ephemeral house -エフェメラルハウス-

れあちあ

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高校時代 〜結衣side〜

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言い訳をするつもりは無いし

受け入れたのは私だ。

でも自分自身に言い訳をしたい

私はずっと、1人で寂しかったんだと思う

自分から1人になっていたのにおかしいよね

でも寂しかったんだ

今までは我慢できてたと思う

でも……………

あの眠る寸前に感じた人の温もり

あれをまた味わいたかったんだと思う。

きっとレンがずっと一緒に居てくれたんだ







「抵抗しねえのな」





私を抱きながら耳元で囁くレン

ハルの部屋でハルの好きな人に抱かれる事にかなりの罪悪感を感じる

その罪悪感が私の理性を余計に壊す

レンから貰うキスに愛は全く感じない

それでも彼の中で気をつけているのか
キスを落とし目線をちゃんと合わせてくる

体目当てで抱く彼なりのケアなんだろう

多分今までの女の子達はそれをしないと不安がったり嫌がったりしたんだろう。

それが少し嬉しかったりするのが自分は"女"なんだなって実感させられる

寂しさを紛らわすために温もりを求めて男に抱かれ些細なことで喜びを感じるそういう生き物

「……イきそう」

ベッドの軋む音だけが響いていた部屋で
レンが弱々しい声で言う

「ごめん、イクっ…」

ちゃんとゴムはしていたみたいで安心する

果てたレンがぐったりと私に体重をかけて
その余韻に浸っている

好きな人だったらそんな姿も愛おしく感じるのかな?

いつからだろう

一通りの事を終えて欲望を満たした男の姿が気持ち悪く感じるようになったのは。

レンも例外ではなく少し嫌悪感を抱く

ただそれと同時に私も少し満たされていた気がする



服を着てレンはタバコを吸いに外に出る

あ、終わったらケアはしないんだ

「………何やってんだろ私」

罪悪感、虚しさ、寂しさ

一気に自己嫌悪を感じる

そしてまた睡魔に襲われ意識を手放し夢の中




さっき見た夢と同じ人が出てきた

その人は眠る私の頭に手を起きながら私に言う

「なんだよその顔」

チッと舌打ちをして言った彼の顔はぼんやりとしてハッキリとはわからない

でも、思い出せないけどその人はとても苦しそうな表情を浮かべてた気がする

まるであの歌を口ずさむ"あいつ"のように………
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