ephemeral house -エフェメラルハウス-

れあちあ

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高校時代 〜結衣side〜

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夏休み


なんて平穏な日々なんだろう………


そんなこと言ってみたかったなって思うくらい忙しい!!!

バイト、セナと電話、バイト、セナと電話

課題する時間が電話に変わっただけ……


でも今日は休みだからのんびり一日を過ごせるな~とか考えていたらスマホの通知音が鳴った


『おはよ~』


セナだ

別名疫病神

『おまえ毎日よく飽きずに連絡してくるな』

引くぐらいの速さで既読がつく

『いいじゃん、ゆいちゃんと話したいから』

それはもう恋だよセナくん

『おまえ今日休みだろ?電話でろ』

『いや、流石にこんな朝から1日中電話は嫌だよ?』

『任せろおれ昼からバイトだから』


コールが鳴る


「もっし~ゆいちゃんおはよ~」

「おまえ声ガラッガラだよ」

「だって今起きたもん」

こいつは本物のアホだ

「とりあえず水飲め聞き取りづらい」


電話の向こうでカチッと音が聞こえる

「セナ?お前まさか……」

「え、どうしたの」

「まさか……おまえタバコ吸ってる?」

「え?そうだけど」

この男…………

「学校にバレたらどうするの」

「去年1回バレた」

「そんな前から吸ってるの?」

「中2の時から」

セナってなんか周りと違うとは思ってたけど

やっぱり私の苦手な人種だ…………

「あ、てかさ」

「なに」

少し不機嫌な私を放ってセナが話始める

「ゆい明日はバイト?」

「違うよ、久々の3連休」

「まじ?じゃあ今日おれバイト終わったら迎えいくわ」








はい?







「いや、何の話?」

「暇だろ?迎えいくから22時におわったら連絡するわ」

「いやだから….」

「じゃ、またあとで!」




切られた……………




いや、マジでなんなの?

この男は人の都合って物を知らないのか?
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