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236話 - 即死無効
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「……………」
『……………』
………。
マジで即死魔法打ってこない……
しかもあのファントム即死魔法1点特化してるのかそれしかしてこないんだよなぁ。
これもう駆け抜けられるのでは……
いや、こういうのは油断が禁物なんだ。
大体今だッって思った瞬間に打ってくるんだ。
ひょっとしたら僕の隙を狙ってるのかもしれないもんな。
ドシュウ……バタッ
『はぁ……。やっと倒してくれた。一発一発に10分くらい間隔あるぞ……。最初はガンガン打ってきたんだけどなぁ……』
[特訓18日目]
即死無効はまだまだ覚えない……
というか、あれからファントムはどんどん即死魔法を使わなくなっている。
91階層に行っているぷちクロ軍団はぶっちゃけ暇だ。
「…………」
ぷちクロD
『”電磁砲ッ!”』(シュッ)
ぷちクロF
『そうはいくかッ!”蒼氷牢獄”ッ』(バァァァン)
バタッ……
同じステータス同士の電磁砲を止めるのってなかなか難しいなぁ。
これ魔法使ってるけど9割物理ダメージだからさ。
蒼氷使ってるとか関係ないんだ。
僕って魔法の防御力より魔法攻撃力の方が高めだからさ?
同じ魔力を使った魔法だとどうしても攻撃が上回りがちだ。
今はぷちクロ同士がファントムの目の前で訓練している。
だって時間勿体ないんだもん。
それに、これやってるとフィジカル面のステータスの伸びが凄くいいんだよ。
今まではダメージを喰らわないことを前提にトレーニングしてきた。
ぷちクロ同士で倒し合いすると今までよりかなり伸びがよくなったの。
やっぱちゃんとダメージを負う訓練ってすべきだな。
もう臨死には慣れ切った。
ちょっとくらい即死無効のレベル加算にならないかなぁ。
僕も魂攻撃とか出来ればいいんだけどなぁ。
訓練しながら待ってるから即死打ってくるならいつでも勝手に打ってきてほしい。
「…………」
はぁ……。
はよ、倒してくれ……
[特訓19日目]
本体は溶岩階層と暗黒階層を行ったり来たりしながら光と闇の修行を相も変わらず続けている。
家族みんなの魔力効率が良くなるし、一石二鳥なんだ。
極光と深淵を使いまくってる感じだね。
おかげで家族各々が覚えられる創造魔法はすぐ覚えることが出来た。
『あびす~!からの~かおす~!!』
『おお、敵が軒並み居なくなった』
クラムの混沌はかなり毒寄りになるなぁ。
これって創造魔法だから毒無効すらぶっちぎるんだよ。
クラムの混沌はめちゃくちゃ怖いなぁ……
『このまほうつよい~!でもお外でつかえないねぇ~。めちゃくちゃになっちゃう~』
『あ、そうだ。ダンジョン外の魔法も消せるようになったはず……』
≪えぇ、もうやってあるわよ?≫
ソフィア様がもう星のアップデートを終えてくれているらしい。
外で大きな魔法を使うことないから忘れてたよ。
「そうなのですか!?」
あ、説明忘れてた。
『僕がソフィア様の使徒やる事になった理由の1つ。沢山エネルギーを稼げば僕らが魔法使っても星を壊れにくくしてくれるんだって。あと僕等が使う魔法に関してはダンジョンと同じように魔力消せば消えるようにしてくれたの。それにエネルギーが沢山必要なんだよ』
「ではクロムさんは家族皆の為に働いてるんですね……」
「クロム……そういうことは先に言うのじゃ……」
『いや、ごめん、単純に言うの忘れてた』
その後、神様の使徒になった経緯をみんなに話した。
みんなも自分の事だしエネルギー貯蓄を手伝いたいって言ってくれたんだ。
『ソフィア様~!みんなにもエネルギー回収手伝ってもらってもいいの?』
≪いいわよ?手伝うというより誰が稼いでも星のエネルギーになるから一緒よ。単純にあなたの家族たちも私達と話しやすくなるだけだわ?私から直接指令を出せるのがクロムくんだけって話よ≫
そういえばそうか。
別に誰が稼いだのが誰の分とかないか……
結果行きつく先は全部一緒だもんな。
「……じゃあ、手分けした方がいい」
「ですね?皆でやって自由時間増やす方がいいですよ」
「そうじゃの?暗黒階層なら安全じゃし、我が運ぶのじゃ?」
結果。
みんながダンジョンの魔物を一掃するスピードが上がった。
今までは基本1階層で交互にやってたって感じだったんだけどね。
ちゃんとダンジョンの魔物を沢山倒すって目標で動くようになった感じだ。
『じゃあクラムはおばあちゃんと82かいにいってくるね~?』
『転移魔石を適当な場所に隠してきなよ?往復しんどいでしょ?』
『ありがとパパ~!』
ダンジョン内と外の移動は出来ないけどダンジョン内同士での転移魔石は使えるんだ。
クラムの毒沼も他の階層に行っても消えなかったしね。
だから色んな階層に転移魔石を置きまくってくることにした。
[特訓24日目]
ドシュウ…………
『あれ……?死んでない?』
≪ ギフト【魂攻撃無効】を取得しました ≫
≪ ギフト【即死無効】を取得しました ≫
『やったああああああああああああああ!!!やっと取れた……。長かったよぉぉぉ……』
もう諦めようかと思ったっ!
