?……走り方教える。楽しみ」

 クラマは全然気にしていない感じだった。
 むしろ少し嬉しそうなくらい。
 ちょっとクラマと近くなる感じかもね?

「好きにすればええんじゃないかの?家族思いの種族ならとても良いのではないかぇ?クロムの懸念点が消えるじゃろ」

 実は僕が怖がって夜1人で眠れないときおばあちゃんがよく話を聞いてくれたんだ。
 そっと起きて来てくれて横で怖がってる僕の話をうんうんって聞いてくれたの。

 おばあちゃんは本当におばあちゃんだなぁ。
 僕が保っていられたのはおばあちゃんに話を聞いてもらってたってのもすごく大きいんだ。

『ちなみにもう1つの候補に龍があるんだけどどう思う?』

「絶対にやめた方がよい。殆どの龍は家族という概念すらない。各々それぞれ別種族という感じなのじゃよ。ただ全体的に弱肉強食という概念がとても強いのじゃ。血を分けた子を喰うやつすらおるぞ。考えられんのじゃ……」

 ……嘘だろ。
 子供を喰うって……。

 いや、魔物としてはそういう種族もいるか。
 有名どころでは蜘蛛とかそうだよね……。

 これ……しっかり種族特性考えないとな。
 すぐ本能に覆いつくされることはないと思うけど話聞いててよかった。
 適当に寄生はやめた方がいいかも……

「我と白龍が唯一種族愛があると言った感じじゃった。まぁ我はそもそも龍が嫌いじゃから種族愛もなにもないのじゃが。白龍に寄生するかぇ?我の面倒を唯一見てくれた老龍なのじゃが……」

『おばあちゃんの恩人に寄生するわけないでしょ!僕は敵にしか寄生しないって決めてるの!仲良くなりたいくらいだよ!』

「ただ、その白龍ですら恋愛等はしておらんかったのじゃ。子孫を残すという行為は種を残さんと種の存続が出来ぬ者たちの本能じゃろ?龍にそんなものはないのじゃよ。子孫繁栄せずとも、龍は強い魔素が何万年も集まって誕生するのじゃ。我が知らん龍もおるじゃろうが、他の部分に関しても絶対に今より人から遠ざかると断言できる。むしろそこらの魔物より人との価値観は変わってしまうと思うのじゃ」

 そういえば精霊でも数百年魔素のまま過ごしてるってソフィア様が言ってたな。
 龍はそんな感じで誕生するんだなぁ。

 じゃあ多分もう誕生してないんじゃないかな。
 今魔素枯渇気味だもん。

 そりゃ伝説の生き物って言われるか。

『うん、絶対にやめとくよ。180度価値観変わりそうだね』

「うむ。スライムで不安定になっておるクロムが龍の本能には絶対に耐えられん。今後も絶対にやめておくのじゃ」

 龍は絶対に無しだ。
 ありえない。

 すごいイメージ変わったよ。
 もっと神聖な生き物かと思ってた。
 白龍以外に会いたくもないな。

 おばあちゃんに嫌がらせしてた種族なら心おきなく乗っ取ってやれると思ったんだけどね。
 そもそも本能的にナシだな。

 1つ心残りが消えたな。
 知り合えたのがおばあちゃんでよかった。
 おばあちゃんが特別だったってことだね。

『パパがおおかみでもきにしないよ~?ハチはすきだもん~!でもクラムはおおかみよりスライムのほうがすきかなぁ~。かいがらにあわなそ~!』

 クラムっぽいね。
 貝殻が似合うかどうかが判別基準なんだ。
 クラムがいちばん嫌がるかなって思ったんだけどそんなこともないみたいだね。

『クラムにもしっかり好みが出来て嬉しいよ。でもとりあえず毛でも吸収とけば?能力手に入るかもしれないしね?とりあえずレベル最大にして進化の種類だけ見てみればいいかもよ?別に100年くらい悩んでもいいんだからさ』

「うん~!そうする~!すきなのがあればしんかするね~?」

『それでいいと思うよ。進化先はクラムの好きにしてね?』

「わかったー!」

 そういえば、忘れていない僕とクラムの持ってる吸収。
 これ能力や種族特性を吸収できるって事だと思ったでしょ?

