ephemeral house -エフェメラルハウス-

れあちあ

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新学期

8

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あの日以来、セナは学校に来なくなった

「初音、何があったのか知らねえけど、あいつに来いって言っとけよ」

私たちを親密な関係と勘違いしてる担任が
いつもの面倒くさそうな表情で言う。

「それ先生の役目でしょ?」

「めんどくせぇ」

………アンタが1番めんどくせぇよ

「連絡は返さねえし保護者に連絡するのはめんどくせぇし」

「すればいいじゃないですか」

「いや、めんどくせぇ。てかウチは単位制だからあいつの自己責任って事で。」

じゃあ、楽しい土日を~って呟いて歩いていった担任の山口を見送り私も帰宅路に着く。

でも、ホントになんでいきなり学校来なくなったんだろ…

それこそ頻度は減ったにしても今でも電話はするけど全然元気そうだし
クラスの子達も来てない事を気にしてて
みんなとせながトラブったとも思えない。

ホントにただサボってるだけとか?

でも、一学期はそれこそ毎日来てた

……なにがあったの?













あっという間に家に着き、誰もいない部屋で1人いつも通り過ごす。

時計に目をやると、時刻は23時を指す所だ。

多分そろそろせなのバイトが終わる頃だな~と考えてるとスマホから通知音が鳴る

目をやるとメッセージがきてた

『ゆい、今から行くから支度しといて』

ホントに強引だなぁ。

『少しだけ時間ちょうだい』

そう返信するとすぐにつく既読

『あぁ、少しだけな。』

沸点は低いし怒ると怖いけど、でも……

『わかってるよ~、待っててね。優くん。』

この人は私に特別をくれる。

私には彼氏が出来た。
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