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4-156.引っ越し
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「…ってことで明日引っ越す」
皆がそろった夕食の席で俺は家が完成したことを報告してからそう伝えた
「明日って急だな?」
「シア行っちゃうの?」
父さんが苦笑交じりに言う横でケインが泣きそうな顔をする
「ああ。でも歩いて20分くらいの場所だからいつでも会える」
「本当?」
「本当だ。いつでも来ていいし、マリク達みたいに皆が集まる時はこっちに来るから」
そう返すと少し落ち着いた顔をする
隣町に行ってからの8か月ほどで大分安定したように見える
相変わらず甘えん坊ではあるけれど
「あと、次の休みに家のお披露目」
「行っていいの?」
「むしろ集まってくれ」
シャノンの言葉にそう返すとチビ達がはしゃぎだす
「シアとサラサの合作となるとちょっと怖いな?」
「ちょっとレイ?」
「サラサちゃん、残念ながら私もレイの意見に賛成だわ」
「ナターシャさんまで…」
母さんがうなだれた
「規格外の相乗効果がどうなったか…確かに楽しみな反面怖いわな」
トドメとばかりにカルムさんが言う
「…そう言われるならもっと頑張った方が良かったのか?」
思わずつぶやくと辺りが静まり返った
「え?」
皆を見るとジト目でこっちを見ていた
「何?」
「シアは自嘲したくらいがちょうどいいわよ?」
メリッサさんの言葉に皆がウンウンと頷く
ちょっと酷くないか?
「まぁ、次の休みになりゃ分かるんだ。今は想像して楽しむとしよう」
アランさんの言葉に皆も諦めたように頷いた
おかげでチビ達からの質問攻めにあった
翌日、朝食を食べてから俺達は引っ越しを開始する
と言っても荷物はインベントリにしまったから手ぶらだけど
「じゃぁ気をつけてね」
「次の休みを楽しみにしてるね!」
「ああ」
「休みまでしばらくゆっくりするんでしょう?」
「そのつもり。何かあったら母さんのくれた魔道具で知らせてくれ。時々確認するから」
旅の時に貰った通信用の魔道具は今も俺が持っている
別荘にいる時も何度か母さんはそれで連絡してきてたから何も変わらない
「分かったわ。そっちでも何かあったら知らせなさいよ」
「了解」
皆に見送られて俺達は家に向かった
「道も随分整えたのね?」
レティは山に入ってすぐ驚いたようにキョロキョロしていた
結界を過ぎて少ししたあたりからランダムストーンの石畳を引いてある
これは雨の日でも歩きやすいようにしたものだ
チビ達が来たとき用に途中休めるベンチも数か所に置いてある
これは急に雨が降ってきたときの雨宿りが出来る場所を兼ねて東屋にしてみた
「ちびちゃんたちが喜びそう」
「だろ?チビ達の休憩所兼急な雨の時の雨宿り用だな」
東屋の周りには手に入りやすい薬草と甘い蜜を取れる花を移植してある
雨宿り中の小腹やのどの渇きを満たすこともできるし、多少の暇つぶしくらいにはなるだろう
皆がそろった夕食の席で俺は家が完成したことを報告してからそう伝えた
「明日って急だな?」
「シア行っちゃうの?」
父さんが苦笑交じりに言う横でケインが泣きそうな顔をする
「ああ。でも歩いて20分くらいの場所だからいつでも会える」
「本当?」
「本当だ。いつでも来ていいし、マリク達みたいに皆が集まる時はこっちに来るから」
そう返すと少し落ち着いた顔をする
隣町に行ってからの8か月ほどで大分安定したように見える
相変わらず甘えん坊ではあるけれど
「あと、次の休みに家のお披露目」
「行っていいの?」
「むしろ集まってくれ」
シャノンの言葉にそう返すとチビ達がはしゃぎだす
「シアとサラサの合作となるとちょっと怖いな?」
「ちょっとレイ?」
「サラサちゃん、残念ながら私もレイの意見に賛成だわ」
「ナターシャさんまで…」
母さんがうなだれた
「規格外の相乗効果がどうなったか…確かに楽しみな反面怖いわな」
トドメとばかりにカルムさんが言う
「…そう言われるならもっと頑張った方が良かったのか?」
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「え?」
皆を見るとジト目でこっちを見ていた
「何?」
「シアは自嘲したくらいがちょうどいいわよ?」
メリッサさんの言葉に皆がウンウンと頷く
ちょっと酷くないか?
「まぁ、次の休みになりゃ分かるんだ。今は想像して楽しむとしよう」
アランさんの言葉に皆も諦めたように頷いた
おかげでチビ達からの質問攻めにあった
翌日、朝食を食べてから俺達は引っ越しを開始する
と言っても荷物はインベントリにしまったから手ぶらだけど
「じゃぁ気をつけてね」
「次の休みを楽しみにしてるね!」
「ああ」
「休みまでしばらくゆっくりするんでしょう?」
「そのつもり。何かあったら母さんのくれた魔道具で知らせてくれ。時々確認するから」
旅の時に貰った通信用の魔道具は今も俺が持っている
別荘にいる時も何度か母さんはそれで連絡してきてたから何も変わらない
「分かったわ。そっちでも何かあったら知らせなさいよ」
「了解」
皆に見送られて俺達は家に向かった
「道も随分整えたのね?」
レティは山に入ってすぐ驚いたようにキョロキョロしていた
結界を過ぎて少ししたあたりからランダムストーンの石畳を引いてある
これは雨の日でも歩きやすいようにしたものだ
チビ達が来たとき用に途中休めるベンチも数か所に置いてある
これは急に雨が降ってきたときの雨宿りが出来る場所を兼ねて東屋にしてみた
「ちびちゃんたちが喜びそう」
「だろ?チビ達の休憩所兼急な雨の時の雨宿り用だな」
東屋の周りには手に入りやすい薬草と甘い蜜を取れる花を移植してある
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