全然即死魔法打ってきてくれないしさ……
今30分に1回くらいになっちゃってるんだよ!?
最初の効率だったら10日くらいあれば取れてたはずなのに……
≪本当に取ったのね……。考えられないわ……≫
最近ソフィア様は割と気軽に通信してくるようになった。
一言二言の時には神界に行くことはないけどね?
単純に頭の中に声が聞こえてくる感じだ。
『取るよ!僕は取るって言ったら取らないと気が済まないの!』
さって、じゃあ実験を開始するか……。
実験①
暗黒無効でぷちクロは死なないか。
まずぷちクロには魂が入っていない。
要するに暗黒無効さえあれば即死魔法は効かない。
これに関しては知ってた。
ただ即死無効取らないといけないから任意でオフにしてたんだよ。
まぁ計算通り暗黒無効でぷちクロは問題は無かった。
で、次。
実験②
暗黒無効をオフにして即死無効……
まぁこれも問題なかった。
即死無効って暗黒無効の上位互換みたいなもんでしょ?
最初テンパって気付かなかったんだけどさ?
よく見ると即死魔法使われると黒いモヤモヤに体が一瞬包まれるの。
それにずっと入り続けてたんだけど特に何もなかった。
大丈夫そうだ。
『ってか魂攻撃無効ってなんだろ?即死無効と違うの?』
≪”即死無効”は”魂攻撃無効”と”暗黒無効”の効果がどちらも入ってるのよ。”不死”に関してはそれらスキルとは格が違うから別扱いですし。君が既に暗黒無効をとっちゃってるから魂攻撃無効だけ別途取得したって感じじゃない?自動システムの判断ははっきりわからないけどね≫
ふ~ん?
まぁ深く考えなくてもいっか。
貰っとけるもん貰っといて損はないな。
[特訓25日目]
今日は即死無効付与アイテムの実験。
適当なミスリルチェーンに即死無効を付与してみた。
まぁこれは可能だった。よかった。
「絶対自分で実験しちゃダメですよ!」
『パパ絶対ダメだよ~!?やくそくね~!?』
僕は無茶しないって部分に関しての信頼感は全くないらしい。
朝、家に帰って実験用の付与アイテムを作ってたらみんなからめちゃくちゃ注意された。
『ほんと大丈夫だから!僕だって死にたくないよ!ちゃんと僕が実験しなくてもいい方法考えてるから!』
なんども絶対しないって伝えて実験内容も話して家から出てきた。
本当はみんな着いてきたいんだけど即死だから横に居られるのもマズいんだよね。
エリア外まで即死魔法は飛んでこないんだけどそれでも不安だ。
1人で91階層にやってきた。
『”半円結界”』からの……
うりゃっ!!ジャラっ……
……ワフ?
実験③
付与アイテムの効果を疑似生命体で実験する。
ファントムは生命感知付自動掃除機。
だから僕がいる時は僕の方に向いている。
でも、僕が意図的に疑似生命体を氷雪から守る。
素早く付与アイテムを装備させる。
じゃあ自動的にファントムは疑似生命体に向けて即死魔法を打つはずだ。
ちょうどいい所にグレイシャルウルフが居た。
暗黒無効とか神聖無効とか即死に影響ありそうな要らんスキル覚えてないからあいつが一番実験に使えるな。
「…………」
ドシュウ……モヤモヤ~
「ワフ?」
おお!いいぞ!?
