【R18】猫山くんと犬井くん

まめこ

文字の大きさ
上 下
22 / 63
猫山くんの災難(風呂/お清め/結腸/スロセ)

ほんとにだいじょうぶ?

しおりを挟む
猫山が閉店後の片付けをしていると、犬井がカフェのドアを開けた。スーツ姿のままで疲れた顔をしている。

猫山があっとドアの方を見る。東雲がカウンターから犬井に近付いた。

「犬井君。久しぶり」
「東雲さん、お久しぶりです。猫山がお世話になっています」
「いえいえ、こちらこそ。またお店に来てよ」
「はい。ありがとうございます」

猫山は犬井と東雲の様子をやきもきしながら見つめる。と、東雲が猫山が持っていた布巾に触れた。

「後は俺がやっとくから、もう帰っていいよ?」
「すぐ終わるので。いぬ、あと5分くらい待ってくれる?」
「そう?ありがとうね」
「ゆっくりで構わないよ」

猫山が急いでテーブルの片付けを終え、バックヤードから荷物持って出てくる。

「気をつけて帰ってね」

東雲が手を振り、猫山と犬井を見送ってくれた。

街灯の少ない夜道を二人で手を繋いで歩く。

「残業だったの?」
「少しな」
「来なくていいのに」

猫山が口を尖らせる。犬井がぎゅうっと猫山の手の平を握る指に力を込める。

「いたいよ、」
「今日は大丈夫だったか?」
「うん、今日も来てたけど、何もされてないよ」
「そっか。よかった」

犬井が立ち止まり、猫山を抱き寄せる。

「えっ」

猫山がはっと顔を上げると、月の光に犬井の顔が照らされている。真剣な表情に緊張して息を呑む。気づけば近づいてきた犬井にキスをされていた。

「ん……ぅ……♡」
「はぁ、ねこ……」

犬井に体を包み込むように抱きしめられ、猫山は足をつま先立ちにしながら一生懸命キスに答えた。キスの合間に漏れる熱っぽい声にくらくらとする。

犬井は猫山の背後を鋭い眼光で睨みつける。と、暗闇の中、二人を隠れて尾行していたスーツ姿の男が遠くへ走り去って行った。確認した犬井がそっと唇を離す。

「はあっ、いぬ?どうしたの?」
「いや、なんでもない。かえろ?」
「うん」

二人手を繋ぎまた歩き出した。



「あっ、あん、……んぅ♡」

帰宅し一緒に風呂に入ることにした。湯船の中で抱き合いながら、猫山が犬井のペニスを受け入れている。

「いぬっ、はあっ、ぁ♡」
「ねこ♡きもちい?」
「うん、あっ、ぁ……」
「んっ、じょうず♡そのままきもちいとこ当ててみて?」
「う、ん、ああっ、はぁん……」

二人びくびくと腰を震わせ、同時に達する。猫山が犬井の胸の中で息をしながら、指をぎゅっと絡めた。

「ねえ、いぬ、何か怒ってる?」
「どうして?」
「帰り道からずっと怖い顔してた気がして、って、あっ」

犬井が腰を揺すり始め、猫山が大きく喘ぐ。

「ねこも俺と店長さんが話してるとき、ムッとしてなかった?」
「ムッ」
「顔に出てる。かーわい♡」
「やっ!ちくび、さわるなぁ♡」
「前も言ってたけど、元々会社の先輩だったってだけだからな?」
「わ、かってるよ、あっ、あ」

犬井が猫山の乳首を指でつねる。同時にペニスを揺すり大きく成長させていく。

「ひゃんっ、またおっきくなったあ」
「はは、なっちゃった♡またきもちくさせて?」
「あんっ、いい、けどぉ……あちゅい……♡」
「ねーこ♡かわいい♡だいすき♡」
「あ、いぬ、しゅき、しゅきぃ……♡」

(はぐらかされた?)

思いながらも、猫山は押し寄せる快楽に抗えず、ぐすぐずに喘いでしまうのだった。

♡♡♡♡♡




しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

婚約破棄されたけど前世が伝説の魔法使いだったので楽勝です

sai
ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,810pt お気に入り:4,186

幸せの温度

BL / 完結 24h.ポイント:71pt お気に入り:593

攻略対象5の俺が攻略対象1の婚約者になってました

BL / 完結 24h.ポイント:1,221pt お気に入り:2,625

鉱夫剣を持つ 〜ツルハシ振ってたら人類最強の肉体を手に入れていた〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,087pt お気に入り:160

仲良しな天然双子は、王族に転生しても仲良しで最強です♪

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:688pt お気に入り:305

処理中です...