世には、不思議が満ちている。

楽しい夏休み♪ ② 🌿

    木登りの😃一番の楽しみ
それは…登った樹の高みから
遥か彼方を見下ろし、日常生活とはかけ離れた非日常に浸れる
征服感に近い開放感かもしれない。
  

    今日も彼方で…
子供達の騒ぐ楽しそうな
声が聞こえる。一体なにを
しているのやら…まあね！？
やらかしてナンボの子供達の
遊び♪ｺｿｺｿと😁何をヤラカシているのか覗いてみるか。


    案の定といいますか
当然というか😅この騒ぎの
中心は…たっちゃんであった！
“やはり”お前かぁ～脱力感が～
    夏休みの宿題はどうなった？
諦めたのか、やり遂げたものか知りたいような…知りたくないような。(゜ロ゜;)知らない方が幸せかもしれん。


    どうやら😃たっちゃんは
ぶっとい枝ぶりの良い樹の枝に
ブランコを拵え…更にその上に
秘密基地を作りたいみたいだ！

    男の子の憧れ…秘密基地！
しかしねぇ誰の目にも丸見えの
場所にあるものを“秘密基地”とは言えんと思うのだがね。
    その存在を、忍ばせてこその
秘密基地！彼のオツムは大丈夫なのだろうか…。


    馬鹿と◯◯は、高い所に
登りたい多分これだろう。
合わせて…伊賀の◯丸とか
忍者部隊◯光とかの影響か？
    秘密基地を拵え、忍者部隊を
結成して“格好よく”隊長か(笑)
指揮官をやりたいのだろう。
…しかしだな忍者部隊は良いと
しても“秘密基地”はナシだろうな多分(´-ω-｀)


    如何に大らかな時代で
あろうとも“危険な遊び”や
“命の危機”のある物事には
常日頃から目を光らせている
おばちゃんや、おっちゃん達が
近所に居るのがこの時代の良いところ。


    次の日には、樹の上に
作られた秘密基地はおろか
ブランコまでもが消え去って
おりました。まあね😃ﾊﾊﾊｯ

    当然といいますか樹の枝と
枝に渡されて組まれた廃材の板はぐらぐらとして危ないうえにブランコのロープも強度が怪しかった！撤去されて…当然の物でありました。


斯くしてたっちゃんの
野望(夢)は…大人達の理解を
得られずに潰えたのであった。


    隣近所の人と人との
“繋がりが”まだまだ健在で
井戸端会議のお母ちゃん達が
情報交換をしながら、町内会の
みんなで子供達の成長を見守っていた時代のありふれた日常でございます。

    たっちゃんは忍者部隊の
結成はした模様。そのお話は
いずれまた。