ちゃんと暗黒無効で即死が防げてるッ!
モヤモヤに包まれてるけど死んでないっ!
ソフィア様に聞いてみたらここの疑似生命体って疑似魂ってのが入ってるんだって。
ぷちクロとは少し違うらしいの。
だから暗黒無効では攻撃は防げないらしいよ。
ちゃんと即死無効を付与したミスリルのチェーンを首にひっかけてきたんだ。
パアァァァァァアァァンッ!バタッ……。
『あ……』
ミスリルのチェーンはじけ飛んじゃった……。
やっぱしっかり付与アイテムにも耐久値はあるよなぁ。
即死魔法に耐えられなかったのか……。
でもはじけ飛んだってことはちゃんと抵抗したんだよ。
要するにちゃんと即死無効効果はあったと。
ただ、付与アイテム自体が耐えられなかっただけの話だ。
でも1分程は持ったな?
これなら抵抗値高そうな素材を探すんじゃなくて沢山アイテム装備してもらうほうがいいな。
壊れる度に新しいアイテムを装備するって感じにすればいいよ。
実験も終わったし、帰ってみんなの装備に即死無効付与するか。
・
・
・
家に帰ってきたらみんなが不安そうな顔でリビングで待っていた。
実験したら直ぐに帰ってくるって約束だったんだ。
「大丈夫でしたか!?」(ペタペタペタ)
家に付いたらみんな飛びついてきた。
そしてエステルが体をペタペタさわっている。
『大丈夫だって!僕で実験してないからね?ちゃんと約束は守るよ……』
「さて、どうかのぉ~?クロムはその辺の信用は全くないのじゃ」
「……うん」『すぐむちゃするもん~!』
『……ま、まぁとりあえず実験結果の説明するよ!』
…………
『ってことなんだ!だから皆の装備に即死無効付けるね!』
「絶対いやですっ!指輪壊れちゃうじゃないですか!!」
「……やだ。……ピアス気に入ってる」
「せっかく誕生日にもらったのじゃ……」
『いやっ!クラムのかいがらこわれちゃう~!』
『あの、念の為にですね……』
『「「「いやっ!!」」」』
『えぇ…………』
『……………』
………。
マジで即死魔法打ってこない……
しかもあのファントム即死魔法1点特化してるのかそれしかしてこないんだよなぁ。
これもう駆け抜けられるのでは……
いや、こういうのは油断が禁物なんだ。
大体今だッって思った瞬間に打ってくるんだ。
ひょっとしたら僕の隙を狙ってるのかもしれないもんな。
ドシュウ……バタッ
『はぁ……。やっと倒してくれた。一発一発に10分くらい間隔あるぞ……。最初はガンガン打ってきたんだけどなぁ……』
[特訓18日目]
即死無効はまだまだ覚えない……
というか、あれからファントムはどんどん即死魔法を使わなくなっている。
91階層に行っているぷちクロ軍団はぶっちゃけ暇だ。
「…………」
ぷちクロD
『”電磁砲ッ!”』(シュッ)
ぷちクロF
『そうはいくかッ!”蒼氷牢獄”ッ』(バァァァン)
バタッ……
同じステータス同士の電磁砲を止めるのってなかなか難しいなぁ。
これ魔法使ってるけど9割物理ダメージだからさ。
蒼氷使ってるとか関係ないんだ。
僕って魔法の防御力より魔法攻撃力の方が高めだからさ?
