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今思えば?子供の頃の👦👧楽しいと感じる基準って微妙だと思う。

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バラバラバラ…
バラバラバラバラ…
バラバラバラバラバラ


    遥か…上空を飛ぶ
小型の…プロペラ機が


バラバラバラ
バラバラバラバラ…
バラバラバラバラバラ

 
    プロペラが
回転する際にでる
大きな音をはるか下の
地上にまで届けるが如く
青い空を悠然と飛ぶ小型機。


バラバラバラ
バラバラバラバラ…
バラバラバラバラバラ


    プロペラの回る
その“騒音”が耳ざとい
子ども達の耳に届き👦👧
その存在を知らしめる!?


    そして…その
プロペラ機は大量に
“あるもの”をばら撒くのだ
(うわぁおっ😲)


    ゆっくりと地上を
目指して落ちてくるもの?


あれは一体何なのか?
ちっちゃな 可愛い~
あるモノが落ちてくる♡
遥か彼方から落ちてくる。


    地上を目指し♡
ユラユラと揺れながら
ゆっくりと落ちてくるのは


    笠の部分が
紅白になったもの凄く
派手派手しいパラシュート
(落下傘)なのである!?


    ウル◯ラQで
よ~くご存じの方も
ウ◯トラQって何なんだ!
知らないな?って方も😅


    この時代では
飛行機自体が珍しく♪
プロペラ機を操縦する為の
操縦技術を修得し、飛行機の
操縦が出来る人は✨尊敬の的✨
でしたね。そして…


    この頃にまだまだ
珍しい小型のプロペラ機を
使って…広告を重しとした♡
落下傘を空から大量に無頓着に
ばら撒いていたのです。
そして…誰しも…そのことを
気にもしない。( ̄∇ ̄)アハハッ♪


    空から…無造作に
広告を大量にバラまく💦
大らかな、あまり物事を
小難しく捉えない😁人々が
おおように生きて居る時代の
楽しい風物詩でした。


    今ならば社会問題に
なりそうな宣伝活動ですな。

    ラジオ放送はあっても
視覚には“訴えられない”
じゃあ!大量にビラを空から
まいちゃえば良くねっ♪と
考えた誰かが居たのでしょうね。


    今でこそテレビは一家に
一台以上のお家が普通ですが
テレビの普及率が少なかった
この時代…派手に空からビラを
撒く宣伝活動は、視覚効果と
凄くお高くつく“プロペラ機”を
使うことで羽振りの良さも提示
したかったのかもしれません(笑)


    のどかな時代の…
時間がゆっくり流れていた
“昭和初期”の、懐かし~い
エピソードでした(あははっ)


    えっっ!子ども達は
何処に行ったのかですか?
あっ忘れていましたね。


    空からのプレゼント?を
追いかけまくり大量にGET!
そして…お家に持って帰った模様。利用価値は…多分無いと思われます。広告は一枚有れば充分ですからね。


    遥か上空から地上に向けて
ばら撒かれ、風に乗るからこその徒花の落下傘!?ビルの屋上から下に落としても傘が開くハズもなし…。

    遥か上空から地上に
落ちてくるパラシュート
(落下傘)を拾うまでが子供達の
遊びなのだから。( ̄∇ ̄)

    私めは…醒めた目で
それを見ている様な可愛げの
欠片も無いガキでした。


    パラシュート(落下傘)はね
最終的にはゴミ箱へ行く哀しい
運命ですね。🙍

                         ↓



               💠  💠  💠


    子ども達が落下傘が
落ちてくる場所を特定する為に
空を見上げ…どこに落ちてくるのか確認しながら…


「きゃあ♪きゃあ♪」


    連なって走り回り…
危なくは、ないのかですか?
それならば大丈夫なのですよ!

    昭和初期のこの頃は
自家用車を所有している方は少ないですからね。道路だって舗装をされていない土のまんま。
    雨が降れば大小様々な水たまりが沢山出来るのです。


    更には子ども達が空を見上げながらチョコマカと右へ左へと無我夢中になって“落下傘”を追いかけて走り回り拾っている場所は…空き地なのですよ。ただっぴろい( ´艸`)

    
    今では見られなくなった
箒草や、名も知らぬ雑草の生い茂る広っぱには、子供に危険なものは何も無い。たまに転んで膝をすりむく位かな…すり傷位なら赤チンを塗ってしまえば大丈夫!(笑)

    道路に自動車は殆ど走ってはいない。ただっぴろい空き地が至る所にある頃の子供達の遊びでございます。🌱🐥








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