 僕も思ったんだ。
 ずっと話題にならなかったでしょ?

 残念ながらこの世界の吸収スキルはただ食べるだけのスキルだよ。
 消化力高いだけなんだ。

 ただ単に僕とクラムは意識すれば何でも吸収できる。
 岩でも溶かせる。
 ただそれだけの能力だ。

 クラムが僕の能力を吸収してるのは僕の加護が強まってるだけの話。
 スライムの吸収スキルのおかげではない!
 貝の時から出来たしね?

 そんなことなら僕オークの持ってる繁殖スキルとか取っちゃってるもん。
 超食べてるよ。
 繁殖スキルとか超要らない!!
 即捨ててやる!!

 というか、僕って創造魔法使えるんだよ。
 吸収して能力吸い取る意味とか全くないの。
 体に合う能力ならほぼ作れるんだから。

 まぁそんなこんなで皆にもとりあえず狼になるって報告はちゃんとした。
 反対している家族はゼロだった。
 これで心置きなく実験できるな。

 ・
 ・
 ・

 GRAAAAAAAAAR!

 『行け!ぷちクロッ』(ポイッ)

 GAU?

 ”寄生”

 おおおおおおお……
 意識が溶岩竜に……

 ”キャンセルッ”

『戻れぷチクロッ!”転移ゲート” ……おっけークラマ!』

「……わかった」(バシュッ)

 ズドオオオオーン……

 おお、一刀両断。すごいな。
 倒せるようになったらクラマってめちゃくちゃ省エネだなぁ。

「どうでしたか?」

『うん、大丈夫!寄生出来そうだったよ!』

 ソフィア様はバッチリシステム変更してくれたみたいだ。
 ……ってか溶岩竜にも全く抵抗されなさそうだったな。

 知能だけぶっ飛んでるからかなぁ。
 あ、いや、魂ないからか?

 そうだ。
 今この子達って空っぽの入れ物なんだよ。
 ダンジョンの魔物に寄生ってすごい楽じゃんか……

『ようがんりゅーでもいいんじゃないの~?』

『1番ナシでしょ。クラムが作ってくれる仮拠点溶けるよ』

 溶岩むき出しなんだよ?
 岩も多分溶けちゃうよ……
 僕どこで寝ればいいんだよ。

『じゃあダメ~!』

『でしょ?』

「私も気軽に触れなくなるのは嫌です……」

「……あつい」

「うむ。一緒に過ごすのが辛いのじゃ……。出来れば他を選択してくれると嬉しいのぉ」

 僕はこれからしばらくダンジョンで過ごすことになる。
 さすがに皆と暮らせない種族はナシだ。
 寄生後もみんな交互にダンジョンに来てくれるんだって。

 ちなみにダンジョンに籠る目安としては寄生した魔物で行動を把握できるくらいまでって感じだ。

 リハビリが終わるまでって感じ?
 その魔物が快適ならスライムに戻って地上で同じ魔物を探そうと思う。

 拠点の皆にも伝えて来てある。
 しばらくスチュワードさんとキャシーがエデン見守っててくれるんだって。
 
 スチュワードさんが昼。
 キャシーが夜だね。

 僕のスライムボタンが消えたら僕は寄生したと思ってくれていいって伝えてある。
 本当に感謝だなぁ……。

『おばあちゃん、スライムの様子はどう?』

「洞窟にいっぱいおるぞ。クロムが良いときに1匹連れてくるのじゃ。後にお主が行けばよいじゃろ。スライムはお主と融合するのを好んでおるからのぉ」

『そうだね。みんな連れてくる必要は無いね』

 集落の崖の下におばあちゃんがもともと暮らしていた洞窟と同じ環境を作ったの。
 スライムの湖だね。
 おばあちゃんがそこに水を満たしてくれて魔力を解き放ってくれた。

 魔素と魔力の違いってよくわかんないんだけど、
 とりあえず1月ほどでスライムになるんだって。
 たまに水精霊も生まれてどっか飛んでくらしい。

 もうずっと前から準備していたんだ。
 準備万端だね。

『じゃあ、予定は変更なし!とりあえず最深部目指そうか!』
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