同じ魔力を使った魔法だとどうしても攻撃が上回りがちだ。
今はぷちクロ同士がファントムの目の前で訓練している。
だって時間勿体ないんだもん。
それに、これやってるとフィジカル面のステータスの伸びが凄くいいんだよ。
今まではダメージを喰らわないことを前提にトレーニングしてきた。
ぷちクロ同士で倒し合いすると今までよりかなり伸びがよくなったの。
やっぱちゃんとダメージを負う訓練ってすべきだな。
もう臨死には慣れ切った。
ちょっとくらい即死無効のレベル加算にならないかなぁ。
僕も魂攻撃とか出来ればいいんだけどなぁ。
訓練しながら待ってるから即死打ってくるならいつでも勝手に打ってきてほしい。
「…………」
はぁ……。
はよ、倒してくれ……
[特訓19日目]
本体は溶岩階層と暗黒階層を行ったり来たりしながら光と闇の修行を相も変わらず続けている。
家族みんなの魔力効率が良くなるし、一石二鳥なんだ。
極光と深淵を使いまくってる感じだね。
おかげで家族各々が覚えられる創造魔法はすぐ覚えることが出来た。
『あびす~!からの~かおす~!!』
『おお、敵が軒並み居なくなった』
クラムの混沌はかなり毒寄りになるなぁ。
これって創造魔法だから毒無効すらぶっちぎるんだよ。
クラムの混沌はめちゃくちゃ怖いなぁ……
『このまほうつよい~!でもお外でつかえないねぇ~。めちゃくちゃになっちゃう~』
『あ、そうだ。ダンジョン外の魔法も消せるようになったはず……』
≪えぇ、もうやってあるわよ?≫
ソフィア様がもう星のアップデートを終えてくれているらしい。
外で大きな魔法を使うことないから忘れてたよ。
「そうなのですか!?」
あ、説明忘れてた。
『僕がソフィア様の使徒やる事になった理由の1つ。沢山エネルギーを稼げば僕らが魔法使っても星を壊れにくくしてくれるんだって。あと僕等が使う魔法に関してはダンジョンと同じように魔力消せば消えるようにしてくれたの。それにエネルギーが沢山必要なんだよ』
「ではクロムさんは家族皆の為に働いてるんですね……」
「クロム……そういうことは先に言うのじゃ……」
『いや、ごめん、単純に言うの忘れてた』
その後、神様の使徒になった経緯をみんなに話した。
みんなも自分の事だしエネルギー貯蓄を手伝いたいって言ってくれたんだ。
『ソフィア様~!みんなにもエネルギー回収手伝ってもらってもいいの?』
≪いいわよ?手伝うというより誰が稼いでも星のエネルギーになるから一緒よ。単純にあなたの家族たちも私達と話しやすくなるだけだわ?私から直接指令を出せるのがクロムくんだけって話よ≫
そういえばそうか。
別に誰が稼いだのが誰の分とかないか……
結果行きつく先は全部一緒だもんな。
「……じゃあ、手分けした方がいい」
「ですね?皆でやって自由時間増やす方がいいですよ」
「そうじゃの?暗黒階層なら安全じゃし、我が運ぶのじゃ?」
結果。
みんながダンジョンの魔物を一掃するスピードが上がった。
今までは基本1階層で交互にやってたって感じだったんだけどね。
ちゃんとダンジョンの魔物を沢山倒すって目標で動くようになった感じだ。
『じゃあクラムはおばあちゃんと82かいにいってくるね~?』
『転移魔石を適当な場所に隠してきなよ?往復しんどいでしょ?』
『ありがとパパ~!』
ダンジョン内と外の移動は出来ないけどダンジョン内同士での転移魔石は使えるんだ。
クラムの毒沼も他の階層に行っても消えなかったしね。
だから色んな階層に転移魔石を置きまくってくることにした。
[特訓24日目]
ドシュウ…………
『あれ……?死んでない?』
≪ ギフト【魂攻撃無効】を取得しました ≫
≪ ギフト【即死無効】を取得しました ≫
『やったああああああああああああああ!!!やっと取れた……。長かったよぉぉぉ……』
もう諦めようかと思ったっ!
全然即死魔法打ってきてくれないしさ……
今30分に1回くらいになっちゃってるんだよ!?
最初の効率だったら10日くらいあれば取れてたはずなのに……
≪本当に取ったのね……。考えられないわ……≫
最近ソフィア様は割と気軽に通信してくるようになった。
一言二言の時には神界に行くことはないけどね?
単純に頭の中に声が聞こえてくる感じだ。
『取るよ!僕は取るって言ったら取らないと気が済まないの!』
さって、じゃあ実験を開始するか……。
実験①
暗黒無効でぷちクロは死なないか。
まずぷちクロには魂が入っていない。
要するに暗黒無効さえあれば即死魔法は効かない。
これに関しては知ってた。
ただ即死無効取らないといけないから任意でオフにしてたんだよ。
まぁ計算通り暗黒無効でぷちクロは問題は無かった。
で、次。
実験②
暗黒無効をオフにして即死無効……
まぁこれも問題なかった。
即死無効って暗黒無効の上位互換みたいなもんでしょ?
最初テンパって気付かなかったんだけどさ?
よく見ると即死魔法使われると黒いモヤモヤに体が一瞬包まれるの。
それにずっと入り続けてたんだけど特に何もなかった。
大丈夫そうだ。
『ってか魂攻撃無効ってなんだろ?即死無効と違うの?』
≪”即死無効”は”魂攻撃無効”と”暗黒無効”の効果がどちらも入ってるのよ。”不死”に関してはそれらスキルとは格が違うから別扱いですし。君が既に暗黒無効をとっちゃってるから魂攻撃無効だけ別途取得したって感じじゃない?自動システムの判断ははっきりわからないけどね≫
ふ~ん?
まぁ深く考えなくてもいっか。
貰っとけるもん貰っといて損はないな。
[特訓25日目]
今日は即死無効付与アイテムの実験。
適当なミスリルチェーンに即死無効を付与してみた。
まぁこれは可能だった。よかった。
「絶対自分で実験しちゃダメですよ!」
『パパ絶対ダメだよ~!?やくそくね~!?』
僕は無茶しないって部分に関しての信頼感は全くないらしい。
朝、家に帰って実験用の付与アイテムを作ってたらみんなからめちゃくちゃ注意された。
『ほんと大丈夫だから!僕だって死にたくないよ!ちゃんと僕が実験しなくてもいい方法考えてるから!』
なんども絶対しないって伝えて実験内容も話して家から出てきた。
本当はみんな着いてきたいんだけど即死だから横に居られるのもマズいんだよね。
エリア外まで即死魔法は飛んでこないんだけどそれでも不安だ。
1人で91階層にやってきた。
『”半円結界”』からの……
うりゃっ!!ジャラっ……
……ワフ?
実験③
付与アイテムの効果を疑似生命体で実験する。
ファントムは生命感知付自動掃除機。
だから僕がいる時は僕の方に向いている。
でも、僕が意図的に疑似生命体を氷雪から守る。
素早く付与アイテムを装備させる。
じゃあ自動的にファントムは疑似生命体に向けて即死魔法を打つはずだ。
ちょうどいい所にグレイシャルウルフが居た。
暗黒無効とか神聖無効とか即死に影響ありそうな要らんスキル覚えてないからあいつが一番実験に使えるな。
「…………」
ドシュウ……モヤモヤ~
「ワフ?」
おお!いいぞ!?
ちゃんと暗黒無効で即死が防げてるッ!
モヤモヤに包まれてるけど死んでないっ!
ソフィア様に聞いてみたらここの疑似生命体って疑似魂ってのが入ってるんだって。
ぷちクロとは少し違うらしいの。
だから暗黒無効では攻撃は防げないらしいよ。
ちゃんと即死無効を付与したミスリルのチェーンを首にひっかけてきたんだ。
パアァァァァァアァァンッ!バタッ……。
『あ……』
ミスリルのチェーンはじけ飛んじゃった……。
やっぱしっかり付与アイテムにも耐久値はあるよなぁ。
即死魔法に耐えられなかったのか……。
でもはじけ飛んだってことはちゃんと抵抗したんだよ。
要するにちゃんと即死無効効果はあったと。
ただ、付与アイテム自体が耐えられなかっただけの話だ。
でも1分程は持ったな?
これなら抵抗値高そうな素材を探すんじゃなくて沢山アイテム装備してもらうほうがいいな。
壊れる度に新しいアイテムを装備するって感じにすればいいよ。
実験も終わったし、帰ってみんなの装備に即死無効付与するか。
・
・
・
家に帰ってきたらみんなが不安そうな顔でリビングで待っていた。
実験したら直ぐに帰ってくるって約束だったんだ。
「大丈夫でしたか!?」(ペタペタペタ)
家に付いたらみんな飛びついてきた。
そしてエステルが体をペタペタさわっている。
『大丈夫だって!僕で実験してないからね?ちゃんと約束は守るよ……』
「さて、どうかのぉ~?クロムはその辺の信用は全くないのじゃ」
「……うん」『すぐむちゃするもん~!』
『……ま、まぁとりあえず実験結果の説明するよ!』
…………
『ってことなんだ!だから皆の装備に即死無効付けるね!』
「絶対いやですっ!指輪壊れちゃうじゃないですか!!」
「……やだ。……ピアス気に入ってる」
「せっかく誕生日にもらったのじゃ……」
『いやっ!クラムのかいがらこわれちゃう~!』
『あの、念の為にですね……』
『「「「いやっ!!」」」』
『えぇ…………』
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それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
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